JPH04122583U - 作業車の安全装置 - Google Patents
作業車の安全装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この安全装置により、ブーム作業装置の格納
時にのみ、そのブーム作業装置の操縦者に安全確認させ
たり、格納位置周囲の作業者に注意を喚起したりするた
めの格納規制を行うことができるようにする。 【構成】 安全装置10は、作業機格納検出手段により
作業機25がブーム23に対して格納状態となっている
ことが検出され、かつブーム作業装置格納検出手段2に
よりブーム作業装置が所定格納位置29に接近したこと
が検出されたときに、格納規制手段によってブーム作業
装置の所定格納位置29への接近を一旦停止させ、又は
警報を発するように構成されている。
時にのみ、そのブーム作業装置の操縦者に安全確認させ
たり、格納位置周囲の作業者に注意を喚起したりするた
めの格納規制を行うことができるようにする。 【構成】 安全装置10は、作業機格納検出手段により
作業機25がブーム23に対して格納状態となっている
ことが検出され、かつブーム作業装置格納検出手段2に
よりブーム作業装置が所定格納位置29に接近したこと
が検出されたときに、格納規制手段によってブーム作業
装置の所定格納位置29への接近を一旦停止させ、又は
警報を発するように構成されている。
Description
【0001】
本考案は、ブームに作業機を取り付けてなるブーム作業装置を備えた作業車に
関し、さらには、そのブーム作業装置を格納するときの安全を確保するための安
全装置に関する。
【0002】
上記作業車、例えば、図2に示すような穴掘建柱車20は、車体21の前部に
伸縮自在なブーム23が旋回台22を介して起伏自在に取り付けられ、そのブー
ム23の先端から垂下されるフック24により電柱D等の吊上げ(クレーン作業
)を行うことができる。また、そのブーム23には、その電柱D等の建入穴Hの
掘削作業を行うオーガ装置(作業機)25が取り付けられている。なお、上記オ
ーガ装置25は、ブーム23の先端に対して係脱自在となっており、上記掘削作
業を行うときにはブーム23の先端に係止されてブーム23の伸縮・旋回等によ
って移動されるとともにブーム23の先端から垂下される。そして、ブーム23
の基端側から延びてブーム23の伸縮とともに伸縮されるようブーム23に取り
付けられた送油装置(流体圧供給装置)35(図3参照)により、車体21から
の油圧の供給を受けて作動する。また、クレーン作業を行うときにはオーガ装置
25はブーム23の先端から離脱され、ブーム23の基端側部分の側方に引き上
げられて格納される。
このようにブーム23及びオーガ装置25から構成されたブーム作業装置は、
旋回台22における前方側高位置に設けられた操作席28から操作制御される。
そして、ブーム23が車体21の後部に設置されたブーム受け29上に載置され
ることによりそのブーム受け29周辺を含む所定の格納位置に格納される。なお
、このときブーム23の起伏角度は、図に示すように車体21に対して負角にな
る。
【0003】
ここで、ブーム作業装置を格納すべく上記所定格納位置に接近させるとき、上
記操作席28に着席した操作者には、そのブーム作業装置の存在によりブーム受
け29周辺(即ち、ブーム作業装置の下方)が死角となってしまう。このため、
別の作業者がブーム受け29周辺にいるのに気付かずにブーム作業装置を上記所
定格納位置に接近させてしまい、ブーム受け29とブーム23間やオーガ装置2
5と車体21間等にその別の作業者を挟んでしまうおそれがある。そこで、ブー
ム作業装置が所定格納位置に接近したとき(例えば、車体21の後方に旋回した
ブーム23の起伏角度が負角(水平よりも下向きの角度)になったときにその接
近作動を自動的に一旦停止させたり警報を鳴らしたり(以下、これらを格納規制
ともいう)して、操作者に安全確認の機会を与えたり、ブーム受け29の周辺に
いる作業者に注意を喚起したりすることが考えられる。
しかしながら、図2からも分かるように、穴掘作業を行うときにもブーム作業
装置が所定格納位置に接近する場合がある。この場合に、単にブーム作業装置が
所定格納位置に接近したことのみに基づいて上記格納規制を行わせたのでは、穴
掘作業中にその格納規制が行われることになり、作業に支障が出るという問題が
ある。
【0004】
本考案は、そのような問題に鑑みてなされたものであり、ブーム作業装置の格
