JPH04123883U - 自動車のラゲージドアの開閉装置 - Google Patents
自動車のラゲージドアの開閉装置Info
- Publication number
- JPH04123883U JPH04123883U JP3891591U JP3891591U JPH04123883U JP H04123883 U JPH04123883 U JP H04123883U JP 3891591 U JP3891591 U JP 3891591U JP 3891591 U JP3891591 U JP 3891591U JP H04123883 U JPH04123883 U JP H04123883U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- luggage
- luggage door
- door
- pair
- shoes
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- Pending
Links
- 239000011521 glass Substances 0.000 abstract description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Superstructure Of Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車のラゲージドアを曲進移動動作によっ
て開閉する。 【構成】 自動車のリヤボディ1にはガラス板で形成さ
れたラゲージドア3の両側縁3aの後端に取付けた左右
1対のリヤシュー4を案内する左右1対の第1ガイドレ
ール10と、ラゲージドア3の両側縁3aの前端に取付
けた左右1対のフロントシュ−5を案内する左右1対の
第2ガイドレール11とを取付け、ラゲージドア3の開
閉時にラゲージドア3をラゲージルーム2の開口部2a
上からルーフ13上へ曲進移動させてルーフ13上に格
納し、また、ルーフ13上からラゲージルーム2の開口
部2a上へ曲進移動させてラゲージルーム2を全閉す
る。
て開閉する。 【構成】 自動車のリヤボディ1にはガラス板で形成さ
れたラゲージドア3の両側縁3aの後端に取付けた左右
1対のリヤシュー4を案内する左右1対の第1ガイドレ
ール10と、ラゲージドア3の両側縁3aの前端に取付
けた左右1対のフロントシュ−5を案内する左右1対の
第2ガイドレール11とを取付け、ラゲージドア3の開
閉時にラゲージドア3をラゲージルーム2の開口部2a
上からルーフ13上へ曲進移動させてルーフ13上に格
納し、また、ルーフ13上からラゲージルーム2の開口
部2a上へ曲進移動させてラゲージルーム2を全閉す
る。
Description
【0001】
この考案は自動車のラゲージドアの開閉装置に関する。
【0002】
従来の自動車ではヒンジ機構やリンク機構によって回動可能に支持されたラゲ
ージドアを起立および横倒させてラゲージルームを全開および全閉していた。
【0003】
従来のラゲージドアではラゲージドアを開いて起立させたときにラゲージドア
によって後方の視界がさえぎられるので、ラゲージドアを開いた状態での自動車
の走行が不可となっていた。
本考案はラゲージドアが視界をさえぎらないようにしてラゲージドアを開くこ
とが可能となり、また、ラゲージルーム内の荷物の積載状態に合わせてラゲージ
ドアが開くようにすることを課題とするものである。
【0004】
本考案の自動車のラゲージドアの開閉装置はラゲージドアの両側縁の後端付近
にそれぞれ取付けられた両リヤシユーを案内するために並設された左右1対の第
1ガイドレールと、ラゲージドアの両側縁の前端付近にそれぞれ取付けられた両
フロントシユーを案内するために並設された左右1対の第2ガイドレールとをリ
ヤボディに取付けてこの2対のガイドレールを、ラゲージドアがラッゲージルー
ムの開口部上とルーフ上との間を曲進移動するようにそれぞれ形成した構成を有
する。
【0005】
ラゲージドアを開閉するに際し、ラゲージドアの両側縁の後端付近および前端
付近にそれぞれ取付けた両リヤシユーおよび両フロントシユーをリヤボディに取
付けた左右1対の第1ガイドレールおよび左右1対の第2ガイドレールによって
それぞれ案内し、ラゲージドアをラゲージルームの開口部上からルーフ上へ曲進
移動させてルーフ上に格納し、また、ラゲージドアをルーフ上からラゲージルー
ムの開口部上へ曲進移動させてラゲージルームを全閉する。
【0006】
本考案は前記したように構成してあるので、ラゲージドアを的確かつ円滑に曲
進移動させて開閉することができ、ラゲージドアを開いたときにはラゲージドア
がルーフ上に格納されるので、自動車の走行時に開いたラゲージドアによって後
方の視界がさえぎられる不都合を解消することができ、ラゲージドアを開いた状
態での走行が可能となる効果がある。
また、ラゲージドアをその移動ストロークの任意の位置で静止させることがで
きるので、ラゲージルーム内に積載する荷物の大小や多少に応じてラゲージドア
の開度を調整することができる。
【0007】
次に、本考案の一実施例を図面にしたがって説明する。
自動車のリヤボディ1に形成されて荷物が積載される上方開放のラゲージルー
ム2の開口部2a上に設置されてラゲージルーム2を覆蓋するラゲージドア3は
方形状のガラス板によって透明に形成され、このラゲージドア3の下面にはその
両側縁3aの後端にそれぞれ配設された左右1対のリヤシユー4と、両側縁3a
の前端にそれぞれ配設された左右1対のフロントシユー5とがそれぞれ取付けら
れている。
【0008】
両リヤシユー4には後下方へ延出された連結片6がそれぞれ固定され、この連
結片6には、モータ14によって駆動されて遠隔操作によって繰り出しおよび引
き戻し制御される可撓性のケーブル7の先端が繋止され、ケーブル7の繰り出し
および引き戻し動作によって両リヤシユー4およびラゲージドア3が前後方向へ
押動および牽引される。
【0009】
リヤボディ1には両リヤシユー4を案内するために並設されて後部付近がほぼ
