JPH04121809U - 化粧料容器 - Google Patents

化粧料容器

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JPH04121809U
JPH04121809U JP3277391U JP3277391U JPH04121809U JP H04121809 U JPH04121809 U JP H04121809U JP 3277391 U JP3277391 U JP 3277391U JP 3277391 U JP3277391 U JP 3277391U JP H04121809 U JPH04121809 U JP H04121809U
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JP
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container body
inner plate
piece
container
flange
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JP3277391U
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幸知 柚原
勇次 塩井
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吉田工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 化粧料を収容する中皿40と、中皿40が着
脱自在に嵌合された容器本体10とからなる化粧料容器
において、中皿40の開口周縁に延出させて鍔部41を
設けるとともに、前記容器本体10の上面に支持部23
を介して、前記鍔部41を押し上げて前記中皿40と前
記容器本体10との嵌合を解放すべく前記鍔部41の下
面に当接する作用片51と前記作用片19を押し上げる
ためのプッシュピース部22とを有するレバー50とを
一体的に設けた。 【効果】 中皿底壁周囲の形状に関わりなく作用片を含
む作用腕の長さは中皿の鍔部と支軸との距離から定まる
ので、中皿を取り外す際の操作力を一定にできるととも
に、容器本体上面とレバーとを一体に形成できるので、
部品点数の減少を図ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は化粧料容器に係わり、特に化粧料が収容された中皿を容易に交換する ことができるコンパクト容器やレフィル容器等の化粧料容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の化粧料容器としては、実公昭61−7605号公報で提案され ているように、容器本体に着脱自在に嵌合させた化粧料充填中皿の側方にクラン クレバーを軸着し、前記中皿の底壁下面の一部にこのクランクレバーの作用腕を 当接させるとともに、このクランクレバーの柄を容器本体上面から突出させて、 前記のクランクレバーの柄を傾けることによってクランクレバーの作用腕が化粧 料充填中皿を突き上げて、この中皿を取り外し、他の中皿と交換することができ るようにしたものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記の構成を有する化粧料容器にあっては、前記中皿の側方か ら中皿底壁面の一部に当接させるべくクランクレバーの作用腕が延出されている ので、底壁周囲に丸みが付与されている中皿に適用すると、作用腕の長さが長く なり、中皿を取り外す際のクランクレバーの操作力が大きくなるという問題点が あった。
【0004】 本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は中皿の底壁周囲 の形状に関わらず容易に中皿を着脱することができるコンパクト容器やレフィル 容器等の化粧料容器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために本考案では、化粧料を収容する中皿と、該中皿が 着脱自在に嵌合された容器本体とからなる化粧料容器において、前記中皿の開口 周縁に設けられた鍔部と、前記容器本体の上面に支持部を介して一体的かつ揺動 自在に設けられるとともに、その一端部に前記中皿と前記容器本体との嵌合を解 放すべく前記鍔部に係合する作用片と、該支持部を挟んで前記作用片に対して対 向する他端部に該作用片を揺動させるためのプッシュピース部とを有するレバー とを備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
前記構成を有する本考案によれば、化粧料を収容する中皿と、その中皿が着脱 自在に嵌合された容器本体とからなる化粧料容器において、前記中皿の開口周縁 に設けられた鍔部と、前記容器本体の上面に支持部を介して一体的かつ揺動自在 に設けられるとともに、その一端部に前記中皿と前記容器本体との嵌合を解放す べく前記鍔部に係合する作用片と、該支持部を挟んで前記作用片に対して対向す る他端部に該作用片を揺動させるためのプッシュピース部とを有するレバーとを 備えたので、中皿底壁周囲の形状に関わりなく作用片の長さは中皿の鍔部と支持 部との距離によって定まり、中皿を取り外す際の操作力を一定にすることができ るとともに、容器本体の上面とプッシュピース部および作用片とを一体に形成す ることができるので、部品点数の減少を図ることができる。
【0007】
【実施例】
以下に本考案の好適実施例について添付図面を参照して説明する。図1は本考 案を適用した一例としてのコンパクト容器の分解斜視図、図2はその容器本体1 0の一部破断平面図、図3はさらにその要部拡大一部破断側断面図である。
【0008】 このコンパクト容器は大別して容器本体10、蓋体30、中皿40からなって いる。
【0009】 容器本体10の前端縁部には切欠凹所11が設けられており、その切欠凹所1 1の奥面上部には係合突起12が形成されている。この切欠凹所11には後述す る蓋体30の前端縁部に設けられた爪片31が入り込み、蓋体30の閉止状態に あっては爪片31の容器本体10側に形成されている係合突起32と前記容器本 体10の切欠凹所11に形成された係合突起12とが係合して止錠状態を占める ようになっている。
