JPH04122038U - インクジエツトプリンタ - Google Patents

インクジエツトプリンタ

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Publication number
JPH04122038U
JPH04122038U JP3623191U JP3623191U JPH04122038U JP H04122038 U JPH04122038 U JP H04122038U JP 3623191 U JP3623191 U JP 3623191U JP 3623191 U JP3623191 U JP 3623191U JP H04122038 U JPH04122038 U JP H04122038U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
conveyor belt
ink
roller
print head
Prior art date
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Pending
Application number
JP3623191U
Other languages
English (en)
Inventor
健一 佐武
達也 菊村
菊之助 辻
節夫 堀
Original Assignee
三田工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三田工業株式会社 filed Critical 三田工業株式会社
Priority to JP3623191U priority Critical patent/JPH04122038U/ja
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ゴムからなる搬送ベルト1を支持する一方の
ローラ2を金属で形成し、かつローラ2に高周波電圧を
印加して搬送ベルト1を帯電させて、この静電荷で搬送
ベルト1に用紙を吸着固定して搬送し、この用紙にプリ
ントヘッド12からインクを噴出させてプリントをする。
プリントが終わった用紙が搬送されてコロナ放電器8の
位置に達すると、そのコロナ放電で搬送ベルト1の静電
荷を除去して、静電荷から用紙を解放し排出する。 【効果】 搬送ベルト1に静電荷で吸着された用紙にイ
ンクを吹付けてプリントをするから、インクで用紙の繊
維が膨脹するなどして、その部分が搬送ベルトから分離
することを阻止する。このため、用紙がプリントヘッド
に接触してインクで汚染されることがなくなる。また、
ローラ2は高周波電圧の印加で発熱して搬送ベルト1を
加熱し、かつ用紙も加熱されるから、それに吹付けられ
たインクの乾燥を促進する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、微小ノズルからインクを噴出させて、用紙に文字や図形その他をプ リントするインクジェットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
インクジェットプリンタは、微小ノズルからインクを噴出させて、用紙に文字 や図形などをプリントし、かつその用紙を搬送することを反復するが、例えば、 図3に示したものが知られている。
【0003】 図3において、21はプラテンローラ、22a,22b はプラテンローラ21の軸線と平 行方向に配置されたキャリッジステーで、これらにスライド可能にキャリッジ23 が取付けられている。24はキャリッジ23に取付けられたプリントヘッド、25はプ リントヘッド24にインクを供給するチューブ、26はプラテンローラ21の周面に添 って搬送される用紙である。このインクジェットプリンタは、キャリッジステー 22a,22b に添ってスライドするキャリッジ23でプリントヘッド24を移動させる。 このプリントヘッド24から噴出するインクで、プラテンローラ21に添った用紙26 に文字その他をプリントし、かつプラテンローラ21の回転で用紙26を搬送するも のである。
【0004】 また、図示を省略したが、給紙ローラで搬送板上に用紙を供給して、その用紙 に噴出させたインクでプリントを行い、かつ前記給紙ローラで用紙を搬送板に添 って搬送するインクジェットプリンタも知られている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
図3に示した、前記従来のインクジェットプリンタは、プラテンローラ21の周 面に重なった状態の用紙26に対してインクを噴出させるものであるが、プリント 直後のインクは未乾燥である。したがって、プラテンローラ21の回転方向で、プ リントヘッド24よりも下流側に、用紙26をプラテンローラ21の周面に密接させる ための押さえローラなどを、プラテンローラ21と平行状に配置することは困難で ある。一方、プリントヘッド24に設けられたノズル(図示省略)と用紙26の表面 との間隔は、プリントを鮮明に行うために、一般に1mm程度と小さく設定されて いる。このため、プリントされたインクによる用紙26の繊維の膨脹、または搬送 力の差などによって、プリントヘッド24と相対した用紙26の部分に少しのたわみ などが生じて、プラテンローラ21の周面から用紙26がやや浮いた状態になると、 プリントヘッド24のノズルに用紙26の表面が接触して、インクで用紙26が汚れる おそれがある。
