JPH04122640U - 反応釜の加熱あるいは冷却装置 - Google Patents

反応釜の加熱あるいは冷却装置

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JPH04122640U
JPH04122640U JP3425491U JP3425491U JPH04122640U JP H04122640 U JPH04122640 U JP H04122640U JP 3425491 U JP3425491 U JP 3425491U JP 3425491 U JP3425491 U JP 3425491U JP H04122640 U JPH04122640 U JP H04122640U
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JP
Japan
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pump
cooling
heating
tank
reaction vessel
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Pending
Application number
JP3425491U
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English (en)
Inventor
政雄 米村
哲朗 本岡
Original Assignee
株式会社テイエルブイ
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Publication date
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  • Polymerisation Methods In General (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加熱あるいは冷却時に減圧度を少し高める場
合に、素早く減圧度を高められるようにする。 【構成】 反応釜21のジャケット部5に組合せポンプ
22を接続する。また、ジャケット部5に蒸気調節用の
調節弁23aと、組合せポンプ22の吐出水の一部を調
節する調節弁23bとを接続する。さらに、ポンプ30
の手前に直接冷却水を供給する冷却水供給管26を電動
弁71を介して接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、各種重合反応や縮合反応を行う反応釜の加熱あるいは冷却装置に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の反応釜の加熱あるいは冷却装置として、例えば特開平1−315336 号公報に示されたものがある。これは、エゼクタとポンプとをタンクを介して組 合せた組合せポンプと、反応釜の加熱あるいは冷却用流体室に加熱用蒸気と組合 せポンプの吐出水の一部を供給する弁手段と、エゼクタ内を通過する流体の温度 を制御する温度制御部とから成り、反応釜の加熱あるいは冷却用流体室に、加熱 用の蒸気あるいは冷却用の組合せポンプからの吐出水を供給して、反応釜を加熱 あるいは冷却するものであり、加熱から冷却へ、あるいは冷却から加熱へと切替 える場合に、流体室に供給する流体の温度を徐々に変化させることにより、蒸気 の急凝縮を防止し、ハンマ―現象による振動や衝撃が発生せず、装置の損傷や短 寿命化を防止することができるものである。
【0003】
【本考案が解決しようとする課題】
上記従来のものは、加熱から冷却へ、あるいは冷却から加熱への切替えには有 効であるが、ハンマ―現象が発生するほどの温度変化を生じせしめない程度に加 熱あるいは冷却用流体室の減圧度を高める場合には、時間が掛かる問題があった 。即ち、減圧度を高める場合には、エゼクタに供給する循環水の水温を下げて、 エゼクタに生じる吸引作用を高めればよいが、系外から供給される低温の冷却水 が組合せポンプ内のタンクで循環水と混合して昇温し、その後エゼクタに供給さ れるので、循環水の水温が低下するのに時間が掛かるためである。
【0004】 従って本考案の技術的課題は、加熱あるいは冷却時において、減圧度を高める 場合に、素早く行えるようにすることである。
【0005】
【課題を解決する為の手段】
本考案の反応釜の加熱及び冷却装置の構成は次の通りである。エゼクタとポン プとをタンクを介して組合せた組合せポンプと、反応釜の加熱あるいは冷却用流 体室に加熱用蒸気と組合せポンプの吐出水の一部を供給する弁手段と、エゼクタ 内を通過する流体の温度を制御する温度制御部とから成るものにおいて、タンク とポンプとの間に連設した冷却水供給管及び弁手段を設けたものである。
