JPH04121721A - 一眼レフカメラのファインダ装置 - Google Patents

一眼レフカメラのファインダ装置

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JPH04121721A
JPH04121721A JP24348390A JP24348390A JPH04121721A JP H04121721 A JPH04121721 A JP H04121721A JP 24348390 A JP24348390 A JP 24348390A JP 24348390 A JP24348390 A JP 24348390A JP H04121721 A JPH04121721 A JP H04121721A
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JP
Japan
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screen
photographing range
photographing
range
finder device
Prior art date
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JP24348390A
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English (en)
Inventor
Yasushi Odanaka
小田中 康司
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、一眼レフカメラのファインダ装置、詳しくは
、ファインダ視野において撮影画枠に対応する撮影範囲
を特定することのできる一眼レフカメラのファインダ装
置に関する。
[発明が解決しようとする課題] 従来、一眼レフカメラにおいて、その特徴であるバララ
ックスのないことを生がすために、視野率を100%に
近づけるように努力し、ファインダ視野と撮影範囲を一
致させるようになされていた。
しかし、上記のようにファインダ視野が撮影範囲内に限
られる場合、一般の撮影者は構図を決めるときに画面周
辺部に余分な空間を作ってしまう傾向にあり、主要被写
体を画面−杯に入れた迫力ある写真を撮ることが難かし
かった。
そこで、特開昭64−38738号公報に開示のスチル
カメラはファインダ視野が撮影範囲の上下及び左右に撮
影範囲の短辺長の1/4以上の余裕福を有するスチルカ
メラを提案したものである。
このカメラのファインダでは実際に写る範囲(実画面)
をブライトフレームやスクリーン上の視野枠で表示し、
周囲の状況も考慮した撮影範囲の設定を可能としたもの
である。
また、特開昭57−173824号公報に開示のファイ
ンダのパララックス補正装置は、逆ガリレオ型ファイン
ダ等において、液晶からなる撮影視野枠を複数個記憶し
、該撮影視野枠の表示あるいは撮影範囲のみの表示を撮
影レンズの繰り出しに連動させて選択的に表示するもの
である。この装置によれば、撮影レンズの繰り出しに対
応した撮影範囲の設定を容易に行うことが可能となる。
なお、上記の装置において、ファインダ観察時に撮影画
面の外側部分に存在する像が見えないようにしたものも
同時に提案されている。
上述の、特開昭64−38738号公報、あるいは特開
昭57−173824号公報その他に示される従来のフ
ァインダ装置のファインダ視野画面の具体例について説
明すると、まず、第6図に示されるように、ファインダ
視野画面Cが、撮影範囲の領域23aと特殊な表面処理
により区別される撮影範囲外の領域23bとで構成され
、撮影者は撮影範囲外の被写体をも観察しながら、撮影
範囲を選択して設定することができる。なお、第6図に
おいて、24はファインダに同時に表示されるシャッタ
速度、絞り値、ストロボ発光等の表示であり、また、2
5は画枠スケールを示している。そして、第7図は、第
6図のファインダ視野画面に対する撮影フィルム26上
の撮影画面26aを示すものである。また、第8図は、
一眼レフカメラにおける上記従来のファインダの光学系
の構成を示すもので、光軸Oに沿って撮影レンズ21か
ら入射した被写体光はミラー22で反射され、スクリー
ン23上に結像する。そして、その結像光はペンタプリ
ズム27で反射し、接眼レンズ28を介して出射するも
のとする。
また、第9図は、従来例であるファインダ視野画面りに
おいて撮影範囲指示枠31cをブライトフレームあるい
はスクリーンマット面の溝等の枠表示により表示した例
である。また、第10図は、全面がマット面であるスク
リーン32に対して、撮影範囲外の領域32bに色付き
透過性の塗料で着色を施すことによって撮影範囲領域3
2aと区別した例を示す図である。なお、第11図は第
10図のE−E断面図を示している。更に、第12図は
、全面がマット面であるスクリーン33に対して撮影範
囲外の領域にシート材33bを貼付する例である。第1
3図は、上記スクリーンの断面図である。
以上の従来例は撮影範囲外の被写体も観察できるもので