【0006】 前記インクで用紙を汚すおそれは、前記給紙ローラで用紙を搬送板に添って搬 送するインクジェットプリンタにおいても同様に生じるものである。
【0007】 本考案は、上記のような課題を解決するものであって、プリントヘッドと用紙 との間隔を常にほぼ一定に維持することを可能にして、用紙をインクで汚染する おそれがない用紙の搬送手段を備えたインクジェットプリンタをうることを目的 とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案のインクジェットプリンタは、用紙を搬送する非導電性材からなる搬送 ベルトの表面と相対してプリントヘッドが配置され、かつ搬送ベルトの用紙搬送 方向において、前記プリントヘッドよりも上流側に搬送べルトの帯電手段が、下 流側に搬送べルトの除電手段がそれぞれ設けられたことを特徴とする。
【0009】 前記本考案のインクジェットプリンタは、帯電手段で帯電させた搬送ベルト上 に供給手段(図外)により用紙を供給する。この用紙が前記静電荷で搬送ベルト の表面に吸着固定されてプリントヘッドの方に搬送され、この用紙に対してプリ ントヘッドがインクを吹付けてプリントをする。このように、静電荷で搬送ベル トの表面に用紙を吸着固定しているから、インクの吹付けによる用紙繊維の膨脹 などのために、その用紙の部分にたわみが生じる状態になっても、用紙が搬送ベ ルトから分離して浮上がり状などになることを阻止し、用紙とプリントヘッドと の間隔は常にほぼ一定の状態を維持させる。プリントが終わった用紙がさらに搬 送されて除電手段の近くに達すると、搬送ベルトの静電荷が除電手段で除去され るから、用紙は静電荷の吸着力から解放されて搬送ベルトで搬送され、プリンタ から排出される。
【0010】
【実施例】
本考案のインクジェットプリンタの実施例を図1〜2について説明する。
【0011】 図1〜2において、1はゴムからなるエンドレスの搬送ベルトで、その一端が 帯電手段を構成する金属からなるローラ2で支持され、かつ搬送ベルト1の他端 がローラ3で支持されている。そして、ローラ2の金属からなるシャフト2aに接 触した接電子4に高周波電源5を接続して、ローラ2に高周波電圧を印加するよ うに構成されている。6は搬送ベルト1を介してローラ2の側部に配置された金 属からなるローラで、その金属からなるシャフト6aの接電子7aにリード線7bが接 続され、接地されている。8はローラ3側で搬送ベルト1と相対して配置された 除電手段としてのコロナ放電器で、これに交流電源9が接続されている。前記ロ ーラ6は、回転する搬送ベルト1に接触させることが可能なブラシなどに代える ことも可能である。
【0012】 10a,10b はローラ2とコロナ放電器8との間で、搬送ベルト1の表面と相対し て、その幅方向に配置されたキャリッジステーで、これらに、図外の駆動源によ ってスライド可能にキャリッジ11が取付けられている。12は搬送ベルト1の表面 と相対してキャリッジ11に取付けられたプリントヘッドで、そのインクダンパー 13のチューブ14がインクカートリッジ15(図2参照)に接続されている。16はロ ーラ2側に配置された給紙トレイ、17はローラ3側に配置された排紙トレイであ る。
【0013】 このインクジェットプリンタは、搬送ベルト1を矢印で示したように、ローラ 2側からローラ3側に進行させ、かつローラ2に高周波電圧を印加して、ゴムか らなる搬送ベルト1に静電荷を帯びさせる。そして、搬送ベルト1の前記静電荷 をコロナ放電器8のコロナ放電で除去することを反復する。
【0014】 この状態で、給紙トレイ16から搬送ベルト1のローラ2側に用紙(図示省略) を供給する。この用紙は帯電した搬送ベルト1で吸着され、搬送ベルト1に密着 固定した状態で搬送されるから、この用紙に、インクカートリッジ15のインクを プリントヘッド12から噴出させて、所要の文字、図形その他がプリントされる。 このようにしてプリントが終了した用紙がコロナ放電器8の位置に達すると、搬 送ベルト1の静電荷が前記のように除去されるから、用紙は前記静電荷から順次 に解放されて搬送ベルト1から容易に分離可能になり、排紙トレイ17に排出され ることを反復するものである。
【0015】 前記のように、静電荷で搬送ベルト1に密着状態に固定した用紙に対してイン クを吹付けて文字その他をプリントするから、吹付けられたインクで用紙の繊維 が膨脹するなどしても、その用紙の部分が搬送ベルト1から分離してたわみ浮上 がる状態などになるおそれはなく、プリントヘッド12と用紙との間隔は常にほぼ 一定に維持される。したがって、用紙がプリントヘッド12に接触して、インクで 用紙が汚染されることをなくすることが可能である。そして、搬送ベルト1の前 記静電荷はコロナ放電器8のコロナ放電で除去されるから、プリントが終了した 用紙の排出をスムーズに行うことができる。
