JPH04123784A - シーズヒータ - Google Patents

シーズヒータ

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Publication number
JPH04123784A
JPH04123784A JP24278090A JP24278090A JPH04123784A JP H04123784 A JPH04123784 A JP H04123784A JP 24278090 A JP24278090 A JP 24278090A JP 24278090 A JP24278090 A JP 24278090A JP H04123784 A JPH04123784 A JP H04123784A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
sheathed heater
sintered body
spherical
heating wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24278090A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Uenosono
聡 上ノ薗
Masato Kumagai
正人 熊谷
Toshihiko Funabashi
敏彦 船橋
Motonobu Nishimura
元延 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NISHIMURA TOGYO KK
JFE Steel Corp
Original Assignee
NISHIMURA TOGYO KK
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
Application filed by NISHIMURA TOGYO KK, Kawasaki Steel Corp filed Critical NISHIMURA TOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、一般調理器具、暖房機、ディゼルエンジンの
グロープラグなどの幅広い製品分野における加熱源とし
て応用されるシーズヒータに関し、特に急速な昇温か可
能なシーズヒータに関する。
〔従来の技術] 従来より、シーズヒータは簡便であると共に安全性が高
く、オーブン、電子レンジなどの一般調理器具及びディ
ゼルエンジンのグロープラグとして幅広く利用されてい
る。
このシーズヒータは、一般1こ両端に端子部を備えたコ
イル状の電熱線を金属バイブ内に挿入し、この金属パイ
プに電気絶縁性を充填した後、100kg/cIT1″
程度の圧力で圧延減径し、所定の形状に曲げ加工して製
造される。
このようなシーズヒータの電気絶縁性粉末としては、従
来電融マグネシア(MgO)が用いられてきた。MgO
は熱伝導率が小さいため、電熱線からの熱を外部に伝達
するのに長時間を要し、急速に加熱する用途には対応が
困難であった。また、マグネシア粉末は粉砕して製造さ
れるので球形ではな(流動性が悪いため、マグネシア粉
末を金属パイプに充填後100kg/arn″程度の圧
力で圧延減径することによりマグネシア粉末の充填を強
化することが不可欠であった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は前述した従来技術の問題点を解決するもので、
圧延減径工程を省略した製造が可能で。
かつ急激な昇温か可能なシーズヒータを提供するもので
ある。
〔課題を解決するための手段J 本発明は前記課題を解決するために、電気絶縁粉末とし
て1球状のAlN焼結体を使用したことを特徴とするシ
ーズヒータを提供するものである。
[作用] シーズヒータを急速に昇温させるには熱伝導性の大きな
電気絶縁性粉末を使用すればよい。これは、電熱線から
の熱を外部に伝達するためには。
電気絶縁性粉末間を熱を高速に伝達する必要があるから
である。
また、電気絶縁性粉末を金属パイプに充填後に圧延減径
工程を省略するには、電気絶縁性粉末の流動性が良いこ
とが必要となる。
したがって電気絶縁性粉末には、■高熱伝導性であるこ
と、■流動性が良いことが求められる。
本発明においては、電気絶縁性粉末としてAl2N焼結
体を用いるので高熱伝導性を有し、球状であるので流動
性に冨む。粒径は、一般に用いられるシーズヒータでは
30〜150μm程度が適当である。
本発明に電気絶縁性粉末として使用するAl2N球状焼
結体は、例えば下記の方法で製造することができる。
AIN粉末に焼結助剤、成形助剤を適量配合し、湿式混
合してスプレィドライヤにて造粒・乾燥を行った後、該
造粒粉末100重量部に対しBN粉末を1〜30重量部
を混合した混合粉末を窒素気流中1700〜1950℃
で焼成する。
造粒粉末単味で焼成すると造粒粉末同士が焼付いてしま
い球状の焼結体が得られない。BNは高温で安定で、か
つAl2Nとの反応性もないので造粒粉末同士の焼付き
を防止する。
また、造粒条件を変化させることにより造粒粉末の粒径
、粒度分布を制御できるため、所望の粒度分布をもった
AεNの球状焼結体の作製が可能である。
第3図にこの製法により作製した球状のAεN焼結体の
走査型電子顕微鏡(SEM)写真(倍率1000倍)を
示す、焼結体の表面に焼結中に生成した液相が観察され
液相焼結が起こっていることがわかる。密度を測定する
と相対密度97%程度と完全に焼結している。このため
このAlN球状焼結体の熱伝導率は150W/m−に以
上あり、これをシーズヒータに充填した場合、マグネシ
