JPH04124301U - 液圧源装置 - Google Patents

液圧源装置

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JPH04124301U
JPH04124301U JP3025291U JP3025291U JPH04124301U JP H04124301 U JPH04124301 U JP H04124301U JP 3025291 U JP3025291 U JP 3025291U JP 3025291 U JP3025291 U JP 3025291U JP H04124301 U JPH04124301 U JP H04124301U
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宏衛 馬場
哲一 向井
孝行 石原
俊二 大橋
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トヨタ自動車株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】作動油を円滑に、流入孔から電動機のケーシン
グ内に導き、流出孔からケーシング外に導いて、不純物
の混入や白濁を防止する。 【構成】タンク内に、電動機32と液圧ポンプ34と
を、作動液中に浸漬すると共に、電動機32を流れ内に
流れに沿って配置する。かつ、電動機32のケーシング
50内に作動液を導き、ケーシング50内の固定子54
と回転子58とを作動液に浸漬させる流入孔64を、回
転子58の回転中心の近傍のケーシング50に、上流側
に向かって開口形成する。そして、流入孔64から流入
し、回転子58の遠心力による作用を受けた作動液を、
固定子54の反対側に導く流通孔56を穿設し、ケーシ
ング50外の流れに、円滑に導き出す流出孔66を、流
入孔64より下流側のケーシング50に開口形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電動機と、電動機により駆動される液圧ポンプとをタンク内の作動 液中に収容した液圧源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種の装置として、特開平1−188701号公報にあるような 装置が知られている。この装置では、電動機と液圧ポンプとを一体に結合し、タ ンクの上板から吊下げて、タンク内の作動液中に浸漬して配置している。この電 動機への通電で、液圧ポンプが、タンクに貯蔵された作動液を、液圧アクチュエ ータへ吐出すると共に、吐出した作動液をタンクへ還流させている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、こうした従来の装置で電動機内をタンク内の作動液から隔離す ると、電動機の温度が上昇し過ぎたり、隔離のためのシール部材が必要となり構 成が複雑となるといった問題があった。
【0004】 そこで本考案は上記の課題を解決することを目的とし、タンク内の作動液を良 好に電動機内に出入させて電動機を冷却し、電動機の近傍で乱流や渦が生じたり して作動液が白濁したり、作動液中の不純物が沈降するのを妨げたり、あるいは 、タンクの底部に沈澱していた不純物を舞い上げたりすることを防止した液圧源 装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成すべく、本考案は課題を解決するための手段として次の構成 を取った。即ち、 作動液を貯蔵するタンクと、電動機により駆動される液圧ポンプとを備え、前 記液圧ポンプにより吐出されて前記タンクへ還流する前記作動液を流す戻し路部 材から、前記液圧ポンプの吸入部への前記作動液の流れが前記タンク内に形成さ れる液圧源装置において、 前記タンク内に、前記電動機と前記液圧ポンプとを、前記作動液中に浸漬する と共に、前記電動機を前記流れ内に前記流れに沿って配置し、 かつ、前記電動機のケーシング内に前記作動液を導き、該ケーシング内の固定 子と回転子とを前記作動液に浸漬させる流入孔を、前記回転子の回転中心の近傍 の前記ケーシングに、上流側に向かって開口形成すると共に、 該流入孔から流入し、前記回転子の遠心力による作用を受けた前記作動液を、 前記ケーシング外の前記流れに、円滑に導き出す流出孔を、前記流入孔より下流 側の前記ケーシングに開口形成したことを特徴とする液圧源装置の構成がそれで ある。