【0016】 また、高周波電圧の印加でローラ2は搬送ベルト1に静電荷を帯びさせるとと もに、ローラ2自体が発熱して搬送ベルト1を加熱するから、搬送ベルト1に吸 着された用紙を加熱して吹付けられたインクの乾燥を促進することができ、より 鮮明にプリントをすることが可能である。
【0017】 この実施例は、前記のように、ローラ2を導電材である金属で形成し、これに 高周波電圧を印加して帯電手段を構成しているが、帯電手段としてはコロナチャ ージャを搬送ベルト1と相対して配置することも可能である。また、前記ローラ 2は、導電性を備えた任意の素材で構成することができる。
【0018】
【考案の効果】
本考案のインクジェットプリンタは、上記のように、ゴムなどの非導電性材か らなる搬送ベルトに帯電させ、この搬送ベルトに用紙を前記静電荷で吸着固定し て搬送して、この用紙にプリントヘッドからインクを吹付けて文字や図形などを プリントする。したがって、前記インクの吹付けで用紙の繊維が膨脹するなどし て、その用紙の部分にたわみが生じる状態などになったとしても、その用紙の部 分が搬送ベルトから分離して浮上がり状態になることを防止して、用紙とプリン トヘッドとの間隔を常にほぼ一定に維持させることが可能である。このため、用 紙がプリントヘッドに接触してインクで汚染されるおそれがなくなる。
【0019】 また、帯電手段は、搬送ベルトに帯電させるとともに、搬送ベルトを加熱する から、その熱で吸着固定した用紙を加熱して吹付けられたインクの乾燥を促進す ることができ、プリントをより鮮明にし、複数枚プリント時の用紙の裏汚れも防 止することができる。そして、プリントが終了した用紙が搬送ベルトで搬送され て除電手段に達すると、除電手段が搬送ベルトの前記静電荷を除去して、静電荷 から用紙を解放するから、用紙をスムーズに排出することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す正面図である。
【図2】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図3】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
1 搬送ベルト 2 ローラ 5 高周波電源 8 コロナ放電器 12 プリントヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 5/00 C 7111−3F 8804−2C B41J 29/00 H 8804−2C S (72)考案者 堀 節夫 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を搬送する非導電性材からなる搬送
    ベルトの表面と相対してプリントヘッドが配置され、か
    つ搬送ベルトの用紙搬送方向において、前記プリントヘ
    ッドよりも上流側に搬送べルトの帯電手段が、下流側に
    搬送べルトの除電手段がそれぞれ設けられたインクジェ
    ットプリンタ。
JP3623191U 1991-04-20 1991-04-20 インクジエツトプリンタ Pending JPH04122038U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3623191U JPH04122038U (ja) 1991-04-20 1991-04-20 インクジエツトプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3623191U JPH04122038U (ja) 1991-04-20 1991-04-20 インクジエツトプリンタ

Publications (1)

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JPH04122038U true JPH04122038U (ja) 1992-10-30

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ID=31918222

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JP3623191U Pending JPH04122038U (ja) 1991-04-20 1991-04-20 インクジエツトプリンタ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07330185A (ja) * 1994-06-13 1995-12-19 Canon Inc シート搬送装置及び記録装置
JP2021046272A (ja) * 2019-09-17 2021-03-25 大阪シーリング印刷株式会社 印刷装置及びインクジェットによる印刷方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02188334A (ja) * 1989-01-17 1990-07-24 Canon Inc 記録装置

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