JPH04124800A - カーナビゲーシヨンシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカーナビゲーション（ＣＡＲＮＡＶＩＧＡＴＩ
　ＯＮ）システムに関し、特に走行中の移動車両が自動
的に最適な走行情報を取得するカーナビゲーションシス
テムに関する。

〔従来の技術〕

従来、この種のカーナビゲーションシステムは、移動車
両に配設した地磁気センサ、ハンドル角センサ等で車両
の位置、進行方向を検知していた。

又１人工衛星からの電波により移動車両の位置を計算す
る方法も利用されている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のカーナビゲーションシステムは、以下の
欠点を有する。

従来のカーナビゲーションシステムは地磁気センサ、ハ
ンドル角センサ、車速センサ等の各種センサにより車両
の移動量を検知し、これと移動前の位置から現在位置を
推定していた。しかし、この方法では、各センサの精度
がそのまま測定精度になってしまうため、車両に合わせ
てセンサの調整を行なわなければならず、特に車輪の回
転により速度を知る車速センサは、タイヤを交換すると
測定値が変わってしまうという欠点がある。

又１人工衛星からの電波により位置を計算するカーナビ
ゲーションシステムは、現在の衛星測位法の精度は数１
００ｍであり、この数１００ｍの誤差は、砂漠、海上等
場所によっては十分実用になる精度ではあるが、市街地
でのカーナビゲーションには明らかに不十分であるとい
う欠点がある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のカーナビゲーションシステムは、商用電力送電
線の一定間隔ごとの鉄塔または電柱に。

地上を走行する移動車両へデータを送信する柱上送信機
と送信用空中線を配設し、前記移動車両には前記柱上送
信機からのデータを受信する受信空中線ならびに車載受
信機と、情報を記憶する記憶部と、情報を表示するディ
スプレイ部と、前記車載受信機で受信したデータから指
示された情報を前記記憶部から読み出して前記ディスプ
レイ部に表示させる制御部と、前記制御部をコントロー
ルする操作部とを配設し、走行中最寄りの前記柱上送信
機からのデータにより自動的に最適な情報を前記ディス
プレイ部に表示する構成を有する。

〔実施例〕

次に１本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例の構成図である。従来の商用
電力送電線の一定を間隔ごとの鉄塔または電柱１本実施
例にあっては電柱１に、移動車両２ヘデータを送る柱上
送信８！１３と送信用空中線４を配設し、送信部を構成
している。

一方、移動車両２には、データを受信する受信用空中線
５と、車載受信機６と、情報を記憶する記憶部７と、情
報を表示するディスプレイ部８と、車載受信機６で受信
したデータから指示された情報を記憶部７から読み出し
てディスプレイ部８に表示させる制御部９と、制御部９
をコントロールする操作部１０とを有して受信部を構成
している。

ここで述べる情報とは、道路地図１名所案内等を示す。

送信用空中線４から放射される送信電波１１は、微弱で
限定範囲内にデータを送ることが可能であるようにその
レベルを設定される。このデータには、その地域を示す
信号や、道路工事。

交通規制、渋滞情報などのデータが含まれている。

移動車両２の制御部９は、受信したデータ中の地域を示
す信号を読みとって、記憶部７からその地域の道路地図
や名所案内を読み出し、ディスプレイ部８に表示させる
。また、受信したデータ中の道路工事、交通規制、渋滞
情報等もディスプレイ部８に表示させる。

移動車両２が別の地域へ移動すると、その地域の柱上送
信機３からデータを受信して自動的にその地域の道路地
図や名所案内、道路工事１交通規制を表示する。したが
って、どこへ移動車両が移動しても、常に最適な情報を
ディスプレイ部８に表示することが可能である。

第２図は第１図の実施例における柱上送信機３ならびに
送信用空中線４の配置例を示す図である。

はりめぐらされた従来の商用電力送電線の一定間隔ごと
の鉄塔または電柱１にそれぞれ柱上送信ｖ１Ｂと送信用
空中線４が配置される。柱上送信機３間の距離は送信用
空中線４の送信電波１１の到達距離１２の２倍弱に設定
しており、すべての地域がどれかの柱上送信機３から放
射される送信電波１１の到達距離１２内に包含される。

この中を移動する移動車両２は、常に１個所もしくは２
個所の最寄りの柱上送信機３からデータを受信し、自動
的にその場所に最適な情報をディスプレイ部８に表示す
ることが可能である。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、従来の商用電力送電線の
一定間隔ごとの鉄塔又は電柱に配置した柱上送信機から
のデータを移動車両が受信し常に最適な情報を表示しつ
づけることにより従来の各種センサを用いたカーナビゲ
ーションシステムに比し容易に高精度のシステムを作る
ことができ。

またどの車両にも同じ条件で取付けが可能で、車ごとに
センサの調整を行う必要がないという効果がある。

また、衛星測位法よりもはるかに測定精度を上げること
も可能となるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成図、第２図は第１図の
実施例における柱上送信機３ならびに送信用空中線４の
配置例を示す図である。 １・・・電柱、２・・・移動車両、３・・・柱上送信機
、４・・・送信用空中線、５・・・受信用空中線、６・
・・車載受信機、７・・・記憶部、８・・・ディスプレ
イ部、９・・・制御部、１０・・・操作部、１１・・・
送信電波、１２・・・到達距離。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 商用電力送電線の一定間隔ごとの鉄塔または電柱に、地
   上を走行する移動車両へデータを送信する柱上送信機と
   送信用空中線を配設し、前記移動車両には前記柱上送信
   機からのデータを受信する受信空中線ならびに車載受信
   機と、情報を記憶する記憶部と、情報を表示するディス
   プレイ部と、前記車載受信機で受信したデータから指示
   された情報を前記記憶部から読み出して前記ディスプレ
   イ部に表示させる制御部と、前記制御部をコントロール
   する操作部とを配設し、走行中最寄りの前記柱上送信機
   からのデータにより自動的に最適な情報を前記ディスプ
   レイ部に表示する機能を有するカーナビゲーションシス
   テム。