JPH04226210A - ばら売り商品の搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、ばら売り商品、例えば
、ソーセージや類似の製品を駆動可能なエンドレス搬送
ベルトを用いて引渡し場所に搬送するための装置に関す
るものである。

【０００２】

【従来の技術】このような搬送装置で搬送されるべきば
ら売り商品が常に搬送ベルト上にあることを保証するた
めに、当該ベルトには、時として、一方のあるいは両方
の長手方向サイド上に限定部が備えられている。そのた
めに、搬送ベルトのすぐ横に、または上方に、その長手
方向に延在し垂直方向に向いたプレートが装着されてい
る。当該プレートが定置されているので、当該プレート
によって、送られたばら売り商品が横に搬出することは
確実に防止されるけれども、当該ばら売り商品はしばし
ばプレートに沿って引きずられるように移動する。この
ことは、たいてい、とりわけ例えば、ソーセージのよう
にあまり丈夫でないカバーがなされているばら売り商品
の場合、損傷のもととなる。使用不能の不良品のことの
他に、膨大で時間のかかる清掃作業が必要で、その結果
、その場合に、運転を中断することも避けられない。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】それゆえ、本発明の課
題は、冒頭に記載の様式の、ばら売り商品の搬送のため
の装置を改良して、極めてデリケートなばら売り商品で
も確実に搬送され、その際、これらばら売り商品が搬送
ベルトからわきへそれることなく、また横の限定部への
当接に際して損なわれることがないようにすることにあ
る。もっと正確に言うと、多大な構成費用なしに、搬送
の際の搬送ベルト上のばら売り商品と横の限定部との間
で、相対的な動きが発生せず、その結果、例えば、相対
的な動きがあったならば生じるであろう製品カバーの引
き裂かれる事態がほぼ排除されることとなる。更に、ば
ら売り商品がその搬送中に既に振り分けられ、安定して
搬送ベルトに後続した装置に供給されることが可能とな
る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明にしたがい、当該
課題は、搬送ベルトの長手方向サイドの一方又は両方に
、それぞれこれに対して軸垂直に取り付け、当該搬送ベ
ルトに同期してその送り方向に駆動可能なエンドレス案
内ベルトを備えることによって解決される。

【０００５】この際さらに、案内ベルトが、搬送ベルト
にかぶさるように相互に横に隔たりをもって取り付けら
れた連行カムを有すれば、非常に好適である。

【０００６】更に、案内ベルトにそれぞれ基礎バーが取
り付けられ、これらの内に駆動・案内ローラが支持され
、これらの回りに案内ベルトが巡らされていて、その際
、基礎バーの少なくとも一つが、搬送ベルトの送り方向
に適当に延在する差込斜材を備えるのが、適切である。

【０００７】案内ベルトは、搬送ベルトの基礎面の長さ
にわたって全体的に又は部分的に延在して一貫して又は
分けられて形成され、それぞれエンドレスの歯付きバン
ドからなり、連行カムが、軸垂直に横に張り出して案内
ベルトに固定され、例えば、歯付きバンドに溶接された
プレートによって形成されている。

【０００８】案内ベルトの基礎バーは、搬送ベルトにか
ぶった一個の又は複数のホルダー部材によって、わきに
取り付けられた組立プレートに、好ましくは解除可能に
固定されていること、及び案内ベルトの少なくとも一つ
が、搬送ベルトに対してわきに調整可能に、好ましくは
ホルダー部材に固定されていることもまた適切である。

【０００９】更に、基礎バーの端部領域に支持された案
内ベルトの転向ローラの少なくともそれぞれ一つが、伝
導手段を介して、搬送ベルトの駆動モータと又は別個の
駆動モータと駆動結合しているのがよい。転向ローラの
駆動モータとの駆動結合のために、ホルダー部材の一つ
が、円錐歯車を移動可能に支持した駆動可能な多角形軸
を備え、当該円錐歯車が、転向ローラと直接又は中間部
材を介して駆動結合した円錐歯車と噛みあっているのも
よい。

【００１０】搬送ベルトの有効幅を変更し、それによっ
て送られたばら売り商品を搬送中に場合によって正しく
位置合わせするために、搬送ベルトに取り付けられた案
内ベルトの少なくとも一つが、わきで搬送ベルトに対し
て水平揺動可能にホルダー部材に支持されていることも
、更に合目的的である。

【００１１】基礎バー内に端部領域で、当該基礎バーを
捩じ曲げ可能に支持したブッシュが入れられ、及び当該
ブッシュが搬送ベルトの送り方向で、例えば、ピンによ
って移動可能に、ホルダー部材に固定された湾曲部材内
に吊られているように実施されうる。