ア粉末C熱伝導率26W/m−K)を充填した場合に比
べ急速な昇温か可能となる。また、Al2N球状焼結体
の熱伝導率が大きいため、ヒータの内部温度と表面温度
の差が僅差となり加熱に必要なワウト密度を低下するこ
とも可能となる。
また、スプレィドライヤにて造粒した形状のまま焼結さ
れるので極めて流動性に冨んだ球状焼結体となる。これ
により、金属バイブ内に充填する工程において圧延減径
工程を省略することが可能となった。また、焼結直後の
状態で流動性に富んでいるので、BN粉末が10%以下
の含有量の時はそのまま電気絶縁粉末として用いること
も可能である。なお、従来通り、圧延減径工程を用いて
も全く問題はない。
[実施例J Al2N球状焼結体は次に示す方法にて製造した。
平均粒径0.8部m、al素含有量0.6%、純度98
%の/l!N粉末97重量部に、平均粒径1.0μmの
Y2O3粉末3部を混合した。該混合粉末100重量部
にエタノール55重量部、分散剤1重量部、バインダと
してポリビニルブチラール(PVB)1.5重量%を添
加し、2部詩間ポットミルで混合した。混合後のスラリ
の粘度は200cpsであった。
このスラリをスプレィドライヤにて造粒・乾燥を行った
。造粒粉末100重量部に対してBN粉末をlO重量部
混合し、Al2N坩堝に充填して常圧のもと窒素気流中
1820℃にて4時間焼成した6焼結体をエタノール中
で超音波洗浄後、濾別してBN粉末を分離した後乾燥し
て球状のAlN焼結体を得た。この焼結体の平均粒径は
67μmであり、粒径分布を第4図に示した。
第2図にシーズヒータの構成を示す。
両端に端子棒lを備えたコイル状のニクロム線からなる
電熱線2を準備し、この電熱線をステンレス鋼からなる
内径8mm外径10mmの金属バイブ3の中央部に挿入
し、@記Al2N球状焼結体からなる電気絶縁性粉末4
を振動機を用いながら充填し、アルミナ−シリカ系のセ
ラミックボンド5で両端を封止しシーズヒータを作製し
た。
比較例Iとしてマグネシア粉末を電気絶縁性粉末として
上記の方法で充填した。また、比較例2としてはマグネ
シア粉末を同様に充填した後金属パイプを圧延減径して
封止を行ってシーズヒータを作製した。
これら3種のシーズヒータに、10V−3Aの電流を流
した時のヒータ表面温度の時間変化を第1図に示した。
マグネシア粉末を充填し圧延減径工程を利用して作製し
たシーズヒータ(比較例2)に比べ、AlN球状焼結体
からなる電気絶縁性粉末を使用した実施例(圧延減径工
程なし)は約3倍は速く昇温か可能となった。また、圧
延減径工程を利用しないでマグネシア粉末を充填して作
製した比較例1では非常に小さな昇温速度しか得られな
かった。
これはAl2N球状焼結体が高熱伝導性であるためシー
ズヒータの昇温湿度が大きくなり、かつ流動性に優れる
ため製造工程中圧延減径工程を省略できることを示して
いる。
また、上記の実施例、比較例2の内部に熱電対を挿入し
、表面温度が600℃になったときのヒータ内部の温度
を測定した。実施例では630℃、比較例2では800
℃であった。このことはAj2N球状焼結体は熱伝導率
が大きく、かつ球状で充填率が向上するため、ヒータ内
部と外部の温度差が非常に小さくなることを示している
〔発明の効果J 本発明のシーズヒータは従来のシーズヒータに比し、昇
温速度が速く、製造工程中の圧延減径工程を省略するこ
とができ、また、加熱に必要なワット密度を低下するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例及び比較例の通電時間と表面温度との関
係を示すグラフ、第2図はシーズヒータの構造を示す縦
断面説明図、第3図は実施例の球状AffN焼結体の形
状を示す走査型電子顕微鏡写真、第4図は実施例の球状
、11!N焼結体の粒度分布を示すグラフである。 l−・・端子棒 2・・・電熱線 3・・・金属パイプ 4・・−電気絶縁性粉末 5−・・セラミックボンド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電気絶縁粉末として、球状のAlN焼結体を使用し
    たことを特徴とするシーズヒータ。
JP24278090A 1990-09-14 1990-09-14 シーズヒータ Pending JPH04123784A (ja)

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JP24278090A JPH04123784A (ja) 1990-09-14 1990-09-14 シーズヒータ

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JP (1) JPH04123784A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10247584A (ja) * 1997-02-28 1998-09-14 Kyocera Corp セラミックシーズヒータ及びこれを用いた流体加熱装置
CN104540250A (zh) * 2014-12-10 2015-04-22 芜湖恒美电热器具有限公司 一种空调加热管生产工艺
JP2017145990A (ja) * 2016-02-16 2017-08-24 日本特殊陶業株式会社 グロープラグ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10247584A (ja) * 1997-02-28 1998-09-14 Kyocera Corp セラミックシーズヒータ及びこれを用いた流体加熱装置
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