JPH04121752U - 電子部品用リードフレームの構造 - Google Patents

電子部品用リードフレームの構造

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JPH04121752U
JPH04121752U JP2752991U JP2752991U JPH04121752U JP H04121752 U JPH04121752 U JP H04121752U JP 2752991 U JP2752991 U JP 2752991U JP 2752991 U JP2752991 U JP 2752991U JP H04121752 U JPH04121752 U JP H04121752U
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lead frame
lead
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dam bar
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JP2752991U
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和俊 増田
泰 ▲苧▼畑
保一 近藤
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ローム株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子部品用のリードフレーム10において、
モールド部15から突出する各リード端子13の未端部
13aを、前記リードフレーム10から切り離し切断す
ることを省略する。 【構成】 前記各リード端子13をダムバー14を介し
てリードフレーム10に対して一体的に繋がった形態に
する一方、リードフレーム10には、前記各リード端子
13の末端部13aをリードフレーム10から分離する
ようにした抜き孔23を穿設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、トランジスターやIC等の電子部品のうち、半導体チップの部分を 、熱硬化性合成樹脂製のモールド部にてパッケージした電子部品の製造に際して 使用するリードフレームの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、半導体チップの部分を熱硬化性合成樹脂製のモールド部にてパッケージ するようにした電子部品の製造に際して使用するリードフレームの構造は、例え ば、特開昭58−43552号公報に記載され、且つ、図5〜図7に示すように 、リードフレーム1に半導体チップを搭載するアイランド部2を一体的に造形す ると共に、このアイランド部2に向かって延びる複数本のリード端子3を一体的 に造形し、更に、この各リード端子3の相互間に、合成樹脂製のモールド部5の 成形に際して溶融合成樹脂を堰き止めるためのダムバー4を一体的に造形し、そ して、合成樹脂製モールド部5の成形後において、前記各ダムバー4を、図6及 び図7に二点鎖線で示すように、リードフレーム1の下面側に配設した受け刃( 図示せず)に向かって上下動するポンチ6によって打ち抜き切除し、次いで、前 記リード端子3の未端部を、図5に二点鎖線7,8の個所において、図示しない 切断装置によって切断するように構成している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、この従来のものでは、各リード端子3を形成することに、当該各リー ド端子3の間におけるダムバー4を打ち抜き切除することと、各リード端子3を 二点鎖線7,8の個所において切断することとの二つの工程を必要とするから、 設備がそれだけ大型化するばかりか、コストのアップを招来すると言う問題があ る。
【0004】 しかも、各リード端子3を、図示しない切断装置によって、前記二点鎖線7, 8の個所において切断するときにおいて、この切断装置とリードフレーム1との 間に位置のずれがあった場合に、各リード端子3における長さ寸法にバラ付きが 発生すると言う問題もあった。 本考案は、これらの問題を招来することがないようにしたリードフレームを提 供することを技術的課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この技術的課題を達成するため本考案は、合成樹脂製のモールド部にてパッケ ージされる半導体チップに対する複数本のリード端子と、その間を連結するダム バーとを造形して成るリードフレームにおいて、前記各リード端子を、前記ダム バーを介してリードフレームに連結するように構成する一方、前記ダムバーを挟 んで前記モールド部とは反対側の部分に、前記各リード端子における両端部のう ち前記モールド部とは反対側の未端部を、リードフレームから分離するようにし た抜き孔を設けると言う構成にした。
【0006】
【作用】
このように構成すると、各リード端子は、リードフレームに対してダムバーを 介して一体的に繋がった状態で、当該各リード端子の未端部は、抜き孔によって 、リードフレームから分離された状態になっているから、各リード端子をリード フレームに対して連結するダムバーを、ポンチ等によって、打ち抜き切除するこ とにより、前記各リード端子の全体を、リードフレームから完全に切り離すこと ができる。
【0007】
【考案の効果】
