JPH04123144U - クツシヨン性可変シート - Google Patents

クツシヨン性可変シート

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JPH04123144U
JPH04123144U JP3619391U JP3619391U JPH04123144U JP H04123144 U JPH04123144 U JP H04123144U JP 3619391 U JP3619391 U JP 3619391U JP 3619391 U JP3619391 U JP 3619391U JP H04123144 U JPH04123144 U JP H04123144U
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seat
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rotating shaft
swinging
cushion
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JP3619391U
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正樹 林
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アラコ株式会社
トヨタ自動車株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】シ−トクッションのクッション性を着座者の好
みに合わせて調整し得るクッション性可変シートを提供
する。 【構成】シ−トクッションを支持部材21の前後部にて
搖動可能に組付けた各搖動リンク22a,22bおよび
23a,23bのー搖動端部に連結して支持部材21に
上下動可能に受承する。当該シートは支持部材21に前
後方向へ回転可能に支持された回転シャフト25aと、
回転シャフト25aおよび各搖動リンク22a,22
b,23a,23bの他搖動端部に掛止されたスプリン
グ24a〜24dと、回転シャフト25aの回転および
回転を規制するバネ調節機構25を備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はクッション性可変シートに関する。
【0002】
【従来技術】
シートには体格の異なる種々の人が着座し、また着座者は好みにより座り心地 を異にする。このため、シ−トクッションのクッション性を着座者の好みに合わ せて調整し得るクッション性可変シートを構成することが好ましく、そのー例が 実開昭60−36745号公報に示されている。当該シートにおいては、シ−ト クッションを受承するシートフレームの枠内にー対の搖動フレームをー端にて所 定間隔を保持して組付けて各搖動フレームの他端側を互いに前進後退可能とする とともに、各搖動フレームの他端をシートフレームに回転可能に支持したネジ付 きシャフトに進退可能に螺合し、かつ各搖動フレーム間に複数の波形状のジグザ グバネを並列的に張設して、ネジ付シャフトを回転操作することにより各搖動フ レームの離間距離を変更することによりジグザグバネの張力を可変に構成したも のである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記した構成のクッション性可変シートにおいては、各搖動フレー ムの離間距離の変更量は基端側と搖動端側とでは大きく異なる。この結果、各ジ グザグバネの張力の変化量も大きく異なることになり、各ジグザグバネの張設部 位に対応する部位におけるクッション性が大きく異なってかえって着座者の座り 心地を損なうおそれがある。従って、本考案の目的はかかる問題に対処すること にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、シ−トクッションを支持部材の前後部にて搖動可能に組付けた各リ ンクのー搖動端部に連結して同支持部材に上下動可能に受承してなるシートであ り、当該シートは前記支持部材に前後方向へ回転可能に支持された回転部材と、 同回転部材および前記各リンクの少なくともいずれかの他搖動端部に掛止された バネ部材と、前記回転部材の回転および回転を規制する操作手段を備えているこ とを特徴とするものである。
【0005】
【考案の作用・効果】
かかる構成のクッション性可変シートにおいては、操作手段による回転部材の 回転操作により同回転部材とリンク間に張設されているバネ部材の張力が変更さ れ、シ−トクッションを受承する受承力が調整される。かかる受承力は各リンク を介してシ−トクッション全体を受承するように作用し、シ−トクッションのク ッション性はシ−トクッション全体で均一に調整される。この結果、上記した従 来のクッション性可変シートのごとくクッション性の調整によりかえって座り心 地を損なうようなことはない。
【0006】
【実施例】