【0006】
【作用】
前記構成を有する液圧源装置は、電動機が液圧ポンプを駆動して、液圧ポンプ がタンク内の作動液を吸入部から吸入して、アクチュエータ等に吐出する。そし て、戻し路部材からタンク内に作動液を戻し、作動液が、戻し路部材から吸入部 に流れ、作動液が還流する。また、流入孔が、回転子の回転中心近傍から作動液 をケーシング内に導き、流出孔が、回転子の遠心力により作用を受けた作動液を 、流入孔より下流側で、ケーシング外の流れに、流れに沿って導き出し、作動液 が、その間に電動機を冷却する。
【0007】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 図1、図2は本考案の一実施例である液圧源装置の異なる断面図である。1は タンクで、このタンク1は、底板2と、底板2の四周の側板4〜7と、4枚の側 板4〜7の上端に取り付け取り外し自在に載置した上板8とを備え、底板2は、 中央に向けて下方へ傾斜し、全体的に直方体状として内部に作動液を貯蔵可能( 液面をLで示す)に箱状に形成している。
【0008】 また、タンク1内には、薄板形状の仕切板10が、タンク1の長手方向に、底 板2の中央より片側によった位置で、底板2上に垂直状に配置されている。この 仕切板10は、下端を底板2に当接し、かつ上端を液面L上に延出すると共に、 一側端を一方の側板5に当接させて、タンク1内を、一部で連通した大小二つの 室12,14に仕切るようにしている。
【0009】 そして、小室14側の上方の、かつ一方の側板5側の上板8には、図示しない 戻り配管を接続可能な戻り側継手16が取り付けられており、この戻り側継手1 6には、底板2に向かって液面Lよりも下方に延出され、作動液中に開口した戻 り路部材18が接続されている。
【0010】 更に、前記大室12の液面Lよりも上方の、両側板4,5に受け金具20,2 2が固定されている。そして、この両受け金具20,22には、複数の防振ゴム 24を介して、取付枠26が載置されて、ナット28により固定されている。こ の取付枠26からは、底板2に向かって支持部材30が延出されており、支持部 材30には、電動機32が大室12の長手方向に沿うように固定されて、電動機 32が液面Lよりも下で作動液中に漬かるように吊下支持されている。
【0011】 前記電動機32には、液圧ポンプ34が、一方の側板5側となるようにして、 一体的に結合されて、この液圧ポンプ34もまた、液面Lよりも下で作動液中に 漬かるようにされている。この液圧ポンプ34の吸入部34aには、吸入管36 が接続されており、この吸入管36には、作動液を濾過するためのストレーナ3 8が接続されて、ストレーナ38、吸入管36を介して、液圧ポンプ34内に作 動液を吸入できるようにされている。
【0012】 また、液圧ポンプ34の吐出側には、可撓管40が接続されており、可撓管4 0は、上板8に取り付けられた吐出側継手42に接続されている。この吐出側継 手42は、図示しない供給配管と接続可能にされており、図示しない液圧アクチ ュエータ等に作動液を供給できるようにされている。
【0013】 更に、液圧ポンプ34が駆動されると、戻り路部材18から小室14に吐出さ れた作動液は、小室14の長手方向に流れ、仕切板10を迂回して、大室12に 流入する。そして、大室12の長手方向に沿って流れ、ストレーナ38、吸入管 36を介して、液圧ポンプ34の吸入部34aに吸入され、戻り路部材18から 吸入部34aへの作動液の流れが形成される。前記電動機32が、大室12の長 手方向に沿って吊下支持されることによって、電動機32が、前記流れ内に、か つ流れに沿って配置されるようにされている。
【0014】 前記電動機32は、図3に示すように、円筒状の固定子枠44と、この固定子 枠44の液圧ポンプ34側の端を塞ぐように固定されたポンプ側軸受枠46と、 固定子枠44の反液圧ポンプ34側を塞ぐように固定された反ポンプ側軸受枠4 8とを備えている。これら、固定子枠44と、ポンプ側軸受枠46と、反ポンプ 側軸受枠48とによりケーシング50が構成されている。