従って、本考案によると、ダムバーを打ち抜き切除するだけで良く、従来のよ うに、各リード端子の未端部を切断することを必要としないから、工程が一つ減 ってコストの低減を図ることができると共に、前記各リード端子の長さ寸法にバ ラ付きが発生することがなく、各リード端子における長さ寸法の寸法精度を大幅 に向上できる効果を有する。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面(図1〜図3)について説明する。 図において符号10は、金属板製のリードフレームを示し、該リードフレーム 10には、半導体チップ11を搭載するためのアイランド部12が一体的に造形 されていると共に、前記アイランド部12に向かって延びる複数本のリード端子 13が一体的に造形されている。
【0009】 また、前記各リード端子13の間の部分、及び各リード端子13のうち最も外 側に位置するリード端子13とリードフレーム10におけるサイドフレーム20 ,21との間には、合成樹脂製モールド部15の成形に際して溶融合成樹脂を堰 き止めるためのダムバー14が、各々一体的に造形されている。 そして、前記リードフレーム10のうち前記ダムバー14を挟んで前記アイラ ンド部12とは反対側の部分、つまり、前記両サイドフレーム20,21の間を 一体的に連結する連結フレーム22の部分には、前記リード端子13の長手方向 と略直角の方向に延びるスリット状の抜き孔23を穿設することにより、前記各 リード端子13の未端部13aを、リードフレーム10から分離するように構成 する。
【0010】 このように構成すると、各リード端子13は、リードフレーム10に対して各 ダムバー14を介して一体的に繋がった状態で、当該各リード端子13の未端部 は、抜き孔23によって、リードフレームから分離された状態になっているから 、各リード端子13をリードフレーム10に対して連結する各ダムバー14を、 図2及び図3に二点鎖線で示すように、ポンチ16等によって、打ち抜き切除す ることにより、前記各リード端子13の全体を、リードフレーム10から完全に 切り離すことができるのである。
【0011】 なお、前記各ダムバー14を、ポンチ16によって打ち抜き切除するに際して 、この各ダムバー14のうちリード端子13及びサイドフレーム20,21に対 して連続する部分に、予め、リード端子13の長手側縁に沿って延びるスリット 17又は切り線を、当該タムバー14の幅方向の左右両端縁に連続部(スリット 17又は切り線がない部分)18,19を残して刻設するように構成すると、各 ダムバー14を軽い力で容易に打ち抜き切除することができるのであり、しかも 、前記各ダムバー14の一端縁をモールド部15の外周面15aに対して接する ように構成できるから、前記各リード端子13の間の部分に合成樹脂のバリが発 生することを防止できる。
【0012】 また、前記実施例は、抜き孔23を、複数のリード端子13に対して共通する ようにスリット状に形成した場合を示したが、この抜き孔23は、各リード端子 13ごとのものに構成しても良く、更にまた、図4に示すように、各リード端子 13における未端部13aの輪郭を形成するような形態に構成しても良いのであ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示すリードフレームの平面図
である。
【図2】図1のII−II視拡大断面図である。
【図3】図1の要部を示す拡大斜視図である。
【図4】本考案の他の実施例を示すリードフレームの平
面図である。
【図5】従来のリードフレームの平面図である。
【図6】図5のVI−VI視拡大断面図である。
【図7】図5の要部を示す拡大斜視図である。
【符号の説明】
10 リードフレーム 11 半導体チップ 12 アイランド部 13 リード端子 13a リード端子の未端部 14 ダムバー 15 モールド部 16 ポンチ 17 スリット 18,19 連続部 23 抜き孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂製のモールド部にてパッケージさ
    れる半導体チップに対する複数本のリード端子と、その
    間を連結するダムバーとを造形して成るリードフレーム
    において、前記各リード端子を、前記ダムバーを介して
    リードフレームに連結するように構成する一方、前記ダ
    ムバーを挟んで前記モールド部とは反対側の部分に、前
    記各リード端子における両端部のうち前記モールド部と
    は反対側の未端部を、リードフレームから分離するよう
    にした抜き孔を設けたことを特徴とする電子部品用リー
    ドフレームの構造。
JP1991027529U 1991-04-22 1991-04-22 電子部品用リードフレームの構造 Expired - Lifetime JP2548196Y2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5524451A (en) * 1978-08-08 1980-02-21 Nec Kyushu Ltd Lead frame for semiconductor
JPS62150834A (ja) * 1985-12-25 1987-07-04 Hitachi Micro Comput Eng Ltd 半導体装置樹脂成形方法および樹脂成形装置
JPH02129954A (ja) * 1988-11-09 1990-05-18 Hitachi Ltd 半導体装置の製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02129954A (ja) * 1988-11-09 1990-05-18 Hitachi Ltd 半導体装置の製造方法

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