JPH04123314A - ディスク型記録媒体および記憶装置 - Google Patents

ディスク型記録媒体および記憶装置

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JPH04123314A
JPH04123314A JP2244180A JP24418090A JPH04123314A JP H04123314 A JPH04123314 A JP H04123314A JP 2244180 A JP2244180 A JP 2244180A JP 24418090 A JP24418090 A JP 24418090A JP H04123314 A JPH04123314 A JP H04123314A
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disk
disc
recording media
shaped recording
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JP2244180A
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Shuichi Kojima
修一 小島
Hiroyuki Suzuki
博之 鈴木
Akira Kato
章 加藤
Keigo Iechika
家近 啓吾
Mikio Takada
高田 幹雄
Masaki Oura
大浦 正樹
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • G11B5/82Disk carriers

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  • Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、回転することで、ヘッドによりデータの記録
または/および再生が行われるデスク型記録媒体、およ
びこれを組み込んだ記憶装置に関する。
[従来の技術] 従来のハード型磁気記録媒体のほとんどは2円形のAl
基板上に磁性層が形成されたものが使用されている。こ
れら磁気記録媒体の外径は種々のものがあり、例えば、
直径14’ 、10.5’9.5’  8’  5.2
5’  3.5’、2.5’などがあり、その厚さは、
数mm、代表的には2mm程度の寸法を有している。
また、磁気記録装置は、その構成上、数枚の磁気記録媒
体を一つの回転軸上に重ね合わせ、磁気記録情報の書き
込み領域面積を広くとり、記録情報容量を大きくするよ
うにしている。したがって、磁気記録装置には、その回
転軸に磁気記録媒体を精度よく重ね合わせ実装しやすく
するために、貫通孔が形成されている基板が使用されて
いる。
一方、磁気記録媒体の基板の材料については、米国特許
4652499号明細書に記載されているように、半導
体用Siウェハーを基板として用いた磁気記録媒体が提
案されている。また、基板材料としてガラス、特に化学
強化ガラスを用いたものも知られている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前記従来技術は、記録媒体の基板材料と
して、ガラスやSiウェハー等を用いた場合、基板に貫
通孔が形成されることにより、その強度は著しく低下す
るという欠陥がある。すなわち、孔開は加工の際や記録
媒体をスピンドル軸に嵌める込む際などに、貫通孔の内
周部エッチにクラックが発生しやすく、記録媒体の高速
回転時には、そのクラックが成長して、ついには記録媒
体が割れてしまうことがあり、記録媒体の強度的な信頼
性が低いという問題点がある。
さらに、記録媒体の強度を一定の値以上に保つために、
基板の厚さをより薄くすることができないという問題点
もある。
また、スパッタ法等真空薄層作製技術によって、磁性層
を形成する際に、貫通孔の存在により、方の面側からの
蒸着粒子が他方の面倒に被着し、形成層の厚みが貫通孔
近傍と基板外周近傍とで異なることがあるという問題点
がある。
本発明の目的は、このような従来の問題点について着目
してなされたもので、強度的な信頼性を高めることがで
き、基板の薄型化を図ることができると共に、形成層の
厚さの均一化を図ることができるディスク型記録媒体お
よび磁気ディスクを提供することにある。
