JPH04123344A - 光磁気記録再生装置用光ヘッド - Google Patents

光磁気記録再生装置用光ヘッド

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JPH04123344A
JPH04123344A JP2245718A JP24571890A JPH04123344A JP H04123344 A JPH04123344 A JP H04123344A JP 2245718 A JP2245718 A JP 2245718A JP 24571890 A JP24571890 A JP 24571890A JP H04123344 A JPH04123344 A JP H04123344A
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magneto
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光磁気記録再生装置に係り、特に単一のレー
ザ光源により、オーバーライドと記録直後のベリファイ
を同時に行なうことのできる光磁気記録再生装置用光ヘ
ッドに関する。
〔従来の技術〕
オーバーライド可能な光磁気ディスクとしては、特開昭
51−107121号公報の様に、光磁気記録媒体への
印加磁界を記録する情報に応じて変調させる方式が提案
されている。また、光磁気ディスクのデータ処理速度を
向上させるために、上記に加え、トラック上に記録用と
ベリファイ用の複数のビームを配し、ディスク1回転で
、消去−記録−再生が可能な光デイスク装置が特開昭6
4−82348号公報などに提案されている。
従来例を第12図、第13図により説明する。第12図
において、1は回転する記録担体である光磁気ディスク
で、ディスク状の透明基板103上に、磁気光学効果を
もつ光磁気記録媒体101と保護膜102を有している
。例えば、半導体レーザ2からなる光源から出射した光
は、コリメートレンズ3によって平行光束に、さらにビ
ーム整形光学系4によって円形の強度分布をもった光束
に変換される。次に回折格子5によって複数の光束(0
次、±1次の3光束)に分離され、ビームスプリッタ6
を介して絞り込みレンズ7に入射する。レンズ7により
絞り込まれる光ビームはディスク基板103側からディ
スク1に入射し記録膜101に直径約1μmの微小スポ
ットを形成する。絞り込みレンズ7はディスク1の上下
振れに追従して常に記録膜上に焦点がくるように、また
ディスク上の情報記録用トラックの偏心に追従して常に
所望のトラック上にスポットがくるようにアクチュエー
タ8に取付けられている。
ディスク1からの反射光は絞り込みレンズ7を通ってビ
ームスプリッタ6によって反射され、光磁気信号および
焦点ずれ、トラックずれ等の光点制御信号を検出する信
号検出光学系9に導かれる。
第13図に記録膜上の光スポットおよび、記録/再生時
における各光スポットの強度を示す。ここでは、回折格
子によって3つの光スポットが形成される場合について
説明する。中央のスポットSP2は0次、SP4とSP
3は±1次の回折光である。
ディスク回転方向を図示のようにとると、ディスク上の
ある一点に対しては、光スポットSP3、SP2、SP
lの順に通過することになる。従って、SP2を記録/
消去用スポット、SPlをチエツク用の再生スポットと
割当てることができる。各スポットの光強度比は、記録
時に再生スポットが再生パワーでかつ記録/消去用スポ
ットが記録パワーとなるように設定する。これは回折格
子5の構造を変えることにより任意に決定できる。例え
ば、再生パワー1 m W 、記録パワー7 m Wの
場合は光強度比を】ニアとすればよい。
同図中に再生時、記録特番々におけるレーザ光源の発光
パワーも示しである。再生時はレーザを低パワーPrで
発光させる。この時、SP2は再生パワーとなり、(a
)光磁気信号の再生、(b)番地情報等をあらかじめ凹
凸ビットの形で形成しであるディスクの場合はその信号
再生、(C)焦点ずれ信号検出、(d)トラックずれ信
号検出を行なう。
SP、はパワーが低いため使用しない。
次に記録時は、レーザ2を高パワーP、で発光させる。
この時、SP2は記録/消去用すなわちオーバーライド
用の光スポットとして作用する。高パワーのレーザ光が
照射されると記録膜101の温度が上昇し、磁化および
保磁力が低下する。この時磁気ヘッド10によって記録
情報に応じて極性反転された磁界を印加すると、記録膜
101が冷却する過程でその磁化は印加した磁界の方向
に同定される。記録膜101の温度が上昇した時点で前
の情報は消去されてしまうため、古い情報の消去と新し
い情報の記録とを同時に行なうこと、すなわちオーバー
ライドが可能となる。記録時SP2はまた、焦点ずれ信
号検出、トラックずれ信号検出も行なう。
一方この時SP1は、再生パワーとなるため、光磁気信
号を再生して、記録直後のエラーチエツクを行なう。
次に信号検出光学系9を説明する。本実施例では光磁気
信号検出にはλ/2板901と偏光ビームスプリッタ9
03を用いた差動検出光学系を示しである。また焦点ず
れ信号検出は、レンズ902、焦点の前後等距離の位置
