JPH04119889U - 推進管 - Google Patents
推進管Info
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- JPH04119889U JPH04119889U JP2277191U JP2277191U JPH04119889U JP H04119889 U JPH04119889 U JP H04119889U JP 2277191 U JP2277191 U JP 2277191U JP 2277191 U JP2277191 U JP 2277191U JP H04119889 U JPH04119889 U JP H04119889U
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- JP
- Japan
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- propulsion
- tube
- propulsion tube
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- Pending
Links
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 10
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Landscapes
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 推進管を安全かつ簡単に吊り上げられるよう
にする。 【構成】 吊具ボルト螺合用の埋込栓1を推進管10の
外周又は端面部に埋設する。これにより、吊具ボルトを
埋込栓に螺合するだけで、簡単且つ安全に推進管を吊り
上げることができる。
にする。 【構成】 吊具ボルト螺合用の埋込栓1を推進管10の
外周又は端面部に埋設する。これにより、吊具ボルトを
埋込栓に螺合するだけで、簡単且つ安全に推進管を吊り
上げることができる。
Description
【0001】
本考案は、下水管などの推進工法に使用する推進管に関する。
【0002】
従来より推進工法の一例として、推進ジャッキを上向きに傾斜させ、推進管を
これに外挿し、その後推進ジャッキを推進方向に倒して推進を行う方式の推進工
法が知られている(特開平1−268984号公報参照)。
【0003】
この工法では、推進管を推進ジャッキ本体に直接外挿するため、推進ジャッキ
本体と推進管とを直列に配置する必要がなく、推進管方向のスペースを短くでき
るので、狭い立坑内での施工が可能となる。
【0004】
ところでこの工法では、使用する推進管を、推進ジャッキの傾斜方向に合わせ
て斜めに吊下ろし装着する必要がある。そのため従来は、推進管の重心位置より
も先端側の外周をワイヤーロープ等で縛って吊り上げ、推進管をジャッキの傾斜
角に合うように傾斜させて推進ジャッキに装着している。
【0005】
ところが推進管表面は平滑であるため、推進管の外周をロープで単に巻回し斜
め吊りすると、ロープがずれて推進管が抜け落ちることもあり、非常に危険であ
る。また、目測で巻回し傾斜角が推進ジャッキと合うように吊ることは、熟練を
要する。
【0006】
本考案は以上の欠点を解消するものであり、本来の推進作業にはなんら支障と
ならず、しかも安全かつ簡単に吊り上げることができる推進管を開発して、上記
推進工法の利用発展を意図するものである。
【0007】
本考案は上記課題を達成するために、推進ジャッキを上向きに傾斜させ、この
推進ジャッキに推進管を外挿した後、推進方向に倒して推進作業を行う方式の推
進工法に使用する推進管であって、吊具ボルト螺合用の埋込栓を前記推進管の外
周に埋設したことを特徴とする。
【0008】
また、吊具ボルト螺合用の埋設栓を、推進管の端面部に埋設することもできる
。
【0009】
推進管に設けた埋込栓に、吊具ボルトを螺合してクレーン等で吊り上げる。そ
してそのままの状態で立坑内に下ろし、傾斜させた推進ジャッキに外挿する。ま
た、端面部の埋込栓を利用すると、より垂直に近い状態で吊り上げることができ
る。
【0010】
以下図に示す実施例により本考案の特徴を具体的に説明する。
【0011】
図1は、本考案の推進管の斜視図、図2は平面図、図3は図2のA−A線矢視
断面図である。
【0012】
図において、1は内部に雌ネジ1aを有し推進管10の外周側を開口した埋込
栓であり、後述する吊具ボルトに螺合可能に形成されている。そして、埋込栓1
の上縁部1bが推進管10の外周面と面一状態となるように埋め込まれている。
本実施例では、埋込栓1を一か所設けたが、推進管10を積み重ねて置く際、
隣接する推進管10によって埋込栓1が隠れるのを防止するため、同一円周上に
略等間隔で3か所に設けることもできる。
【0013】
また、埋込栓1は推進管10を吊り上げた時に、推進管10の全重量を支え、
しかもかなりの衝撃力や、不慮の荷重にも耐えうるよう埋設する必要がある。そ
のために、埋込栓1の外周に管本体との定着用フィン1cを設け、このフィン1
cの一部を推進管10の鉄筋11と溶接したり、又は鉄筋11に掛かるように配
置して、推進管10と一体化した構造としている。
【0014】
埋込栓1としては、上記実施例の他に、図4(a)に示すように管本体の鉄筋
11に係止するためのフック1dを一体成形したもの、或いは、図4(b) に
示すようにアンカー筋1eを放射状に形成したものとしても良い。
【0015】
また、埋込栓1は、推進管10を吊り上げた時の傾斜角度が、後述する推進ジ
ャッキの傾斜角度と一致するように、推進管10の端部より管長の1/10〜3
/10の位置に設けるのが好ましい。
【0016】
図5(a)は他の実施例を示す縦断面図、(b)は横断面図であり、推進管1
0の端面部11に埋込栓1を埋設している。このように端面部11に埋込栓1を
設けることにより、推進管10をより垂直に近い状態で吊り上げることができ、
また、薄い管厚内に設けるのに比べ深い位置まで埋め込むことが可能となる。
【0017】
この場合の埋込栓1と推進管10の鉄筋11との定着のために、実施例1の場
