JPH03197941A - 画像形成方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は画像情報に基き潜像が形成された感光感圧媒体
と、顕色剤と、支持体を重ね合わせて加圧し、前記支持
体に画像を形成する画像形成方法に関する。

［従来技術］ 従来、画像形成方法として、染料前駆物質が封入され、
光に反応して機械的強度が変化するマイクロカプセルを
担持してなり、画像情報に基づいて露光されるマイクロ
カプセル紙と、表面に顕色剤を塗布した普通紙等の支持
体とを密着させるか、あるいは前記マイクロカプセル紙
の露光された面に顕色剤を塗布し、普通紙等の支持体と
密着させて、ローラ等の加圧手段により加圧し、前記マ
イクロカプセル紙上の機械的強度の低い方のマイクロカ
プセルを圧力現像によって破壊し、この破壊により流出
した染料前駆対物質と顕色剤とを祝応させて、前記支持
体に画像を形成するものが提案されている。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながらこの現像方法においては、ローラの加圧力
により現像後の支持体及びマイクロカプセル紙にしわが
生じ易く、このしわにより画像が乱れるという問題が生
じていた。

本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、支持体やマイクロカプセル紙等の感光感圧媒
体のしわの発生を防止し、品質のよい画像を得ることが
可能な画像形成方法を提案することを目的としている。

［課題を解決するための手段］ この目的を達成するために本発明の画像形成方法では、
画像情報に基き潜像が形成された感光感圧媒体の感光面
側、あるいは支持体に顕色剤を塗布し、前記感光感圧媒
体と前記支持体を顕色剤を介して重ね合わせると共に前
記感光感圧媒体の裏面には圧力緩衝体を重ね合わせ、一
対の加圧ローラ間に通ずることにより前記支持体面に画
像を形成するようにしている。

［実施例コ 以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して説
明する。

尚、本実施例では支持体に対し顕色剤を塗布する方式に
ついて説明する。図面は本考案の画像形成方法を用いた
画像記録装置４０を示している。

画像記録装置４０のケーシング４６の内部には露光装置
４１と、支持体に顕色剤を塗布する顕色剤塗布装置１と
、圧力現像装置４７が設けられている。

この露光装置４１は）１０ゲンランブ５０と、このハロ
ゲンランプ５０の下方に設けられ回転する３原色用の色
分解フィルタ５１と、色分解フィルタ５１の下方に設け
られた原稿台５２とから構成されている。また顕色剤塗
布装置１は顕色剤３７を担持する顕色剤担持ローラ３１
と、顕色剤が塗布される支持体２２を搬送するための搬
送ベルト２４と、支持体２２と顕色剤担持ローラー３１
との間に電界を発生させるための電極ローラ２１とから
構成されている。また圧力現像装置４７には、一対の加
圧ローラ５５が設けられ、一対の加圧ローラ５５の間に
は、ゴムからなるエンドレスベルト５８がテンションロ
ーラ５９を介して設けられている。

次に作用を説明する。

支持体２２は支持体力セ・ソト１３の上部開口部から送
りローラ１４によって、画像記録装置４０の略中央部に
設けられた顕色剤塗布装置１内に挿入口１１を通って挿
入され、電極ローラ２１と搬送ローラ２３の回転により
、搬送ベルト２４によって転写領域３４に搬送される。

電極ローラ２１は金属で形成されており、直流電源Ｅに
よって高電圧が印加されており、このため転写領域３４
には電界が発生している。松露状になって転写領域３４
まで搬送された顕色剤は、転写領域３４に発生している
電界に従って電極ローラ２１の方向に静電引力により引
きつけられ、支持体２２に塗布される。このようにして
顕色剤の塗布された支持体２２は、排出口１２より装置
１から取り出され、ガイドローラ５４にしたがって圧力
現像装置４７へと送られる。

一方、マイクロカプセル紙４４は給紙ロール４２と巻取
りロール４３間を走行するように構成されており、ます
給紙ロール４２から解かれて露光装置４１へ送られる。

ガイドローラ５３の動作に従い原稿台５２の下部まで搬
送されたマイクロカプセル紙４４は、ハロゲンランプ５
０と色分解フィルタ５１により露光され、原稿４５に対
応した潜像が形成され、さらにガイドローラ５３によっ
て圧力現像装置４７へ供給される。圧力現像装置４７の
内部では、エンドレスベルト５８およびマイクロカプセ
ル紙４４および支持体２２が、この順に重ね合わされ、
一対の加圧ローラ５５の間に供給され、かつ加圧され、
支持体２２に画像が現像される。このときマイクロカプ
セル紙４４のカプセル担持面の反対の面には、圧力緩衝
体としてのエンドレスベルト５８が接しており、加圧ロ
ーラ５５の回転にしたがってエンドレスベルト５８が駆
動される。

この後、支持体２２は熱定着装置４９によって定着作用
が行なわれ、さらにガイドローラ５７を通過して外部に
排出される。また圧力現像装置４７を通過したマイクロ
カプセル紙４４は、巻取りロール４３によって巻取られ
る。

以上、詳述したことより明らかなように本実施例の画像
記録装置４０では潜像が形成されたマイクロカプセル紙
４４の感光面側に、顕色剤が塗布された支持体２２を重
ね合わせると共に、マイクロカプセル紙の裏面にはエン
ドレスベルト５８を重ね合わせ、一対の加圧ローラ５５
間に通することにより支持体２２に画像を形成するよう
にしたので、エンドレスベルト５８が加圧ローラ５５か
らマイクロカプセル紙４４に印加される加圧力の緩衝作
用をなし、支持体２２やマイクロカプセル紙４４のしわ
の発生が防止され、品質のよい画像を得ることが可能と
なる。

尚、本実施例は本発明を支持体に対し顕色剤を塗布する
方式に適用したものであるが、マイクロカプセル紙を露
光した後、顕色剤を塗布し、これと支持体を重ね合わせ
圧力現像する方法にも全（同様に適用できる。

［発明の効果］ 以上、詳述したことより明らかなように本発明の画像形
成方法においては、画像情報に基き潜像が形成された感
光感圧媒体の感光面側と、支持体とを顕色剤を介して重
ね合わせると共に前記感光感圧媒体の裏面には圧力緩衝
体を重ね合わせ、−対の加圧ローラ間に通ずることによ
り支持体に画像を形成するようにしたので、支持体やマ
イクロカプセル紙等の感光感圧媒体のしわの発生が防止
され品質のよい画像を得ることが可能になる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明を具体化した画像記録装置の概略を示す構
成図である。 図中、２２は支持体、４４はマイクロカプセル紙、５８
はエンドレスベルトである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、画像情報に基き潜像が形成された感光感圧媒体の感
   光面側と、支持体とを顕色剤を介して重ね合わせると共
   に、前記感光感圧媒体の裏面には圧力緩衝体を重ね合わ
   せ、一対の加圧ローラ間に通することにより前記支持体
   面に画像を形成するようにしたことを特徴とする画像形
   成方法。