に光検出器904.905を配置し、光検出器上におけ
る光スポットの大きさの変化から焦点ずれ信号を得る方
式を用いている。また、トラックずれ信号検出は、いわ
ゆるブツシュ−プル方式を用いている。
〔発明が解決しようとしている課題〕
しかしながら、上記従来例では、記録/消去(オーバー
ライド)用スポットSP2とチエツク用の再生(ベリフ
ァイ)スポットSP1を作るために、回折格子5を用い
るため、本来なら不要のスポットSP3を生じていた。
このため、半導体レーザ2からの光量がスポットSP、
に割り当てられる分だけ無駄となり、これを補うため、
より高出力の半導体レーザや高N、A、のコリメートレ
ンズ3が必要であった。
また、回折格子5からの複数のスポットを同一トラック
上に乗せるための角度調整には時間がかかり、コスト高
を招いていた。
また、回折格子5の製造誤差により、オーバーライド用
スポットSP2とベリファイ用スポットSP1の光量比
やトラック上での間隔を一定に保つことが困難であった
さらには、光磁気信号を検出するために、λ/2板90
1、偏光ビームスプリッタ903などの複雑で高価な光
学部品を必要としていた。
そこで、本発明は上記従来例の問題点に鑑み、半導体レ
ーザからの光量を、無駄なく、オーバーライト用スポッ
トSP2とベリファイ用スポットSP、に正確に所定量
を振り分け、かつ、2つのスポットのトラック上での位
置合わせが簡単で、さらには、光磁気信号を検出するた
めに安価でコンパクトな光学系を提供することを目的と
するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、 ■単一の半導体レーザ光源から射出された光束を一軸性
結晶からなる第1のプリズムの第1の端面に入射させ、
第2の端面で光束の一部分を透過し、第1のプリズムの
第2の端面と接合された第2のガラスの略々直角プリズ
ムの第1端面より入射し、第2の端面から射出させ、互
いに直交する偏光方向をもつ第1と第2の光束に分離す
る。
■−一軸性結晶らなる第1のプリズムの光学軸は光源か
ら射出された光束と垂直な平面内にあり、半導体レーザ
からの光束は一軸性結晶の光学軸から所定の角度だけ傾
いている。
■第2のガラスの略々直角プリズムからの第1と第2の
射出光束は光磁気記録媒体の同一のトラック上に対物レ
ンズによりトラック進行方向より微小な第1と第2の光
スポットとして結像され、第1と第2の光スポットの偏
光方向はトラックに略々平行または垂直である。
■光磁気記録媒体から反射された第1と第2の反射光束
は、第2のガラスの略々直角プリズムの第1の端面より
入射し、第2の端面で光束の一部分を反射され、第3の
端面より射出する。
■第2のガラスの略々直角プリズムの第3の端面より射
出された第1と第2の反射光束は、一軸性結晶よりなる
第3と第4の略々直角プリズムの接合体に入射し、互い
に直交する偏光方向をもつ、各々2つの射出光束、即ち
、第1の反射光束からは、第1と第2の射出光束、第2
の反射光束からは第3と第4の射出光束を生成する。
■−一軸性結晶りなる第3の略々直角プリズムの光学軸
は、第2のガラスの直角プリズムの第3の端面より射出
された第1と第2の反射光束の偏光方向に対して45°
の傾きをもち、一軸性結晶よりなる第4の略々直角プリ
ズムの光学軸は第3の略々直角プリズムのそれと直交す
る。
光学系を設けることにより、従来例の問題点を解決した
ものである。
〔実施例〕
本発明の光学系を第1図〜第5図を用いて説明する。
第1図に示す様に本発明の光学系は、一軸性結晶直角プ
リズム16−1、ガラス直角プリズム16−3、一軸性
結晶プリズム16−4及び16−5.16−1と16−
3の接合面には、ハーフミラ−16−2が蒸着されてい
る。
一軸性結晶直角プリズム16−1には、半導体レーザ2
(図示せず)からの光束18が入射する。光束18の偏
光方向は、16−1及び16−3の接合面16−2に対
するP偏光方向、S偏光方向を座標系17の様にとると
、P軸よりα0だけ傾いている。
一軸性結晶16−1の光学軸(異常光屈折率ne)は、
例えばP軸の方向であり、e軸と呼ぶことにする。
同様に、S軸方向は常光屈折率noを有し、0軸と呼ぶ
ことにする。16−1に入射した光束18(振幅A)は
第2図に示す様に、2つの振幅成分27−1及び27−
2をもつと考えられる。
e 軸方向: Acosα ・・曲間面・曲・間曲間の
om方向: As1nα ・・・・・曲・・・・曲・・
・・曲間曲■e軸方向の振幅成分27−1は異常光屈折
率neの作用を受け、Q軸方向の振幅成分27−2は常
光屈折率noの作用を受け、結晶内を楕円偏光化しなが
ら進む。
ハーフミラ−16−2を透過した光束20は、座標系2
1に示す様に、P軸、S軸の両方向とも、ガラスの屈折
率n、の作用を受ける。従って、光束18のうち、異常
光屈折率の作用を受けた光束は、ハーフミラ−16−2
への入射角をθ。とすれば、スネルの法則により、出射
角θ1.は ng sinθ11 = ne Sin 19 。
また、常光屈折率の作用を受けた光束の出射角θ12は ng sin  θ、2 = no sin θ0とな
り、2つの光束は互いに直交する2つの偏光に分離する
