JPH04123751U - ステアリングホイール - Google Patents

ステアリングホイール

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JPH04123751U
JPH04123751U JP2683691U JP2683691U JPH04123751U JP H04123751 U JPH04123751 U JP H04123751U JP 2683691 U JP2683691 U JP 2683691U JP 2683691 U JP2683691 U JP 2683691U JP H04123751 U JPH04123751 U JP H04123751U
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JP
Japan
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pad
mounting
main body
mounting plate
locking
Prior art date
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Pending
Application number
JP2683691U
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English (en)
Inventor
秀和 城内
Original Assignee
日本プラスト株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 衝撃が加わった際のパッド体の脱落を防止で
きるようにしたステアリングホイールにおいて、部品点
数を削減してコストダウンし、しかも、その内部構造を
簡略化、小型化する。 【構成】 本体1側の取付板5の取付孔48にパッド12側
の取付板24の取付部材41を弾性的に取外し可能に取付け
ると、本体1側の取付板5にねじ60で取付けた係止部材
42の係止部54と挾持部55がパッド12側の取付板24を固定
的に挾持するとともに、係止部材42の係止部54が本体1
からのパッド12の脱落を防止する。 【効果】 係止部材42は、パッド12の脱落防止機能のほ
かに、取付部材41と同様のパッド12の取付機能を備え、
取付用と脱落防止用に別の部品を用いる場合に比べ、部
品点数を削減してコストダウンでき、ボス部3の内部構
造を簡略化、小型化できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】 〔考案の目的〕
【0002】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車等のステアリングホイールに関する。
【0003】
【従来の技術】
従来の自動車等のステアリングホイールとして、実開昭62−105866号 公報に示されたものでは、本体の上部に複数の取付孔を備えた取付板(ホーンプ レート)を設けるとともに、パッドの下部に金属板ばねから成る複数の取付部材 (クランプスプリング)を設け、この複数の取付部材(クランプスプリング)を 対応した取付孔に弾性的に取外し可能に取付けることによって、パッドを本体に 取外し可能に取付けている。
【0004】 そして、とくに、この公報に示されたステアリングホイールでは、取付部材( クランプスプリング)に取付板(ホーンプレート)の上下部を挾持する部分を設 けることにより、取付部材(クランプスプリング)のみによってパッドの高さを 定位置に保持するようにしている。
【0005】 しかしながら、このステアリングホイールの構造では、自動車の衝突事故等の 際に、運転者がステアリングホイールに当たってパッドに強い衝撃が加わり、パ ッドの取付方向と正反対の方向に強い反力が作用すると、パッド側の取付部材( クランプスプリング)が本体側の取付孔から外れて、パッドが本体から脱落し、 露出したステアリングシャフトの上端などに運転者が当たる危険性がある。
【0006】 このため、実開昭64−19570号公報に示されたステアリングホイールで は、本体側の取付板にねじで取付けた係止部材(パッド外れ防止鈎止弾性体)を パッド側の取付板に係止することにより、パッドと本体とを連結状態に固定し、 パッドに衝撃が加わっても、パッドが脱落するのを防止しているが、この係止部 材(パッド外れ防止鈎止弾性体)は、パッドの脱落を防止するだけで、パッドを 本体に取付ける機能がないため、部品点数を増加させることになる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上述したように、パッドの脱落を防止する係止部材(パッド外れ防止鈎止弾性 体)は、パッドを本体に取付ける機能がないため、取付部材(クランプスプリン グ)とは別に脱落防止専用に用いなければならず、したがって、ステアリングホ イールの部品点数が増加してコストアップになり、しかも、ステアリングホイー ルの内部構造が複雑化、大型化する問題がある。
【0008】 本考案は、このような点に鑑みなされたもので、衝撃が加わった際のパッド体 の脱落を防止できるようにしたステアリングホイールにおいて、部品点数を削減 してコストダウンし、しかも、その内部構造を簡略化、小型化することを目的と するものである。
【0009】 〔考案の構成〕