【0015】 固定子枠44には、励磁コイル52が巻かれた固定子54が内装されており、 固定子54には、その最も外側の固定子枠44との接合箇所に複数の流通孔56 が、その軸方向に貫通されて形成されている。この固定子54を貫通して回転子 58が設けられており、回転子58の両端は、両軸受枠46,48に嵌着された ベアリング49a,49bにより回転可能に支承されている。この回転子58の 回転により前記液圧ポンプ34が駆動されるように接続されている。
【0016】 そして、反ポンプ側軸受枠48には、回転子58の回転中心を中心として、同 心円上に、回転中心の近傍から外に向かって、前記流れの上流に向かって対向す るように開口された、複数の円弧状の穴60が穿設されている。また、この穴6 0のうち、回転中心の近傍にある穴60を残して、その外側の穴60は、反ポン プ側軸受枠48に固着されたリング状の閉塞部材62により、閉塞をされている 。この残りの回転中心の近傍にある穴60により、ケーシング50の内と外とを 連通する流入孔64が、開口形成されている。
【0017】 尚、本実施例では、多数の穴60を閉塞して、流入孔64を形成しているが、 反ポンプ側軸受枠48に、流入孔64を穿設して形成するようにしても実施可能 である。この流入孔64は、回転中心の近傍の、ベアリング52の取付に邪魔に ならない程度に、回転中心に近い位置が好ましい。
【0018】 一方、本実施例では、ポンプ側軸受枠46には、その軸方向に、流れの方向と 平行になるように、複数の流出孔66が開口形成されて、流入孔64よりも下流 側で、ケーシング50の内と外とを連通している。
【0019】 次に、前述した本実施例の液圧源装置の作動について説明する。 吐出側継手42と戻り側継手16とに、それぞれ図示しない供給配管、戻り配 管を介して、液圧アクチュエータを接続する。そして、タンク1内に作動液が注 入されて、流入孔64、流出孔66からケーシング50内に作動液が導かれ、回 転子58、固定子54が作動液に浸漬される。この状態から、電動機32の励磁 コイル52に通電して、回転子58を回転駆動する。これにより、液圧ポンプ3 4が駆動されて、タンク1内に貯蔵された作動液は、ストレーナ38、吸入管3 6を介して、吸入部34aから液圧ポンプ34に吸入される。
【0020】 そして、液圧ポンプ34から、可撓管40を介して吐出側継手42へ吐出され 、この吐出された作動液を受けて液圧アクチュエータが作動し、液圧アクチュエ ータから排出される作動液が、戻り側継手16より戻り路部材18を流れてタン ク1内の小室14側へ還流する。このとき、電動機32と液圧ポンプ34が作動 液中に浸漬されているため、これらの作動音は作動液で減衰されると共に、仕切 板10及び可撓管40により作動音のタンク1側板への伝播が減衰されることと 相まって、非常に静かな状態で装置の作動が行われる。
【0021】 この作動で、戻り路部材18より小室14に戻った作動液は、小室14をその 長手方向に流れ、仕切板10を迂回するようにして大室12に流れる。そして、 大室12をその長手方向に流れ、吸入部34aから再び液圧ポンプ34に吸入さ れる。
【0022】 流れ内に配置の電動機32には、ケーシング50の外周を作動液が流れると共 に、流入孔64から作動液がケーシング50内に導かれる。ケーシング50内に 導かれた作動液は、回転する回転子58による遠心力の作用を受け、例えば、回 転子58に接触している作動液は、回転子58の側壁に沿って、回転中心から外 に向かって遠心力を受け、回転中心から外に向かって流れる。
【0023】 そして、その作動液は、流通孔56を通って、ポンプ側軸受枠46側に流出す る。また、回転子58と固定子54との間の隙間を通って、ポンプ側軸受枠46 側に流出する。この作動液は、流出孔66からケーシング50外に導かれ、また 流出孔66により、流れと平行に流れに導き出され、流れ内に円滑に流れ込む。 この作動液により、回転子58と固定子54とが冷却される。
【0024】 このように、作動液は、上流に向かって開口した流入孔64からケーシング5 0内に導かれると共に、回転子58の回転中心近傍からケーシング50内に導か れる。そして、回転子58の遠心力の作用を受けた作動液が、回転中心から外に 向かって流れ、流通孔56を通り、流出孔66から流れに導かれる。こうした流 れがケーシング50内に形成されるので、作動液は、流入孔64から下流側に流 れて流出孔66に円滑に導かれ、また、流出孔66からは、流れに平行に導き出 されるので、流れ内に円滑に流れ込む。
