JPH045106Y2 - - Google Patents

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JPH045106Y2
JPH045106Y2 JP17856385U JP17856385U JPH045106Y2 JP H045106 Y2 JPH045106 Y2 JP H045106Y2 JP 17856385 U JP17856385 U JP 17856385U JP 17856385 U JP17856385 U JP 17856385U JP H045106 Y2 JPH045106 Y2 JP H045106Y2
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JP
Japan
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housing
magnetic circuit
fixed
cylindrical ring
arm
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JP17856385U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 アクチユエータ構造であつて、アクチユエータ
を構成する磁気回路とキヤリツジ保持部のハウジ
ングの結合部に、温度による変形を起こさせない
ようにバネ性を有する円筒形リング又はスプリン
グピンを設けて構成した。
〔産業上の利用分野〕
本考案は磁気デイスク装置のアクチユエータを
構成する磁気回路とキヤリツジ保持部のハウジン
グの結合部に、温度による変形を起こさせないよ
うにしたアクチユエータ構造に関する。
磁気デイスク装置は計算機等の周辺装置として
使用され、高速に回転しているデイスク円板に微
小間隙を保つて磁気ヘツドを保持し、記録/再生
するものである。
磁気ヘツドとデイスク円板の間隔は非常に狭
く、ゴミ等が入り磁気ヘツド、デイスク円板を傷
めぬように密閉構造である。その為内部の温度変
化により生じる各構造材の歪により、磁気ヘツド
の目標トラツクへの位置がズレ、オフトラツクを
起こし易い。特に回転型アクチユエータは、アー
ムの揺動により磁気ヘツドを移動させる為、共振
周波数の高いアクチユエータ構造が要望される。
〔従来の技術〕
従来、回転型のアクチユエータの構造には第3
図〜第5図に示すものがある。
第3図は磁気ヘツド1を有するアーム2を保持
したハウジング3側面に、磁気回路4側面を密着
(接触面A)させ、押さえ板5をネジ6で固定し
ている。11は磁気ヘツド1が対向するデイスク
円板、12はアームを回転させる揺動軸である。
第4図は、(図では磁気ヘツドを省略)アーム
2を保持したハウジング7と磁気回路8を完全に
分離して、別々にベース9に固定した構造、この
時の磁気回路8の接触面はBである。なお、10
は磁気回路8を下側でベース9に固定する為のネ
ジてある。
第5図は(図では磁気ヘツドを省略)アーム2
を保持したハウジング13と、磁気回路14を完
全に分離して、別々にベース16に固定した構造
で、ハウジング13と磁気回路14との結合は、
一端を固定(固定面C),他端をコロ15を介し
てD面と接触させ(D面でハウジング13と隙間
を持つ)、温度によるハウジング13の変形を起
こさせないようにしている。なお、ネジ6と押さ
え板5により磁気回路14はハウジング13に固
定され、さらにネジ10によりベース16に固定
される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来のアクチユエータ構造において、第3図に
示す磁気回路4とハウジング3の結合では、両者
が一体に固定されて剛性はある。しかしハウジン
グ3がアルミ系で、磁気回路4が鉄系で線膨張係
数が異なり、温度変化で温度ストレスが生じハウ
ジング3が変形され、ハウジング3に保持された
アーム2上の磁気ヘツド1が、オフトラツクを起
こす欠点があつた。
第4図に示す磁気回路8とハウジング7の結合
では、別々にベース9に固定することにより剛性
が低下し、共振周波数が低くなりサーボループの
不安定性を招くと云う欠点があつた。
第5図に示す磁気回路14とハウジング13の
結合では、磁気回路14は下側でベース16に固
定され、さらに側面でコロ15を介しハウジング
13にネジ止めされている。温度ストレスは第3
図、第4図の構造よりも改善されているが、コロ
15が平行ピンでバネ性がない為、温度ストレス
の繰り返しによつて、D面に生じた僅かな隙間に
よりコロ15の脱落を生じてしまうと云う問題点
があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本考案の原理を説明する図である。
第1図はアクチユエータの正面図を示し、磁気
ヘツドを有するアームは省略している。
第1図において、13はハウジングで、図示し
ないがアームを固定した揺動軸を有する。該揺動
軸を駆動する磁気回路14との結合部は、一端C
を固定し、他端(上部)をバネ性を有する円筒形