ことがわかる。その様子を第3図に示す。
光束18のうち、異常光屈折率の作用を受けた光束は、
P偏光である20−2として角度θ11でハーフミラ−
16−2を透過し、常光屈折率の作用を受けた光束はS
偏光である20−1として角度θ、2でハーフミラ−1
6−2を透過する。
例えば、第1図の実施例において、一軸性結晶に水晶、
簡単のため硝材にng = neとなるようなガラス(
例えばBaFIなど)を選び、半導体レーザ波長λ=7
90nmにおいて、異常光屈折率ne=1.54749
、常光屈折率n o = 1 、53859、θ。=4
5° とすれば、 θ、、#45゜ θ、2=44.6714゜ 空気中での2つの光束の分離角は約0.51’  とな
る。
この様に分離角は結晶の異常光、常光屈折率及び硝材の
屈折率より定まるので、製造誤差等による分離角のばら
つきがきわめて少ない。
θ。は45°に近い角度から自由に選ぶことができ、例
えば光磁気記録媒体である光磁気ディスク上に光スポッ
トを集光する対物レンズ(図示せず)に対し、オーバー
ライド用光束と、ベリファイ用光束がほぼ等しい画角と
なる様にしても良い。また、16−3の光束出射面から
の戻り光束が、光検a器(図示せず)に還らぬ様、射出
端面に1〜26程度の傾きをつけても良い。
反射光束20−1.20−2の光量比は、αを変えるこ
とによって選択が可能であり、オーバーライド用スポッ
ト/ベリファイ用スポット比は■、■より であられされる。光量比はαの精度より定まるので簡単
かつ正確な調整が可能である。例えば上記光量比を7に
したいのならα=20.7° とすれば良い。この場合
、オーバーライド用スポットはP偏光、ベリファイ用ス
ポットはS偏光となる。勿論αを90°に近く選べば、
上記関係は逆転し、オーバーライド用スポットはS偏光
、ベリファイ用スポットはP偏光とすることができる。
また、S軸に一軸性結晶の光学軸(e軸)を配しても全
く同様のことがいえる。
また、簡単のため16−2はハーフミラ−として説明し
たが、本発明はこの限りではない。P偏光振幅透過率を
tpss偏光振幅透過率をtsとすれば、それぞれ、■
、0式は e軸方向:Atpcosα ・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・川l・■′o 軸方向: At5
sinα ・・・曲・・・曲間四囲曲■′となり、光量
比は■′、■′ より となる。従って、P偏光振幅透過率tP、 s偏光振幅
透過率ts、入射光束I8の光学軸に対する傾きαを変
えることにより、光量比を自由に選ぶことができる。1
6−2は無偏光ビームスプリッタ(t、” = t、”
 )であっても良いし、偏光ビームスプリッタ(t、′
≠t、′)てあっても良い。また、第1図の実施例では
、t、′の値を大きめにとればオーバーライド時の半導
体レーザからの光束を有効に利用することができる。
以上説明してきた様に、一軸性結晶直角プリズム16−
1に光学軸から所定の角度だけ、入射光束の偏光面を傾
けて入射させ、ハーフミラ−を透過した光束をガラス中
に導くと、所望の光量比で、オーバーライド用スポット
とベリファイ用スポットを分離することができる。
次に、本発明の光学系による光磁気信号検出について説
明する。第1図及び第3図において、光磁気ディスク(
図示しない)にて反射された光束を22−1.22−2
とする。22−2はオーバーライド用ビームであり、通
常のデータ読み取り時には光磁気信号再生用として使用
される。22−1はベリファイ用ビームで、オーバーラ
イド時記録直後の光磁気信号再生用として使用される。
一軸性結晶直角プリズム16−4は、座標系2−1に示
す様に、光学軸(e軸)が光束22と垂直な平面内でP
軸より+45°傾いて設定されている。
また、一軸性結晶直角プリズム16−5は座標系23に
示す様に光学軸(e軸)が光束22と垂直な平面内でP
軸より−45°傾き、一軸性結晶直角プリズム16−4
の光学軸とは垂直となっている。
第4図を用いて、それぞれのビームでの光磁気信号検出
について説明する。簡単のため、22−1のオーバーラ
イド時ベリファイ用ビームの光量と22−2の通常の再
生時のオーバーライド用ビーム光量は等しく、光束22
−1及び22−2の光磁気ディスクへの入射光束の偏光
方向(ベリファイ用ビームはS偏光、オーバーライド用
ビームはP偏光)成分の振幅反射率をR1カー効果によ
って生じるそれと垂直な偏光方向成分の振幅反射率をK
とする。
カー回転角を±θにとすれば次式が成り立つ。
±に −= tan (±θK) 第4図の(1)及び(2)を用いて、22−2のオーバ
ーライド用ビームについて説明する。光束22−2はガ
ラス直角プリズム16−3に入射し、P1S偏光成分共
に、ガラスの屈折率n8の作用を受ける。次に、ハーフ
ミラ−16−2で反射され、一軸性結晶直角プリズム1
6−4に入射する。(1)に示す様に0軸に射影される
振幅成分U。′はカー回転角が+θにの場合は であられされる。0軸に射影される振幅成分u8は、一
軸性結晶直角プリズム16−4への入射角を45゜θ1
2、出射角をθ21としてスネルの法則に従いno S
ine21 = ng 5in(45°−θ1.)−0
