JPH04124254U - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH04124254U
JPH04124254U JP2805691U JP2805691U JPH04124254U JP H04124254 U JPH04124254 U JP H04124254U JP 2805691 U JP2805691 U JP 2805691U JP 2805691 U JP2805691 U JP 2805691U JP H04124254 U JPH04124254 U JP H04124254U
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Application number
JP2805691U
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Inventor
英治 柴田
Original Assignee
ブラザー工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受像紙に対し、欠陥の無い画像を形成できる
画像形成装置を提供することである。 【構成】 顕色剤トナー側から上加熱ローラ61が、受
像紙側からは下加熱ローラ64により加熱され、顕色剤
トナー37は温度上昇によって軟化する。ここで顕色剤
トナー側の上加熱ローラ61の設定温度よりも受像紙側
の下加熱ローラ64の設定温度が高いために、顕色剤ト
ナー37は受像紙22の内部に浸透し、顕色剤トナー3
7が熱定着される

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、カラー画像形成装置に関する。詳しくは、染料前駆体を内包するマ イクロカプセルが塗布されたマイクロカプセル紙を用いる画像形成装置に関する 。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像形成装置の一つとして、感光感圧媒体であるマイクロカプセル紙を 用いる次のようなカラー複写装置が案出されている。この装置においては、まず 原稿に対応した潜像が、マイクロカプセル紙に形成される。つぎに、粒子状の顕 色剤が、マイクロカプセル紙、あるいは普通紙である受像紙に塗布される。そし て、マイクロカプセル紙と受像紙が、重ね合わされる。このとき、顕色剤は、マ イクロカプセル紙と受像紙の中間にある。この重ね合わされたマイクロカプセル 紙と、受像紙は、加圧ローラーなどによって加圧される。そして、マイクロカプ セル紙と受像紙が分離されると、受像紙に画像が形成される。さらに、画像を受 像紙により強く定着させ、かつ、発色を促進させるために、受像紙は、熱定着機 によって加熱される。このようにして、受像紙に画像が定着される。
【0003】 この装置において、マイクロカプセル紙あるいは受像紙に、顕色剤を塗布する 方法は、次の通りである。まず、顕色剤を主成分とする顕色剤トナーが、ローラ ー等の顕色剤担持体に、担持される。このとき、顕色剤トナーは帯電している。 また、この顕色剤担持体と、マイクロカプセル紙あるいは受像紙との間には、電 界が、形成されている。帯電した顕色剤トナーは、この電界によって静電気力を 受け、そして、マイクロカプセル紙あるいは受像紙に向けて飛翔する。この結果 、顕色剤が、塗布されるのである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記画像形成装置に於いては、受像紙に形成された画像に欠陥 が生じていた。すなわち、受像紙の画像部分の一部において、画像が欠落し、受 像紙の生地が露出していた。この欠陥は、熱定着の際、熱定着ベルトと受像紙が 分離されるときに、発色した顕色剤トナーすべてが受像紙に付着するのではなく 、一部が、熱定着ベルトに付着するために生じていた。
【0005】 本考案は、先に述べた問題点を解決するためになされたものであり、その目的 は、受像紙に対し、欠陥の無い画像を形成できる画像形成装置を提供することで ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本考案の画像形成装置においては、感光感圧媒体 に潜像を形成する露光手段と、感光感圧媒体あるいは受像紙に対し顕色剤トナー を塗布する手段と、感光感圧媒体と顕色剤トナーと受像紙を重ね合わせて加圧す る現像手段と、画像を受像紙に定着させるための熱定着手段を有する画像形成装 置に於て、熱定着の際、顕色剤トナー側と受像紙側の両方から加熱するための加 熱手段を有する。