リング17(又はスプリングピン)を介し磁気回
路14のD面と接し、両者の隙間を形成するよう
押さえ板5とネジ6で固定する。なお、円筒形リ
ング17は、締め付けられた状態では0.2mm程度
変形され、磁気回路14下部はベース16とネジ
10により固定された構造である。
〔作用〕
即ち、アルミ系のハウジング13と鉄系の磁気
回路14の結合部は、一端を固定し他端を円筒形
リング(又はスプリングピン)17を介し接して
いる。温度によるハウジング13の上下方向の変
化は、円筒形リング17上を滑り摩擦が少なく、
殆どストレスを生じない。叉温度によりハウジン
グ13が図の点線に示すように左右方向に変化し
た場合、弾性により円筒形リング17が点線のよ
うに復旧し、磁気回路14とハウジング13は接
触状態が保たれ、温度ストレスの繰り返しがあつ
ても円筒形リング17は外れることはない。円筒
形リング17の長手方向で、ハウジング13と磁
気回路14が接しているので、剛性があり共振周
波数を低くすることはない。
〔実施例〕
第2図イ〜ハは本考案の実施例を説明する図で
ある。なお、全図を通し共通する符号は同一対象
物を示す。
第2図イにおいて、13はハウジングで、図示
しない磁気ヘツドを有するアーム2を揺動軸12
に固定している。該揺動軸12を駆動する磁気回
路14との結合部は、一端Cを固定し、他端(上
部)は第2図ロに示すようなバネ性を有する円筒
形リング17(又は第2図ハに示すようにスリツ
ト18で弾性を持たせたスプリングピン17′)
を介し、両者を接し隙間を形成するように押さえ
板5とネジ6で固定する。なお、実施例では、円
筒形リング17を厚み0.4mm、外径6mm、長さ14
mmとし、締め付けられた状態で、0.2mm程度の変
化であるよう70Kgで締め付ける。叉磁気回路14
の下部は、ベース16とネジ10により固定され
る構造である。
ハウジング13と磁気回路14との線膨張係数
の差によりハウジング13が温度変化した場合、
ハウジング13の上下方向の変化は、円筒形リン
グ17上を滑り少ない摩擦で行われるので、温度
ストレスが少ない。叉ハウジング13の左右方向
の変化は、円筒形リング17の弾性復旧によりD
面との接触状態は保たれ、温度ストレスの繰り返
しにより円筒形リング17が脱落することはな
い。
〔考案の効果〕 以上説明したように、本考案によればハウジン
グと磁気回路の結合部を一端を固定、他端は円筒
形リング又はスプリングピンを介して接触させる
ことにより、温度ストレスによる変化を起こさな
いような構造が得られる効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の原理を説明する図、第2図イ
〜ハは本考案の実施例を説明する図、第3図〜第
5図は従来のアクチユエータ構造を説明する図で
ある。 図において、2はアーム、5は押さえ板、6,
10はネジ、12は揺動軸、13はハウジング、
14は磁気回路、16はベース、17は円筒形リ
ング、17′はスプリングピン、18はスリツト
を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 円板に対向して配置される磁気ヘツドを有する
    アームが、揺動軸を介して固定されるキヤリツジ
    保持部のハウジング13と、 前記ハウジング13と前記揺動軸を揺動させる
    磁気回路14との結合部を、一端を固定Cし、他
    端を温度による前記ハウジング/磁気回路に変形
    を起こさせないように、バネ性を有する円筒形リ
    ング17または、スプリングピンを介して接触さ
    せてなることを特徴とするアクチユエータ構造。
JP17856385U 1985-11-20 1985-11-20 Expired JPH045106Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17856385U JPH045106Y2 (ja) 1985-11-20 1985-11-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17856385U JPH045106Y2 (ja) 1985-11-20 1985-11-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6285964U JPS6285964U (ja) 1987-06-01
JPH045106Y2 true JPH045106Y2 (ja) 1992-02-13

Family

ID=31120811

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17856385U Expired JPH045106Y2 (ja) 1985-11-20 1985-11-20

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JPS6285964U (ja) 1987-06-01

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