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ■
となり、はぼ直進する。
また、(2)に示す様に、e軸に射影される振幅成分u
eは、カー回転角が±θにの場合は、次式であられされ
る。(復号同順) e軸に射影される振幅成分1は一軸性結晶直角プリズム
16−4への入射角を45°−θ37、出射角θ4とし
て、スネルの法則に従い、 ne sinθ、2 = ng 5in(45°−θ1
.)#O・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
■となり、u、”は偽よと分離せずほぼ直進する。
次に、第4図の(3)及び(4)を用いて、22−1の
ベリファイ用ビームについて説明する。光束22−1は
、ガラス直角プリズム16−3に入射し、P1S偏光成
分共にガラスの屈折率ngの作用を受ける。次にハーフ
ミラ−16−2で反射され、一軸性結晶直角プリズム1
6−4に入射する。(3)に示す様にe軸に射影される
振幅成分曳 はカー回転角が±θにの場合は次式で表わ
される。(復号同順)e軸に射影される振幅成分U。′
  は一軸性結晶直角プリズム16−4への入射角を4
5°−012、出射角をθおとしてスネル法則に従い no Sine、、 = ng 5in(45°−62
)となる。
また、(4)に示す様に、e軸に射影される振幅成分U
、 は、カー回転角が±θにの場合は、次式であられさ
れる。(復号同順) e軸に射影される振幅成分U、″″′ は一軸性結晶直
角プリズム16−4への入射角を45°−θ1□、出射
角をθ、として、スネルの法則より ne sinθ、 = ng 5in(45°−θ、2
)崎45−θ、2 ・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0とな
り、わずかに−1′ と分離する。
さらに、一軸性結晶直角プリズム16−4と同16−5
の接合面でのビームの屈折について説明する。オーバー
ライド用ビームで16−4にてe軸に射影され16−5
にてe軸に射影される成分uG−eは、上記接合面への
入射角をθ、1、出射角θ41として、スネルの法則に
従い、ビーム24−1として16−5より出射する。
θ、、=45+θ2゜ no Slnθ31 ” ne sinθ4オーバーラ
イド用ビームで16−4にてe軸に射影され、16−5
にてe軸に射影される成分ue!oは、上記接合面への
入射角をθn1出射角をθ42として、スネル法則に従
い、ビーム24−3として16−5より出射する。
θ戟=45+θヤ ne Slnθ、、=nosinθ42ベリファイ用ビ
ームで16−4にて0軸に射影され16−5にてe軸に
射影される成分u+’*は、上記接合面への入射角を6
羽、出射角をθ、3としてスネルの法則に従い、ビーム
24−2として16−5より出射する。
θゎ=6+θゎ no sinθ、==He、iHθ43ベリファイ用ビ
ームで16−4にてe軸に射影され16−5にて0軸に
射影される成分u、1′は、上記接合面への入射角をθ
お、出射角θ□として、スネルの法則に従いビーム24
−4として16−5より出射する。
θ、=45+θあ ne Sin θu ” no Sjn θ赫@〜[有
]より明らかな様に4つのビーム24−1〜24−4と
して、16−5より出射する。
例えば、第1図の実施例において一軸性結晶16−1.
16−4.16−5に水晶を選び、16−3のガラスプ
リズムの硝材にng#neとなる様なガラスを選べば半
導体レーザ波長λ=790nmにおいて、異常光屈折率
ne=1.54749、常光屈折率n o = 1 、
53859、θ。=45° θ、、 =44.6714
° とすればθ4. =44.671’ θ42=44.998゜ θ43=45.332゜ θ□=45.665゜ となり、一軸性結晶16−5中で各々0.33°、空気
中で0.51°の分離角となる。
この様にして、オーバーライド用、ベリファイ用の各ビ
ームを各々2つのビームに分離できるので、光磁気信号
検出が可能となる。
各ビームの強度を計算すると、オーバーライド用ビーム
について、0軸、e軸に射影される成分の強度を11=
、Is” (ビーム24−1と24−3)とすれば11
”=[曳も、)2=各(R壬K P物%R” + RK
・・・・・[相]1、t = (、、己。]”=’A 
(R+K)2s lR2±RK・曲[相]但しR” >
 K2とした。これらを差動増幅すれば光磁気信号が得
られる。
同様にして、ベリファイ用ビームについて、0軸、e軸
に射影される成分の強度を工、!、L±(ビーム24−
2と24−4)とすれば 12′″ =   (uo’−]”  =  シ≦  
(R+  K )’  先シ !12 ± RK ・・
・・■14±= [u=’o )”= ’A (R+K
)” b、 ’72R’壬RK聞@但しR” > K”
とした。これらを差動増幅すれば光磁気信号が得られる
なお、第1図の説明において、一軸性結晶プリズム16
−2及び16−5は計算を簡単とするため、直角プリズ
ムとして扱ったが本発明はこの限りでない。
以上説明してきた様に、一軸性結晶プリズム16−1と
ガラスプリズム16−3により、互いに直交する偏光方