【0010】 容器本体10の上面には凹所13が設けられ、化粧料等を収容する後述の中皿 40が嵌合される。凹所13を画成する周壁14には、所定の個所に切込15が 形成されており、この一対の切込15によって区画される可動壁16には周壁1 4の周方向に沿って係合凸部17が形成されている。また、凹所13の開口周縁 部には、容器本体10の上面から切欠いて形成された段部18が設けられている 。さらに、この段部18には、上面から見てコ字状に形成された切込20が設け られており、中皿40の鍔部41の下面に当接する作用片19を画成している。 また、容器本体10の上面の前記切込20に対応する凹所13の径方向外方には 、前記の切込20に対向するように、同じく上面から見てコ字状の切込21が設 けられており、作用片19を押し上げるためのプッシュピース部22が画成され ている。すなわち、作用片19とプッシュピース部22とはこれらを結合する支 持部23を介して、容器本体10の上面と一体的に形成されているのである。な お、本実施例にあっては支持部23の下部に補強のための支持壁27を設けてい るが、容器本体10に対する中皿40の嵌合強度が小さく、支持部23のみで中 皿40取外し時の剪断力に充分耐えられる場合には、支持壁27を省略してもよ い。
【0011】 蓋体30は、容器本体10を覆うように設けられている。すなわち、蓋体30 の後端部に垂設された蝶番片33が容器本体10の後端部に形成された切欠凹所 25に嵌入されており、蝶番片33の側面に穿設された図示していない蝶番ピン 挿通孔と、切欠凹所25の両側面に穿設された蝶番ピン挿通孔24,24には、 図示していない蝶番ピンが挿通、嵌着されることにより、蓋体30は容器本体1 0に対して開閉自在に蝶着されている。また、蓋体30の内側には鏡34が装着 されている。蓋体30の前端縁部中央に垂設されている爪片31は、前述のよう に、容器本体10の前端縁部中央に形成された切欠凹所11に入り込んで、爪片 31に突設された係合突起32と容器本体10の係合突起12とを介して閉止、 止錠状態を占めるようにするものである。
【0012】 中皿40は、底壁43と、それを取り囲む周壁42と、周壁42の上縁部外周 を取り巻くように延在する板状の鍔部41とから構成されている。また、周壁4 2の外周面には、その周方向に沿って凹部44が形成されている。この中皿40 の内部には化粧料60が充填されている。
【0013】 前述のように、手指で押圧力を加えて作用片19を押し上げるためのプッシュ ピース部22と、中皿40の鍔部41の下面に当接する作用片19とは、容器本 体10の上面に対して支持部23を介して一体的に設けられている。
【0014】 以上の構成を有するコンパクト容器において、通常は化粧料60が充填された 中皿40が容器本体10の凹所13に収納されている。この状態では、図3(a )に示すように、中皿40の周壁42に沿って形成されている凹部44は、容器 本体10の周壁14の一部が切込15によって区画形成されている可動壁16上 に突出形成されている係合凸部17と係合し、かつ作用片19の上面26は中皿 40の開口周縁に延出して形成されている鍔部41の下面に当接している。
【0015】 この状態から、容器本体10のプッシュピース部22を押圧すると、作用片1 9は容器本体10の支持部23を支点として揺動し、中皿40の鍔部41を押し 上げて、中皿40の周壁42に形成されている凹部44と容器本体10の凹所1 3を形成する周壁14の一部に設けられた係合凸部17との係合が外され、容易 に中皿40を取り外すことができる(図3(b))。
【0016】 なお、以上述べた実施例は本考案をコンパクト容器に適用した場合を示してい るが、化粧料等の交換用レフィル容器に適用した場合にも同様の効果を奏するこ とは勿論である。
【0017】
【考案の効果】
以上要するに、本考案によれば、化粧料を収容する中皿と、その中皿が着脱自 在に嵌合された容器本体とからなる化粧料容器において、前記中皿の開口周縁に 設けられた鍔部と、前記容器本体の上面に支持部を介して一体的かつ揺動自在に 設けられるとともに、その一端部に前記中皿と前記容器本体との嵌合を解放すべ く前記鍔部に係合する作用片と、該支持部を挟んで前記作用片に対して対向する 他端部に該作用片を揺動させるためのプッシュピース部とを有するレバーとを備 えたので、中皿底壁周囲の形状に関わりなく作用片の長さは中皿の鍔部と支持部 との距離によって定まり、中皿を取り外す際の操作力を一定にすることができる とともに、容器本体上面とプッシュピース部および作用片とが一体的に形成でき るので、部品点数の減少を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るコンパクト容器の分解
斜視図である。
【図2】本考案の一実施例に係るコンパクト容器の一部
破断平面図である。
【図3】本考案の一実施例に係るコンパクト容器の要部
拡大一部破断側断面図である。
【符号の説明】
10 容器本体 13 凹所 14 周壁 16 可動壁 17 係合凸部 18 段部 19 作用片 20 切込 21 切込 22 プッシュピース部 23 支持部 24 蝶番ピン挿通孔 26 (作用片の)上面 27 支持壁 30 蓋体 33 蝶番片 34 鏡 40 中皿 41 鍔部 42 周壁 44 凹部 60 化粧料

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧料を収容する中皿と、該中皿が着脱
    自在に嵌合された容器本体とからなる化粧料容器におい
    て、前記中皿の開口周縁に設けられた鍔部と、前記容器
    本体の上面に支持部を介して一体的かつ揺動自在に設け
    られるとともに、その一端部に前記中皿と前記容器本体
    との嵌合を解放すべく前記鍔部に係合する作用片と、該
    支持部を挟んで前記作用片に対して対向する他端部に該
    作用片を揺動させるためのプッシュピース部とを有する
    レバーとを備えたことを特徴とする化粧料容器。
JP1991032773U 1991-04-12 1991-04-12 化粧料容器 Expired - Lifetime JP2561276Y2 (ja)

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JPH04121809U true JPH04121809U (ja) 1992-10-30
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS617605U (ja) * 1984-06-20 1986-01-17 富士通株式会社 締結用ボルト
JPS6337108U (ja) * 1986-08-28 1988-03-10
JPS6362009U (ja) * 1986-10-14 1988-04-25
JPH0248011U (ja) * 1988-09-22 1990-04-03

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JP2561276Y2 (ja) 1998-01-28

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