あったが、第14図は、撮影範囲内の被写体のみを観察
するファインダのスクリーン34を示すものであって、
撮影範囲領域34aはマット面加工を施し、それ以外の
撮影範囲外領域34bは、透過面とするものである。な
お、第15図は第14図のF−F断面図である。
なお、現在市販されている、あるコンパクトカメラは、
マクロ撮影モード時のバララックスのズレを警告するた
めに透明グリーンの警告板を表示することができるもの
であるが、その表示がはっきりしないばかりか覗く位置
の違いでズレが生じる。また、それ自体撮影領域を示す
ものではなく、別の視野枠表示手段との併用を必要とす
るなどの不具合があった。
その他の撮影範囲を明示するファインダの従来例として
、実開昭55−130329号公報に開示のカメラのフ
ァインダは、ファインダ視野内の4隅に撮影視野範囲を
発光体の照明光によって明示するようにしたものである
[発明が解決しようとする課題] ところが、上述の従来例のファインダ装置のファインダ
視野画面において、いづれの例も撮影範囲領域に対して
、縦・横の方向に所定の余裕幅を有する長方形の枠であ
る撮影範囲外領域が設けられている。これらの従来例で
は、そのファインダ光学系において画面周辺部、特に対
角線上において「ケラレ」が生じないように該光学系を
大型化する必要があった。
即ち、ファインダ視野が撮影範囲を満足するだけでよい
場合には、撮影光学系はフィルムサイズの長方形(短・
長辺比2:3)に対応した制限寸法に基づいて定められ
る。しかし、上記従来例の撮影範囲外の視野領域を必要
とする光学系では、レンズを通過してくる光線が画面内
でケラレを起こさないようにするために、画面の対角長
を直径としたイメージサークルより更に外側までの光が
確保できるようにレンズの有効径や鏡枠径またファイン
ダ光学系等を大きくし、結果的にはカメラ自体の大型化
が必要とされる。更に、イメージサークルを大きくした
レンズを設計する場合、解像力が高く中心部゛と周辺部
のバランスがうまくとれた光学設計を行うことは非常に
難しい。
本発明の目的は、上述の不具合を解決するため、撮影範
囲よりも大きな範囲をカバーするイメージサークル全体
を観察可能とする接眼光学系を具備し、更に、撮影範囲
内外を特定して視認できるようにして構図の設定を容易
にし、画面−杯に被写体をいれること等で迫力ある写真
が撮影でき、しかも、咄嗟の場合や暗がりでの撮影時に
おいても、意図した通りの範囲がいつでも撮影できるよ
うな撮影範囲と撮影範囲外との視認性の高いファインダ
装置であって、更に、ファインダ装置の小型化、更には
カメラ自体のコンパクト化も可能となる一眼レフカメラ
のファインダ装置を提供するにある。
[課題を解決するための手段および作用コ本発明の一眼
レフカメラのファインダ装置は、一眼レフカメラのファ
インダ装置において、撮影光学系の結像面における、撮
影範囲よりも大きな範囲をカバーするイメージサークル
全体を観察可能にする接眼光学系を具備しており、上記
イメージサークル内の撮影範囲を特定するように、該撮
影範囲以外の部分を着色または視認性の高いパターンに
て表示したことを特徴とし、撮影時に、上記着色表示さ
れた撮影範囲以外の領域をも観察しながら撮影範囲の設
定を行うことができるものである。
[実 施 例コ 以下、図示の実施例に基づいて本発明を説明する。
第2図は、本発明の一実施例を示す一眼レフカメラのフ
ァインダ装置の光学要素の構成図である。
同図に示されるように、光軸Oに沿って撮影レンズ1か
ら入射した被写体光はミラー2で反射され、更に、縮小
レンズ3で縮小されて、スクリーン4上にて結像する。
その結像光は、ペンタプリズム5と接眼レンズ6で構成
される接眼光学系を介して出射されるものとする。
そして、第3図に示されるように、上記ファインダ装置
の接眼光学系はイメージサークルI全体を観察可能なも
のとし、該イメージサークルIは、撮影光学系の結像面
における撮影画枠に対応する撮影範囲Aに外接する円、
あるいは、それより大きい範囲をカバーすることのでき
る形状とする。
また、上記撮影画枠は、フィルム撮影の場合、2対3の
辺比を有する長方形であるから、該イメージサークルの
少なくとも上下・左右部分に撮影範囲以外の領域Bが存
在することになる。
そして、上記スクリーン4は、第1図に示されるように
、その外形は、上記イメージサークルIの直径に等しい
外径を有し、撮影範囲を示す領域4aの長辺側を一部カ
ットした小判型の形状とする。なお、上記スクリーン4
は、全面をマット面とし、その領域4bは撮影範囲外の
領域に対応しており、透明性のある着色が施され、ファ
インダで観察時に弁別して視認することができる。
従って、本ファインダ装置によれば、撮影者は撮影範囲
内の被写体は勿論、上下左右の撮影範囲外の被写体を弁
別した状態で観察しながら、被写体の撮影範囲を設定す
るので、所望の構図や画角の決定がより確実に実施でき
る。そして、上記イメージサークルIを撮影範囲と干渉
しない程度に小さくするならば、撮影レンズ1やスクン
リーン4あるいは上記接眼光学系を、より小型化するこ
とが可能となる。
なお、本実施例でスクリーン4は、小判型形状としたが
、勿論、円形形状とすることも可能である。