【0006】
【作用】
タンクとポンプの間に冷却水供給管及び弁手段を連設したことにより、系外か らの低温水をタンクを介さずに直接エゼクタに供給できる。従って、素早く減圧 度を高めることができる。
【0007】
【実施例】
図示の実施例を詳細に説明する。 図1において、21は反応釜、22は組合せポンプ、23a、23bは切替え 弁手段、24は温度制御部、25は余剰水排出手段、27は蒸気源(図示せず) と接続する蒸気供給通路、28は冷却水供給通路である。反応釜21は、原料入 口2、製品出口3、撹拌機4、及びジャケット部5を有しており、ジャケット部 5には流体供給口6と流体排出口7を設けてある。
【0008】 組合せポンプ22は、ポンプ30がタンク31に吸込側を接続され吐出側をエ ゼクタ32のノズル33に接続し、エゼクタ32のディフュ―ザ34がタンク3 1の上部空間に接続された構成のものであり、エゼクタ32と反応釜21の流体 排出口7とが接続されている。この組合せポンプ22は、ポンプ30の作動によ りタンク31内の水をエゼクタ32に供給して吸引作用させ、タンク31に戻す ようになっている。
【0009】 蒸気供給通路27に設けた切替え弁手段としての調節弁23aは、蒸気源から の高圧蒸気を所望圧力に調節するものであり、組合せポンプ22の吐出水通路に 設けた切替え弁手段としての調節弁23bは、組合せポンプ22の吐出水の一部 をジャケット部5に供給あるいは停止するものである。
【0010】 温度制御部24は、タンク31内の水温を制御するように設けたものであり、 タンク31内に冷却水を供給することによって制御するようになっている。タン ク31に接続した冷却水供給通路28の途中に電動弁70を設け、タンク内の水 温を検出する温度センサ―41からの信号により開閉する。
【0011】 冷却水供給通路28からポンプ30の手前に直接連設する冷却水供給管26を 、弁手段としての電動弁71を介して取り付ける。
【0012】 余剰水排出手段25は、組合せポンプ22の一部に電動弁72を取付け、タン ク31内の水位センサ―42a,42bからの信号により、タンク31内の水位 を所定範囲に保つものである。 調節弁23a,23b、及び電動弁70,71,72はコントロ―ル部39と 接続して集中制御できるようにする。
【0013】 反応釜21で加熱をするために装置を立上げる場合は、まず調節弁23aをコ ントロ―ル部39からの信号により開弁するとジャケット部5には、蒸気が供給 され、反応釜21を加熱して復水化したドレンは、流体排出口7から組合せポン プ22のエゼクタ32部に吸引されタンク31に至る。ドレンによってタンク3 1内の水位が上限水位に達すると、水位センサ―42aが検知し、電動弁72を 開弁して余剰水を系外に排出する。
【0014】 加熱を完了して冷却に切替える場合は、調節弁23aを閉じ、調節弁23bを 開く。組合せポンプ22内を循環している流体は、上記の加熱を行ったドレンが 混入して比較的高温になっているために、ジャケット部5に流入しても残存蒸気 を急凝縮せしめることがなく、従ってハンマ―現象により装置を損傷したり短寿 命化せしめることはない。
【0015】 加熱あるいは冷却時において、減圧度を少し高める場合は、冷却水供給通路2 8に設けた電動弁71を開弁することにより、系外からの低温の冷却水を直接ポ ンプ30の手前に供給することにより、エゼクタ32の吸引作用を高め、素早く 減圧度を高める。
【0016】
【考案の効果】
本考案は次の様な効果を奏する。 低温の冷却水をタンクを介さずに直接エゼクタに供給できるので、素早く減圧 度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の反応釜の加熱あるいは冷却装置の実施
例の構成図である。
【符号の説明】
5 ジャケット部 21 反応釜 22 組合せポンプ 23a、23b 調節弁 26 冷却水供給管 27 蒸気供給通路 31 タンク 32 エゼクタ 70、71、72 電動弁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エゼクタとポンプとをタンクを介して組
    合せた組合せポンプと、反応釜の加熱あるいは冷却用流
    体室に加熱用蒸気と組合せポンプの吐出水の一部を供給
    する弁手段と、エゼクタ内を通過する流体の温度を制御
    する温度制御部とから成るものにおいて、タンクとポン
    プとの間に連設した冷却水供給管及び弁手段を設けた反
    応釜の加熱あるいは冷却装置。
JP3425491U 1991-04-15 1991-04-15 反応釜の加熱あるいは冷却装置 Pending JPH04122640U (ja)

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