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案のステアリングホイールは、本体1の上部及びパッド12の下部に取付板 5,24を設け、上記本体1側の取付板5に形成した取付孔48に上記パッド12側の 取付板24に設けた取付部材41を弾性的に取外し可能に取付け、かつ、上記本体1 側の取付板5に設けた係止部材42を上記パッド12側の取付板24に形成した係止孔 57に取付けたステアリングホイールであって、上記係止部材42は、基部51から、 上記本体1側の取付板5に取付具60で取外し可能に固定する固定部52と、上記係 止孔57に弾性的に挿通してパッド12側の取付板24の上部に係止する係止部54と、 上記パッド12側の取付板24の下部に弾性的に当接して上記係止部54との間にパッ ド12側の取付板24を固定的に挾持する挾持部55とを、それぞれ形成したものであ る。
【0011】
【作用】
本考案のステアリングホイールでは、パッド12側の取付部材41を本体1側の取 付孔48に取付けると、本体1側の係止部材42がパッド12側の係止孔57に取付けら れ、この係止部材42の係止部54がパッド12側の取付板24の上部に係止するので、 係止部材42が本体1からのパッド12の脱落を防止するとともに、この係止部材42 の係止部54と挾持部55がパッド12側の取付板24を固定的に挾持するので、係止部 材42が取付部材41と同様に本体1にパッド12を取付ける機能を有する。
【0012】
【実施例】
本考案のステアリングホイールの一実施例を図面を参照して説明する。
【0013】 図4において、1はステアリングホイールの本体で、この本体1は、円環状の リム部2と、このリム部2の中心に位置したボス部3とを、複数のスポーク部4 で連結した構造で、図1に示すように、そのボス部3の上部には鉄等の金属から 成る取付板としてのボスプレート5が水平状に設けられ、このボスプレート5に 合成樹脂製のカバー6が取付けられ、このカバー6がボス部3の下部及び側部を 覆っている。
【0014】 そして、図示しないが、上記ボスプレート5の下面には鉄等の金属から成る筒 状のボスが溶接等で固着され、このボスがスポーク部4の芯金に溶接等で固着さ れ、このスポーク部4の芯金がリム部2の芯金に溶接等で固着され、これによっ て、上記本体1が一体的に形成されており、この本体1は、上記ボスをステアリ ングシャフトの上端部に嵌着してナットで固定することにより、ステアリングシ ャフトに取付けられるようになっている。
【0015】 また、上記本体1のボス部3の上部には、パッドユニット11が設けられている 。このパッドユニット11は、図1に示すように、パッド12の下部にホーン用のス イッチ機構13を介して衝撃吸収体14を設けた構造で、パッド12が上記本体1のボ ス部3の上部を覆っている。
【0016】 上記パッド12は、硬質合成樹脂製の中央芯板15と外周芯板16とを軟質合成樹脂 製の外皮17で一体的に覆った構造で、中央芯板15は、上記軟質の外皮17により、 上記スイッチ機構13の押し釦として、外周芯板16に対して上下動可能となってい る。
【0017】 上記衝撃吸収体14は、金属板により上板21と前後一対の側板22,23と取付板と しての底板24を一体的に箱状に形成したもので、その上板21が後方(図1におい て左側方向、図4では下側方向)に延設され、この延設部25が複数箇所において 上記パッド12の外周芯板16にねじ26で固定され、これによって、この衝撃吸収体 14がパッド12の下部に取付けられている。
【0018】 上記スイッチ機構13は、上記衝撃吸収体14の上板21の延設部25の上面に絶縁性 の支持具31を介して可動接点板32をねじ33で取付け、この可動接点板32の両端部 に対向して上記延設部25にリベット状の固定接点34を固定した構造で、上記パッ ド12の中央芯板15部分を押し釦として、可動接点板32の両端部を固定接点34に接 離させることにより、スイッチ機構13をオンオフすることができる。
【0019】 そうして、上記パッドユニット11は、パッド12下部の衝撃吸収体14の底板24を 、複数の取付部材41と1つの係止部材42を介して、上記ボス部3上部のボスプレ ート5に取付けることにより、本体1に取付けられている。
【0020】 以下に、この取付構造を説明する。
【0021】 すなわち、上記複数の取付部材41は、実開昭62−105866号公報に示さ れたクランプスプリングと同様の構造で、それぞれ、金属板ばねから成り、衝撃 吸収体14の底板24にねじ43で固定される固定片44の両端から一対の脚片45を直角 に形成し、この一対の脚片45のそれぞれの先端部に外方に突出するく字状の係合 片46を形成するとともに、この一対の脚片45のそれぞれの中間部に外方に突出す るく字状の押さえ片47を形成した構造である。
【0022】 そして、この複数の取付部材41に対応して、上記ボスプレート5に複数の取付 孔48が形成されている。
【0023】 また、上記係止部材42は、図2及び図3に示すように、金属板ばねから成り、 上記ボスプレート5の上面に配置される基部としての基片51の一側中央部から固 定部としての固定片52を直角に形成するとともに、基片51の他側中央部から腕片 53を固定片52と反対の方向に直角に形成し、この腕片53の先端部に腕片53とイ字 状を成す係止部としての係止片54を形成し、さらに、腕片53の両側部に位置して 基片51から一対のヘ字状の挾持部としての挾持片55を形成した構造である。
【0024】 そして、この係止部材42の固定片52に対応して、ボスプレート5の端部に支持 片56が直角に形成されているとともに、この係止部材42の係止片54に対応して、 上記衝撃吸収体14の底板24に係止孔57が形成されている。
【0025】 なお、上記カバー6の側部には、上記ボスプレート5の支持片56に対する開口 部58が形成されている。
【0026】 つぎに、この実施例の作用を説明する。
