JPH0412042Y2 - - Google Patents

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JPH0412042Y2
JPH0412042Y2 JP1984115737U JP11573784U JPH0412042Y2 JP H0412042 Y2 JPH0412042 Y2 JP H0412042Y2 JP 1984115737 U JP1984115737 U JP 1984115737U JP 11573784 U JP11573784 U JP 11573784U JP H0412042 Y2 JPH0412042 Y2 JP H0412042Y2
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JP1984115737U
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  • Container Filling Or Packaging Operations (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、コンベア上を流れてくる箱詰め商品
のその箱の中に、枝折特に複数に折り重ねられた
枝折(第5図参照)をコンベアの流れに合わせ自
動的に供給する枝折供給機に関する。
(従来技術) 従来、コンベア上を流れてくる箱詰め商品のそ
の箱の中に、一枚からなる枝折をコンベアの流れ
に合わせ自動的に供給する枝折供給機は、すでに
開発されている。しかし、複数に折り重ねられた
枝折を自動的に供給する枝折供給機は、以下に述
べる理由により自動供給することが困難であるた
め、コンベアの両側に複数の作業員を配置して、
専ら人手によりなされていた。
(考案が解決しようとする課題) 即ち、一枚の枝折は枝折の片面(表面か裏面の
いずれか)を負圧になつた吸着盤(吸着器)で吸
着して保持できるが、上記複数に折り重ねられた
枝折は、一枚の枝折と異なり、枝折の表面あるい
は裏面を吸着して保持しても、折り重ねた他の部
分が下方に下がるか、あるいは側方に拡がるた
め、上記枝折を保持して、コンベア上の商品の箱
に該枝折を機械を用いて自動的に供給することは
困難であつた。
そこで、本考案は、枝折供給機の構造を後述す
るような構造にすることにより、複数に折り重ね
られた枝折をコンベア上を流れる箱詰め商品の箱
の中に自動的に供給可能な、枝折供給機を提供す
ることにより、枝折供給作業の合理化に寄与する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案にかかる枝折供給機は、枝折が前方に突
出するのを係止する係止部分を前面に備え複数の
枝折を重ねて収納する収納ケースと、枝折の枚数
に応じて前後動する押圧板を介して上記収納ケー
ス内の枝折を背面から前方に一定圧力で押圧する
押圧機構と、上記収納ケースの前面前方に位置し
て該収納ケース最前に位置する枝折を取り出すた
めに前後・上下に可動する吸着機構を具備する枝
折取り出し手段と、上記収納ケース前面下方に位
置して取り出された枝折を所望の場所に供給する
供給シュートを具備した枝折供給機において、 上記収納ケースが、複数に折り重ねられた枝折
をその折り目が上下方向を向いて収納できるよう
な寸法に構成され、 上記係止部分が、上部が前方に傾斜した状態で
枝折を保持できるように該係止部分を構成する上
部の係止部材が下部の係止部材より前方に配置さ
れるとともに、 上記供給シュートが、その上記係止部分の下方
に位置する箇所に、上記係止部分と同じ方向に傾
斜した傾斜部分を具備していることを特徴とす
る。
(作用) しかして、上記構成よりなる枝折供給機は、コ
ンベア上を流れる箱に枝折を供給する際、以下の
ように作用する。
即ち、枝折の折り目が上下方向を向くように複
数の枝折を重合して収納ケースに収納すると、収
納ケース内で上部が前方にやや傾斜するよう立て
た状態で収納された枝折は、押圧機構により枝折
の枚数にかかわらず一様に収納ケース前面方向に
一定圧力で押圧され、その前面端の枝折は、収納
ケース前面に設けられた係止部分で係止されて収
納ケース前面端に保持され、一方、上記収納ケー
ス前面前方に待機している枝折取り出し手段は、
枝折を供給する際、突出して該枝折取り出し手段
