JPH04119237U - ランプ保持具 - Google Patents

ランプ保持具

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JPH04119237U
JPH04119237U JP3034691U JP3034691U JPH04119237U JP H04119237 U JPH04119237 U JP H04119237U JP 3034691 U JP3034691 U JP 3034691U JP 3034691 U JP3034691 U JP 3034691U JP H04119237 U JPH04119237 U JP H04119237U
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JP
Japan
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lamp
spring
pair
lamp holder
vehicle body
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Pending
Application number
JP3034691U
Other languages
English (en)
Inventor
浩一 河合
Original Assignee
株式会社ニフコ
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ランプの破損抑制等の従来の機能を維持しつ
つ、そのものの組付けを容易にできるランプ保持具を提
供する。 【構成】 車体のランプ開口2に臨むランプ4と車体構
成要素4との間に介装されて該ランプ4を車体に対して
保持させるランプ保持具であって、互いに嵌合する一対
のばね受け部材6、7と、該一対のばね受け部材間に介
在されるばね部材8とを有し、前記一対のばね受け部材
のいずれか一方6に係合部14が形成され、前記一対の
ばね受け部材の他方7に前記係合部14に係合する被係
合部27が設けられ、前記係合部14と前記被係合部2
7との係合は、所定の外部荷重以上で外れるように設定
されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ランプを車体に保持するランプ保持具に関する。
【0002】
【従来の技術】
ランプ保持具には、互いに嵌合する一対のばね受け部材と、該一対のばね受け 部材間に介在されるばね部材とからなるものがある。 このようなランプ保持具は、車体のランプ開口の臨むランプと車体構成要素と の間に介装され、このランプ保持具により、ランプはランプ開口周縁部に当接す る方向に付勢されるようになっている。これにより、通常時には、ランプは車体 に対して保持される一方、衝突荷重がランプに作用するようなときには、ランプ はばね部材に抗して車体内に引込んで衝突荷重をまともに受けることを回避する ことになり、ランプの破損が極力抑えられることになる。
【0003】 しかし、上記ランプ保持具を用いるとすれば、ランプ保持具をランプと車体構 成要素との間に介装する組付作業に際して、別々の部品からなるランプ保持具を 、該ランプ保持具におけるばね部材のばね力に抗した状態(圧縮した状態)で、 ランプ及び車体構成要素に対してボルト等を用いて取付けなければならず、ラン プ保持具の組付けは容易とは言えない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記実情に鑑みてなされたもので、この目的は、ランプの破損抑制等 の従来の機能を維持しつつ、そのものの組付けを容易にできるランプ保持具を提 供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために本考案にあっては、車体のランプ開口に臨むラン プと車体構成要素との間に介装されて該ランプを車体に対して保持させるランプ 保持具であって、 互いに嵌合する一対のばね受け部材と、該一対のばね受け部材間に介在される ばね部材とを有し、 前記一対のばね受け部材のいずれか一方に係合部が形成され、 前記一対のばね受け部材の他方に前記係合部に係合する被係合部が設けられ、 前記係合部と前記被係合部との係合は、所定の外部荷重以上で外れるように設 定されている構成としてある。 上述の構成により、 被係合部が係合部に係合されていることから、一つのユ ニットとなるとともに一対のばね受け部材は伸縮することが規制されることにな り、組付け時においては、一つのユニットを、ばね部材のばね力を気にすること なく組付けることができることになる。このため、ランプ保持具の組付け作業は 容易となる。 その一方、ランプに衝突荷重が作用するようなときには、その作用力が大きい ために所定の外部荷重以上となり、被係合部が係合部から外れて、ばね部材が衝 突荷重を受け、ランプは、ばね部材のばね力に抗して車体内に引込むことになる 。このため、衝突荷重がランプに作用したとしても、従来通り、ランプの破損を 極力抑えることができることになる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1、図2において、1は、車体構成要素としてのプラスチック製のフロント バンパ−(以下、バンパ−と称す)で、該バンパ−1の左右両側にはランプ開口 2がそれぞれ形成されている。この各ランプ開口2内周縁部には周壁部3が設け られており、周壁部3は図2に示すようにバンパ−1の後側(図2中、下方側) に向けて延びている。