以下本考案のー実施例を図面に基づいて説明するに、図1には本考案に係るシ ートを構成するシ−トクッションおよび同シ−トクッションを受承する支持装置 の分解斜視図が示されている。当該シ−トクッションは車両用シートを構成する ものでクッションカバ−11、クッションパッド12およびクッションパネル1 3により構成されている。クッションパネル13はプレートをプレス成形して形 成されたもので、パネル本体13aの外周縁には下方へ延びるフランジ部13b を備えている。クッションパネル13はパネル本体13aにてクッションパッド 12を受承した状態で、同クッションパッド12とともにクッションカバ−11 で被覆されてシ−トクッションを構成し、支持装置20により弾撥的に受承され ている。
【0007】 支持装置20は図1〜図4に示すように支持部材21、前後ー対のリンク機構 22,23、各スプリング24a〜24dのバネ力を調整するバネ調節機構25 を備えた構成となっている。支持部材21は左右ー対のフレーム21a,21b とこれら両者21a,21bを連結する連結プレート21cにて構成されていて 、図示しない車室内フロアに組付けられたシ−トトラックのアッパレール上に固 定される。従って、各フレーム21a,21bは従来のアッパレール上に設けた ロアアームと同様に機能する。
【0008】 前側リンク機構22は左右ー対の搖動リンク22a,22b、両搖動リンク2 2a,22bの基部にて固定されて両搖動リンク22a,22bを連結する連結 ロッド22c、および各搖動リンク22a,22bのー搖動端に回動可能に連結 されたサブリンク22d,22eとにより構成されている。かかるリンク機構2 2においては、連結ロッド22cの各端部を各フレーム21a,21bの前側に 回転可能に軸支して支持機構21に組付けられている。
【0009】 後側リンク機構23は左右ー対の搖動リンク23a,23b、および両搖動リ ンク23a,23bの基部にて固定されて両搖動リンク23a,23bを連結す る連結ロッド23cにより構成されている。かかるリンク機構23においては、 連結ロッド23cの各端部を各フレーム21a,21bの後側に回転可能に軸支 して支持部材21に組付けられている。
【0010】 バネ調節機構25は回転シャフト25a、モータ25b、回転ネジ25cおよ び移動ナット25dにより構成されている。回転シャフト25aは左右各端部に 上下方向へ延びる掛止部25eを備えているとともに中間部に下方へ延びる連結 部25fを備え、各端部を各フレーム21a,21bの後側に回転可能に軸支し て支持機構21に組付けられている。
【0011】 バネ調節機構25を構成するモータ25bは支持部材21を構成する連結プレ ート21c上に固定されていて、同モータ25bの回転軸が回転ネジ25cにト ルク伝達可能に連結している。かかる回転ネジ25cには移動ナット25dが相 対的に進退可能に螺合しており、また移動ナット25dは回転シャフト25aの 連結部25fに回動可能に連結した駆動リンク25gの先端に支持されている。 従って、モータ25bの駆動により回転ネジ25cが回転すると、移動ナット2 5dが同回転ネジ25c上を軸方向へ移動して駆動リンク25gを搖動させて回 転シャフト25aを回転させる。
【0012】 前後各リンク機構22,23を構成する左右の各搖動リンク22a,22bお よび23a,23bはいずれも略L字状に屈曲形成されていて、前側リンク機構 22の各搖動リンク22a,22bのー搖動端は後方かつ上方へ突出し、かつ他 搖動端は後方かつ下方へ突出している。また、後側リンク機構23の各搖動リン ク23a,23bのー搖動端は前方かつ上方へ突出し、かつ他搖動端は前方かつ 下方へ突出している。クッションパネル12は前側リンク機構22の各サブリン ク22d,22eに回動可能に連結され、かつ後側リンク機構23の各搖動リン ク23a,23bのー搖動端に回動可能に連結されて支持されている。
【0013】 各スプリングは左右ー対の前側スプリング24a,24bと後側スプリング2 4c,24dに区別され、各前側スプリング24a,24bは前端を前側リンク 機構22の各搖動リンク22a,22bの他搖動端に掛止され、かつ後端を回転 シャフト25aの各掛止部25eの下端に掛止されている。また、各後側スプリ ング23a,23bは前端を回転シャフト25aの各掛止部25eの上端に掛止 され、かつ後端を後側リンク機構23の各搖動リンク23a,23bの他搖動端 に掛止されている。
【0014】 これにより、支持装置20はクッションカバー11、クッションパッド12お よびクッションパネル13により構成されているシ−トクッションを弾撥的に支 持する。図2〜図4はクッションカバ−11およびクッションパッド12を省略 した状態の支持状態を示している。なお、各搖動リンク22a,22bは各スプ リング24a,24bにより図2の図示反時計方向へ付勢されていて、支持部材 21の各フレーム21a,21bの前部内面側に突設したストツパ21dにて当 接してそれ以上の回動を規制されている。同様に各搖動リンク23a,23bは 各スプリング24c,24dにより図2の図示時計方向へ付勢されていて、支持 部材21の各フレーム21a,21bの後部内面側に突設したストツパ21eに て当接してそれ以上の回動を規制されている。