第4.5図は、それぞれ上記実施例のファインダ装置に
組込まれるスクリーンの変形例の平面図を示すものであ
る。そして、第4図の変形例のスクリーン11は、全面
をマット面とし、撮影範囲外の領域11bに視認性の高
いパターンであるストライブ模様を付したものである。
なお、領域11aは撮影範囲を示す。また、第5図の変
形例のスクリーン12は、同様に全面をマット面とし、
撮影範囲外の領域12bにはクロス模様を施したもので
ある。なお、領域12aは撮影範囲を示す。
これらのスクリーンによれば、ストライブあるいはクロ
ス模様の有無で撮影範囲内外の視認が容易に行われる。
更に、上記スクリーンの別の変形例として、撮影範囲内
外の特定表示を行うについて二色成形によりスクリーン
を製作するようにして樹脂色で識別するもの、また、シ
ート状の部材をスクリーン上に挿入するもの、マット面
の形状に変化を与えるもの、あるいはマット面加工の有
または無とするもの等、あるいは従来例に示した方法に
より上記範囲内外の特定表示を行うようにすることも可
能である。
以上のように、本実施例および変形例のファインダ装置
は撮影レンズやファインダ光学系を上記ファインダ装置
のためだけに光学系を大型化することなく、撮影範囲の
内外の表示が可能となるもである。例えば、ファインダ
光学系のイメージサークルを従来の35mmのままとし
ても、本実施例のものは実現可能であって、撮影レンズ
光学設計をする際の妨げになることもない。なお、本実
施例は、プリズムより以前に縮小レンズが挿入されてい
るので、プリズムや接眼レンズを更に小型化する可能性
を有している。
[発明の効果] 以上述べたように本発明の一眼レフカメラのファインダ
装置は、撮影範囲よりも大きな範囲をカバーするイメー
ジサークルを観察可能とする接眼光学系を有し、イメー
ジサークル中の撮影範囲以外の領域をも観察することが
できるようにしたものであって、本発明によれば、撮影
実画面の外側のイメージサークルまでファインダ視野を
広げるために、構図が行いやすくなり、画面を有効に使
用することで迫力ある写真が撮影ができる。しかも、撮
影画面とそれ以外の識別も容易に行えるために、ミスが
起こらない。また、撮影画面の外側を素通しにすること
により、背景のボケでいる物が何であるのかが確認でき
、わざわざプレビューしなくても構図の良否の判断が可
能になる。更に、撮影光学系やファインダ光学系のイメ
ージサークルを、撮影範囲内外の視認が可能な従来例の
ファインダ装置の光学系のものより小さくすることが可
能となり、従って、カメラ自体の小型化が可能となるな
ど数多くの顕著な効果を有する一眼レフカメラのファイ
ンダ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す一眼レフカメラのフ
ァインダ装置に組込まれるスクリーンの平面図、 第2図は、上記第1図のファインダ装置の光学要素の構
成図、 第3図は、上記第1図のファインダ装置のイメージサー
クルを示す図、 第4図は、上記第1図の実施例のファインダ装置に用い
られるスクリーンの変形例の平面図、第5図は、上記第
1図の実施例のファインダ装置に用いられるスクリーン
の別の変形例の平面図、第6図は、従来例を示す一眼レ
フカメラのファインダ装置のファインダ視野画面、 第7図は、上記第6図のファインダ装置を用いた場合の
フィルム撮影画面、 第8図は、上記第6図の従来例のファインダ装置の光学
要素の構成図、 第9図は、別の従来例のファインダ装置のファインダ視
野画面、 第10図は、更に別の従来例のファインダ装置のスクリ
ーンの平面図、 第11図は、上記第10図のE−E断面図、第12図は
、更に別の従来例のファインダ装置のスクリーンの分解
斜視図、 第13図は、上記第12図のスクリーンの縦断面図、 第14図は、更に別の従来例のファインダ装置のスクリ
ーンの平面図、 第15図は、上記第14図のF−F断面図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一眼レフカメラのファインダ装置において、撮影
    光学系の結像面における、撮影範囲よりも大きな範囲を
    カバーするイメージサークル全体を観察可能にする接眼
    光学系を具備しており、上記イメージサークル内の撮影
    範囲を特定するように、該撮影範囲以外の部分を着色し
    たことを特徴とする一眼レフカメラのファインダ装置。
  2. (2)一眼レフカメラのファインダ装置において、撮影
    光学系の結像面における、撮影範囲よりも大きな範囲を
    カバーするイメージサークル全体を観察可能にする接眼
    光学系を具備しており、上記イメージサークル内の撮影
    範囲を特定するように、該撮影範囲以外の部分を視認性
    の高いパターンにて表示したことを特徴とする一眼レフ
    カメラのファインダ装置。
JP24348390A 1990-09-12 1990-09-12 一眼レフカメラのファインダ装置 Pending JPH04121721A (ja)

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