【００１２】本発明にしたがうばら売り商品の搬送装置
が、搬送ベルトの長手方向サイドの一方又は両方に、同
時に駆動可能な案内ベルトを装着する場合、相互に距離
をおいて取り付けられた連行カムを備えることができ、
それで、非常にデリケートなばら売り商品も、搬送装置
によって輸送されることが可能となる。外側の案内ベル
トが、搬送ベルトとともに動くので、ばら売り商品が当
該案内ベルトに当たる際、相対的な動き及びそれによっ
て送られた製品のカバーを引き裂くこととなる摩擦が生
じない。ばら売り商品の損傷とそれによって生じる、運
転の中断、搬送装置の清掃並びに使用不能の不良品のよ
うな余波が、それゆえ充分に回避される。提案にしたが
って形成された装置は、それに応じて特にソーセージの
搬送に非常に有利なように設置される。

【００１３】更に、案内ベルトに装着された連行カムに
よって、ばら売り商品は既に搬送中に搬送ベルト上で一
まとめにされ、引き続いての作業及び／又は引き続いて
の搬送のために、予め決められた位置に運ばれる。連行
カムによって、即ち、搬送ベルトは個々の部分に分けら
れ、その中でそれぞればら売り商品のグループが搬送さ
れ、整理される。連行カムは、ばら売り商品を例えば、
引継ぎ場所に供給するために、搬送部位として使用され
ることも可能である。

【００１４】

【実施例】図面に当該発明にしたがう実施例であるばら
売り商品の搬送装置を示し、以下に詳細に説明する。

【００１５】図１に示され符号１で表された装置は、ば
ら売り商品、例えば、ソーセージ製造機から押し出され
て且つ振り分けられ往復部材９によって更に垂直に転送
される一点鎖線で描かれたソーセージ１０を搬送するた
めに用いられるもので、基本的にソーセージ製造機と往
復部材９との間に取り付けられたエンドレスな搬送ベル
ト２からなっている。この搬送ベルトは、組立プレート
５に支持された転向ローラ３と４を介して案内されるよ
うになっている。この場合、搬送ベルト２の上方で、そ
の入口領域に、回転駆動可能な分配器６が取り付けられ
ていて、これによって、送り方向Ｆに輸送されたソーセ
ージ１０が、送り方向に対して横にずらされ、往復部材
９によって軸垂直の状態に引き継がれるようになる。往
復部材９には、そのために、調整シリンダー８によって
調整可能なストッパー７が備えられていて、その結果、
場合によっては、送られたソーセージが、搬送ベルト２
に接続する装置によっても引き継がれ得る。

【００１６】分配器６によって横向きに置かれたソーセ
ージ１０が搬送ベルト２上を搬送する際に当該ベルトか
らわきへ横滑りすることを防止するために、搬送ベルト
２の両側で、同期して転向するエンドレスの案内ベルト
１１と１２によって形成される限定部が備えられる。案
内ベルト１１と１２は、組立プレート５に固定されたホ
ルダー部材３２ないし３３に吊るされた基礎バー１５と
１６のまわりにある。加えて、合目的的に歯付きバンド
からなる案内ベルト１１と１２には、連行カム１３と１
４が、搬送ベルトにかぶさるように溶接され、相互に横
に隔たりをもって取り付けられたプレートの形状で備え
られている。このようにして、ソーセージ１０は、既に
搬送の間に搬送ベルト２上で振り分けられる。

【００１７】搬送ベルト２と案内ベルト１１と１２の駆
動のために、歯付きバンド伝導部３５を介して転向ロー
ラ３の軸３｀と駆動結合の状態にあるモータ３４が用い
られる。テンションローラ３７を備えた別のバンド伝導
部３６を介して、軸３｀は伝導的に軸３８と結合してい
て、当該軸３８は嵌込継手３９を介して、これに対して
一直線上にありホルダー部材３２内に取り付けらた多角
形軸４０とつながれている。多角形軸４０上に、螺子４
４ないし５４によって留められる円錐歯車４１と５１が
移動可能に支持されていて、当該円錐歯車は、軸４３な
いし５３上に取り付けられた円錐歯車４２ないし５２と
噛みあっている。取付金具４５ないし５５によって、円
錐歯車４２ないし５２とこれらに取り付けられた軸４３
ないし５３は、Ｃ状に形成され、下側がカバー４６によ
って閉鎖されたホルダー部材３２内に支持されている。

【００１８】取付金具４５と５５を介して、図３から読
み取られるように、基礎バー１５と１６もホルダー部材
３２に吊るされていて、しかもそのためにそれぞれ取付
金具４５ないし５５に装着されたプレート４７が用いら
れる。当該プレートは、螺子４８によって基礎バー１５
ないし１６に固定されていて、弾性止め座金４９によっ
て取付金具４５ないし５５内に支持されている。