【0007】 前記バンパ−1内には、図1、図2に示すように、前記左右両ランプ開口2に 臨むようにしてランプ4がそれぞれ配設されている。ランプ4はその内側端部( 図1中、左側端部)が前記周壁部3に水平方向に揺動可能に支持されている一方 、ランプ4の外側端部(図1中、右側端部)は、ランプ保持具5を介して前記周 壁部3に取付けられている。
【0008】 前記ランプ保持具5は、図2〜図5に示すように、互いに嵌合する一対のばね 受け部材6、7と、該一対のばね受け部材6、7間に介在されるばね部材8とか らなっている。 前記一対のばね受け部材6、7の一方のばね受け部材6は、図4、図5に示す ように、一方向に延びる底部9と、該底部9の両側に立設される側壁部10と、 該底部9の一端側(図3中、右端側)に立設されると共に前記両側壁部10に連 続的につながるばね受け壁部11とで概略構成されている。底部9には、図5に 示すように、その一端側において切欠き開口12が形成されており、切欠き開口 12は、底部9の幅方向(図3中、上下方向)中央において該底部9の一端から 該底部9の長手方向略中央位置にまで延びている。一方、底部9の他端側(図3 中、左端側)内面には、図5に示すように案内溝13が形成されており、案内溝 13は、底部9の幅方向中央位置において、底部9の他端から前記切欠き開口1 2に向って延びている。また、この底部9の他端側には、前記案内溝13を基準 として両側において、係合部としての第1係合孔14と第2係合孔15の両方が それぞれ形成されており、第1係合孔14は、第2係合孔15よりも底部9の他 端に近くなるように位置されている。
【0009】 前記一対の側壁部10には、図3、図4に示すように、その内面下部において 張出し部16がそれぞれ設けられている。この張出し部16は、同一高さをもっ て底部9の一端から他端に向けて延びており、これにより、底部9と張出し部1 6とによりガイド溝17が形成されることになっている。 前記ばね受け壁部11には、図2〜図5に示すように、外面側において、保持 孔18が形成されており、この保持孔18にランプ4の被保持部4aが保持され る。また、ばね受け壁部11には、その内面下部において、張出し片19が底部 9の他端側に延びるようにして設けられており、その張出し片19の下面には係 止爪20が設けられている。さらに、ばね受け壁部11には、図5に示すように 一対のスリット21が形成されており、そのスリット21内には係合爪22が設 けられている。
【0010】 前記一対のばね受け部材6、7の他方のばね受け部材7は、図6、7に示すよ うに、基板部23と、ばね保持部24とで概略構成されている。 基板部23は、長尺の板状に形成されており、その厚みは、前記ガイド溝17 の溝幅よりも若干短い長さとされ、その基板部23の裏面には、幅方向中央位置 において長手方向に延びる案内部25が設けられている。この基板部23は、そ の両側縁部が前記一対のガイド溝17に嵌合されると共に案内部25が前記底部 9の案内溝13に嵌合されており、これにより、基板部23は、ガイド溝17及 び案内溝13に案内されて前記ばね受け壁部11に対して接近・離間可能となっ ている。 また、基板部23の一端側(図6中、右端側)に係止爪26が設けられている と共に該基板部23の裏面に被係合部としての係合爪27が設けられている。係 止爪26は、図4に示すように、前記一方のばね受け部材6における係止爪20 に対して前記ばね受け壁部11側から係止可能とされており、この両係止爪20 、26により、基板部23は、ばね受け壁部11に近づく移動が許容される一方 、該両係止爪20、26が係合すると、ばね受け壁部11からそれ以上離間する ことが規制されるようになっている。係合爪27は、前記案内部25を基準とし て両側に設けられる片持ち片28にそれぞれ設けられており、該係合爪27は、 片持ち片28により上下方向に若干移動することができるようになっている。こ の両係合爪27は、通常時には、図4に示すように、第1係合孔14に係合され ており、この係合関係は、第1、第2ばね受け部材6、7を互いに近づける方向 に所定の外部荷重が作用したとき、片持ち片28の作用等により解除されるよう に設定されている。そして、上記係合関係が解除されて、第1、第2ばね受け部 材6、7が互いに近づく方向に移動するようなときには、係合爪27は第2係合 孔15に係合されるように設定されている。