向で所定の光量比をもつオーバーライド用ビームとベリ
ファイ用ビームに分離されて光磁気ディスクに入射し、
ディスク上にオーバーライド用スポット、ベリファイ用
スポットとして集光され反射された各々のビームを、1
6−3を経て反射ビームと垂直の平面内で光磁気ディス
クへの入射ビームの偏光方向と456 の角度の光学軸
をもつ一軸性結晶直角プリズム16−4及び16−4と
接合され16−4と直交する光学軸をもつ一軸性結晶直
角プリズム16−5を通過させ、互いに直交する偏光方
向の4つのビームに分離し、それらの差動出力より、オ
ーバーライド用ビーム、ベリファイ用ビーム各々につい
て光磁気信号を得ることができる。
次に、本発明の光学系を用いた光磁気ディスク装置につ
いて第5図を用いて説明する。
半導体レーザ2からの光束はコリメートレンズ3により
平行光束とされ、水晶とガラスの接合プリズム16に入
射する。半導体レーザ2の偏光方向は16に対するPS
S偏光方向にとった座標系17上でP軸から20.7°
傾いている。水晶プリズム16−1はP軸方向に光学軸
を有し、16−1と16−2の接合面にはハーフミラ−
16−2t♂= 0 、5 ts’ = 0 、5 )
が蒸着されている。16−2で透過された光束は、P偏
光光束20−2とS偏光束20−1に分離し、16−3
より出射される。P偏光光束(点線)をオーバーライド
用S偏光光束(実線)をベリファイ用ビームとして用い
ると、各々のビームの光量比は7:1、分離角は約30
′となる。折曲げミラー25て対物レンズ7方向に折り
曲げられた光束は、対物レンズ7にて、光磁気ディスク
lのトラック104上にオーバーライド用スポットSP
2、ベリファイ用スポットSP1として結像される。2
つのスポットは対物レンズ7を保持した不図示のアクチ
ュエータにより所定のトラック上に正しく位置決めされ
る。
光磁気ディスク1のトラック104上に結像されたオー
バーライド、ベリファイ用スポットSP2、SP、の様
子を模式的にあられしたのが第6図である。ディスク回
転方向の上流側にSP2、下流側にSP、が配される。
この場合トラック104に対する2つのスポットの位置
精度は、折り曲げミラー25の傾き精度で決まるので、
簡単に正確な位置合わせが可能である。
第5図の実施例の場合は、オーバーライド用スポットが
トラックに平行な偏光、ベリファイ用スポットがトラッ
クに垂直な偏光となる。
第13図の従来例と同様に通常の再生の場合は半導体レ
ーザ2を低パワーで発光させオーバーライド用スポット
SP2を再生スポットとして用いる。この低パワーの場
合はベリファイ用スポットSPユは使用しない。
そして、オーバーライド時には半導体レーザを高パワー
で発光させ、SP2をオーバーライド用スポットとして
用いる。高パワーのレーザ光が照射されると光磁気膜1
01の温度が上昇し、磁化及び保磁力が低下し、既に記
録されていた情報は消去されてしまう。同時に磁気ヘッ
ド10によって記録情報に応じて磁性反転された磁界を
印加すると、光磁気膜101が冷却する過程で、その磁
化は印加した磁界の方向に固定されオーバーライドが完
了する。この時、ベリファイ用スポットは、再生パワー
となり、記録直後の光磁気信号を再生する。
光磁気ディスクで反射された光束は、対物レンズ7にて
再び平行光束(オーバーライド用ビーム22−2、ベリ
ファイ用ビーム22−1)とされ、折り曲げミラー25
で反射されて水晶とガラスの接合プリズム16に戻る。
ハーフミラ−16−2で反射され、水晶プリズム16−
4、l6−5を経て、第3図で示した様に4つのビーム
24−1〜24−4に分離する。24−1及び24−3
はオーバーライド用ビーム(点線)24−2及び24−
4はベリファイ用ビーム(実線)である。集光レンズ9
02で24−1から24−4は光検出器26上に集光さ
れる。光検出器26は4つのビームに対応して26−1
から26−4の4つの光検出器よりなる。4つのビーム
は集光レンズ902の焦点距離を30 m mとすれば
光検出器上で300μm程度の間隔で結像される。
第7図に信号検出方法を示す。通常の再生の場合は、オ
ーバーライド用ビーム24−1及び24−3が入射する
光検出器26−1及び26−3からの出力を用いる。2
8は差動増幅器で、01[相]式より光磁気信号31を
生成する。
光磁気信号31 C(1,= −I、” ・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
029は加算器で、プリフォーマット情報が凹凸のビッ
トの形でディスク上に形成しである場合に、プリフォー
マット信号32を生成する。
プリフォーマット信号32 cx−I3” +I、’ 
・・・・・・・・・・[株]オーバーライド時はベリフ
ァイ用ビーム24−2及び24−4が入射する光検出器
26−2及び26−4からの出力を用いる。30は差動
増幅器で、■、0式より光磁気信号33を生成する。
光磁気信号33 C(1,” −Lth・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・[
相]さらに、第8図にサーボ信号の検出方法を示す。
例えば、AF方式に非点収差方法(集光レンズ902の
