JPH04124824U - フロアパネルにおけるコンセントボツクス挿入孔閉蓋用キヤツプの切取片構造 - Google Patents
フロアパネルにおけるコンセントボツクス挿入孔閉蓋用キヤツプの切取片構造Info
- Publication number
- JPH04124824U JPH04124824U JP12809990U JP12809990U JPH04124824U JP H04124824 U JPH04124824 U JP H04124824U JP 12809990 U JP12809990 U JP 12809990U JP 12809990 U JP12809990 U JP 12809990U JP H04124824 U JPH04124824 U JP H04124824U
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- floor panel
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 title claims description 27
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 6
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、フロアパネルにおけるコンセント
ボックス挿入孔閉蓋用キャップの切取片構造に関
するものである。
ボックス挿入孔閉蓋用キャップの切取片構造に関
するものである。
フリーアクセス用のフロアパネルには床下配線
をフロアパネル上のOA機器に接続するためのコ
ンセントボックス挿入孔が形成されており、これ
を使用しないときにはこの挿入孔を閉蓋用キャッ
プで蓋をしている。一方、フロアパネル上にはコ
ードだけを引き出す場合もあり、このような場合
には閉蓋用キャップにコード挿通用の挿通孔を形
成する目的で設けられた切り取り可能な切取片を
切り取るようにしている(特開平2−8455号
)。図7はこの切取片の構造を示す断面図である
が、一般に切取片36は閉蓋用キャップ22の上
面に形成された陥没段部38の中にこれと一体的
に薄肉の切取りライン40でその形状が特定され
るように成形されており、ペンチ等の工具で切取
片36の部分に力を加えれば切取りライン40が
切断されてここに挿通孔34が形成されるように
なっている。ところで、OA機器のレイアウト変
え等があってこの挿通孔34を使用しなくなった
ような場合、これをそのままにしておくとフロア
パネル10の上面に段差ができるので、この挿通
孔34も蓋をする必要がある。
をフロアパネル上のOA機器に接続するためのコ
ンセントボックス挿入孔が形成されており、これ
を使用しないときにはこの挿入孔を閉蓋用キャッ
プで蓋をしている。一方、フロアパネル上にはコ
ードだけを引き出す場合もあり、このような場合
には閉蓋用キャップにコード挿通用の挿通孔を形
成する目的で設けられた切り取り可能な切取片を
切り取るようにしている(特開平2−8455号
)。図7はこの切取片の構造を示す断面図である
が、一般に切取片36は閉蓋用キャップ22の上
面に形成された陥没段部38の中にこれと一体的
に薄肉の切取りライン40でその形状が特定され
るように成形されており、ペンチ等の工具で切取
片36の部分に力を加えれば切取りライン40が
切断されてここに挿通孔34が形成されるように
なっている。ところで、OA機器のレイアウト変
え等があってこの挿通孔34を使用しなくなった
ような場合、これをそのままにしておくとフロア
パネル10の上面に段差ができるので、この挿通
孔34も蓋をする必要がある。
このため、なんらかの閉蓋手段を講ずる必要が
あるが、切り取った切取片をこの陥没段部に載せ
ただけでは脱落してしまう。なぜなら、この切取
片と周辺の陥没段部とは切取りラインの部分で若
干の重合部を有しているが、この重合部はわずか
であるから、切り取った切取片を再度この陥没段
部に載せただけでは位置がずれて脱落してしまう。
あるが、切り取った切取片をこの陥没段部に載せ
ただけでは脱落してしまう。なぜなら、この切取
片と周辺の陥没段部とは切取りラインの部分で若
干の重合部を有しているが、この重合部はわずか
であるから、切り取った切取片を再度この陥没段
部に載せただけでは位置がずれて脱落してしまう。
この考案は、このような課題を解決するもので
あって、要は、切り取り後の切取片をこの陥没段
部の上に再度載置しても脱落することがないよう
にして挿通孔に蓋ができるようにしたものである。
あって、要は、切り取り後の切取片をこの陥没段
部の上に再度載置しても脱落することがないよう
にして挿通孔に蓋ができるようにしたものである。
以上の課題の下、この考案は、切取片をコンセ
ントボックス挿入孔の周縁部に形成された落込み
段部とキャップに形成された陥没段部とで位置ず
れ防止機構を設けて支持したことを特徴とするも
のである。
ントボックス挿入孔の周縁部に形成された落込み
段部とキャップに形成された陥没段部とで位置ず
れ防止機構を設けて支持したことを特徴とするも
のである。
すなわち、切取片と陥没段部との間には若干の
重合部があるものの、切取片をそのまま陥没段部
の上に載置したのでは脱落してしまうが、これを
適当な位置ずれ防止機構を設けて挿入孔の落込み
段部とキャップに形成された陥没段部とで支持す
れば脱落することはない。
重合部があるものの、切取片をそのまま陥没段部
の上に載置したのでは脱落してしまうが、これを
適当な位置ずれ防止機構を設けて挿入孔の落込み