【0025】 よって、作動液が、ケーシング50内を円滑に流れるので、還流される作動液 中の不純物は、タンク1の底板2に沈澱し、液圧アクチュエータに供給されたり することがない。例えば、作動液が攪拌されたりして、流入孔64から逆流し、 反ポンプ側軸受枠48の外側で、乱流を生じたり、渦が生じたりすることがなく 、作動液の白濁を生じたり、不純物の沈降を妨げない。従って、気泡が混じった 作動液や、不純物の混じった作動液が、液圧ポンプ34へ供給されることがなく 、作動不良や故障を招くことがない。
【0026】 尚、本実施例では、仕切板10を設けて、タンク1の小型化を図っているが、 仕切板10を設けることなく、例えば、直方体状のタンクの長手方向に成形され る、戻り路部材18から吸入部34aへの流れの中に、電動機32を配置すれば 、同様に実施可能である。
【0027】 次に、第2実施例について、図4によって説明する。 本第2実施例は、前述した実施例とは、電動機32の構成が異なるのみで、他 は同様であるので、詳細な説明は省略し、本第2実施例の電動機70について説 明する。この電動機70も、支持部材30に吊下支持されて、タンク1内の作動 液中に浸漬して配置されている。電動機70には、液圧ポンプ34が一体的に取 り付けられている。
【0028】 電動機70は、円筒状の固定子枠72と、この固定子枠72の液圧ポンプ34 側の端を塞ぐように固定されたポンプ側軸受枠74と、固定子枠72の反液圧ポ ンプ34側を塞ぐように固定された反ポンプ側軸受枠76とを備えている。これ ら、固定子枠72と、ポンプ側軸受枠74と、反ポンプ側軸受枠76とによりケ ーシング78が構成されている。
【0029】 固定子枠72には、励磁コイル80が巻かれた固定子82が内装されている。 この固定子82を貫通して回転子84が設けられており、回転子84の両端は、 両軸受枠74,76に嵌着されたベアリング86,88により回転可能に支承さ れている。この回転子84の回転により前記液圧ポンプ34が駆動されるように 接続されている。
【0030】 そして、反ポンプ側軸受枠76には、回転子84の回転中心を中心として、同 心円上に、回転中心の近傍から外に向かって、前述した流れの上流側に向かって 対向するように開口された、複数の円弧状の穴90が穿設されている。また、こ の穴90のうち、回転中心の近傍にある穴94を残して、その外側の穴90は、 反ポンプ側軸受枠76に固着されたリング状の閉塞部材92により、閉塞をされ ている。
【0031】 この残りの回転中心の近傍にある穴94を開口成形することにより、ケーシン グ78の内と外とを連通させている。一方、固定子枠72には、回転子84の回 転中心から上半分に、かつ固定子82の両側に分かれて、流入孔94よりも下流 側で、複数の流出孔96が、径方向に向かって開口形成されている。
【0032】 電動機70が運転されて、液圧ポンプ34が駆動されると、前述した実施例と 同様に、作動液が還流される。そして、流れ内の電動機70には、流入孔94か ら作動液がケーシング78内に導かれ、回転子84による遠心力の作用を受け、 回転中心から外に向かって流れる。また、この作動液は、流入孔94から下流側 に流れて、流出孔96からケーシング78外に導かれ、流出孔96から流れに導 き出され、固定子枠72の外周に沿って、その軸方向に流れている流れ内に円滑 に流れ込む。
【0033】 また、回転子84と固定子82との間の隙間を通り、ポンプ側軸受枠74側の 流出孔96からも、流れに導き出され、固定子枠72の外周に沿って、その軸方 向に流れている流れ内に円滑に流れ込む。
【0034】 このように、前述した実施例と同様に、作動液は、上流に向かって開口した流 入孔94からケーシング78内に導かれると共に、回転子84の回転中心近傍か らケーシング78内に導かれる。そして、回転子78の遠心力の作用を受けた作 動液が、回転中心から外に向かって流れ、流出孔96から流れに導かれる。こう した流れがケーシング78内に形成されるので、作動液は、流入孔94から流出 孔96に円滑に導かれ、また、流出孔96からは、固定子枠72の外周に沿った 流れに導き出されるので、流れ内に円滑に流れ込む。
