JPH04122761U - 建設機械 - Google Patents

建設機械

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JPH04122761U
JPH04122761U JP3697791U JP3697791U JPH04122761U JP H04122761 U JPH04122761 U JP H04122761U JP 3697791 U JP3697791 U JP 3697791U JP 3697791 U JP3697791 U JP 3697791U JP H04122761 U JPH04122761 U JP H04122761U
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JP
Japan
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rear end
obstacle
revolving
center
shape
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Application number
JP3697791U
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English (en)
Inventor
勝美 中野
Original Assignee
石川島建機株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上部旋回体の後端部における左右一側部が障
害物に接触した状態で上部旋回体を旋回させても、前記
後端部の左右中央部と障害物との干渉を回避し、旋回動
作の円滑化、並びに後端部の損傷防止を図る。 【構成】 上部旋回体2の後端部3の形状を平面的に見
て旋回中心Oより所要寸法Lだけ前側に位置する点O’
を中心とする所要の半径R2の円弧形状とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建設機械に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に図3、4に示されるように、例えばミニバックホー等の建設機械1にお いては、上部旋回体2の後端部3の形状は、図3の如く旋回中心Oを中心とする 所要の半径R1の円弧形状としてある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の如き建設機械1による作業現場が狭く、その後方に障害 物4があるような場合、通常ガード部材(図示せず)が設けられている後端部3 の左右一側部が前記障害物4に接触する位置まで建設機械1を後退させた後、上 部旋回体2を旋回させて作業を行わなければならないことがあり、このような場 合、前述の如く上部旋回体2の後端部3の形状を旋回中心Oを中心とする半径R 1 の円弧形状としてあると、後端部3の左右一側部だけでなく前記ガード部材が 設けられていない左右中央部を含む全域に亘って前記障害物4が干渉することに なり、円滑な旋回動作が妨げられると共に、後端部3の損傷も大きくなるという 不具合があった。
【0004】 本考案は、斯かる実情に鑑み、上部旋回体の後端部における左右一側部が障害 物に接触した状態で上部旋回体を旋回させても、前記後端部の左右中央部と障害 物との干渉を回避し得、旋回動作の円滑化、並びに後端部の損傷防止を図り得る 建設機械を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上部旋回体の後端部の形状を平面的に見て旋回中心より所要寸法前 側に位置する点を中心とする所要半径の円弧形状としたことを特徴とするもので ある。
【0006】
【作用】
従って、ガード部材が設けられている後端部の左右一側部が障害物に接触した 状態で、上部旋回体を旋回させると、前記後端部のガード部材が設けられていな い左右中央部の軌跡は、旋回中心を中心とする円弧となるため、前記後端部の左 右中央部は、障害物に接触しなくなる。
【0007】
【実施例】
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
【0008】 図1、2は本考案の一実施例であって、図中図3、4と同一の符号を付した部 分は同一物を表しており、上部旋回体2の後端部3の形状を平面的に見て旋回中 心Oより所要寸法Lだけ前側に位置する点O’を中心とする所要の半径R2の円 弧形状とする。
【0009】 前述の如く構成したので、建設機械1による作業現場が狭く、その後方に障害 物4があるような場合、ガード部材(図示せず)が設けられている後端部3の左 右一側部が前記障害物4に接触する位置まで建設機械1を後退させた後、上部旋 回体2を旋回させると、前記後端部3のガード部材(図示せず)が設けられてい ない左右中央部の軌跡は図1に示す如く旋回中心Oを中心とする半径R1の円弧 となるため、前記後端部3の左右中央部は、障害物4に接触しなくなる。
【0010】 こうして、上部旋回体2の後端部3における左右一側部が障害物4に接触した 状態で上部旋回体2を旋回させても、前記後端部3の左右中央部と障害物との干 渉を回避することができ、旋回動作を円滑に行えると共に、後端部3の損傷を低 減させることが可能となる。
【0011】 尚、本考案の建設機械は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本考 案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の建設機械によれば、上部旋回体の後端部における 左右一側部が障害物に接触した状態で上部旋回体を旋回させても、前記後端部の 左右中央部と障害物との干渉を回避し得、旋回動作の円滑化、並びに後端部の損 傷防止を図り得るという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の平面図である。
【図2】本考案の一実施例の側面図である。
【図3】従来例の平面図である。
【図4】従来例の側面図である。
【符号の説明】
1 建設機械 2 上部旋回体 3 後端部 O 旋回中心 O’ 点 R2 半径

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部旋回体の後端部の形状を平面的に見
    て旋回中心より所要寸法前側に位置する点を中心とする
    所要半径の円弧形状としたことを特徴とする建設機械。
JP3697791U 1991-04-23 1991-04-23 建設機械 Pending JPH04122761U (ja)

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JP3697791U JPH04122761U (ja) 1991-04-23 1991-04-23 建設機械

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