の吸着機構により枝折表面(前面側の片面)を吸
着して、該吸着の後、後退及び上昇する。その
際、上記取り出し機構の後退に伴つて引つ張ら
れ、上昇によつて持ち上げられるため、収納ケー
ス内で枝折を係止している係止部分の係止が解除
される。その際、枝折が前方にやや傾斜して収納
ケースより取り出され、吸着機構に保持されるた
め、複数に折り重ねられ吸着されていない面の枝
折の部分にもその部分自身の重力により吸着側に
水平分力が生じ、その結果吸着側に押しつけられ
る。従つて、複数に折り重ねられた枝折も左右方
向に拡がることもない。次ぎに、枝折は、吸着機
構の吸着が解除されて、下方の吸着シユートの、
上記係止部分の下方に位置する該係止部分と同じ
方向に傾斜した傾斜部分に拡がることなく落下
し、該供給シユートにより所望の位置の箱の中に
拡がることなく供給することができる。尚、その
後、上記収納ケース内の次ぎの枝折は押圧機構に
より自動的に前面側に押圧されて前面端に位置
し、一方取り出し手段の吸着機構は移動して待機
位置で待機する。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面を参照しながら説
明する。第1図は本考案の一部断面を有する側面
図、第2図は第1図でのA−A矢視図、第3図は
第1図でのB−B矢視である。
図において、1は収納ケース、2は収納ケース
1の前面下部に形成された係止部分である係止
壁、3は収納ケース1の前面上部に形成された係
止部分である係止ピン、4は収納ケース内に装着
された押圧板である。5は押圧機構で、該押圧機
構5は、プーリ6,7、押圧・供給ベルト8、ロ
ープを巻きつけるプーリ9、カウンターウエイト
10、ロープ11等よりなる。12は枝折取り出
し手段、18は吸着機構、14は供給シユート、
15は枝折、16は枝折を入れる対称である箱詰
め商品の箱、17は箱詰め商品を搬送するコンベ
アである。
収納ケース1は上方で開放した略直方体の外形
を有し、底面には溝状の開口部1aが形成され、
また内側側壁は枝折が円滑に前方に押圧・供給で
きるよう磨き加工が施され、前面1bは枝折が上
部で前方にやや傾斜した状態で収納できるように
前方に向かつてやや傾斜して形成され、また該前
面下部には前面端で枝折を係止する係止壁2が形
成され、前面上部には同様の中央で離間した係止
ピン3が取着されている。そして、上記収納ケー
スの開口部1aには押圧機構5の枝折を押圧する
部分が装着される。即ち、前後両端でプーリ6,
7に無端状に巻架された押圧・供給ベルト8が左
右二列装着され(第3図参照)、上記プーリ7に
は、ロープを巻きつけるためのプーリ9が一体的
に固着され、また、上記開口部1aには、前後動
自在に押圧板4が装着されている。そして、上記
押圧板4にはロープ11の一端が連結され、該ロ
ープ11はロープ9に複数回、本実施例の場合2
〜3回巻きつけられ、また滑車18によりロープ
11の方向が垂直方向に変化し、他端においてカ
ウンターウエイト10が取着されて、押圧機構5
を構成している。
枝折取り出し手段12は吸着機構13、該吸着
機構13を前後・上下(本実施例の場合、前方で
やや下方に傾斜した状態の前後、上方でやや前方
に傾斜した状態の上下をいう。以下同じ)に動か
す駆動部12A及びこれらを取着するフレーム1
2Bよりなり、この枝折取り出し手段12は上記
収納ケース前面1bに、該枝折取り出し手段12
の吸着機構13の吸着盤13aが対向する状態に
装置されている。本実施例の場合、吸着機構13
は、吸着盤13aと該吸着盤13aに負圧を供給
する負圧ポンプ(図示せず)とこれらを接続する
伸縮自在になるようコイル状になつた空圧ホース
(図示せず)よりなり、一方駆動部12Aは、二
本の空圧シリンダ12a,12bにより構成され
ている。
そして、上記吸着機構13及び駆動部12Aは
フレーム12Bに組みつけられている。また、上
記収納ケース1の背面1cには、枝折15を収納
ケース1にセツトする便宜を考慮して、押圧板4
を背面に係止する係止爪19が取着されている。
また、上記収納ケース1前面の係止壁2と係止
ピン3からなる係止部分の下方位置には、該収納
ケース1の係止部分の傾斜に略等しい傾斜を有す
る、供給シユート14の傾斜部が形成されてい
る。
尚、上記構成よりなる枝折供給機には、上記枝
折取り出し手段12の空圧シリンダ12a,12
b及び吸着盤13aの吸引を制御する電気的ある
