JPH04119104U - ダイプレクサ - Google Patents

ダイプレクサ

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JPH04119104U
JPH04119104U JP3065791U JP3065791U JPH04119104U JP H04119104 U JPH04119104 U JP H04119104U JP 3065791 U JP3065791 U JP 3065791U JP 3065791 U JP3065791 U JP 3065791U JP H04119104 U JPH04119104 U JP H04119104U
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JP
Japan
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terminal
terminals
container
diplexer
mounting
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Pending
Application number
JP3065791U
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English (en)
Inventor
紀雄 下茂
Original Assignee
ソニー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取付作業が容易で、誘電体共振動器に接続さ
れた各端子とマイクロストリップライン間でのインピー
ダンスマッチングも確実にとることのできるダイプレク
を提供すること。 【構成】 内部に誘電体12,14,16が装着された
容器10の長手方向一側面にはアンテナ用端子20が、
容器の短手方向両側面にはそれぞれ送信用端子26並び
に受信用端子28が設けられている。容器の長手方向両
側面には、その両端部に取付端子30が配設されてい
る。 【効果】 各側面に端子20、26、28を1個づつ設
けたことより、各側面における端子の周囲の壁面空間が
広くなり、回路基板上への実装の際に他の端子等との導
通のおそれがなく、容易にハンダ付け等の作業が行える
とともに、マイクロストリップラインの幅も所望の広幅
にすることができ、マッチングがとれる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はダイプレクサに関するもので、より具体的には、携帯電話機等の小型 の送受信器等の回路中に配設され、内部に誘電体共振器を備えたダイプレクサに 関する。
【0002】
【従来の技術】
一つの回路へ複数の信号を相互干渉することなく同時に伝送するために用いら れるダイプレクサは、例えば、携帯電話機内に配設され一の端子をアンテナに接 続し、他の2つの端子をそれぞれ受信回路並びに送信回路に接続し、送受信を同 時に行うことなどに利用されている。
【0003】 携帯電話機の小型化にともない、各種回路を構成する素子も小型化され、それ に応じて上記ダイプレクサも、回路配線となるマイクロストリップラインに対し て表面実装を行うタイプのものが開発されている。すなわち、図3に示すように 、内部に3つの誘電体共振器1a,1b,1cが収納された矩形の中空容器2の 一側面に、上記各誘電体共振器1a,1b,1cに連結された信号の入出力端子 3a,3b,3cが突出配置されている。それら各入出力端子3a,3b,3c は、回路基板上に形成されたマイクロストリップライン4a,4b,4cにハン ダ付けその他の手段で電気的に接続される。 中空容器2の長手方向両側面には、それぞれ外方に向けて突出する取付端子5 が複数個設けられており、その取付端子5を介してネジ止め等にて上記ダイプレ クサが回路基板上に固定され、さらにその取付端子5を介してダイプレクサがア ースされる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように、ダイプレクサの小型化にともない、入出力端子3a,3b,3 cと、取付端子5との間隔dが非常に短くなる。すると、入出力端子3a,3b ,3cを、マイクロストリップライン4a,4b,4cにハンダ付けする際に、 そのハンダが取付端子5上にも位置し、入出力端子3a,3b,3c或いはマイ クロストリップライン4a,4b,4cと取付端子5とが導通状態となり、不良 品となるおそれがある。
