JPH04123599U - チツプ部品仮固定用接着剤塗布装置 - Google Patents

チツプ部品仮固定用接着剤塗布装置

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JPH04123599U
JPH04123599U JP2913991U JP2913991U JPH04123599U JP H04123599 U JPH04123599 U JP H04123599U JP 2913991 U JP2913991 U JP 2913991U JP 2913991 U JP2913991 U JP 2913991U JP H04123599 U JPH04123599 U JP H04123599U
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JP
Japan
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chip component
adhesive
chip
temporary fixing
recess
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Application number
JP2913991U
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Inventor
茂 菅原
晴雄 高崎
Original Assignee
株式会社東芝
東芝エー・ブイ・イー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】チップ部品に直接仮固定用接着剤を塗布する。 【構成】接着剤塗布ピン8と、チップ部品61を吸着す
る吸着ノズル9とから構成される。絶縁フィルム71に
は、一面には、バキュームホームなどの手段によってチ
ップ部品61を収納する凹部73を形成している。この
凹部73の底部には、収納した前記チップ部品61の電
極62,62に挟まれた所定部分を他面に露出させる貫
通孔74を形成している。チップ部品包装部材7に他面
側には、接着剤塗布ピン8が設けられている。吸着ノズ
ル9と接着剤塗布ピン8は、チップ部品61を挟み込
み、接着剤塗布ピン61の先端に塗布されたチップ部品
仮固定用接着剤接着剤81を前記チップ部品61の電極
62,62に挟まれた所定部分に塗布する。