後方に7リンドリカルレンズ等を設ければ良い。)、A
T方式にブツシュ−プル法を用いる場合、サーボ信号を
検出する光検出器には、オーバーライド用ビーム24−
1.24−3が入射する26−1または26−3を選ぶ
のが好適である。特に、第5図の実施例では24−3が
集光レンズ902に対して画角が小さくなるので、サー
ボ信号を得るのに好適な光スポットが26−3上で得ら
れる。
光検出器26−3をさらに4分割し、ATについてはト
ラックからの回折パターンが投影される分割線で分割し
た2つの光検出器出力の和を各々加算器34−1.34
−2でとり、差動増幅器36でAT信号39を得る。A
Fについては対角に位置する光検出器出力の和を各々加
算器35−1.35−2でとり、差動増幅器37でAF
信号40を得る。これらのサーボ信号は光磁気信号31
やプリフォーマット信号32と帯域分割して得られる。
38は加算器で4つの光検出器の和を出力し、第7図で
は26−3の光検出器出力に相当している。
また、第1図において、16−3と16−4の接合しな
くても良く、16−1と16−3及び16−4と16−
5は別個に配置可能である。また、第9図に示す様に1
6−1と16−3の接合体及び16−4と16−5の接
合体は第1図の接合と90′回転して配置しても良い。
この場合ビーム24−1〜24−4が一直線上に並ばな
いので、光検出器26の配置上有利となる場合がある。
また、第9図の場合は16−4.16−5のうちどちら
か一方をガラスとしても4つのビームを得ることは可能
である。
第10図にその他の実施例を示す。
半導体レーザ2からの光束は、第5図と同様にしてコリ
メートレンズ3で平行光束とされ、水晶とガラスの接合
プリズム16に入射する。16を透過した光束は、オー
バーライド用ビームとベリファイ用ビームに分離され(
図示しない)、ガルバノミラ−41に入射する。ガルバ
ノミラ−41によりビームはトラックと垂直方向に偏向
され、トラッキングが行われる。4はビーム整形プリズ
ムであり、半導体レーザ2から射出された非等方的なフ
ォー・フィルド・パターンをもつビームをほぼ等方向に
整形する。ビーム整形比を2程度とすると、オーバライ
ド用ビームとベリファイ用ビームの分離角は第5図の実
施例の半分の15′となり、ディスク1上の2つのスポ
ット間隔をつめることができる。第10図は半導体レー
ザや光検出器を固定部45内に置き、対物レンズ7と折
り曲げミラー25からなる可動部44でディスクラジア
ル方向の粗シークを行う光磁気ディスク装置の例である
が、ビーム整形プリズム4をこの位置に配することによ
り次の4つの利点が生じる。
■オーバーライド用ビームとベリファイ用ビームの分離
角が小さくできるので対物レンズ7の軸外性能が緩和で
きる。
■同じく分離角が小さくできるので、44がディスク内
周部と外周部にある場合とで、対物レンズ7の入射瞳を
満たす光量分布の変動が小さくなリ、ディスク】上の光
スポットを良好に結像できる。
■ディスク上のスポット間隔がつまるので、はね上げミ
ラー25の傾き精度を緩和できる。(第5図の実施例の
半分の精度で良い) ■光磁気信号側のビームの分離角は第5図と変わらない
ので、光検出器上のビーム間隔が広くとれる。(集光レ
ンズ902の焦点距離を短く光学系をコンパクトにでき
る。) 第5図の例と同様に光磁気ディスク1からの反射光は順
次対物レンズ7、折り曲げミラー25、ビーム整形プリ
ズム4、ガルバノミラ−41を経て、水晶とガラスの接
合プリズム16に再び入射する。各々のビームは互いに
直交する偏光方向の4つのビームに分離し、集光レンズ
902−1、シリンドリカルレンズ902−2を経て、
光検出器26に到達する。シリンドリカルレンズ902
−2は非点収差法でAFサーボを行うためのものであり
、トラックからの回折パターンに対し45°回転した母
線を持つ。
また、半導体レーザ2からの光束のうち、水晶とガラス
の接合プリズム16で反射された光束はレンズ42によ
り光検出器上43に集光され、半導体レーザ出力のモニ
タとして使用される。
さらに、本発明のその他の実施例を第11図を用いて説
明する。
第11図において、一軸性結晶直角プリズム16−1は
第3図と同様である。16−6はガラス直角プリズムで
あり、半導体レーザ2からの光束78はハーフミラ−1
6−2を透過後、オーバライド用ビーム20−2とベリ
ファイ用ビーム20−1に分離する。
光磁気ディスクlからの反射光束22−1及び22−2
はガラス直角プリズム16−6に入射し、ハーフミラ−
16−2で反射された後、一軸性結晶直角プリズム16
−7に入射する。16−7の光学軸の向きは、第3図の
16−4と同様で、光束22−1及び22−2とほぼ垂
直な平面内でP軸より45°傾いて設定されている。
オーバーライド用光束22−2とベリファイ用光束22
−1の分離について説明する。第3図と同様に一軸性結
晶に水晶を選び簡単のため16−6の硝材にng#ne
となる様なガラス(例えばBaFlなど)を遺び、半導
体レーザに波長λ=790nmのものを使用したとする
オーバーライド用ビームで16−7のe軸に射影される
振幅成分ωは16−6と16−7の接合面への入射角を