納時にのみ、操作者に安全確認させたり周囲の作業者に注意を喚起したりするた
めの格納規制を行うことができるようにした作業車の安全装置を提供することを
目的としている。
【0005】
上記の目的を達成するために、本考案の安全装置は、作業機格納検出手段によ
り作業機がブームに対して格納状態となっていることが検出され、かつブーム作
業装置格納検出手段によりブーム作業装置が所定格納位置に接近したことが検出
されたときに、格納規制手段によってブーム作業装置の所定格納位置への接近を
一旦停止させ、又は警報を発するように構成されている。なお、上記作業機格納
検出手段に代えて流体圧供給装置格納検出手段を設け、この流体圧供給装置格納
検出手段により作業機に流体圧を供給する流体圧供給装置がブームに対して全縮
格納状態となっていることが検出され、かつ上記ブーム作業装置格納検出手段に
よりブーム作業装置の上記接近が検出されたときに上記格納規制手段によるブー
ム作業装置の所定格納位置への接近の停止を行うようにしても良い。
【0006】
このように構成された安全装置では、単にブーム作業装置格納検出手段により
ブーム作業装置が所定格納位置に接近したことを検出するだけではなく、作業機
格納検出手段により作業機(オーガ装置)がブームに対して格納されたことを直
接検出し、又は流体圧供給装置格納検出手段による流体圧供給装置の全縮格納状
態の検出を通じて上記作業機の格納を検出して、ブーム作業装置の所定格納位置
への格納が行われていることを確認したうえで、ブーム作動の一旦停止等の格納
規制が行われる。
【0007】
以下、本考案の好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。
まず、図2を用いて、本考案に係る安全装置を備えた穴掘建柱車について詳し
く説明する。
この穴掘建柱車20の車体21の前部には、この車体21に対して旋回自在な
旋回台22が取り付けられている。また、この旋回台22の上部には、ブーム2
3が起伏自在にその基端部において枢着されている。なお、ブーム23は、その
基端側部材23aに嵌入された先端側部材23bがその基端側部材23aに対し
て伸縮するように構成されている。また、ブーム23の先端からは、ワイヤ24
aによりフック24が垂下可能となっている。そのフック24に、図のIに示す
ように電柱Dを吊下げ、ワイヤ24aをブーム23の基端部上側に取り付けられ
たウインチ24wによって巻取ることにより、その電柱の吊上げ(クレーン作業
)、つまりは建柱穴Hへの建入れやその穴Hからの抜取りを行うことができる。
なお、旋回台22及びブーム23の各作動(以下、便宜上まとめてブーム23の
作動ということがある)は、図示しない油圧アクチュエータ(油圧モータや油圧
シリンダ等)の作動によって行われ、その油圧アクチュエータに供給される油圧
は、車体21に搭載された油圧ポンプ(図示せず)により発生される。
【0008】
また、ブーム23には、上記建柱穴Hの掘削作業を行うためのオーガ装置(作
業機)25が支持部材25aを介して取り付けられている。このオーガ装置25
は、上記掘削を行うオーガドリル25dと、このオーガドリル25dを油圧(上
記油圧ポンプから供給される)によって回転駆動するオーガモータ25mとから
構成されている。ただし、上記掘削作業を行うときは、図のIIに示すように、
支持部材25aがブーム23(先端側部材23b)の先端に係止されることによ
りオーガ装置25もブーム23の先端に固定され、ブーム23の旋回・起伏・伸
縮によって移動される。一方、上記クレーン作業を行うときは、支持部材25a
が先端側部材23bの先端から離脱するとともに基端側部材23aの先端部に係
止されることによりオーガ装置25もそこに固定され、さらに、ブーム23の基
端側部分の側方にブーム23とほぼ平行になるように引き上げられて、ブーム2
3の側方に設けられたオーガ受け31(図3参照)の受容溝31a内に受容され
ることにより、ブーム23に対して格納される。
ここで、オーガモータ25mに対する上記油圧ポンプからの油圧供給は、図3
に示す送油装置(流体圧供給装置)35によって行われる。この送油装置35は
、ブーム23の基端側部材23aの側面に取り付けられた外ケース35aと、こ
の外ケース35aの内側に、この外ケース35aに対して伸縮自在に取り付けら
れた伸縮ケース35bと、これらケース35a,35bに内蔵された油圧ホース