Description

【考案の詳細な説明】
[考案の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、チップ部品に仮固定用接着剤を塗布するチップ部品仮固定用接着 剤塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にチップ部品等の面実装部品には、リフロー半田付けにより印刷配線板に 電気的に接続された状態で取付けられるが、ディスクリート部品等の印刷配線板 孔への挿入部品が多数混在する場合には、ディプ半田付けを併用する。 図2はこのようにして部品が実装された印刷配線板を示す断面図である。
【0003】 図2において、印刷配線板1の基板2の一面にはチップ部品用半田付けランド (以下チップランドと呼ぶ)21,21及びデイスクリート部品用の半田付けラ ンド22が形成されている。チップランド21,21の間にはチップ部品31を 基板2に仮固定するための仮固定用接着剤41が塗布されており、チップ部品3 1は、この仮固定用接着剤41を介して基板2に仮固定される。チップ部品31 の両端には電極32,32が設けられている。電極32は、クリーム半田をリフ ロー炉で焼成して成る半田42とディプ半田付けによる半田43によってチップ ランド21に接続されている。基板2にはデイスクリート部品33の端子34が 挿入される貫通孔23が形成されている。デイスクリート部品33は端子34が 基板の一面から貫通孔23に挿入されている。この貫通孔23から突出した端子 34は半田付けランド22にディプ半田付けによる半田44によって接続されて いる。 このようなチップ部品3に仮固定用接着剤4を塗布する工程を図3及び図4の 説明図を参照して説明する。
【0004】 図3において、基板2のチップランド21,21にはスクリーン印刷によりク リーム半田45,45が印刷されている。チップランド21,21の中央位置の 基板2上方には、仮固定用接着剤41を先端の開口部から噴出させる仮固定用接 着剤塗布ノズル46が来る。次に、仮固定用接着剤塗布ノズル46から仮固定用 接着剤41を噴出させ、図4に示すように、基板2のチップランド21,21の 中央に仮固定用接着剤41を塗布する。
【0005】 しかしながら、このような塗布方法では、チップランド21,21の間隔が短 い場合には、クリーム半田45,45の間隔の短くなり、仮固定用接着剤塗布ノ ズル46の少しの位置ずれで、クリーム半田45,45に仮固定用接着剤塗布ノ ズル46からの仮固定用接着剤41の噴出による打痕47(図4参照)が現れ、 この打痕47により、チップランド21,21がショートすることが多々あった 。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上記した様に、従来の技術では、チップランドの間隔が短い場合には、仮固定 用接着剤塗布ノズルの少しの位置ずれで、チップランドに塗布されたクリーム半 田に仮固定用接着剤塗布ノズルからの仮固定用接着剤の噴出による打痕が現れ、 この打痕により、チップランド同士がショートすることが多々あった。 そこで本考案は、前記問題点を解決し、チップ部品に直接仮固定用接着剤を塗 布できるチップ部品仮固定用接着剤塗布装置の提供を目的とする。 [考案の構成]
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案は、一面にチップ部品を収納する凹部を形成するとともに、この凹部 に収納した前記チップ部品の所定部分を収納面とは反対側の面に露出させる貫通 孔を形成したチップ部品包装部材と、このチップ部品包装部材の他面側に配設し て、前記貫通孔から露出するチップ部品の前記所定部分に仮固定用接着剤を塗布 する接着剤塗布部材と、前記チップ部品包装部材の一面側に設けられ、前記接着 剤塗布部材がチップ部品の前記所定部分に仮固定用接着剤を塗布する際に、前記 チップ部品を前記凹部から浮き上がらないように押さえ付けるチップ部品押え部 材とを具備したことを特徴とする。
【0008】
【作用】
この考案によれば、接着剤塗布部材により、チップ部品包装部材の貫通孔から 露出する前記チップ部品の前記所定部分に仮固定用接着剤に塗布することができ る。
【0009】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。 図1は本考案に係るチップ部品仮固定用接着剤塗布装置を示す斜視図である。 図1において、チップ部品仮固定用接着剤塗布装置5は、一面からチップ部品 61を収納するチップ部品包装部材7と、接着剤塗布ピン8と、チップ部品61 を吸着する吸着ノズル9とから構成される。
【0010】 チップ部品包装部材7は、絶縁フィルム71及びチップ部品押えテープ72の 二層構造となっている。絶縁フィルム71には、一面には、バキュームホームな どの手段によってチップ部品61を収納する凹部73を形成している。この凹部 73の底部には、収納した前記チップ部品61の電極62,62に挟まれた所定 部分を他面に露出させる貫通孔74を形成している。絶縁フィルム71には、チ ップ部品包装部材7をリールによって図中A方向に移動させるためのスプロケッ トホール75が形成してある。絶縁フィルム71の一面にはチップ部品押えテー プ72が張り付けられている。このチップ部品押えテープ72は、チップ部品包 装部材7の搬送時に、チップ部品61が凹部73から浮き上がることを防止して いる。チップ部品包装部材7に他面側には、接着剤塗布ピン8が設けられている 。接着剤塗布ピン8の先端には、仮固定用接着剤81が塗布されている。接着剤 塗布ピン8には、上下方向に駆動させる駆動装置が取り付けられており、絶縁フ ィルム71の貫通孔74が上方に来た際に、上方に移動して先端に塗布された仮 固定用接着剤81を前記チップ部品61の前記所定部分に塗布する。
【0011】 チップ部品包装部材7に一面側には、チップ部品61を吸着する吸着ノズル9 が設けられている。この吸着ノズル9には、上下方向に駆動させる駆動装置が取 り付けられており、仮固定用接着剤81を接着剤塗布部分に塗布する際に、チッ プ部品61を接着剤塗布ピン8側に押さえ付けるとともに、仮固定用接着剤81 の塗布が完了したチップ部品61を吸着して、凹部73から引き出すようになっ ている。 以下、チップ部品仮固定用接着剤塗布装置の動作を説明する。
【0012】 まず、チップ部品包装部材7は図示しないリールによって図中A方向に移動さ れるとともに、絶縁フィルム71からチップ部品押えテープ72が引き剥がされ る。これにより、チップ部品61は絶縁フィルム71の一面に露出する。この後 、吸着ノズル9と接着剤塗布ピン8はチップ部品61を挟み込み、接着剤塗布ピ ン61の先端に塗布された仮固定用接着剤81をチップ部品61の前記所定部分 に塗布する。この後チップ部品61は、吸着ノズル9により吸着され、凹部73 から引き出される。このようにして仮固定用接着剤81が塗布されたチップ部品 61を印刷配線板に電極62と印刷配線板側のチップランドを符合させて押し付 けることにより、印刷配線板に仮固定用接着剤81を介してチップ部品61を仮 固定する
【0013】 この考案によれば、従来のように仮固定用接着剤塗布ノズル使用しなくとも、 接着剤塗布ピン61により、チップ部品61に仮固定用接着剤81に塗布し、こ れを印刷配線板に押し付けることにより、印刷配線板に仮固定用接着剤81を介 しチップ部品を仮固定することができので、チップランドに塗布されたクリーム 半田に打痕が現れることがなく、チップランド同士がショートを防止することが できる。
【0014】 尚、上記実施例では、仮固定用接着剤81をチップ部品61の所定部分に塗布 する際に、凹部73からチップ部品61が浮き上がるのを防止する手段として、 吸着ノズル9を用いたが、チップ部品押えテープによってチップ部品を押さえ付 けて、仮固定用接着剤を塗布した後にチップ部品押えテープを剥がし、チップ部 品を、吸着ノズルにより吸着して、凹部から引き出すような構成にしてもよい。 また、チップ部品仮固定用接着剤塗布部材として接着剤塗布ピン61を用いたが 、スキージ等別の部材でもよい。
【0015】
【考案の効果】
以上述べた様に、本考案によれば、この考案によれば、従来のように仮固定用 接着剤塗布ノズル使用しなくとも、チップ部品仮固定用接着剤塗布部材により、 チップ部品にチップ部品仮固定用接着剤に塗布し、これを印刷配線板に押し付け ることにより、印刷配線板にチップ部品仮固定用接着剤を介しチップ部品を仮固 定することができので、チップランドに塗布されたクリーム半田に打痕が現れる ことがなく、チップランド同士がショートを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るチップ部品半田塗布装置を示す斜
視図。
【図2】従来の印刷配線板を示す断面図。
【図3】図2の印刷配線板の接着剤塗布前の状態を示す
説明図。
【図4】図2の印刷配線板の接着剤塗布後の状態を示す
説明図。
【符号の説明】
5 チップ部品仮固定用接着剤塗布装置 7 チップ部品包装部材 8 接着剤塗布ピン 9 吸着ノズル 61 チップ部品 71 絶縁フィルム 73 凹部 74 貫通孔 81 仮固定用接着剤

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一面にチップ部品を収納する凹部を形成
    するとともに、この凹部に収納した前記チップ部品の所
    定部分を収納面とは反対側の面に露出させる貫通孔を形
    成したチップ部品包装部材と、このチップ部品包装部材
    の他面側に配設して、前記貫通孔から露出するチップ部
    品の前記所定部分に仮固定用接着剤を塗布する接着剤塗
    布部材と、前記チップ部品包装部材の一面側に設けら
    れ、前記接着剤塗布部材がチップ部品の前記所定部分に
    仮固定用接着剤を塗布する際に、前記チップ部品を前記
    凹部から浮き上がらないように押さえ付けるチップ部品
    押え部材とを具備したことを特徴とするチップ部品仮固
    定用接着剤塗布装置。
JP2913991U 1991-04-25 1991-04-25 チツプ部品仮固定用接着剤塗布装置 Pending JPH04123599U (ja)

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