θ22、出射角θ2.とすればθ2.=90°−θ、。
ne Slnθ31 = ng sinθ21オーバー
ライド用ビームで16−7の。軸に射影される振幅成分
回は16−6と16−7の接合面への入射角をθヤ、出
射角θヤとすれば θヤニ90°−〇、。
no SinθH=ngsinθn ベリファイ用ビームで16−7のe軸に射影される振幅
成分−は、16−6と16−7の接合面への入射角をθ
ゎ、出射角をθおとすれば θヤニ900 −01□ ne sin θ、=ngsin θ23ベリファイ用
ビームで16−7のe軸に射影される振幅成分u8′ 
 は、16−6と17−7の接合面への入射角をθあ、
出射角をθ、4とすれば θ、=90°−θ1□ no Sino、=ngsinθ24 さらに一軸性結晶直角プリズム16−7にはガラスの直
角プリズム16−8が接合されている。16−7と16
−8の接合面でのビームの屈折について説明する。
オーバーライド用ビームで16−7にてe軸に射影され
る振幅成分田は、上記接合面への入射角を641、出射
角をθ、1として、ビーム24−1として16−8より
出射する。
θ、、=90−θ、。
ng sinθ51 ” ne Sln θ4オーバー
ライド用ビーム16−7にて。軸に射影される振幅成分
uJは、上記接合面への入射角をθ42、出射角をθ、
2として、ビーム24−2として16−8より出射する
θ42=90−θヤ ng sinθ62 = no Sinθ42ベリファ
イ用ビームで16−7にてe軸に射影される振幅成分U
:は、上記接合面への入射角をθ43、出射角をθ。と
じて、ビーム24−3として16−8より出射する。
θ、3=90°−θお ng sinθsa = ne Sjnθ43■ ベリファイ用ビームで16−7にて0軸に射影される振
幅成分uFlは上記接合面への入射角をθ4、出射角を
66として、ビーム24−4として16−8より出射す
る。
θ□=90−θ。
ng sinθG1 = no sinθ赫[相]〜■
に示す様に、22−1.22−2は4つのビーム24−
1〜24−4として16−8より出射する。
ne=1.54749、n o = 1 、53859
、ng #neとして θ6.=45.0OO8 θ6□=44.343゜ θU=44,671’ θ、=44.014゜ となり、ガラスプリズム16−8中で各々の光束の分離
角は0.33°、空気中では0.51’  となる。光
磁気信号の検出は、第7図、第8図と同様に行えば良い
〔発明の効果〕
以上説明した様に、本発明の光学系を用いた単一のレー
ザ光源によりオーバーライドと記録直後のベリファイを
同時に行うことのできる光磁気記録再生装置では、半導
体レーザからの光束を有効にオーバーライド用ビームと
ベリファイ用ビームに所定の割合で振り分けることがで
きるため、低出力の半導体レーザや低N、A、のコリメ
ートレンズを用いることができる。
また、2つのビームから結像されるスポットを簡単に同
一トラック上に調整することができる。また、2つのス
ポットの光量比やトラック上での間隔を簡単に一定に保
つことができる。さらには、光磁気信号を検出するため
の光学系が単純となり、コストダウンが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光学系の構成を説明するための図、 第2図は本発明の光学系の半導体レーザの偏光方向を説
明するための図、 第3図は本発明の光学系における光束の分離の様子を説
明するための図、 第4図は本発明の光学系における光磁気信号検出方法を
説明するための図、 第5図は本発明の光学系を用いた光磁気ディスク装置例
、 第6図は上記磁気ディスク装置のトラック上のスポット
を説明するための図、 第7図は上記光磁気ディスク装置の情報信号検出系を説
明するための図、 第8図は上記光磁気ディスク装置のサーボ信号検出系を
説明するための図、 第9図は本発明の光学系を用いた光磁気ディスク装置例
2、 第10図は本発明の光学系を用いた光磁気ディスク装置
例3、 第11図は本発明の光学系を用いた光磁気ディスク装置
例4、 第12図、第13図は従来例を説明するための図である
。 1・・・光磁気ディスク 2・・・半導体レーザ 3・・・コリメートレンズ 7・・・対物レンズ 10・・・磁気ヘッド 16・・・結晶接合プリズム 17・・・半導体レーザの偏光方向を説明する座標系2
0−1・・・オーバーライド用ビーム20−2・・・ベ
リファイ用ビーム 24−1,24−3・・・オーバーライド用ビーム反射
光束24−2.24−4・・・ベリファイ用ビーム反射
光束25・・・折り曲げミラー 26・・・光検出器 104・・・トラック 902・・・集光レンズ SP、・・・ベリファイ用光スポット SP2・・・オーバーライド用光スポット第1履 〔lノ (幻 (2〕 ?6 /6−/ /2−2 必ゾ !、i′イス2 ?、ムシ− 3コ’)j −)−L;ス 50#跨J 7妓シ込みじズ 9、イ盲鯛會、11.え′3牙、 10、磁気ヘッド Cに 準 平成 3年11月14日 特許庁長官  深 沢   亘  殿 1、事件の表示 平成2年特許願第245718号 2、発明の名称 光磁気記録再生装置用光ヘッド 3、補正をする者 事件との関係     特許出願人 住所 東京都大田区下丸子3−30−2名称 (100