また、本発明は、以上の目的を達成することができるデ
ィスク型記録媒体を組み込んだ記憶装置、および複数の
前記ディスク型記録媒体をそれぞれの回転中心が同一直
線上にくるよう位置合わせする記録媒体位置合わせ治具
を提供することも目的とする。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するためデスク型記録媒体は、円形基板
に貫通孔が形成されていないことを特徴とするものであ
る。
ここで、前記ディスク型記録媒体が磁気記録媒体である
場合には、前記円形基板をガラスやSiウェハーなどの
セラミックスで形成することが好ましい。
前記目的を達成するための他のディスク型記録媒体は、 円形基板には貫通孔が形成されておらず、前記円形基板
の回転中心部またはその近傍に、凸部および/または凹
部が形成されていることを特徴とするものである。
なお、凹部または凸部は1円形基板上に形成される各種
層により形成してもよい、また、前記凹部または凸部は
、円形基板の回転中心部から等距離の位置に複数形成し
てもよい。
前記目的を達成するための記憶装置は。
記録層が形成されている円形基板に、貫通孔を有してい
ない1以上のディスク型記録媒体と、1以上の前記ディ
スク型記録媒体に共通する仮想の回転軸を中心に、1以
上の該ディスク型記録媒体を回転可能に拘束する記録媒
体拘束手段と、1以上の前記ディスク型記録媒体を回転
軛動させる駆動手段と、1以上の前記ディスク型記録媒
体に対して、データの記録および/または再生を行うヘ
ッドとを備えていることを特徴とするものである。
ここで、前記記録媒体拘束手段は、ディスク型記録媒体
をその回転軸を中心として回転軸方向から押さえ付ける
ことで実現してもよい。
前記目的を達成するための記録媒体位置合わせ治具は、 回転軸となる位置に貫通孔が形成されていない同一径の
複数のディスク型記録媒体を、それぞれの前記回転軸が
同一直線上にくるよう位置合わせする記録媒体位置合わ
せ治具であって、m数の前記ディスク型記録媒体の回転
軸と平行な方向に直線状に形成され、複数の該ディスク
型記録媒体のそれぞれの外周端と接する基準面を有する
記録媒体基準体と、複数の前記ディスク型記録媒体の相
互間隔を保持する1以上のスペーサの回転軸と平行な方
向に直線状に形成され、1以上の該スペーサの外周端と
接する基準面を有するスペーサ基準体と、複数の前記デ
ィスク型記録媒体および1以上の前記スペーサを、それ
ぞれの前記基準面に接するよう押え付ける押え付け機構
とを備えていることを特徴とするものである。
[作用コ ディスク型記録媒体に、この回転中心を確保するための
貫通孔が設けられていない場合には、この貫通孔が設け
られている場合と比べ、高速回転時の記録媒体の割れが
生じにくくなり、機械的信頼性が向上する。
一般的に、貫通孔の内周部にクランクが生じた場合には
、応力伝播により、ディスクの高速回転時に割れが生じ
易く、この現象は、特に、基板材料としてガラスやSi
ウェハーなどの比較的硬い材料を用いた場合によくみら
れる。このように発生したクラックは、光学的に非常に
小さく見つけにくいものであり、検査工程で欠陥品とし
て除去することが難しいものである。このクラックによ
るディスク破損は、基板に貫通孔を設けないことによっ
て容易に回避できる。
基板は、製造工程工種々の応力がかけられる。
例えば、基板加工工程においては、加工応力を受けると
ともに、基板保持部分は、保持圧力を受け、また1例え
ば、スパッタ成層工程では、熱応力を受け、また、例え
ば、記憶装置実装されるときは、スピンドル軸固定のた
め固定圧力を受ける。これら応力を受けたとき、基板が
変形しないことと、破壊しないこととは重要である。基
板面の全体のうねりは、浮上特性を悪化させると共に、
磁気ヘットのコンタクト−スタート−ストップの時の接
線力の増加の原因となり、信頼性上問題となる。基板に
貫通孔を設けないことにより外力に対し変形し難いもの
となるので、面うねりの小さく精度の高いものが容易に
製造可能となる。また外力に対し強いものができるので
、基板自体の板厚を容易に薄くできる。
一般に、磁気記憶装置は、磁気記録媒体が数枚から10
枚程度で構成される。1枚の磁気記録媒体の基板厚を薄
くできると記憶装置の外形寸法をかなり/JNさく構成
することが可能となる。例えば。
本発明の記録媒体により、基板厚を2mmから1mmへ
減らしたときには、基板を10枚使用するとすれば、記