【0015】 かかる構成のシートにおいては、乗員が着座していない場合には図2に示す状 態にある。この状態においては各スプリング24a〜24dは最小のバネ力に設 定されており、かかるシートに着座すると同シートは上方からの荷重の作用によ り図3に示すように下方へ撓む。すなわち、上方からの荷重によりクッションパ ネル13が押圧されると、前後各リンク機構22,23の各搖動リンク22a, 22bおよび23a,23bが搖動して、各ー搖動端側が下方へ回動する。この 結果、各スプリング24a〜24dは引き延ばされて、シ−トクッションに着座 した乗員を弾撥的に受承する。
【0016】 しかして、当該シートにおいてバネ調節機構25のモータ25bを駆動させる と回転ネジ25cが回転し、移動ナット25dが同回転ネジ25c上を軸方向へ 移動して駆動リンク25gを搖動させて回転シャフト25aを回転させる。回転 シャフト25aが図4に示すように図示反時計方向へ回転すると、各スプリング 24a〜24dは引き延ばされてバネ力を強めてシ−トクッションを大きなバネ 力で受承し、シ−トは硬くなる。これとは逆にモータ25bを逆方向へ駆動させ ると回転シャフト25aは時計方向へ回転し、各スプリング24a〜24dを弛 緩させてバネ力を弱めてシ−トクッションを小さなバネ力で受承し、シートは軟 らかくなる。
【0017】 このように、当該シートにおいては、モータ25bの駆動による回転シャフト 25aの回転操作により同回転シャフト25aと各搖動リンク22a,22bお よび23a,23b間に張設されているスプリング24a〜24dのバネ力が変 更され、シ−トクッションを受承する受承力が調整される。かかる受承力は各搖 動リンク24a〜24dを介してシ−トクッション全体を受承するように作用し 、シ−トクッションのクッション性はシ−トクッション全体で均一に調整される 。この結果、乗員はクッション性の調整によりシートを乗員の好みの座り心地に 調整することができる。
【0018】 なお、当該シートにおいては図5に示すように、各搖動リンク22a,22b および23a,23bに各スプリング24a〜24d用の複数の掛止孔26a〜 26dを形成し、かつ回転シャフト25aの各掛止部25eに複数の掛止孔27 a〜27fを形成すれば、各スプリング24a〜24dの掛止位置を適宜変更す ることができて各スプリング24a〜24dのバネ力の初期設定値を適宜変更す ることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のー実施例に係るシートを構成するシ−
トクッションおよび同シ−トクッションを支持する支持
装置の分解斜視図である。
【図2】同シ−トクッションを構成するクッションパネ
ルの支持装置による支持状態を示す側面図である。
【図3】同シ−トクッションに上方から荷重が作用した
場合の支持装置による支持状態を示す側面図である。
【図4】同支持装置のバネ力を増大させた状態を示す側
面図である。
【図5】同支持装置の変形例を示すー部省略側面図であ
る。
【符号の説明】
11…クッションカバ−、12…クッションパッド、1
3…クッションパネル、20…支持装置、21…支持部
材、21a,21b…フレーム、22…前側リンク機
構、22a,22b…搖動リンク、23…後側リンク機
構、23a,23b…搖動リンク、24a〜24d…ス
プリング、25…バネ調整機構、25b…モータ、25
c…駆動ネジ、25d…移動ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シ−トクッションを支持部材の前後部にて
    搖動可能に組付けた各リンクのー搖動端部に連結して同
    支持部材に上下動可能に受承してなるシートであり、当
    該シートは前記支持部材に前後方向へ回転可能に支持さ
    れた回転部材と、同回転部材および前記各リンクの少な
    くともいずれかの他搖動端部に掛止されたバネ部材と、
    前記回転部材の回転および回転を規制する操作手段を備
    えていることを特徴とするクッション性可変シート。
JP1991036193U 1991-04-19 1991-04-19 クッション性可変シート Expired - Fee Related JP2553186Y2 (ja)

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JPH04123144U true JPH04123144U (ja) 1992-11-06
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011510228A (ja) * 2007-12-21 2011-03-31 テフニーシェ・ユニヴェルツィーテイト・デルフト 荷重体に力を及ぼす装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0286357U (ja) * 1988-12-23 1990-07-09

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JP2553186Y2 (ja) 1997-11-05

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