JPH041238B2 - - Google Patents

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JPH041238B2
JPH041238B2 JP63110911A JP11091188A JPH041238B2 JP H041238 B2 JPH041238 B2 JP H041238B2 JP 63110911 A JP63110911 A JP 63110911A JP 11091188 A JP11091188 A JP 11091188A JP H041238 B2 JPH041238 B2 JP H041238B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical
joint
cap body
cap
corrugated
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP63110911A
Other languages
English (en)
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JPH01283495A (ja
Inventor
Yasuhiro Jitsuhara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainippon Plastics Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Plastics Co Ltd
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Application filed by Dainippon Plastics Co Ltd filed Critical Dainippon Plastics Co Ltd
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この発明はコルゲート管の結合構造に関し、具
体的には、例えば排水管、通信ケーブルの配設管
などのコルゲート管を土中にて簡便に結合しうる
コルゲート管の結合構造に関する。
(ロ) 従来の技術 コルゲート管の結合構造例としては例えば次の
ような管継手の使用が挙げられる。
すなわち、その管継手は、矩形胴板を弧状に折
り曲げ対向部にそれぞれ折曲片を形成して、それ
らの折曲片をボルトナツトにて締結し、それによ
つて胴板を突き合わせ状態にある1対のコルゲー
ト管の両部分にまたがつて、それぞれ胴巻きし、
両コルゲート管を密封継合する。
なお、各コルゲート管と胴板との間には、通常
シール材(リング状パツキング)がそれぞれ介在
され、両コルゲート管の密封継合度を高めてい
る。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 通常排水管は、土中に埋設する現場で結合され
なければならない。従つて上記管継手をその排水
管の結合に用いる場合は、現場で矩形胴板をコル
ゲート管に対応させボルトとナツトを装着して締
結させる必要がある。この現場での作業はきわめ
て難しい。
(ニ) 課題を解決するための手段及びその作用 この発明は()略円筒状で、少なくともその
表面に螺旋状の凹溝を有する2つのコルゲート
管、()これらのコルゲート管の結合側端部分
にそれぞれ密接して被せられる筒状部と、これら
の筒状部の周端縁から向心方向に延び対応するコ
ルゲート管の周端に当接するフランジ部と、それ
らの筒状部の内壁からそれぞれ1体又は別体に突
出し対応するコルゲート管の凹溝を仕切る仕切片
とからなり、各筒状部がその周端縁と対応する仕
切片との間の位置に通孔を有してなる2つのキヤ
ツプ体、()一方のキヤツプ体から一体で同軸
に延びる1つの筒状結合体、及び他方のキヤツプ
から一体で同軸に延び上記結合体に液密的に嵌合
するもう1つの筒状結合体、及び()上記2つ
のキヤツプ体の通孔から原液状態で注入され、注
入後発泡固化して各コルゲート管と対応するキヤ
ツプ体とを両筒状結合体を嵌合する前に、予め一
体固着する発泡合成樹脂層からなるコルゲート管
の結合構造である。
すなわち、この発明は、両コルゲート管の結合
側端部分にそれぞれ特定のキヤツプ体を予め固着
し、それらのキヤツプ体同志を嵌合させるだけで
両コルゲート管を結合できるように構成すること