憶装置の外形寸法を10mm減らすことが可能となる。
また5例えばスパッタ成層工程においては、基板の略中
央部に貫通孔が形成されていることにより、一方の面倒
より成層されるときの蒸着被着物が、反対側に回り込む
ため1貫通孔の内周部の近傍で層厚の増加が避けられな
い。この層厚の増加は、スパッタ成層条件により変化し
、大きいときで平均層厚に対して10%以上にもなるこ
とがある。基板に貫通孔を形成しないことにより、蒸着
被着物の回り込みがなくなるので1層厚の増加を防ぐこ
とができ、より精度の高い層厚の管理を行うことができ
る。
このような記録媒体の回転中心の位置決めは、かなり難
しいが、例えば、複数の記録媒体の回転軸と平行な方向
に直線状に形成され、複数の該記録媒体のそれぞれの外
周端と接する基準面を有する記録媒体基準体を備えてい
る治具を用いることにより、容易に位置決めを行うこと
ができるようになる。
また。回転中心またはその近傍に凹部または凸部が形成
されている記録媒体と、この凹部または凸部に嵌合する
凸部または凹部が形成されているスペーサとを組み合わ
せて使用することによっても、回転中心の位置決めを容
易に行うことができる。
[実施例] 以下、第1図〜第10図に基づき、本発明の各種実施例
について説明する。
〔実施例1〕 第1図に1本発明にかかる磁気ディスクの第1の実施例
の構成を模式的に示す6 本実施例の磁気ディスクlOは、化学強化ガラスの平坦
な非磁性基板11の両面に、下地層12、磁性層13、
保護層14を形成したものである。
この磁気ディスク10には、磁気記憶装置への固定用貫
通孔は設けられていない、ここで、下地層12にはCr
、磁性層13にはCo−Ni−Cr、保護層14にはC
材料が使用されている。各層は、それぞれ、DCマグネ
トロンスパッタ法によって、厚さが250nm、50n
m、40nmになるよう形成されている。
非磁性基板11は、その外径が130mm、厚さが1.
5mmであり、外周端が面取り加工の施されたものを使
用している。この非磁性基板11をホルダーに固定し、
スパッタ成層処理を行なう。
この際、スパッタ成層は前記ホルダーを搬送しながら連
続して下地層12.磁性層13、保護層14を形成して
いく。
このように形成された磁気ディスク10を、磁気記録テ
スターを用いて磁気記録チエツクしたところ、貫通孔が
ある場合と差が無く、問題なく作動することを確認して
いる。
ディスクの中心部に貫通孔がある場合と、無い場合の層
厚分布を第6図に示す。なお、同図において、貫通孔が
あるものを黒丸印で示し、貫通孔のないものを白丸印で
示している。
このときのスパッタ成層条件は、基板温度200℃、成
層速度50nm/win、 A rガス圧15mTor
rであり、磁性層の層厚を50nmになるようスパッタ
成層して、成層後の実際の厚さを触針型膜差計により測
定した。なお、貫通孔の径は40mmφである。
第6図に示すように、ディスクの中心部に貫通孔のある
場合、中心部近傍において層厚の増加が認められる。こ
れは、貫通孔を通じてスパッタ被着粒子が裏面にまわり
こみ、裏面もこのスパッタ被着粒子に被着されるためで
ある。一方1貫通孔の無い場合、スパッタ被着粒子は中
心部でまわり込むことができないないので、膜厚の増加
は見られない。ここで、前記ホルダーに隙間なく非磁性
基板11を組み込むことにより、外周部にスパッタ被着
粒子が回り込むことはできない。
スパッタ被着粒子の回り込みは、成層条件によって変動
するものなので、スパッタ被着粒子の回り込みがあると
、各種層の厚さ管理を非常に難しいものにしていた。
本実施例のように、貫通孔が無い基板を使用することに
より、スパッタ被着粒子の回り込みがなくなり、層厚分
布の偏差を小さくすることができる。
この磁気ディスク10を4枚用いて構成した磁気記憶装
置を第2図〜第4図に示す。
磁気記憶装置の組み立てには、第2図に示すように、ま
ず、磁気ディスク10を回転させる駆動モータ32と、
磁気ヘッド33,33.・・・を搭載しているキャリッ
ジ34とが組み込まれているシャーシー31に、第5図
に示すような、記録媒体位置合わせ治具2oを入れる。
このとき、シャーシ31には、シャーシ蓋31aおよび
シャーシ側壁31bは設けられていない。
この位置合わせ治具20は、磁気ディスク1゜の半径を
半径として凹んだ円弧状の記録媒体基準面22と、磁気
ディスク10.10の相互間隔を確保するスペーサの半
