JPH04121061U - 磁気デイスク装置 - Google Patents

磁気デイスク装置

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Publication number
JPH04121061U
JPH04121061U JP4123891U JP4123891U JPH04121061U JP H04121061 U JPH04121061 U JP H04121061U JP 4123891 U JP4123891 U JP 4123891U JP 4123891 U JP4123891 U JP 4123891U JP H04121061 U JPH04121061 U JP H04121061U
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JP
Japan
Prior art keywords
magnetic head
support arm
head support
positioner
disk device
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Pending
Application number
JP4123891U
Other languages
English (en)
Inventor
豊 若林
Original Assignee
茨城日本電気株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 環境の温度変化で磁気ヘッド支持アームが位
置ズレしない磁気ディスク装置を得る。 【構成】 磁気ヘッド支持アーム2とポジショナー3の
ハブ軸8との間にOリング(弾性部材)13を介在させ
て両者間に所定の隙間aを設けた。磁気ヘッド支持アー
ム2とは熱膨張係数の異なるポジショナー3(特にハブ
軸8)が環境の温度変化で熱伸縮すると、これの影響を
Oリング13と隙間aによって吸収しかつ遮断する。従
って、磁気ヘッド支持アーム2は環境の温度変化があっ
てもポジショナー3の熱伸縮による影響で位置ズレしな
い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、磁気記録媒体としての磁気ディスクに対し磁気データの書き込みお よび読み取りを行う磁気ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2に従来の磁気ディスク装置の要部構造を示す。
【0003】 同図は、磁気ヘッド1を支持している磁気ヘッド支持アーム2と、これを保持 するポジショナー3との関係を示している。
【0004】 ポジショナー3は,磁気ディスク装置本体4に立設されたピボット軸5と、こ のピボット軸5に対して軸受(ベアリング)6,7を介して回転可能に装着され た円筒形状のハブ軸8とを備えて構成されている。
【0005】 このようなポジショナー3は複数の磁気ヘッド支持アーム2を保持している。 各磁気ヘッド支持アーム2はポジショナー3のハブ軸8上に所定の間隔を置いて 取り付けられている。
【0006】 磁気ヘッド支持アーム2はその基端部に形成された円形穴9をハブ軸8の外周 面に嵌合することでハブ軸8に取り付けられている。この場合、磁気ヘッド支持 アーム2の円形穴9はハブ軸8の外周面に接触嵌合している。また、各磁気ヘッ ド支持アーム2,2間には所定の厚さを有したスペーサ10が介在されている。 そして、ハブ軸8に嵌着された各磁気ヘッド支持アーム2は、クランパ11によ ってハブ軸8に対し固定されている。クランパ11は複数のビス12によってハ ブ軸8に締め付けられる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】 しかし、上記従来構造の場合、環境の温度変化で磁気ヘッド支持アーム2に位 置ズレが生じ、その結果、磁気ヘッド1が磁気ディスクのトラックから位置ズレ する、いわゆるオフトラックが発生する虞れがあった。
【0008】 すなわち、一般に、磁気ヘッド支持アーム2と、これを保持するポジショナー 3(特にハブ軸8)は熱膨張係数の異なる素材で構成されている。従って、この ように熱膨張係数の異なる素材からなる磁気ヘッド支持アーム2とポジショナー 3とが従来のように接触していると、磁気ヘッド支持アーム2は環境の温度変化 で熱伸縮するポジショナー3の影響で位置ズレを起すことになる。
【0009】 そこで本考案の目的は、環境の温度変化があっても磁気ヘッド支持アームに位 置ズレが生じないようにした磁気ディスク装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するため、磁気ヘッド支持アームをこれを保持する ポジショナーに対して弾性部材を介して取り付け、前記磁気ヘッド支持アームと 前記ポジショナーとの間に前記弾性部材によって形成される所定の隙間を設けた ことを特徴とするものである。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0012】 図1は本考案による磁気ディスク装置の要部構造を示す。
【0013】 なお、本磁気ディスク装置において、上記従来の磁気ディスク装置と同一の部 材には同一の符号を付すとともに、構造的,機能的に変わらない部分については その説明を省略する。
【0014】 本磁気ディスク装置においては、磁気ヘッド支持アーム2をポジショナー3の ハブ軸8に取り付けるに際し、両者の間にOリング(弾性部材)13を介在させ て、このOリング13によって形成される隙間aを設けている。
【0015】 すなわち、磁気ヘッド支持アーム2の基端部に形成された円形穴9をハブ軸8 の外周面よりも大径にして、この円形穴9とハブ軸8の外周面との間にOリング 13を装着する。
【0016】 本磁気ディスク装置においては、磁気ヘッド支持アーム2は、ポジショナー3 のハブ軸8に対し、両者間に所定の隙間aを形成しているOリング13を介して 接触している。このため、環境の温度変化によって磁気ヘッド支持アーム2とは 熱膨張係数の異なるポジショナー3(特にハブ軸8)が熱伸縮しても、この影響 をOリング13と隙間aとで吸収しかつ遮断することができる。従って、磁気ヘ ッド支持アーム2は環境の温度変化があってもポジショナー3の熱伸縮による影 響で位置ズレすることがない。
【0017】 なお、本実施例では、磁気ヘッド支持アーム2とポジショナー3との間に介在 して両者間に隙間aを形成する弾性部材としてOリング13を用いた場合を示し たが、弾性部材は、磁気ヘッド支持アーム2の円形穴9に所定の間隔を置いて配 置される複数のゴムチップ等に代えることもできる。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の磁気ディスク装置は、磁気ヘッド支持アームと これを保持するポジショナーとの間に弾性部材を介在して所定の隙間を設けたの で、環境の温度変化があっても磁気ヘッド支持アームに位置ズレが生じることは なく、このため、磁気ヘッドのオフトラックを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による磁気ディスク装置の要
部構造を示す縦断側面図である。
【図2】従来の磁気ディスク装置の要部構造を示す縦断
側面図である。
【符号の説明】
2 磁気ヘッド支持アーム 3 ポジショナー 13 Oリング(弾性部材) a 隙間

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ヘッド支持アームをこれを保持するポ
    ジショナーに対して弾性部材を介して取り付け、前記磁
    気ヘッド支持アームと前記ポジショナーとの間に前記弾
    性部材によって形成される所定の隙間を設けたことを特
    徴とする磁気ディスク装置。
JP4123891U 1991-04-16 1991-04-16 磁気デイスク装置 Pending JPH04121061U (ja)

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JP4123891U JPH04121061U (ja) 1991-04-16 1991-04-16 磁気デイスク装置

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JP4123891U JPH04121061U (ja) 1991-04-16 1991-04-16 磁気デイスク装置

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JPH04121061U true JPH04121061U (ja) 1992-10-29

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ID=31922072

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JP4123891U Pending JPH04121061U (ja) 1991-04-16 1991-04-16 磁気デイスク装置

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