段部とキャップに形成された陥没段部とで支持す
れば脱落することはない。
図4はフロアパネルの敷設状態を示す斜視図で
あるが、フロアパネル10は基準床面12の上に
脚14で支えられて目的とする域に敷き詰められ
る。これにより、フロアパネル10と基準床面1
2の間に空間ができるが、ここに各種のケーブル
やコードを這わせる。フロアパネル10の適所に
は通常側端部分を切り欠いて貫通部16と落込み
段部18とからなるコンセントボックス挿入孔(
以下、挿入孔という)20が形成されており、こ
こにコンセントボックス(図示省略)を挿入して
取り付ける。しかし、この挿入孔20を使用しな
いときにはここに閉蓋用キャップ(以下、キャッ
プという)22を嵌め込んで蓋をしておく。
あるが、フロアパネル10は基準床面12の上に
脚14で支えられて目的とする域に敷き詰められ
る。これにより、フロアパネル10と基準床面1
2の間に空間ができるが、ここに各種のケーブル
やコードを這わせる。フロアパネル10の適所に
は通常側端部分を切り欠いて貫通部16と落込み
段部18とからなるコンセントボックス挿入孔(
以下、挿入孔という)20が形成されており、こ
こにコンセントボックス(図示省略)を挿入して
取り付ける。しかし、この挿入孔20を使用しな
いときにはここに閉蓋用キャップ(以下、キャッ
プという)22を嵌め込んで蓋をしておく。
図5はキャップ22の平面図、図6は同じく正
面図、図7はキャップ22とフロアパネル10の
関係を示す断面図であるが、キャップ22は前記
した貫通部16に入り込む嵌入部24と落込み段
部18に載る上面部26とかなるものであり、挿
入孔20に嵌め込まれたキャップ22はその上面
部26の上面がフロアパネル10の上面と同じ高
さになるように設定される。なお、キャップ22
には挿入孔20に挿入時、落込み段部18に係合
して上方への抜出が規制される係合爪28や位置
ずれを防止するために落込み段部18に形成され
た孔30に嵌入する突起32等が設けられている。
面図、図7はキャップ22とフロアパネル10の
関係を示す断面図であるが、キャップ22は前記
した貫通部16に入り込む嵌入部24と落込み段
部18に載る上面部26とかなるものであり、挿
入孔20に嵌め込まれたキャップ22はその上面
部26の上面がフロアパネル10の上面と同じ高
さになるように設定される。なお、キャップ22
には挿入孔20に挿入時、落込み段部18に係合
して上方への抜出が規制される係合爪28や位置
ずれを防止するために落込み段部18に形成され
た孔30に嵌入する突起32等が設けられている。
キャップ22の適所にはコード(図示省略)だ
けを挿通する挿通孔34を形成するための切取片
36が通常落込み段部18側に面して設けられて
いる。切取片36はキャップ22上面に陥没段部
38を形成し、この中にその上面がキャップ22
の上面と同じ高さになるよう浮き出されて一体成
形され、落込み段部18に連続する矩形状の薄肉
の切取りライン40で切取り可能になっている。
けを挿通する挿通孔34を形成するための切取片
36が通常落込み段部18側に面して設けられて
いる。切取片36はキャップ22上面に陥没段部
38を形成し、この中にその上面がキャップ22
の上面と同じ高さになるよう浮き出されて一体成
形され、落込み段部18に連続する矩形状の薄肉
の切取りライン40で切取り可能になっている。
図8はこの切取片36を切り取った場合の断面図
であるが、切取片36を切り離すとこの部分に挿
通孔34が形成される。
であるが、切取片36を切り離すとこの部分に挿
通孔34が形成される。
この考案は、以上の切取片36を落込み段部1
8と陥没段部38とによって脱落不能に支持する
ようにしたものである。
8と陥没段部38とによって脱落不能に支持する
ようにしたものである。
図1はこれを示す平面図であるが、切り取った
切取片36をそのまま落込み段部18と陥没段部
38とで支持しただけでは位置がずれて脱落して
しまう。すなわち、脱落しないためには脱落寸法
dよりも切取片36の横寸法wの法が大きくなけ
ればならないのであるが、実際にはd>wにしか
ならないから、ここに適当な位置ずれ防止機構4
2を施す。具体的には、陥没段部38の中に上方
に突起する二本の突起体44を設ける他、切取片
36の対応する位置にこの突起体44に嵌合する
穴46を形成し、この突起体44と穴46を嵌合
するようなものが考えられる。なお、この穴46
の位置は切取りライン40側に設けることもある
し、フロアパネル10の落込み段部18側に設け
ることもあり、前者の場合はそのままずらせて嵌
めればよく、後者の場合は180゜回して嵌めれ
ばよい。
切取片36をそのまま落込み段部18と陥没段部
38とで支持しただけでは位置がずれて脱落して
しまう。すなわち、脱落しないためには脱落寸法
dよりも切取片36の横寸法wの法が大きくなけ
ればならないのであるが、実際にはd>wにしか
ならないから、ここに適当な位置ずれ防止機構4
2を施す。具体的には、陥没段部38の中に上方
に突起する二本の突起体44を設ける他、切取片
36の対応する位置にこの突起体44に嵌合する
穴46を形成し、この突起体44と穴46を嵌合
するようなものが考えられる。なお、この穴46
の位置は切取りライン40側に設けることもある
し、フロアパネル10の落込み段部18側に設け
ることもあり、前者の場合はそのままずらせて嵌
めればよく、後者の場合は180゜回して嵌めれ
ばよい。
図2は切取りライン40のコーナー部を三角形
状にしてこのコーナー部に突起体44を設けもの
である。こうすると、突起体44を落込み段部1
