JPH06142498A - 蒸気加熱気化冷却装置 - Google Patents
蒸気加熱気化冷却装置Info
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- JPH06142498A JPH06142498A JP4328399A JP32839992A JPH06142498A JP H06142498 A JPH06142498 A JP H06142498A JP 4328399 A JP4328399 A JP 4328399A JP 32839992 A JP32839992 A JP 32839992A JP H06142498 A JPH06142498 A JP H06142498A
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Abstract
なく、且つ、低温の温度まで気化冷却することのできる
蒸気加熱気化冷却装置を得ること。 【構成】 反応釜1のジャケット部8に蒸気流体管路3
と冷却水流体管路4とを接続する。ジャケット部8の流
体排出口11と、吸引手段2とを、管22,23で接続
する。吸引手段2は、空気エゼクタ13と水封式真空ポ
ンプ14とで構成する。加熱あるいは冷却によって、管
22,23に設けた弁21,24を開閉して、流体排出
口11と、吸引手段2の空気エゼクタ13あるいは水封
式真空ポンプ14とを切替え接続する。
Description
う加熱冷却装置に関する。具体的には、各種反応釜や食
品の蒸溜装置、濃縮装置、及び、殺菌装置等の加熱と冷
却装置に関し、加熱冷却の温度が比較的低温の100度
C程度以下の場合に特に適した加熱冷却装置に関する。
平4−281839号公報に示されたものがある。これ
は、反応釜21のジャケット部5に、加熱用の蒸気流体
管路27と冷却用の冷却水流体管路28を接続し、ジャ
ケット部5とエゼクタ32とを接続し、エゼクタ32と
タンク31とポンプ30とで吸引手段としての組み合わ
せポンプ22を形成したものであり、ポンプ30でタン
ク31内の流体をエゼクタ32部に循環させることによ
り、エゼクタ32が吸引手段としての作用を行い、ジャ
ケット部5内を減圧状態に維持することにより、反応釜
21を100度C程度の比較的低温蒸気で加熱したり、
また、冷却水の気化熱により気化冷却を行なうものであ
る。
装置は、気化冷却時において冷却温度が限定される問題
があった。これはエゼクタを用いた組み合わせポンプに
おいては、エゼクタ部を通過する流体の温度における飽
和圧力までしか減圧できないためであり、冷却温度を下
げるには更に低温の流体が必要となり実際的ではないの
である。
加熱から冷却へ、あるいは反対の冷却から加熱へと切り
替える場合に、加熱冷却の所望温度に至るまでに時間遅
れを生じる問題があった。これも、エゼクタを通過する
流体の温度を調節することにより減圧度を調節しなけれ
ばならず、その流体の温度調節に時間を要するためであ
る。
切替時に時間遅れを生じることなく、且つ、気化冷却の
温度も比較的容易に低い温度とすることのできる加熱冷
却装置を得ることである。
装置の構成は次の通りである。加熱冷却室を有する熱交
換器と、加熱冷却室へ加熱用流体を供給する流体管路
と、加熱冷却室へ冷却用流体を供給する流体管路と、該
流体管路内に設けた流体を制御するための弁手段と、上
記加熱冷却室の流体を吸引するための吸引手段とから成
るものにおいて、吸引手段を空気エゼクタと水封式真空
ポンプで形成し、加熱冷却時に加熱冷却室と水封式真空
ポンプまたは空気エゼクタとを接続切替えする接続切替
手段を配置したものである。
水封式真空ポンプと接続するか、あるいは空気エゼクタ
と接続するか、を切替えることができる。水封式真空ポ
ンプは通常その到達真空度が低く、高い真空度まで到達
することができないのであるが、その前段に空気エゼク
タを接続することにより、比較的高真空度、例えば5ミ
リ水銀柱程度の真空、まで到達することができる。従っ
て、冷却時において比較的低温状態が必要となり、高真
空度まで減圧しなければならない場合は加熱冷却室を空
気エゼクタと接続することにより、所望の低温度で冷却
することができる。
となることはなく、加熱冷却室を水封式真空ポンプと接
続切替えすることにより低温度の蒸気加熱を行なうこと
ができる。加熱から冷却あるいは冷却から加熱へと切替
える場合は、熱交換室を水封式真空ポンプあるいは空気
エゼクタと接続切替手段でもって切替えるだけで良く、
エゼクタを用いた真空ポンプのように流体の温度を調節
して減圧度を調節する必要がなくなり、切替時の時間遅
れも無くすことができる。
おいては、熱交換器として反応釜を用いた例を示す。反
応釜1と吸引手段2と蒸気流体管路3と冷却水流体管路
4とで蒸気加熱気化冷却装置を構成する。熱交換器とし
ての反応釜1は、従来のものと同様に加熱冷却対象の原