によつて、作業現場では単にキヤツプ体同志の嵌
合作業だけにすることができる。
更にこの発明は、コルゲート管と上記キヤツプ
体とが、コルゲート管とキヤツプ体との間の隙間
に発泡原液を注入し、発泡固化させて固着される
ので、簡便にして強固な結合が可能となると共に
コルゲート管とキヤツプ体との間のシールをも併
せて行うことができる。
この発明において仕切片は、キヤツプ体の筒状
部内壁から1体又は別体突出して形成されるが、
逆にコルゲート管側から1体又は別体に突出して
形成することもできる。
この発明において筒状結合体同士の液密的な嵌
合は、硬質のキヤツプ体に対して結合体の一部又
は全部を軟質(3単性)材にして行う嵌合でもよ
く、もちろん実施例のごとく1つ又は複数のパツ
キングを両結合体の間に介在させるものでもよ
い。
(ホ) 実施例 以下、図に示す実施例に基づいてこの発明を詳
述する。なお、これによつてこの発明が限定され
るものではない。
まず1〜2図において、コルゲート管の結合構
造1は、2つのコルゲート管P1,P2と、これら
のコルゲート管の結合側端部分に装着されるキヤ
ツプ体2,3と、これらのキヤツプ体とコルゲー
ト管P1,P2とをそれぞれ予め固着させる発泡合
成樹脂層4,5と、両キヤツプ体2,3からそれ
ぞれ一体に延び、両キヤツプ体2,3を結合する
筒状結合体6,7とから主として構成される。
コルゲート管P1,P2はいずれも略円筒状で、
その表面に螺旋状の凹溝8,9[又は螺旋状の凸
状10,11]を有する。
上記キヤツプ体2は、第3〜7図、特に第4〜
5図において、コルゲート管P1の結合側端部分
に密接して被せられる筒状部12と、この筒上部
の周端縁から向心方向の延びコルゲート管P1
周端に当接するフランジ部13と、筒状部12の
内壁側から別体に突出しコルゲート管の凹溝8に
嵌合して仕切る仕切片(又はストツパ)14とか
らなる。そして突状部12は、その周端縁と仕切
片14との間でしかも上位の位置に発泡原液注入
用通孔15を有している。なお、キヤツプ体3は
以上のキヤツプ体2とほぼ同様の構成であるので
説明を省略する。
次に両キヤツプ体2,3には、上記筒状結合体
6,7がそれぞれ一体形成されている。
すなわち、筒状結合体6は、キヤツプ体2から
一体同軸に伸びる円筒部分30とこの円筒部分の
先端周縁から向心方向に折曲する小フランジ部分
31とからなり、上記フランジ部13とこれらの
円筒部分30と小フランジ部分31とで形成され
る凹所に鈎状断面のネオプレンゴム製輪状パツキ
ング32を嵌入している。一方筒状結合体7は、
キヤツプ体3のフランジ部33の内周端縁から一
体同軸に延びる円筒部分34と、この円筒部分の
先端縁から断面で外向へ、そして傾斜して内向へ
向かう屈曲部分35とからなり、フランジ部33
と円筒部分34と屈曲部分35とで形成される凹
所に薄いネオプレンゴム製輪状パツキング36を
嵌入し敷きつめている。
以上のごとく一体に形成されたキヤツプ体2と
筒状結合体6は、第7図のごとく、16と下部1
7とに分割されていて、その分割部分の対向折曲
片18,19・20,21を補強板22,23・
24,25を介してボルト26,27で締め付け
て1つの筒状部(体)にしている。キヤツプ体3
と筒状結合体7についても同様である。なお、上
記仕切片14はその対向曲片18,19の間の挾
持されている。28,29……は筒状部12の裏
面にコルゲート管P1を胴巻きするごとく輪状に
等間隔に形成された輪状凸状である(第4図参
照)。
かくして第1〜2図のごとくコルゲート管P1
の結合側端部分に、キヤツプ体2の上・下部1
6・17を上下から被せ、仕切片14をコルゲー
ト管P1の所定の凹溝8を仕切るよう位置決めし
て挟持する。つまりキヤツプ体2の対向折曲片1
8,19を、仕切片14を介してボルト26締め
する。
次いで通孔15からポリウレタン樹脂よりなる
発泡原液を注入し、コルゲート管P1の螺旋状の
凹溝8と、キヤツプ体2の筒状部12及びフラン
ジ部13と、仕切片14とで形成される空所(キ
ヤビテイ)内で発泡固化させ、発泡合成樹脂層4
を形成する。もちろんこの発泡合成樹脂層4によ
つてキヤツプ体2とコルゲート管P1とが一体に
結合されると共にコルゲート管P1内と外部との
シール性を高める。なお、発泡合成樹脂層4を形
成する前には、仕切片14はコルゲート管P1
らキヤツプ体2が抜けるのを防止しているが、使
用状態でのコルゲート管P1とキヤツプ体2との