【００１９】軸４３上に、図２、図３から読み取られる
ように、歯付きベルト車１８は、回転固定で取り付けら
れていて、また当該ベルト車は、基礎バー１５に嵌め込
まれた凹部１７に噛みあっている。歯付きバンド２２を
介して、歯付きベルト車１８は歯付きベルト車２１と駆
動結合の状態にあり、当該ベルト車２１は、プレート１
９によって基礎バー１５に固定された軸２０に回転可能
に支持されている。軸２０上に、更に案内ベルト１１用
の転向ローラ２３が支持されていて、また当該ローラは
、回転固定で歯付きベルト車２１とつながれている。 基礎バー１５の一端に備えられた転向ローラ２３は、か
くして上述の伝導部位を介してモータ３４によって駆動
可能である。基礎バー１５の他端に、案内ベルト用１１
の別の転向ローラ２６が設けられていて、また当該ロー
ラは、プレート２４によって同様に保持された軸２５上
に、回転可能に支持されている。

【００２０】案内ベルト１２に、軸５３に回転固定で結
合された駆動ローラ並びに転向ローラ２８、２９及び３
０が取り付けられていて、これらは、基礎バー１５に取
り付けられた転向ローラ２３と２４のように、同じよう
に基礎バー１６に支持されている。更に、基礎バー１６
には、搬送ベルト２の送り方向Ｆで適切に延在した差込
斜材３１が備えられている。

【００２１】搬送ベルト２にその送り方向Ｆで送られた
ソーセージ１０は、分配器６によって横向きに置かれ、
搬送ベルト２から往復部材９に供給される。その際、同
期して転向するエンドレスの案内ベルト１１と１２に装
着された連行カム１３と１４によって、搬送領域がくま
なく個々の部分に分けられるので、当該ソーセージ１０
は振り分けられ、加えて、横の限定部での摩擦によって
損傷が起こる事態がほぼ排除される。また、ソーセージ
１０をきっちりとストッパー７に当接して、別の搬送容
器へのスムーズな移送が保証されるように、連行カム１
３、１４が用いられる。用心のために備えられた圧パッ
ド５０によって、その際、場合によっては他のソーセー
ジが持ち上げられる事態が防止される。

【００２２】螺子４４及び／又は５４が緩められた場合
、円錐歯車４１及び／又は５１及びこれらに結合した構
成要素が、軸４０上を動くようになって、その結果、案
内ベルト１１と１２の間の内のりの幅が、その時々に案
内されるべきばら売り商品に、容易に調整される。また
、搬送ベルト２及び／又は案内ベルト１１、１２の清掃
のために、ホルダー部材３２が嵌込継手３９を介して軸
３８につながれているが故に、当該ホルダー部材が問題
なく取り外されうる。

【００２３】このことは、図３に示されるように基礎バ
ー１５と１６をそれぞれ湾曲部材６３によって吊ってい
るホルダー部材３３に関しても同じように通用する。当
該湾曲部材６３は、螺子を介してホルダー部材３３で固
定されている。

【００２４】湾曲部材６３によって、基礎バー１５、１
６は、しかし、横に移動可能なだけでなく、回転可能に
保持されている。このために、ブッシュ６１が用いられ
る。当該ブッシュ上に、基礎バー１５ないし１６が、締
められた螺子６２によって回転可能に保持される。更に
、ブッシュ６１は、湾曲部材６３内に嵌め込まれたピン
６４上を移動可能に支持されて、その結果、基礎バー１
５ないし１６が、ホルダー部材３２内の軸受位置に対し
て回転可能であり、それゆえ、例えば、両方の案内ベル
ト１１と１２との間で定常的に縮小された距離が、調節
可能である。基礎バー１５及び／又は１６の旋回運動の
際に生じるブッシュ６１の位置変化は、ピン６４上での
移動の動きによって、相殺される。

【００２５】次に、本発明の実施態様を列記しておく。

【００２６】（１）案内ベルト１１、１２が、搬送ベル
ト２にかぶさるように相互に横に隔たりをもって取り付
けられた連行カム１３、１４を有することを特徴とする
請求項１に記載の装置。

【００２７】（２）案内ベルト１１、１２にそれぞれ基
礎バーが取り付けられ、これらに駆動・案内ローラ１８
、２１、２３又は２７、２８、２９、３０が支持され、
これらの回りに案内ベルト１１、１２が巡らされている
ことを特徴とする請求項１又は上記第１項に記載の装置
。