【0011】 前記ばね保持部24は、基板部23の他端側(図6中、左端側)に設けられて いる。ばね保持部24には、保持溝29と共にねじ孔30が形成されており、保 持孔29に前記周壁部3が保持され、その周壁部3にばね保持部24がねじ31 により固定されている。
【0012】 前記ばね部材8には、本実施例においては、蛇腹状のものが2つ用いられてお り、その各ばね部材8の一端側は前記ばね保持部24に一体的に取付けられ、そ の各他端側は前記ばね受け壁部11側に向って延びている。この各ばね部材8の 他端側には受け板32が一体的に取付けられており、その受け板32の両側部に は挿入片33がそれぞれ設けられ、その各挿入片33には係止孔34が形成され ている。この受け板32は、前記ばね受け壁部11に、各挿入片33が前記各ス リット21に挿入された状態で当接されており、これにより、係止孔34にはス リット21内の係合孔22が係止され、受け板32はばね受け壁部11から外れ ないようになっている。
【0013】 したがって、上記のようなランプ保持具5を用いた構造においては、通常時、 ランプ保持具5が、ランプ4(被保持部4a)を保持した状態でバンパ−1にお ける前記周壁部3に取付けられるため、ランプ4はランプ保持具5を介して車体 に保持されることになる。 また、ランプ4が衝突荷重を受けたような場合には、係合爪27が第1係合孔 14から外れ、ばね部材8が衝突荷重を受けることになるため、ランプ4はばね 部材8のばね力に抗してバンパ−1内に引込むことになる。このため、ランプ4 は衝突荷重をまともに受けることはなくなり、ランプ4の破損は極力防止される ことになる。 このとき、ばね部材8が破損したような場合には、係合爪27が第2係合孔1 5に係合されることになり、第1ばね受け部材6は第2ばね受け部材7に保持さ れ、ランプ4はバンパ−1内に引込んだ状態で維持される。 一方、ランプ保持具5の組付けにおいては、前述したように、ランプ4の被保 持部4aを一方のばね受け部材6に保持する一方、他方のばね受け部材7(ばね 保持部24)をねじ31により周壁部3に固定することになるが、このとき、ラ ンプ保持具5は、係合爪27が第1係合孔14に係合されて、伸縮しないように 規制された状態をもって一つのユニットをなしている。このため、取扱いが容易 となると共にばね部材8のばね力を気にしながらランプ保持具5を組付ける必要 はなくなり、組付けが容易となる。 しかも、本実施例においては、ばね部材8が他方のばね受け部材7に一体化さ れていることから、ランプ保持具5の独立した部品点数が少なくなり、ランプ保 持具5のユニット化(ランプ保持具自体の組付け)を容易にすることができるこ とになる。
【0014】
【考案の効果】
本考案は以上述べたように、ランプの破損抑制等の従来の機能を維持しつつ、 そのものの組付けを容易にできるランプ保持具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】バンパ−に対するランプ及びランプ保持具の取
付けを説明する説明図である。
【図2】バンパ−内でのランプ及びランプ保持具の関係
を示す横断面図である。
【図3】本考案の実施例に係るランプ保持具を示す平面
図である。
【図4】図3のA−A縦断面図である。
【図5】本考案の実施例に係るランプ保持具を示す斜視
図である。
【図6】他方のばね受け部材を示す側面図である。
【図7】図6の底面図である。
【符号の説明】
1 バンパ− 2 ランプ開口 4 ランプ 5 ランプ保持具 6 一方のばね受け部材 7 他方のばね受け部材 8 ばね部材 14 第1係合孔 27 係合爪

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体のランプ開口に臨むランプと車体構
    成要素との間に介装されて該ランプを車体に対して保持
    させるランプ保持具であって、互いに嵌合する一対のば
    ね受け部材と、該一対のばね受け部材間に介在されるば
    ね部材とを有し、前記一対のばね受け部材のいずれか一
    方に係合部が形成され、前記一対のばね受け部材の他方
    に前記係合部に係合する被係合部が設けられ、前記係合
    部と前記被係合部との係合は、所定の外部荷重以上で外
    れるように設定されている、ことを特徴とするランプ保
    持具。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ばね部材が前記
    一対のばね受け部材のいずれかに一体的に設けられてい
    る、ことを特徴とするランプ保持具。
JP3034691U 1991-04-04 1991-04-04 ランプ保持具 Pending JPH04119237U (ja)

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JP3034691U JPH04119237U (ja) 1991-04-04 1991-04-04 ランプ保持具

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