径を半径として凹んだ円弧状のスペーサ基準面23,2
3.川とが、同一の軸を中心として形成されている基準
板21と、磁気ディスク10,10.およびスペーサ3
5゜35、・・・を、それぞれの基準面22.23に接
するよう押え付ける押え付け機構25とで構成されてい
る。押え付け機構25は、基準板21に固設されている
2本のレール26.26と、基準板21と同様に、磁気
ディスク10の半径を半径とする凹んだ円弧状の面とス
ペーサ35の半径を半径とする面とが形成され、レール
26.26に摺動可能に載置されている押し付け板27
とで構成されている。
位置決め治具20が入れられたシャーシ31内に、スペ
ーサ35,35.・・・、磁気ディスク10゜10、・
・・を順次、入れて行く。すべてのスペーサ35.35
.・・・および磁気ディスク10,10゜・・が入れら
れた後、押し付け板27と基準板21との間隔を小さく
して、スペーサ35,35.・・および磁気ディスク、
10,10.・・・がそれぞれの基準面に接するように
する。この操作により、駆動モータの軸と同一直線上に
、スペーサ35゜35、・・・および磁気ディスク10
,10.・・・の回転中心が位置することになる。
そして、シャーシ蓋31aをシャーシ31に取付ける。
シャーシ蓋31aには、位置決めされたスペーサ35お
よび磁気ディスク10がズレないように、これらを押え
付ける押さえ付け具37が回転軸ベアリング38を介し
て設けられている。押さえ付け具37には、複数のボル
ト37a、37a。
37aが設けられており、これを適切なトルクで捩じ込
むことにより、スペーサ35および磁気ディスク10が
押さえ付けられる。
位置決め治具20は、シャーシ31の側方から取り出し
、最後にシャーシ側壁31bを取付ける。
なお、スペーサ35には、第4図に示すように、環状溝
35aが形成されており、そこに緩衝材としてのフッ素
ゴム製のOリング36が嵌め込まれている。
本実施例では、貫通孔が形成されてないので、貫通孔の
内周部エッチにクラックが発生しえず、このようなりラ
ックに起因して磁気ディスクが割れることはなく、磁気
ディスクの強度的な信頼性を高めることができる。
また、磁気ディスクの強度が高まり、基板の厚さが従来
2mm程度であったものを1 、5 m mに薄くする
ことができる。
さらに、貫通孔を形成しないことにより、磁気ディスク
の製造工程を少なくすることができる上に、スピンドル
軸に記録媒体の嵌め込む必要がないので、その際の発塵
により媒体表面を汚してしまうこともない。
なお、本実施例では、スペーサ35と磁気ディスクlO
と位置ズレ防ぐために、押さえ付け具37で押さえ付け
ているが、スペーサ35と磁気ディスク10とを接着剤
で固定してもよい。
また、Oリング36の材質としては、鉛やインジュウム
合金などを用いてもよい。
また、本実施例では、非磁性基板の材料として化学強化
ガラスを用いたが、Siウェハーを用いてもよい。化学
強化ガラスやSiウェハーは、−般的に固い材料なので
、基板が所定の硬度を得るために、下地層を形成する前
にNiPメツキを施す必要がない、さらに、基板の平坦
性を高めることもできる。また、Siウェハーは、化学
強化ガラスやその他の材料よりも、汚染度が小さいため
に、基板上に各種層を形成しやすい。
なお、非磁性基板の材料としてSiウェハーを用いた場
合、直径75mmのとき、厚さを0.8mmにすると、
磁気ディスクとして必要な強度を確保することができる
ことを確認している。
〔実施例2〕 第7図に、磁気ディスクの第2の実施例の構成を模式的
に示す。
本実施例の磁気ディスク40は、その中央部に凹部が形
成されている非磁性基板41の両面に。
下地層42、磁性層43、保護層44を順次形成したも
のである。非磁性基板41は、その外径が95mm、厚
さが1.2mmで、凹部の内径が20mm、凹部の深さ
0.15mmに成形されたA1合金上に、約10μmの
NiPメツキを施したものを使用している。
この磁気ディスク40を記憶装置に組み込む場合には、
第8図に示すようなスペーサ46を用いる。
スペーサ46には、磁気ディスク40の凹部45に嵌合
する凸部46aが形成されており、凸部46aには0リ
ング47が嵌まり込む環状溝46bが形成されている。
スペーサ46の凸部46aの高さ寸法りは、磁気ディス
ク4oの凹部45の深さ寸法dよりも僅かに小さい。
このようなスペーサ46と磁気ディスク40を用いるこ