料入口5と製品出口6と撹拌機7と加熱冷却室としての
ジャケット部8を有しており、ジャケット部8には流体
供給口9,10と流体排出口11が設けてある。参照番
号12は反応釜1内の被加熱あるいは冷却物の温度を検
出するための温度センサである。
真空ポンプ14とで構成する。空気エゼクタ13はノズ
ルを内蔵したノズル部15とディフュ―ザ16とで構成
する。ノズル部15に弁17を介して空気吸入管18を
接続する。ディフュ―ザ16は逆止弁19を介して水封
式真空ポンプ14と接続する。参照番号20は水封式真
空ポンプ14を構成するモ―タである。
ゼクタ13のノズル部15を弁21を介して管22で接
続する。また、管22から分岐した管23に弁24,2
5とスチ―ムトラップ26を介して水封式真空ポンプ1
4と接続する。管22,23と弁21,24とで接続切
替手段を構成する。弁21,24は必ずしも2個必要で
はなく、例えば三方切替弁を用いれば1個でも良い。
理物を加熱する場合、蒸気流体管路3から加熱用の蒸気
をジャケット部8に供給すると共に、弁21を閉じて、
弁24,25を開弁して水封式真空ポンプ14と接続す
る。ジャケット部8内は水封式真空ポンプ14によって
減圧状態となり、蒸気流体管路3から供給される低圧の
蒸気によって減圧蒸気加熱される。加熱により生じた凝
縮水としての復水は、弁25またはスチ―ムトラップ2
6を経て水封式真空ポンプ14に吸引され系外に排除さ
れる。加熱温度は、蒸気流体管路3から供給する蒸気圧
力を圧力調節弁30で調節することにより適宜調整する
ことができる。
水流体管路4から冷却水をジャケット部8に供給する。
初期のジャケット部8内の真空度が比較的低い場合は弁
21を閉じ弁24,25を開弁して水封式真空ポンプ1
4のみでジャケット部8内を減圧する。水封式真空ポン
プ14で所定の真空度に達すると、弁24を閉じ弁21
を開弁して、空気エゼクタ13と接続する。空気エゼク
タ13は、空気吸入管18から空気を吸入しながらジャ
ケット部8内を高真空状態に維持すると共に、被冷却物
を冷却することにより生じた気化蒸気を吸引する。空気
エゼクタ13に吸引された気化蒸気及び気化しなかった
一部の冷却水は、水封式真空ポンプ14に吸引され系外
に排除される。
て、加熱冷却室の接続を、水封式真空ポンプ、または、
水封式真空ポンプと連通した空気エゼクタと切替えるこ
とにより、流体温度を調節することなく従って時間遅れ
なく加熱と冷却を切替えることができると共に、空気エ
ゼクタと接続することにより、流体温度に関係なく所望
の高真空度すなわち低い冷却温度を維持することができ
る。
図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 加熱冷却室を有する熱交換器と、加熱冷
却室へ加熱用流体を供給する流体管路と、加熱冷却室へ
冷却用流体を供給する流体管路と、該流体管路内に設け
た流体を制御するための弁手段と、上記加熱冷却室の流
体を吸引する吸引手段とから成るものにおいて、吸引手
段を空気エゼクタと水封式真空ポンプで形成し、加熱冷
却時に加熱冷却室と水封式真空ポンプまたは空気エゼク
タとを接続切替えする接続切替手段を配置した蒸気加熱
気化冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4328399A JPH06142498A (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | 蒸気加熱気化冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4328399A JPH06142498A (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | 蒸気加熱気化冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06142498A true JPH06142498A (ja) | 1994-05-24 |
Family
ID=18209824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4328399A Pending JPH06142498A (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | 蒸気加熱気化冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06142498A (ja) |
-
1992
- 1992-11-13 JP JP4328399A patent/JPH06142498A/ja active Pending
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