いはその他の制御装置が取着される。
しかして、本枝折供給機は使用に際し以下の如
く作用する。
まず、使用に先立ち、押圧板4を収納ケース背
面1cに取着された係止爪19で係止して、収納
ケース前面1bと押圧板4の間に形成される収納
ケース内の空間に、枝折15を枝折の折り目が上
下方向を向くような状態で、複数の枝折を重ねて
収納ケースに収納し、上記係止爪19の係止を解
除すると、収納ケース内で前方にやや傾斜するよ
う立てた状態で収納された枝折は、押圧機構5に
より枝折の枚数にかかわらず一様に収納ケース前
方方向に一定圧力で押圧される。即ち、カウンタ
ーウエイト10の重力により、ロープ11が下方
に引つ張られ、かかる引張力により上記プーリ9
が回転(第1図において時計方向の回転)し、か
かるロープ11と連結されている押圧板4が前方
に押圧されるとともに、プーリ9に一体的に固着
されているプーリ7もプーリ9と同一方向に回転
して押圧・供給ベルト8も前方に移動するため、
押圧・供給ベルト8上の重合した枝折15も前方
に移動して、前面端の枝折15は収納ケース前面
に形成されている係止壁2及び係止ピン3と押圧
板4の間で押圧され、その前面端の枝折は、上下
部分に設けられた係止部分で係止されて収納ケー
ス前面端に保持され、一方、下方・後退位置で待
機している枝折取り出し手段は、枝折を供給する
際(箱詰め商品を搬送するコンベア17の搬送ラ
イン近傍に取設されている光電管(図示せず)
が、箱詰め商品の箱を検知すると)、エアシリン
グ12aに該シリンダが伸長するよう圧力空気
(所定の圧力を有する空気をいう。以下同じ)が
供給され下方位置で吸着盤13aの吸着面と枝折
表面が当接する位置まで突出し、次ぎに負圧ポン
プによる負圧が作用して吸着機構13の吸着盤1
3a内を負圧にして該吸着機構13の吸着盤13
aにより枝折表面(前面側の片面)の上部が吸着
され、該吸着の後、エアシリンダ12aに該シリ
ンダが収縮するよう圧力空気が供給され下方位置
で後退する。その際、上記取り出し機構の後退に
伴つて収納ケース1前面端の枝折の上部がやや下
方前方(第1図において右側)に引つ張られるた
め、収納ケース内で枝折の上部を係止している係
止ピン3の係止が解除される。そして、続いてエ
アシリンダ12bに該シリンダが収縮するよう圧
力空気が供給され上記取り出し手段12の吸着機
構13が下方位置から上方位置に上昇するため、
その吸着力で吸着盤13aに保持されている枝折
も収納ケース1前面下部の係止壁2より上方に上
がり、収納ケース内で枝折の下部を係止している
係止部分(係止壁)の係止が解除される。その
際、枝折が前方にやや傾斜して収納ケースより取
り出され、吸着盤13aに保持されるため、複数
に折り重ねられた枝折も枝折自身の重力により吸
着盤側に働く水平成分が生じ、その結果吸着盤側
に押しつけられ、複数に折り重ねられた枝折も左
右方向に拡がることもない。次ぎに、吸着盤13
aに働く負圧が止められ、枝折は、吸着盤13a
から解除されて下方の供給シユート14の傾斜部
分に落下し、供給シユート14によりコンベア1
7の所望の位置の箱16の中に供給される。尚、
その後、エアシリンダ12bに該シリンダが伸長
するよう圧力空気が供給され、上記取り出し手段
12の吸着機構13は上方位置から下方位置に移
動して待機する。
上記サイクルが繰り返されて、コンベア上の箱
詰め商品の箱16の中に枝折を自動的に供給する
ことができる。尚、上記圧力空気、負圧の供給の
制御は、制御装置が空圧回路の電磁弁あるいは圧
縮、負圧ポンプ等を制御(開閉)して行う。ま
た、枝折供給機、供給シユート14は、第4図に
図示するようなものがあつてもよい。
(考案の効果) 以上説明の如く、本考案によれば、複数の折り
重ねられた枝折も、所定の位置に順次自動的に供
給することができる。従つて、従来多くの人手に
たよつていた、複数の折り重ねられた枝折の箱入
れ供給作業の機械化による合理化が図れ、作業者
も単純な且つ重労働から解放される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる枝折供給機の一部断面
を有する側面図、第2図は第1図でのA−A矢視
図、第3図は第1図でのB−B矢視図、第4図は
別の供給シユートの形状を示す側面図、第5図は
複数に折り重ねられた枝折を示す斜視図である。 1……収納ケース、2……下部係止部分(係止