とにより、第1の実施例のように特殊な治具2oを使用
しなくとも、スペーサ46の回転中心と磁気ディスク4
0の回転中心を正確に同一直線上に位置させることがで
きる。また、スペーサ46の凸部46aの高さ寸法りが
磁気ディスク40の凹部45の深さ寸法dよりも僅かに
小さいために、スペーサ46の凸部46aを磁気ディス
ク40の凹部45に嵌め込むと、凸部46aの天面46
cと凹部45の底面45cとは当接せず、凸部46aの
周囲面46dと凹部45の周囲面45dとが当接するの
で、スペーサ46と磁気ディスク40相互を平行に保つ
ことができる。
〔実施例3〕 第9図に、磁気ディスクの第3の実施例の構成を模式的
に示す。
本実施例の磁気ディスク50は、その中央部に凸部55
が形成されている以外、基本的には、基板51のサイズ
、材質、各種層52,53.54の構成等は、第2の実
施例と同一である。
この磁気ディスク50に対するスペーサ56には、磁気
ディスク50の凸部55に嵌合する凹部56aが形成さ
れており、この凹部56aに○リング57に嵌まり込む
環状溝56bが形成されている。スペーサ46の凹部5
6aの深さ寸法dは。
磁気ディスク5oの凸部55の高さ寸法りよりも僅かに
小さい。
本実施例は、基本的には第2の実施例と同様の効果を有
するが、磁気ディスク50の強度的なことに関しては1
本実施例の方が優れている。
なお、第2の実施例および第3の実施例では、磁気ディ
スクの凹部または凸部をその回転中心に形成したが、複
数の凹部または凸部を回転中心からそれぞれ等距離の位
置に形成してもよい、このように構成すると、製作工程
は増加するが、磁気ディスクとスペーサとの回転方向の
ズレを無くすことができる。
また、第2の実施例および第3の実施例では、基板の両
面に凹部か、または凸部を設けたが、−方の面に凹部を
形成し、他方の面に凸部を形成するようにしてもよい。
さらに、第2の実施例および第3の実施例では、基板自
体に凹部または凸部を形成したが、基板の強度を保つた
めに、基板は両面とも平坦に形成し、基板上に形成され
る各種膜で凹部および/または凸部を形成してもよい。
このとき、膜成形では、凹部の深さ寸法、または凸部高
さ寸法に限界があるので、ディスクと、スペーサとのズ
レを防ぐために、前述したように、凹部または凸部を複
数設けるとよい。
また、以上の各種実施例は、全て、磁気ディスクに関す
るものであるが1本発明は、これに限定されるものでは
なく、光ディスクや光磁気ディスクなどのあらゆるディ
スク型記録媒体に適用してもよい。
なお、本発明に直接関係がないが、前記保護層上に潤滑
剤を設けることにより、耐摺動性が向上することを各種
テストの際に確認している。
[発明の効果] 本発明によれば、ディスク型記録媒体に貫通孔を形成し
ないことにより、強度的な信頼性を高めることができる
と共に、基板の薄型化を図ることができる。
さらに、貫通孔を設けないことにより、貫通孔から蒸着
被着物が他方の面に回り込むことがないので、形成層の
厚さの均一化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図の本発明の第1の実施例を示しており、
第1図は磁気ディスクの断面図、第2図は磁気記憶装置
の断面図、第3図は磁気記憶装置の展開上面図、第4図
は磁気記憶装置の要部断面図、第5図は記憶媒体位置合
わせ治具の全体斜視図、第6図は膜厚分布を示すグラフ
、第7図および第8図は第2の実施例を示しており、第
7図は磁気ディスクの断面図、第8図は磁気記憶装置の
要部断面図、第9図および第10図は第3の実施例を示
しており、第9図は磁気ディスクの断面図。 第10図は磁気記憶装置の要部断面図である。 10.40,50・・・磁気ディスク、11,41゜5
1・・・非磁性基板、20・・・記録媒体位置合わせ治
具、21・・・基準板、22・・・記録媒体基準面、2
3・・・スペーサ基準面、25・・・押さえ付け機構、
32・・・駆動モータ、33・・・磁気ヘッド、35,
46゜56・・・スペーサ、37・・・押さえ付け具、
45・・・凹部、47,57・・・○リング、55・・
・凸部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、記録層が形成されている円形基板に、貫通孔が形成
    されていないことを特徴とするディスク型記録媒体。 2、記録層が形成されている円形基板には、その表面に