相対移動を実質的に阻止しているのは、コルゲー
ト管P1の凹溝8に侵入した発泡合成樹脂層であ
り、更に言えばキヤツプ体2の裏面に胴巻き状に
形成された多数の輪状凸条28,29……の間に
侵入した発泡合成樹脂層である。
以上のごとく、一方のコルゲート管P1とキヤ
ツプ体2とが発泡合成樹脂層4によつて一体化さ
れるが、他方のコルゲート管P2とキヤツプ体3
との一体化についてもほぼ同様であるので説明を
省略する このように予め筒状結合体6,7及びキヤツプ
体2,3と、コルゲート管P1,P2とをそれぞれ
一体化した状態で土中の埋設現場に持ち込み、両
筒状結合体6,7を同軸方向に近接させるだけで
係合でき、それによつて両コルゲート管P1,P2
を結合(継合)できる。つまり、一方の筒状結合
体P1に装着した輪状パツキング32の鈎状部が
他方の筒状結合体7の屈曲部分35を変形によつ
て乗り越え輪状パツキング36を圧接状態で密接
し、両コルゲート管P1,P2を液密的に結合する。
(ヘ) 発明の効果 この発明によれば、予め両コルゲート管の結合
側端部分にそれぞれ特定のキヤツプ体を固着し、
作業現場では単にキヤツプ体に一体に形成した筒
状結合体同志の係合のみで両コルゲート管を結合
できる。またこの発明によれば、コルゲート管に
対する上記キヤツプ体の固着を両者の間隙に発泡
原液を注入することによつて行うので、固着が強
固であると共に高いシール効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す水平断面説
明図、第2図はその実施例の正面図、第3図はそ
のキヤツプ体と筒状結合体の分解正面図、第4図
は第3図のA−A拡大断面図、第5図は第4図の
D−D拡大端面図、第6図は第3図のC−C矢視
図、第7図は第3図のB−B拡大断面図である。 1……コルゲート管の結合構造、2,3……キ
ヤツプ体、4,5……発泡合成樹脂層、6,7…
…筒状結合体、8,9……凹溝、12……筒状
部、13……フランジ部、14……仕切片、15
……通孔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 () 略円筒状で、少なくともその表面に
    螺旋状の凹溝を有する2つのコルゲート管、 () これらのコルゲート管の結合側端部分に
    それぞれ密接して被せられる筒状部と、これら
    の筒状部の周端縁から向心方向に延び対応する
    コルゲート管の周端に当接するフランジ部と、
    それらの筒状部の内壁からそれぞれ1体又は別
    体に突出し対応するコルゲート管の凹溝を仕切
    る仕切片とからなり、各筒状部がその周端縁と
    対応する仕切片との間の位置に通孔を有してな
    る2つのキヤツプ体、 () 一方のキヤツプ体から一体で同軸に延び
    る1つの筒状結合体、及び他方のキヤツプ体か
    ら一体で同軸に延び上記結合体に液密的に嵌合
    するもう1つの筒状結合体、及び () 上記2つのキヤツプ体の通孔から原液状
    態で注入され、注入後発泡固化して各コルゲー
    ト管と対応するキヤツプ体とを両筒状結合体を
    嵌合する前に、予め一体固着する発泡合成樹脂
    層 からなるコルゲート管の結合構造。
JP63110911A 1988-05-06 1988-05-06 コルゲート管の結合構造 Granted JPH01283495A (ja)

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JPH089507Y2 (ja) * 1989-11-15 1996-03-21 史朗 金尾 螺旋波形管用の管継手
US6581984B1 (en) * 1999-09-27 2003-06-24 Seongho Csp, Ltd. Corrugated spiral pipe with a coupling device and method for installing the same
JP4659255B2 (ja) * 2001-04-11 2011-03-30 カナフレックスコーポレーション株式会社 管接続用継手
KR100520689B1 (ko) * 2005-06-10 2005-10-11 일우산업 주식회사 합성수지 관체의 플랜지 연결구조

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