【0027】 ステアリングホイールをステアリングシャフトに取付ける前の状態では、本体 1からパッドユニット11は分離されており、本体1のボスプレート5端部の支持 片56に係止部材42の固定片52が取付具としてのねじ60によって固定され、パッド ユニット11の衝撃吸収体14の底板24に複数の取付部材41の固定片44がねじ43で固 定されている。
【0028】 そして、自動車の組立て工程において、本体1のボス部3の図示しないボスを ステアリングシャフトの上端に嵌着してナットで締め付け固定した後に、本体1 のボス部3に上方からパッドユニット11を押し込んで取付ける。
【0029】 この押し込みにより、本体1のボスプレート5の複数の取付孔48内に、パッド ユニット11側の複数の取付部材41のく字状の係合片46が、脚片45を弾性的に変形 させながら入り、この取付部材41の係合片46が取付孔48を通過すると、脚片45が 弾性的に元の状態に復帰し、これによって、取付部材41の係合片46がボスプレー ト5の下部に弾性的に係合し、この状態で、取付部材41のく字状の押さえ片47が ボスプレート5の上部に弾性的に係合し、これによって、複数の取付部材41の係 合片46と押さえ片47がボスプレート5を上下から挾持する。
【0030】 また、この押し込みの際に、本体1のボスプレート5に設けた係止部材42の係 止片54が、パッドユニット11の衝撃吸収体14の底板24の係止孔57内に、腕片53を 弾性的に変形させながら入り、この係止部材42の係止片54が係止孔57を通過する と、腕片53が弾性的に元の状態に復帰し、これによって、係止部材42の係止片54 が底板24の上部に係止し、この状態で、係止部材42のへ字状の挾持片55が底板24 の下部に弾性的に当接し、これによって、係止部材42の係止片54と挾持片55が底 板24を上下から挾持する。
【0031】 このように、本体1に取付けたパッドユニット11は、複数の取付部材41と1つ の係止部材42によって、本体1に対する高さが定位置に保持され、係止部材42が 取付部材41と同様に、パッドユニット11を本体1に取付ける機能を有する。
【0032】 そして、このように構成されたステアリングホイールでは、自動車の衝突事故 などの際、運転者がステアリングホイールに当たってパッド12に強い衝撃が加わ って、パッド12側の取付部材41が本体1側のボスプレート5の取付孔48から外れ ても、係止部材42の係止片54はボスプレート5の上部に引掛かったままとなるた め、パッドユニット11が脱落するのを確実に防止することができる。
【0033】 したがって、この係止部材42はパッドユニット11の取付機能と脱落防止機能と を備えているため、取付用と脱落防止用に別の部品を用いる場合に比べて、部品 点数を削減してコストダウンでき、しかも、ボス部3の内部構造を簡略化、小型 化することができる。
【0034】 また、保守点検などの際に、本体1からパッドユニット11を取外す場合には、 カバー6の開口部58を通じてねじ60を外して、係止部材42の固定片52をボスプレ ート5から外し、パッドユニット11を本体1から強制的に引き離すと、取付部材 42が弾性的に支持板16から外れるので、パッドユニット11を本体1から取外すこ とができる。
【0035】 また、この取外したパッドユニット11を再度取付ける場合には、パッドユニッ ト11の衝撃吸収体14の底板24から係止部材42を取外し、この係止部材42を本体1 のボスプレート5にねじ60で固定した後に、上述の自動車の組立て工程と同様に 、パッドユニット11を本体1のボス部3に上方から押し込んで取付けることがで きる。
【0036】
【考案の効果】
本考案によれば、本体側の取付板に固定された係止部材の係止部と挾持部との 間にパッド側の取付板を固定的に挾持するので、係止部材は、パッドの脱落防止 機能のほかに、取付部材と同様のパッドの取付機能を備え、したがって、取付用 と脱落防止用に別の部品を用いる場合に比べて、部品点数を削減してコストダウ ンでき、しかも、ボス部の内部構造を簡略化、小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のステアリングホイールの一実施例のボ
ス部の縦断面図である。
【図2】図1の一部の拡大図である。
【図3】同上実施例の係止部材の斜視図である。
【図4】ステアリングホイールの平面図である。
【符号の説明】
1 本体 5 本体1側の取付板としてのボスプレート 12 パッド 24 パッド12側の取付板としての衝撃吸収体14の底板 41 取付部材 42 係止部材 48 取付孔 51 基部としての基片 52 固定部としての固定片 54 係止部としての係止片 55 挾持部としての挾持片 57 係止孔 60 取付具としてのねじ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体の上部及びパッドの下部に取付板を
    設け、上記本体側の取付板に形成した取付孔に上記パッ
    ド側の取付板に設けた取付部材を弾性的に取外し可能に
    取付け、かつ、上記本体側の取付板に設けた係止部材を
    上記パッド側の取付板に形成した係止孔に取付けたステ
    アリングホイールであって、上記係止部材は、基部か
    ら、上記本体側の取付板に取付具で取外し可能に固定す
    る固定部と、上記係止孔に弾性的に挿通してパッド側の
    取付板の上部に係止する係止部と、上記パッド側の取付
    板の下部に弾性的に当接して上記係止部との間にパッド
    側の取付板を固定的に挾持する挾持部とを、それぞれ形
    成した、ことを特徴とするステアリングホイール。
JP2683691U 1991-04-19 1991-04-19 ステアリングホイール Pending JPH04123751U (ja)

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