35hとから構成されている。なお、伸縮ケース35bの先端部は上記支持部材
25aに取り付けられており、その伸縮ケース35bの中から外部に延びる油圧
ホース35hがオーガモータ25mに接続されている。このため、掘削作業を行
うときは、この送油装置35は、ブーム23の伸縮とともに伸縮し、油圧ポンプ
からの油圧をオーガモータ25mに供給する。
【0009】
以上説明したブーム23及びオーガ装置25からなるブーム作業装置の各作動
は、旋回台22における前方側高位置に設けられた操作席28に着席した作業者
(以下、操作者という)によって操作制御される。
また、そのブーム作業装置は、オーガ装置25がブーム23に対して格納され
た状態で、ブーム23が車体21の後部に設けられたブーム受け29上に載置さ
れることにより、図2のIIIに示すように、そのブーム受け29の周辺を含む
所定の格納位置に格納される。なお、ブーム受け29上に載置されたブーム23
の起伏角度は、図に示すようにブーム23の先端部が基端部に対して下がる角度
、即ち、負角になる。また、ブーム作業装置の格納は、通常は、まず、ある程度
起伏上げ状態にしたブーム23をブーム受け29の上方に旋回させ、次にブーム
23を起伏下げ作動させてブーム受け29上に載置して行うため、ブーム作業装
置の格納時においてブーム23の起伏角度が負角となったときは、ブーム23は
車体21の後方に旋回していると考えてほぼ差し支えない。このことは後に説明
する安全装置において、ブーム23が車体21の後方に旋回していることを検出
する検出器(例えば、後方旋回検出器)を設けていないことにつながる(ただし
、そのような検出器を設けても良い。)。
【0010】
ところが、ブーム作業装置を所定格納位置に接近させたときに、操作者には、
ブーム作業装置自体が邪魔となってそのブーム作業装置の下方、即ち、ブーム受
け29周辺が死角になる。このため、ブーム受け29周辺にもし別の作業者がい
た場合には、その作業者をブーム受け29とブーム作業装置との間等に挟んでし
まうこともなりかねない。そこで、この穴掘建柱車20には本考案の安全装置が
備えられるのである。
【0011】
以下、その安全装置について図1を用いて説明する。
安全装置10は、オーガ格納検出器(作業機格納検出手段)1と、負角検出器
(ブーム作業装置格納検出手段)2と、格納規制回路3と、再作動スイッチ4と
から構成されている。
【0012】
オーガ格納検出器1は、図3に示すように、オーガ受け31における受容溝3
1aに近接して取り付けられたリミットスイッチからなる。このオーガ格納検出
器1は、その受容溝31a内に受容されたオーガドリル25dによって押動され
て、格納検出ライン5を導通させるべくオンになる。なお、格納検出ライン5は
バッテリBに上記再作動スイッチ4を介して接続されるラインの一つである。
負角検出器2は、図2に示すように、旋回台22の上部に取り付けられたリミ
ットスイッチからなる。この負角検出器2は、ブーム23の起伏角度が車体21
に対して所定の負角になったとき、即ち、ブーム作業装置が所定格納位置に接近
したときに、そのブーム23(基端側部材23a)によって押動されて上記格納
検出ライン5を導通させるべくオンになる。
これらオーガ格納検出器1と負角検出器2は格納検出ライン5上に直列に配置
されており、両検出器1,2がオンになったときにのみ格納検出ライン5は導通
される。なお、前述の後方旋回検出器等を設ける場合は、格納検出ライン5上に
オーガ格納検出器1及び負角検出器2と直列に配置すれば良い。
【0013】
格納規制回路3は、規制リレースイッチ3Rと、規制バルブソレノイド3Sと
、警報ブザー3Wとから構成されている。
規制リレースイッチ3Rは、上記格納検出ライン5上に取り付けられてその格
納検出ライン5を通じて供給されるバッテリBからの電力により励磁されるリレ
ーコイル3Rcと、このリレーコイル3Rcの励磁・非励磁に応じてソレノイド
ライン6及び警報始動ライン7を導通(リレーコイル3Rcの励磁時)・遮断さ
せる二連開閉子3Rkとから構成されている。なお、ソレノイドライン6は、規
制バルブソレノイド3Sを再作動スイッチ4を介してバッテリBに接続させるラ
インであり、また、警報始動ライン7は警報ブザー3Wを再作動スイッチ4を介
してバッテリBに接続させるラインである。
規制バルブソレノイド3Sは、前述の油圧ポンプとブーム23を作動させるた