    沿って、一方の面から他方の面に回り込む部位が該円形
    基板の外周端以外に形成されていないことを特徴とする
    ディスク型記録媒体。 3、前記円形基板の回転中心部またはその近傍に、凸部
    および/または凹部が形成されていることを特徴とする
    請求項1記載のディスク型記録媒体。 4、前記円形基板上に形成される各種層により、該円形
    基板の回転中心部またはその近傍に、凸部および/また
    は凹部が形成されていることを特徴とする請求項1記載
    のディスク型記録媒体。 5、前記円形基板の回転中心部から等距離の位置に複数
    の凸部および/または凹部が形成されていることを特徴
    とする請求項1記載のディスク型記録媒体。 6、前記記録層が磁性材で形成されていることを特徴と
    する請求項1、2、3、4または5記載のディスク型記
    録媒体。 7、前記円形基板は、セラミックス材により形成されて
    いることを特徴とする請求項1、2、3、4、5または
    6記載のディスク型記録媒体。 8、前記円形基板は、Siウェハーで形成されているこ
    とを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6記載
    の磁気ディスク。 9、記録層が形成されている円形基板に、貫通孔を有し
    ていない1以上のディスク型記録媒体と、1以上の前記
    ディスク型記録媒体に共通する仮想の回転軸を中心に、
    1以上の該ディスク型記録媒体を回転可能に拘束する記
    録媒体拘束手段と、 1以上の前記ディスク型記録媒体を回転駆動させる駆動
    手段と、 1以上の前記ディスク型記録媒体に対して、データの記
    録および/または再生を行うヘッドとを備えていること
    を特徴とする記憶装置。 10、記録層が形成されている円形基板に貫通孔を有し
    ていない複数のディスク型記録媒体と、複数の前記ディ
    スク型記録媒体の相互間隔を保持する1以上のスペーサ
    と、 複数の前記ディスク型記録媒体のそれぞれの回転軸が同
    一直線上に位置するよう、1以上の前記スペーサを介し
    て、複数の該ディスク型記録媒体が積層された記録媒体
    組立体を、複数の該ディスク型記録媒体が相互にずれな
    いよう押え付ける押え付け手段と、 前記記録媒体組立体を前記回転軸を中心として回転駆動
    させる駆動手段と、 前記ディスク型記録媒体に対して、データの記録または
    /および再生を行うヘッドとを備えていることを特徴と
    する記憶装置。 11、複数の前記ディスク型記録媒体の回転軸またはそ
    の近傍に、それぞれ凸部および/または凹部が形成され
    、 前記スペーサには、前記ディスク型記録媒体の凹部およ
    び/または凸部に嵌合する、凸部および/または凹部が
    形成され、 前記記録媒体組立体は、前記ディスク型記録媒体の凹部
    および/または凸部に、前記スペーサの凸部および/ま
    たは凹部が嵌合して、複数の前記ディスク型記録媒体が
    前記スペーサと共に積層されたものであることを特徴と
    する請求項10記載の記憶装置。 12、前記ディスク型記録媒体と前記スペーサとの間に
    緩衝材が設けられていることを特徴とする請求項10ま
    たは11記載の記憶装置。 13、回転軸となる位置に貫通孔が形成されていない同
    一径の複数のディスク型記録媒体を、それぞれの前記回
    転軸が同一直線上にくるよう位置合わせする記録媒体位
    置合わせ治具であって、複数の前記ディスク型記録媒体
    の回転軸と平行な方向に直線状に形成され、複数の該デ
    ィスク型記録媒体のそれぞれの外周端と接する基準面を
    有する記録媒体基準体と、 複数の前記ディスク型記録媒体の相互間隔を保持する1
    以上のスペーサの回転軸と平行な方向に直線状に形成さ
    れ、1以上の該スペーサの外周端と接する基準面を有す
    るスペーサ基準体と、 複数の前記ディスク型記録媒体および1以上の前記スペ
    ーサを、それぞれの前記基準面に接するよう押え付ける
    押え付け機構とを備えていることを特徴とする記録媒体
    位置合わせ治具。
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