【００２８】（３）基礎バーの少なくとも一つ１６が、
搬送ベルト２の送り方向Ｆに適当に延在する差込斜材３
１を備えることを特徴とする上記第２項に記載の装置。

【００２９】（４）案内ベルト１１、１２が、搬送ベル
ト２の基礎面の長さにわたって全体的に又は部分的に延
在して貫かれて又は分けられて形成されていることを特
徴とする請求項１又は上記第１項から第３項までの何れ
か一項に記載の装置。

【００３０】（５）案内ベルト１１、１２が、それぞれ
エンドレスの歯付きバンドによって形成されていること
を特徴とする請求項１又は上記第１項から第４項までの
何れか一項に記載の装置。

【００３１】（６）連行カム１３、１４が、軸垂直に横
に張り出して案内ベルト１１、１２に固定され、例えば
、歯付きバンドに溶接されたプレートによって形成され
ていることを特徴とする上記第１項から第５項までの何
れか一項に記載の装置。

【００３２】（７）案内ベルト１１、１２の基礎バー１
５、１６が、搬送ベルト２にかぶった一個の又は複数の
ホルダー部材３２、３３によって、わきに取り付けられ
た組立プレート５に、好ましくは解除可能に固定されて
いることを特徴とする請求項１又は上記第１項から第６
項までの何れか一項に記載の装置。

【００３３】（８）案内ベルト１１、１２の少なくとも
一つが、搬送ベルト２に対してわきに調整可能に、好ま
しくはホルダー部材３２、３３に固定されていることを
特徴とする請求項１又は上記第１項から第７項までの何
れか一項に記載の装置。

【００３４】（９）基礎バー１５、１６の端部領域に支
持された案内ベルト１１、１２の転向ローラ２３、２７
の少なくともそれぞれ一つが、伝導手段（歯付きバンド
伝導部３６）を介して、搬送ベルト２の駆動モータ３４
と又は別個の駆動モータと駆動結合していることを特徴
とする請求項１又は上記第１項から第８項までの何れか
一項に記載の装置。

【００３５】（１０）転向ローラ２３、２７の駆動モー
タ３４との駆動結合のために、ホルダー部材の一つ３２
が、円錐歯車４１；５１を移動可能に支持した駆動可能
な多角形軸４０を備え、当該円錐歯車が、転向ローラ２
３、２７と直接又は中間部材（歯付きバンド３２）を介
して駆動結合した円錐歯車４２；５２と噛みあっている
ことを特徴とする上記第８項又は第９項に記載の装置。

【００３６】（１１）搬送ベルト２に取り付けられた案
内ベルト１１、１２の少なくとも一つが、わきで搬送ベ
ルトに対して水平揺動可能にホルダー部材３２、３３に
支持されていることを特徴とする請求項１又は上記第１
項から第１０項までの何れか一項に記載の装置。

【００３７】（１２）案内ベルト１１の水平揺動可能な
保持のために、その基礎バー１５内に端部領域で、当該
基礎バー１５を捩じ曲げ可能に支持したブッシュ６１が
入れられ、及び当該ブッシュ６１が搬送ベルト２の送り
方向Ｆで、例えば、ピン６４によって移動可能に、ホル
ダー部材３３に固定された湾曲部材６３内に吊られてい
ることを特徴とする上記第１１項に記載の装置。

【００３８】

【発明の効果】本発明により、極めてデリケートなばら
売り商品でも確実に搬送されることになり、しかもその
際、これらばら売り商品が搬送ベルトからわきへそれる
ことなく、また横の限定部への当接に際して破損するこ
とがなくなる。また、ばら売り商品がその搬送中に既に
振り分けられ、安定して搬送ベルトに後続した装置に供
給されることが可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明にかかる搬送装置の平面図である。

【図２】図１の搬送装置をＩＩ−ＩＩ線で切った正面断
面図である。

【図３】図１のＩＩＩ−ＩＩＩ線で切った側面断面図で
ある。

【符号の説明】

２　　　　　　　　　　　　搬送ベルト１１、１２　　
　　案内ベルト １３、１４　　　　連行カム ３２、３３　　　　ホルダー部材

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　ばら売り商品、例えば、ソーセージや
   類似の製品を駆動可能なエンドレス搬送ベルトを用いて
   引渡し場所に搬送するための装置において、搬送ベルト
   （２）の長手方向サイドの一方又は両方に、それぞれ当
   該搬送ベルト（２）に対して軸垂直に取り付け、当該搬
   送ベルト（２）に同期してその送り方向（Ｆ）に駆動可
   能なエンドレス案内ベルト（１１，１２）を備えること
   を特徴とする装置。