8側に寄せて設けることができ、切取片36を陥
没段部38に載せた場合に載せ代が大きくなると
ともに、切取片36の端とキャップ22の端の間
隔が短くなり、空間部が狭くなる利点がある。
状にしてこのコーナー部に突起体44を設けもの
である。こうすると、突起体44を落込み段部1
8側に寄せて設けることができ、切取片36を陥
没段部38に載せた場合に載せ代が大きくなると
ともに、切取片36の端とキャップ22の端の間
隔が短くなり、空間部が狭くなる利点がある。
図3は他の実施例を示すものであるが、切取片
36の横寸法aを陥没段部38の縦寸法bと同じ
かやや大きくしておき、載置する場合に90゜回
して圧入するようにすれば、これで位置ずれ防止
機構42として機能する。
36の横寸法aを陥没段部38の縦寸法bと同じ
かやや大きくしておき、載置する場合に90゜回
して圧入するようにすれば、これで位置ずれ防止
機構42として機能する。
以上、この考案によれば、キャップにコード挿
通孔を形成するとき、本来、切り取って廃棄して
しまう切取片をそのまま利用すれば、レイアウト
変え等に基づく挿通孔の蓋をすることができるか
ら、閉蓋作業が低コストで誰にでも簡単にできる。
通孔を形成するとき、本来、切り取って廃棄して
しまう切取片をそのまま利用すれば、レイアウト
変え等に基づく挿通孔の蓋をすることができるか
ら、閉蓋作業が低コストで誰にでも簡単にできる。
なお、最初切り取った切取片は保管していない場
合が多いが、レイアウト変えするときには新たに
切取片を切り取るからこれを使用すればよい。
合が多いが、レイアウト変えするときには新たに
切取片を切り取るからこれを使用すればよい。
図1はこの考案の実施例を示すキャップと切取
片の平面図、図2はこの考案の実施例を示すキャ
ップと切取片の平面図、図3はこの考案の実施例
を示すキャップと切取片の平面図、図4はこの考
案の実施例を示すフロアパネル敷設状態の斜視
図、図5はこの考案の実施例を示すキャップの平
面図、図6はこの考案の実施例を示すキャップの
正面図、図7はこの考案の実施例を示すキャップ
と切取片の関係を示す断面図、図8はこの考案の
実施例を示すキャップと切取片の関係を示す断面
図である。 符号、10……フロアパネル、18……落込み
段部、20……コンセントボックス挿入孔、22
……閉蓋用キャップ、34……挿通孔、36……
切取片、38……陥没段部、42……位置ずれ防
止機構。
片の平面図、図2はこの考案の実施例を示すキャ
ップと切取片の平面図、図3はこの考案の実施例
を示すキャップと切取片の平面図、図4はこの考
案の実施例を示すフロアパネル敷設状態の斜視
図、図5はこの考案の実施例を示すキャップの平
面図、図6はこの考案の実施例を示すキャップの
正面図、図7はこの考案の実施例を示すキャップ
と切取片の関係を示す断面図、図8はこの考案の
実施例を示すキャップと切取片の関係を示す断面
図である。 符号、10……フロアパネル、18……落込み
段部、20……コンセントボックス挿入孔、22
……閉蓋用キャップ、34……挿通孔、36……
切取片、38……陥没段部、42……位置ずれ防
止機構。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 コード挿通用の挿通孔34を形成するための切
取片36が陥没段部38の中に切り取り可能に設
けられたフロアパネル10におけるコンセントボ
ックス挿入孔20閉蓋用キャップ22において、 前記切取片36を前記コンセントボックス挿入孔
20の周縁部に形成された落込み段部18と前記
陥没段部38とで位置ずれ防止機構42を設けて
支持してなるフロアパネルにおけるコンセントボ
ックス挿入孔閉蓋用キャップの切取片構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12809990U JPH04124824U (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | フロアパネルにおけるコンセントボツクス挿入孔閉蓋用キヤツプの切取片構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12809990U JPH04124824U (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | フロアパネルにおけるコンセントボツクス挿入孔閉蓋用キヤツプの切取片構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04124824U true JPH04124824U (ja) | 1992-11-13 |
Family
ID=31931094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12809990U Pending JPH04124824U (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | フロアパネルにおけるコンセントボツクス挿入孔閉蓋用キヤツプの切取片構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04124824U (ja) |
-
1990
- 1990-11-29 JP JP12809990U patent/JPH04124824U/ja active Pending
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