【0035】 よって、還流される作動液中の不純物は、タンク1の底板2に沈澱し、液圧ポ ンプ34に供給されたりすることがない。また、固定子枠72に流出孔94に形 成することにより、小型の電動機70にも容易に適用することができる。
【0036】 このように、流出孔66は、ポンプ側軸受枠46に形成する場合に限らず、流 出孔96は、固定子枠72に形成しても同様に実施でき、流出孔66,96から 導き出される作動液が、固定子枠72の外周に沿って流れている流れを乱さない ように形成すればよい。
【0037】 以上本考案はこの様な実施例に何等限定されるものではなく、本考案の要旨を 逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得る。
【0038】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案の液圧源装置は、作動液が、上流に向かって開口し た流入孔からケーシング内に導かれると共に、回転子の回転中心近傍からケーシ ング内に導かれる。そして、回転子の遠心力の作用を受けた作動液が、回転中心 から外に向かって流れ、流出孔に円滑に導かれ、また、流出孔から、流れに円滑 に導き出される。よって、作動液が乱流や渦によって乱されることがなく、作動 液中の不純物は、タンクの底板に沈澱し、不純物が、液圧アクチュエータ等に供 給されたり、白濁したりして、作動不良や故障を招くことがないという効果を奏 する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例としての液圧源装置の断面図
である。
【図2】図1のAA断面図である。
【図3】本実施例の電動機の拡大一部断面図である。
【図4】第2実施例の電動機の拡大一部断面図である。
【符号の説明】
1…タンク 18…戻り路部材 32,
70…電動機 34,108…液圧ポンプ 34a
…吸入部 50,78…ケーシング 54,
82,104…固定子 56…流通孔 58,84,106…回転子 64,94,110…流入孔 66,
96,112…流出孔
フロントページの続き (72)考案者 向井 哲一 愛知県岡崎市六名2−4−1 (72)考案者 石原 孝行 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)考案者 大橋 俊二 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動液を貯蔵するタンクと、電動機によ
    り駆動される液圧ポンプとを備え、前記液圧ポンプによ
    り吐出されて前記タンクへ還流する前記作動液を流す戻
    し路部材から、前記液圧ポンプの吸入部への前記作動液
    の流れが前記タンク内に形成される液圧源装置におい
    て、前記タンク内に、前記電動機と前記液圧ポンプと
    を、前記作動液中に浸漬すると共に、前記電動機を前記
    流れ内に前記流れに沿って配置し、かつ、前記電動機の
    ケーシング内に前記作動液を導き、該ケーシング内の固
    定子と回転子とを前記作動液に浸漬させる流入孔を、前
    記回転子の回転中心の近傍の前記ケーシングに、上流側
    に向かって開口形成すると共に、該流入孔から流入し、
    前記回転子の遠心力による作用を受けた前記作動液を、
    前記ケーシング外の前記流れに、円滑に導き出す流出孔
    を、前記流入孔より下流側の前記ケーシングに開口形成
    したことを特徴とする液圧源装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH029987A (ja) * 1988-06-28 1990-01-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 密閉形電動気体圧縮機
JPH0318582A (ja) * 1989-06-13 1991-01-28 Mitsubishi Electric Corp 油圧エレベータの油圧パワーユニット

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