めの油圧アクチュエータとの間に設けられる規制バルブ(例えば、開作動して油
圧をタンクに逃がすよう作られたアンローディングバルブ:図示せず)に取り付
けられている。このソレノイド3Sは、その規制バルブを開作動等させるべく、
ソレノイドライン6を通じて供給されるバッテリBの電力によって励磁される。
警報ブザー3Wは、操作者以外の本穴掘建柱車20の周囲にいる作業者に、ブ
ーム作業装置が格納中であることを知らせべく警報を発するためのものである。
このブザー3Wは、警報始動ライン7又は後述する警報続行ライン8を介して供
給されるバッテリBの電力によって作動する。
【0014】
再作動スイッチ4は、操作者の操作によって格納規制側位置と再作動側位置と
の間で切換えられる。格納規制側位置に対応する端子4aには、前述の格納検出
ライン5,ソレノイドライン6及び警報始動ライン7が接続されている。一方、
再作動側位置4bに対応する端子4cには、上記警報ブザー3Wに直接つながる
警報続行ライン8が接続されている。なお、再作動スイッチ4の基端子4cには
上記バッテリBが接続されている。
【0015】
このように構成された安全装置10では、まず、再作動スイッチ4が格納規制
側位置にセットされた状態で、例えば、ブーム23が車体21の後方に旋回し、
かつ起伏角度が所定の負角になったときは負角検出器2がオンになる。ただし、
負角検出器2がオンになっただけでは、必ずしもブーム作業装置の格納を行って
いるとはいいきれず、車体21の後方において穴掘作業を行っている場合もあり
得る。このため、オーガ格納検出器1がオンになっていることを条件に負角検出
器2がオンになることにより、はじめてブーム作業装置の格納中であるとして、
規制リレースイッチ3Rが励磁作動して規制バルブソレノイド3Sが励磁され、
ブーム23の起伏下げその他ブーム作業装置を所定格納位置に接近させる作動(
以下、格納作動という)が強制的に一旦停止される。これにより、操作者は改め
てブーム作業装置の下方に他の作業者がいないことを確認する。また、これとと
もに警報ブザー3Wが作動され、操作者及び周囲の作業者に注意が促される。こ
の後、操作者が再作動スイッチ4を再作動側位置に切り換えることにより、規制
バルブソレノイド3Sの励磁が解除され、ブーム23を格納作動させることがで
きる。ただし、警報ブザー3Wはブーム作業装置が完全に格納し終わるまで(操
作者が再作動スイッチ4を再び格納規制側位置にセットするまで)作動され続け
る。
【0016】
ところで、上記実施例では、オーガ装置25がブーム23に対して格納された
ことをオーガ格納検出器1によって検出(ここでは格納検出ライン5の導通をい
う)するようにしたが、同じことをこのオーガ格納検出器1に代えて送油装置格
納検出器1′、即ち、図3に示すように、送油装置35における外ケース35a
の基端部に取り付けられ、伸縮ケース35bの基端部によって押動されてオンに
なるリミットスイッチによって検出しても良い。
即ち、送油装置35は、オーガ装置25がブーム23に対して格納されたとき
は、必ず全縮格納状態となるため、その全縮格納を上記送油装置格納検出器1′
によって検出することにより、オーガ装置25のブーム23に対する格納が検出
できるのである。なお、通常の穴掘作業では、ブーム23を全縮状態として、即
ち、送油装置35を全縮格納状態として作業を行うことはない。したがって、送
油装置35の全縮格納をオーガ装置25のブーム23に対する格納とみなして差
し支えない。
【0017】
なお、本実施例では穴掘建柱車について説明したが、本考案の安全装置はこれ
に限られず他の作業車にも用いることができる。
【0018】
以上のように、本考案の安全装置では、作業機がブームに対して格納されたこ
と又は流体圧供給装置が全縮格納されたこと、及びブーム作業装置が所定格納位
置に接近したことを検出してはじめて、そのブーム作業装置の所定格納位置への
接近を強制的に一旦停止させ又は警報を発するといった格納規制を行うようにし
ているので、本安全装置を用いれば、作業機を用いた作業中にそのような格納規
制が行われて作業に支障が出るのを回避しつつ、ブーム作業装置の格納を安全に
行うことができる。
【図1】本考案の安全装置を備えた穴掘建柱車の側面図
である。
である。
【図2】上記穴掘建柱車に取り付けられた送油装置の斜
視図である。
視図である。
【図3】上記安全装置の電気回路図である。
1 オーガ格納検出器
1′ 送油装置格納検出器