合と同様に、図6(a)に示すようにフック1fを形成したり、或いは、図6(
b)に示すようにアンカー筋1gによることができる。
【0018】
なお、埋込栓1を有する推進管を遠心成形で製造するには、埋込栓1に予め型
枠を貫通したボルトを螺合しておけば、通常の推進管製造と同じ成形方法を採る
ことができる。
【0019】
図7は、推進管の装着状況を説明するための側面図である。
【0020】
図において、20は推進ジャッキを上向きに傾斜させ、この推進ジャッキに推
進管を外挿した後、推進方向に倒して推進作業を行う方式の推進工法に使用する
推進装置である。
【0021】
21は推進ジャッキであり、シリンダー22によって伸長するシリンダーロッ
ド23先端にヘッド24を有する。そしてヘッド24はその基部に推進カラー2
5を設けたシリンダー外筒26に連結されている。図は、推進管10を装着する
ために俯仰油圧シリンダー27を伸して推進ジャッキ21の仰角を最大角度にし
た状態を示す。
【0022】
そこで、推進管10の埋込栓1に、クレーン(図示せず)のワイヤーW先端部
に設けた吊具ボルト4を螺合し、斜め状態で吊り上げる。そして、そのまま立坑
T内に下ろし、推進ジャッキ21の外筒26に推進管10を外挿する。
【0023】
後は、俯仰油圧シリンダー27を作動させて所定の推進角度に倒した後、推進
ジャッキ21を駆動することにより推進作業を行うことができる。
【0024】
以上説明したように、本考案の推進管は、吊具ボルト螺合用の埋込栓を推進管
に埋設したため、吊具ボルトを埋込栓に螺合するだけで簡単に吊り上げることが
できる。しかも推進管の外周表面には何等突出しないため、本来の推進作業には
支障とはならない。なお、推進管を推進ジャッキに外挿した後は、埋込栓の空間
を閉塞するボルトを埋め込むこともできる。
【0025】
本考案は次の効果を奏することができる。
【0026】
推進管本体と吊具ボルトとを螺合結合することができるため、ロープ等のよ
うに外れることもなく、安全性が飛躍的に向上する。
【0027】
作業者がロープで一本吊りを行い、ワイヤーが撚り戻しをおこして落下する
危険性がなくなる。
【0028】
埋込栓に吊具ボルトを螺合するだけで良いため迅速な作業が可能となる。
【0029】
水密性、耐久性など推進管としての本来の機能は全く損なわれることがない
。
【図1】本考案実施例の推進管の斜視図である。
【図2】推進管の平面図である。
【図3】図2のA−A線矢視断面図である。
【図4】埋込栓の定着状況を示す断面図である。
【図5】推進管の端面部に埋込栓を設けた実施例の断面
図である。
図である。
【図6】埋込栓の定着状況を示す断面図である。
【図7】推進管の装着状況を説明するための側面図であ
る。
る。
【符号の説明】
1 埋込栓
1a 雌ねじ
1b 上縁部
1c フィン
1d,1f フック
1e,1g アンカー筋
2 ボルト
3 型枠
4 吊具ボルト
10 推進管
11 鉄筋
20 推進装置
21 推進ジャッキ
22 シリンダー
23 シリンダーロッド
24 ヘッド
25 推進カラー
26 シリンダー外筒
27 俯仰油圧シリンダー
W ワイヤー
T 立坑
Claims (2)
- 【請求項1】 推進ジャッキを上向きに傾斜させ、この
推進ジャッキに推進管を外挿した後、推進方向に倒して
推進作業を行う方式の推進工法に使用する推進管であっ
て、吊具ボルト螺合用の埋込栓を前記推進管の外周に埋
設したことを特徴とする推進管。 - 【請求項2】 推進ジャッキを上向きに傾斜させ、この
推進ジャッキに推進管を外挿した後、推進方向に倒して
推進作業を行う方式の推進工法に使用する推進管であっ
て、吊具ボルト螺合用の埋設栓を、推進管の端面部に埋
設したことを特徴とする推進管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2277191U JPH04119889U (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 推進管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2277191U JPH04119889U (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 推進管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04119889U true JPH04119889U (ja) | 1992-10-27 |
Family
ID=31908203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2277191U Pending JPH04119889U (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 推進管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04119889U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61178395A (ja) * | 1985-01-30 | 1986-08-11 | 株式会社熊谷組 | 配管のためのヒユ−ム管把持移行方法 |
JPH01268984A (ja) * | 1989-02-21 | 1989-10-26 | Toa Kikai Kogyo Kk | 小口径管推進工法とその装置 |
-
1991
- 1991-04-08 JP JP2277191U patent/JPH04119889U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61178395A (ja) * | 1985-01-30 | 1986-08-11 | 株式会社熊谷組 | 配管のためのヒユ−ム管把持移行方法 |
JPH01268984A (ja) * | 1989-02-21 | 1989-10-26 | Toa Kikai Kogyo Kk | 小口径管推進工法とその装置 |
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