【0007】 更に、顕色剤トナー側の加熱手段の設定温度より受像紙側の加熱手段の設定温 度をより高くしたことを特徴とする。
【0008】
【作用】
上記の構成を有する本考案の画像形成装置においては、受像紙側の加熱手段に よって、受像紙が加熱され、温度が上昇する。顕色剤トナー側の加熱手段によっ て顕色剤トナーの温度も上昇する。顕色剤トナーは温度上昇によって軟化する。 ここで顕色剤トナー側の加熱手段の設定温度よりも受像紙側の設定温度が高いた めに、顕色剤トナーは受像紙の内部に浸透する。この後、熱定着ベルトと受像紙 が分離されると、顕色剤トナーが受像紙に浸透しているため、熱定着ベルトに顕 色剤トナーが付着することはない。すなわち、受像紙には、欠落が無い画像が形 成される。
【0009】
【実施例】
以下、本考案を具体化した一実施例を、図面を参照して説明する。
【0010】 図1には、受像紙に対し、顕色剤トナーを塗布する方式の画像形成装置40が 示されている。画像形成装置40のケーシング46の内部には、露光ユニット4 1と、顕色剤塗布ユニット1と、圧力現像ユニット47と、熱定着ユニット49 が設けられている。
【0011】 この露光ユニット41はハロゲンランプ50と、色分解フィルタ51と、原稿 台52から構成されている。ここで、色分解フィルタ51は、ハロゲンランプ5 0の下方に設けられ、3原色に対応して回転するように構成されている。また、 色分解フィルタ51の下方には、原稿を支持する原稿台52が配置されている。
【0012】 顕色剤塗布ユニット1は、最終的に画像が形成される受像紙22に、顕色剤ト ナー37を塗布する目的のために、設けられている。この顕色剤塗布ユニット1 は、担持ローラー31と搬送ベルト24と電極ローラー21と電源Eから構成さ れている。担持ローラー31は、貯蔵された顕色剤トナー37を担持し搬送する ために、設けられている。電極ローラー21には、搬送ベルト24が、巻き付い ているので、受像紙22が、電極ローラー21と搬送ベルト24によって搬送さ れる。電極ローラー21は、金属で構成されており、かつ電源Eが接続されてい る。また、担持ローラー31は、接地されている。このため、担持ローラー31 と電極ローラー21の間の空間、すなわち転写領域34には、電界が発生してい る。電源Eは、具体的には+1kVの電圧を、発生するように構成されている。
【0013】 圧力現像ユニット47は、マイクロカプセル紙と受像紙22を加圧するために 設けられ、一対の加圧ローラー55a、55bから構成されている。
【0014】 熱定着ユニット49は、顕色剤トナーの発色と受像紙22への定着のために設 けられており、上加熱ローラ61と、分離ローラ63とこれらに架けられた熱定 着ベルト62と、上加熱ローラ61に圧接する下加熱ローラ64からなる。そし て、上加熱ローラ61の設定温度よりも下加熱ローラ64の設定温度が高く設定 されている。
【0015】 本装置の動作を説明する。
【0016】 まず、受像紙22が、受像紙カセット13の上部開口部から、送りローラ14 によって取り出される。つぎに、受像紙22は、挿入口11を通って、顕色剤塗 布ユニット1の内部に挿入される。電極ローラ21と搬送ローラ23が回転し、 搬送ベルト24が駆動される。受像紙22は、搬送ベルト24によって、転写領 域34まで搬送される。
【0017】 一方、顕色剤トナー37が、担持ローラー31によって、転写領域34まで搬 送される。前述のように、転写領域34には、電界が発生している。転写領域3 4において、担持ローラー31に担持された顕色剤トナー37は、前記電界によ って、静電気力を受ける。本実施例においては、顕色剤トナー37は、負極性に 帯電している。このため、顕色剤トナー37は、電極ローラー21から静電引力 を受ける。このような方法で顕色剤トナー37が受像紙22に塗布される。顕色 剤トナー37が塗布された受像紙22は、排出口12を通って、顕色剤塗布ユニ ット1の外部へ出される。さらに受像紙22は、ガイドローラー54にしたがっ て、圧力現像ユニット47まで搬送される。
【0018】 一方、マイクロカプセル紙44は、給紙ロール42と巻取りロール43の間を 走行するように構成されている。まず、マイクロカプセル紙は、給紙ロール42 から解かれて、露光ユニット41へ送られる。次に、マイクロカプセル紙44は 、ガイドローラー53の動作に従って、原稿台52の下部まで搬送される。つぎ に、ハロゲンランプ50が点灯する。ハロゲンランプの光は、色分解フィルタ5 1と原稿を透過する。原稿を透過した光は、原稿台の下部にあるマイクロカプセ ル紙に到達する。