2 負角検出器
3 格納規制回路
3S 規制バルブソレノイド
3W 警報ブザー
4 再作動スイッチ
23 ブーム
25 オーガ装置
29 ブーム受け
35 送油装置
Claims (2)
- 【請求項1】 車体上に取り付けられた起伏・伸縮自在
なブームと、このブームに、そのブームの先端に対して
係脱自在、かつそのブームに対して格納が可能に取り付
けられた作業機とからなるブーム作業装置を備えるとと
もに、このブーム作業装置は前記車体上における所定の
格納位置に格納されるようにした作業車の安全装置であ
って、前記作業機が前記ブームに対して格納状態となっ
ていることを検出する作業機格納検出手段と、前記ブー
ム作業装置が前記所定格納位置に接近したことを検出す
るブーム作業装置格納検出手段と、これら両格納検出手
段により、前記作業機の前記ブームに対する格納、及び
前記ブーム作業装置の前記所定格納位置への接近が検出
されたときに、前記ブーム作業装置の前記所定格納位置
への接近を一旦停止させ、又は警報を発する格納規制手
段とからなることを特徴とする作業車の安全装置。 - 【請求項2】 車体上に取り付けられた起伏・伸縮自在
なブームと、このブームに、そのブームの先端に対して
係脱自在、かつそのブームに対して格納が可能に取り付
けられ、流体圧によって駆動されるようにした作業機
と、前記ブームの基端側から前記作業機につながるよう
に前記ブームに取り付けられ、前記作業機が前記ブーム
の先端に係止されたときは、前記ブームの伸縮とともに
伸縮しながら前記作業機に流体圧を供給する流体圧供給
装置とからなるブーム作業装置を備えるとともに、この
ブーム作業装置は前記車体上における所定の格納位置に
格納されるようにした作業車の安全装置であって、前記
流体圧供給装置が前記ブームに対して全縮格納状態とな
っていることを検出する流体圧供給装置格納検出手段
と、前記ブーム作業装置が前記所定格納位置に接近した
ことを検出するブーム作業装置格納検出手段と、これら
両格納検出手段により、前記流体圧供給装置の前記ブー
ムに対する格納、及び前記ブーム作業装置の前記所定格
納位置への接近が検出されたときに、前記ブーム作業装
置の前記所定格納位置への接近を一旦停止させ、又は警
報を発する格納規制手段とからなることを特徴とする作
業車の安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3562491U JPH04122583U (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 作業車の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3562491U JPH04122583U (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 作業車の安全装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04122583U true JPH04122583U (ja) | 1992-11-04 |
Family
ID=31917737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3562491U Pending JPH04122583U (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 作業車の安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04122583U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107010549A (zh) * | 2017-06-07 | 2017-08-04 | 陈克俊 | 杆件吊、运、立、钻孔一体机 |
-
1991
- 1991-04-19 JP JP3562491U patent/JPH04122583U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107010549A (zh) * | 2017-06-07 | 2017-08-04 | 陈克俊 | 杆件吊、运、立、钻孔一体机 |
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