壁)、3……上部係止部分(係止ピン)、4……収
納ケース内に装着された押圧板、5……押圧機
構、6,7……プーリ、8……押圧・供給ベル
ト、9……プーリ、10……カウンターウエイ
ト、11……ロープ、12……枝折取り出し手
段、13……吸着機構、14……供給シユート、
15……枝折、16……箱、17……コンベア。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 枝折が前方に突出するのを係止する係止部分
    を前面に備え複数の枝折を重ねて収納する収納
    ケースと、枝折の枚数に応じて前後動する押圧
    板を介して上記収納ケース内の枝折を背面から
    前方に一定圧力で押圧する押圧機構と、上記収
    納ケースの前面前方に位置して該収納ケース最
    前に位置する枝折を取り出すための前後・上下
    に可動する吸着機構を具備する枝折取出し手段
    と、上記収納ケース前面下方に位置して取り出
    された枝折を所望の場所に供給する供給シユー
    トを具備した枝折供給機において、 上記収納ケースが、複数に折り重ねられた枝
    折をその折り目が上下方向を向いて収納できる
    ような寸法に構成され、 上記係止部分が、上部が前方に傾斜した状態
    で枝折を保持できるよう該係止部分を構成する
    上部の係止部材が下部の係止部材より前方に配
    置されるとともに、 上記供給シュートが、その上記係止部分の下
    方に位置する箇所に、上記係止部分と同じ方向
    に傾斜した傾斜部分を具備していることを特徴
    とする枝折供給機。 (2) 前記収納ケース前面に設けられた係止部分
    の、上部の係止部材が左右に離間した係止ピン
    で構成され、下部の係止部材が上記収納ケース
    底面より上方に突出した係止壁で構成されてい
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項の枝折供給機。
JP11573784U 1984-07-27 1984-07-27 枝折供給機 Granted JPS6132134U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11573784U JPS6132134U (ja) 1984-07-27 1984-07-27 枝折供給機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11573784U JPS6132134U (ja) 1984-07-27 1984-07-27 枝折供給機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6132134U JPS6132134U (ja) 1986-02-26
JPH0412042Y2 true JPH0412042Y2 (ja) 1992-03-25

Family

ID=30674693

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11573784U Granted JPS6132134U (ja) 1984-07-27 1984-07-27 枝折供給機

Country Status (1)

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JP (1) JPS6132134U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4929936U (ja) * 1972-06-16 1974-03-14
JPS5511882U (ja) * 1978-07-12 1980-01-25

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4929936U (ja) * 1972-06-16 1974-03-14
JPS5511882U (ja) * 1978-07-12 1980-01-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6132134U (ja) 1986-02-26

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