【0019】 マイクロカプセル紙のカプセルは、光に反応して硬化する性質がある。このた め、原稿45に対応した潜像が、マイクロカプセル紙44に形成される。潜像が 形成されたマイクロカプセル紙44は、ガイドローラー53によって、圧力現像 ユニット47に向けて搬送される。圧力現像ユニット47の内部において、マイ クロカプセル紙44と受像紙22が、重ね合わされる。このとき、マイクロカプ セル紙44の潜像が形成された面と、受像紙22の顕色剤塗布面は、互いに接触 している。次に、一対の加圧ローラー55a、55bが回転し、マイクロカプセ ル紙44と受像紙22は、加圧される。このため、硬化していないカプセルは、 破壊される。破壊されたカプセルにおいて、内部の染料が流出する。この染料が 、受像紙22の顕色剤トナー37と、反応し発色する。
【0020】 圧力現像後に受像紙22とマイクロカプセル紙44は分離される。受像紙22 は、ガイドローラー56によって熱定着ユニット49の下部へ搬送される。熱定 着ユニット49によって、受像紙22が加熱されるので、画像が受像紙22に定 着される。
【0021】 この時、顕色剤トナー側から上加熱ローラ61が、受像紙側からは下加熱ロー ラ64により加熱され、顕色剤トナー37は温度上昇によって軟化する。ここで 顕色剤トナー側の上加熱ローラ61の設定温度よりも受像紙側の下加熱ローラ6 4の設定温度が高いために、顕色剤トナー37は受像紙22の内部に浸透する。 この後、熱定着ベルトと受像紙22が分離されると、顕色剤トナー37が受像紙 22に浸透しているため、熱定着ベルト62に顕色剤トナー37が付着すること はない。
【0022】 このようにして、受像紙22に欠陥のない画像が形成される。
【0023】 画像が熱定着された受像紙22は、ガイドローラー57にしたがって、画像形 成装置40の外部へ出力される。一方マイクロカプセル紙44は、巻取りロール 43によって巻取られる。
【0024】
【考案の効果】
以上詳述したことから明らかなように、本考案によれば、受像紙に欠陥のない 画像を形成することができる画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を具体化した実施例を示す図である。
【符号の説明】
37 顕色剤トナー 22 受像紙 44 マイクロカプセル紙 49 熱定着ユニット 61 上加熱ローラ 64 下加熱ローラ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光感圧媒体に潜像を形成する露光手段
    と、感光感圧媒体あるいは受像紙に対し顕色剤トナーを
    塗布する手段と、感光感圧媒体と顕色剤トナーと受像紙
    を重ね合わせて加圧する現像手段と、画像を受像紙に定
    着させるための熱定着手段を有する画像形成装置に於
    て、熱定着の際、顕色剤トナー側と受像紙側の両方から
    加熱するための加熱手段を有することを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 顕色剤トナー側の加熱手段の設定温度よ
    り受像紙側の加熱手段の設定温度をより高くしたことを
    特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
JP2805691U 1991-04-23 1991-04-23 画像形成装置 Pending JPH04124254U (ja)

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JP2805691U JPH04124254U (ja) 1991-04-23 1991-04-23 画像形成装置

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JP2805691U JPH04124254U (ja) 1991-04-23 1991-04-23 画像形成装置

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JP2805691U Pending JPH04124254U (ja) 1991-04-23 1991-04-23 画像形成装置

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