水平状で中央部付近および前部が前方に向って上傾する傾斜状に形成された左右
1対の第1ガイドレール10が、ラゲージルーム2の開口部2aの周縁8の両側
縁の一部およびコーナピラ9の一部に沿ってそれぞれ内向き状に取付けられ、こ
の両第1ガイドレール10には両リヤシユー4の一部がそれぞれスライド可能に
係合されている。
【0010】
また、リヤボディ1には両フロントシュー5を案内するために並設されて後部
および中央部付近が前方に向って上傾する傾斜状で前部付近が緩やかに湾曲した
形状に形成された左右1対の第2ガイドレール11がコーナピラ9に沿ってそれ
ぞれ内向き状に取付けられ、この両第2ガイドレール11には両フロントシュー
5の一部がそれぞれスライド可能に係合されている。
【0011】
ケーブル7が繰り出されてラゲージルーム2上のラゲージドア3が両リヤシュ
ー4を介して前方へ押動されると、両リヤシュー4および両フロントシュー5が
両第1ガイドレール10および両第2ガイドレール11でそれぞれ案内されて前
進し、ラゲージドア3が前上方へリヤウインドウ15に沿って曲進移動してルー
フ13上へスライドアップし、両リヤシュー4および両フロントシュー5が前進
端へ移動したときにはラゲージドア1は前方に向って若干上傾した姿勢でルーフ
13上に格納され、ラゲージルーム2が全開される。
【0012】
ケーブル7が引き戻されてルーフ13上のラゲージドア3が後方へ牽引される
と、両リヤシュー4および両フロントシュー5が両第1ガイドレール10および
両第2ガイドレール11で案内されて後退し、ラゲージドア3が後下方へ曲進移
動してラゲージルーム2上へスライドダウンし、両リヤシュー4および両フロン
トシュー5が後退端へ移動したときにはラゲージドア3はラゲージルーム2の開
口部2a上に横置され、ラゲージルーム2が全閉される。
【0013】
ルーフ13の上面にはラゲージドア3の格納時にラゲージドア3の前端縁3b
付近をカバーして走行時に気流を前端縁3bの上方へ変向させるデフレクタ16
が上下方向への傾動可能に取付けられ、ラゲージドア3の格納時にはデフレクタ
16が上方へ傾動して水平姿勢から後方に向って上傾した姿勢に転換され、ラゲ
ージドア3の前端縁3b付近が上傾姿勢のデフレクタ16内へ突入される。
【0014】
続いて、上記した構成をもつ実施例の作用と効果を説明する。
本例では、ラゲージドア3の両側縁3aの後端付近にそれぞれ取付けられた両
リヤシユー4を案内するために並設された左右1対の第1ガイドレール10と、
ラゲージドア3の両側縁3aの前端付近にそれぞれ取付けられた両フロントシユ
ー5を案内するために並設された左右1対の第2ガイドレール11とをリヤボデ
ィ1に取付けてこの2対のガイドレール10,11を、ラゲージドア3がラッゲ
ージルーム2の開口部2a上とルーフ13上との間を曲進移動するようにそれぞ
れ形成してある。
【0015】
このため、ラゲージドア3を的確かつ円滑に曲進移動させて開閉することがで
き、ラゲージドア3を開いたときにはラゲージドア3がルーフ13上に格納され
るので、自動車の走行時に開いたラゲージドアによって後方の視界がさえぎられ
る不都合を解消することができ、ラゲージドア3を開いた状態での走行が可能と
なる効果がある。
【0016】
また、ラゲージドア3を透視することができ、かつ、ラゲージドア3をその移
動ストロークの任意の位置で静止させることができるので、ラゲージルーム2内
に積載する荷物の大小や多少に応じてラゲージドア3の開度を調整することがで
きる。
【図1】本考案の一実施例を示す開閉装置の要部の側面
図である。
図である。
【図2】同じく、一部破断視図である。
【図3】自動車の斜視図である。
1 リヤボディ
2 ラゲージルーム
2a 開口部
3 ラゲージドア
4 リヤシュー
5 フロントシュー
10 第1ガイドレール
11 第2ガイドレール
13 ルーフ
Claims (1)
- 【請求項1】 ラゲージドアの両側縁の後端付近にそれ
ぞれ取付けられた両リヤシユーを案内するために並設さ
れた左右1対の第1ガイドレールと、ラゲージドアの両
側縁の前端付近にそれぞれ取付けられた両フロントシユ
ーを案内するために並設された左右1対の第2ガイドレ
ールとをリヤボディに取付けてこの2対のガイドレール
を、ラゲージドアがラッゲージルームの開口部上とルー
フ上との間を曲進移動するようにそれぞれ形成したこと
を特徴とする自動車のラゲージドアの開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3891591U JPH04123883U (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | 自動車のラゲージドアの開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3891591U JPH04123883U (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | 自動車のラゲージドアの開閉装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04123883U true JPH04123883U (ja) | 1992-11-10 |
Family
ID=31920312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3891591U Pending JPH04123883U (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | 自動車のラゲージドアの開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04123883U (ja) |
-
1991
- 1991-04-25 JP JP3891591U patent/JPH04123883U/ja active Pending
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