)  キャノン株式会社代表者 山 路 敬 三 4、代理人 居所 〒146東京都大田区下丸子3−30−2キャノ
ン株式会社内(電話3758−2111)5、補正の対
象 明細書及び図面 6、補正の内容 (1)明細書の第15頁第12行目rBaFffJをr
BaFIJと補正する。 (2)図面の第12図を別紙のように補正する。 第 図 1デイスク 2レーザ 3コリメートレンズ 5回折格子 7、絞り込みレンズ 9信号検出光学系 lO磁気ヘッド

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体レーザ光源から射出された光束を一軸性結
    晶からなる第1のプリズムの第1の端面に入射させ第2
    の端面で光束の一部分を透過し、第1のプリズムの第2
    の端面と接合された第2のガラスの略々直角プリズムの
    第1端面より入射し第2の端面から射出させ、互いに直
    交する偏光方向をもつ第1と第2の光束に分離し、 一軸性結晶からなる第1のプリズムの光学軸は光源から
    射出された光束と垂直な平面内にあり、半導体レーザか
    らの光束は一軸性結晶の光学軸から所定の角度だけ傾い
    ており、第2のガラスの略々直角プリズムからの第1と
    第2の射出光束は光磁気記録媒体の同一のトラック上に
    対物レンズによりトラック進行方向より微小な第1と第
    2の光スポットとして結像され、第1と第2の光スポッ
    トの偏光方向はトラックに略々平行または垂直であり、
    光磁気記録媒体から反射された第1と第2の反射光束は
    第2のガラスの略々直角プリズムの第1の端面より入射
    し第2の端面で光束の一部分を反射され、第3の端面よ
    り射出し、第2のガラスの略々直角プリズムの第3の端
    面より射出された第1と第2の反射光束は一軸性結晶よ
    りなる第3と第4の略々直角プリズムの接合体に入射し
    互いに直交する偏光方向をもつ各々2つの射出光束、即
    ち、第1の反射光束からは第1と第2の射出光束、第2
    の反射光束からは第3と第4の射出光束を生成し、一軸
    性結晶よりなる第3の略々直角プリズムの光学軸は第2
    のガラスの直角プリズムの第3の端面より射出された第
    1と第2の反射光束の偏光方向に対して45゜の傾きを
    もち、一軸性結晶よりなる第4の略々直角プリズムの光
    学軸は第3の略々直角プリズムのそれと直交することを
    特徴とする光磁気記録再生装置用光ヘッド。
  2. (2)前記半導体レーザ光源を高パワーで発光させた場
    合は、第1の光スポットにより光磁気信号記録、第2の
    光スポットにより記録情報の再生が行われることを特徴
    とする請求項1記載の光磁気記録再生装置用光ヘッド。
  3. (3)前記第1の光スポットの中心強度は第2の光スポ
    ットの中心強度より大なることを特徴とする請求項2記
    載の光磁気記録再生装置用光ヘッド。
  4. (4)前記第2の光スポットによる記録情報の再生は、
    ガラスプリズムからの第3と第4の射出光束を検知する
    光検出器の差動出力によって行われることを特徴とする
    請求項2記載の光磁気記録再生装置用光ヘッド。
  5. (5)前記半導体レーザ光源を低パワーで発光させた場
    合、記録情報の再生はガラスプリズムからの第1と第2
    の射出光束を検知する光検出器の差動出力によって行わ
    れることを特徴とする請求項1記載の光磁気記録再生装
    置用光ヘッド。
  6. (6)前記一軸性結晶からなる第1の略々直角プリズム
    の第2の端面と、第2のガラスの略々直角プリズムの第
    1の端面の接合面に、P偏光反射率R_P、S偏光反射
    率R_SとしてR_P=R_S=50%のハーフミラー
    を設けたことを特徴とする請求項1記載の光磁気記録再
    生装置用光ヘッド。
  7. (7)前記一軸性結晶からなる第1の略々直角プリズム
    の第2の端面と、第2のガラスの略々直角プリズムの第
    1の端面の接合面に、P偏光反射率R_P、S偏光反射
    率R_SとしてR_P=R_SのNBSを設けたことを
    特徴とする請求項1記載の光磁気記録再生装置用光ヘッ
    ド。
  8. (8)前記一軸性結晶からなる第1の略々直角プリズム
    の第2の端面と、第2のガラスの略々直角プリズムの第
    1の端面の接合面に、P偏光反射率R_P、S偏光反射
    率R_SとしてR_P≠R_SのPBSを設けたことを
    特徴とする請求項1記載の光磁気記録再生装置用光ヘッ
    ド。
  9. (9)第2のガラスの略々直角プリズムと対物レンズの
    間に第1と第2の光束のどちらかの偏光方向と一致する
    半導体レーザ光源の光束拡がり角の狭い方を広げるビー
    ム整形プリズムを配することを特徴とする請求項1記載
    の光磁気記録再生装置用光ヘッド。
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