【0005】 ダイプレクサの小型化にともない、マイクロストリップライン4a,4b,4 cの幅に比較して、入出力端子3a,3b,3cの寸法形状が小さくなるととも に、上記のように、各入出力端子3a,3b,3cの周囲には取付端子5が近接 配置されているため、図示するように、マイクロストリップライン4a,4b, 4cの先端部を先細り状にしなければならなくなる。特に、中央の入出力端子4 bの突出方向と同一の配線方向を有する中央のマイクロストリップライン4bが 顕著になる。しかし、このようにマイクロストリップライン4a,4b,4cの 先端を先細り状にすると、接続する入出力端子3a,3b,3cとの間でインピ ーダンスマッチングがとれなくなり、性能が低下するという問題もある。
【0006】 取付端子5の形状も小さくなるため、取付作業が煩雑となるばかりでなく、接 触面積が小さいため、取付強度が弱くなるという問題も生じる。 本考案は上記した背景に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、取 り付け作業が容易で、入出力端子とマイクロストリップラインとの接合が容易か つ正確に行うことができるとともに、両者間でのインピーダンスマッチングも確 実にとることのできるダイプレクサを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するため、本考案に係るダイプレクサでは、容器内に複数 の誘電体共振器を備え、その容器の側面にそれら各誘電体共振器に連繋されるア ンテナ用端子並びに複数の送受信用端子が設けられ、それら各端子を介して基板 上のマイクロストリップラインと接続可能なダイプレクサにおいて、前記複数の 送受信用端子を前記アンテナ用端子と異なる前記容器の側面に設けた。
【0008】
【作用】
容器の側面に設けた各端子が容器の側面上で分散配置され、各端子間の間隔が 広くなっている。 従って、それら各端子を、ダイプレクサを装着する回路基板上のマイクロスト リップラインに対してハンダ付け等にて接続する際に、比較的多量のハンダを用 いても、そのハンダを介して他の端子と導通状態となることがない。 また、通常係るダイプレクサには、その側面に基板上への取付端子が突出配置 されているが、上記のごとく入出力端子間の間隔が広くなったことから、取付端 子の設置も容易になり、上記ハンダ付けの際に上記各端子と取付端子とが導通状 態になることもない。
【0009】
【実施例】
以下、本考案に係るダイプレクサの好適な実施例を添付図面を参照にして詳述 する。 図1は本考案の一実施例を示す平面図であり、図2は係るダイプレクサを回路 基板上に実装した状態を示す平面図である。
【0010】 同図に示すように、本考案のダイプレクサは、中空の細長矩形状の容器10内 に3つの誘電体共振器12,14,16が配設されている。この3つの誘電体共 振器12,14,16は、共に円筒状に形成され、各軸心が平行に配置されてお り、その軸方向の長さは、たとえば5mm程度となっている。
【0011】 中央の誘電体共振器14の一端に連結されたリード線18は、そのまま真っ直 ぐに延びて容器10の長手方向側面に配設されたアンテナ用端子20に連結され ている。そして、左右の誘電体共振器12,16の一端に連結されたリード線2 2,24は、それぞれ各誘電体共振器12,16の周囲を迂回して、容器10の 短手方向両側面にそれぞれ配設された送信用端子26並びに受信用端子28に接 続されている。すなわち、本例では、3つの側面にそれぞれ端子20,26,2 8が1個づつ設けられている。 そして、上記各端子20,26,28は、それぞれ取り付けられた側面に対し 、直交する外方向に向かって突出配置されている。
【0012】 容器10の長手方向両側面には、その両端部等に取付端子30が配設されてい る。本例では、上述のように各側面にアンテナ用端子20、送信用端子26並び に受信用端子28を1個づつ設けたことより、アンテナ用の端子20を設けた容 器10の長手方向側面の空きスペースが大くなり、上記各取付端子30も比較的 広幅に形成することができる。尚、本例で、ダイプレクサの回路基板への取付強 度を向上させるために、入出力端子を設けていない容器10の長手方向他方の側 面の中央部位にも取付端子30を設けている。
【0013】 ここで、上記実施例のダイプレクサを実際に回路基板上に実装する例について 説明すると、図2に示すように、回路基板32上には、その回路基板32の側縁 に形成されたアンテナ用のコネクター34に一端が接続され、他端が内方に向か って延びる幅約3mm弱のマイクロストリップライン36並びにそのマイクロス トリップライン34と直交方向に延びる幅約3mm弱の2つのマイクロストリッ プライン38,40などが形成されており、その2つのマイクロストリップライ ン38,40の他端は、90度折曲されて図示省略の送受信回路に接続されてい る。
【0014】 上記3つのマイクロストリップライン36,38,40の交差部位に、上記ダ イプレクサが装着されるのであるが、その装着に際し3つの端子20,26,2 8を3つのマイクロストリップライン36,38,40に当接状態でダイプレク サを配置し、各接合部位をハンダ付け等にて電気的に接続一体化する。 このとき、端子20,26,28が設けられた各側面は、同一面内に他の端子 がなく、しかも本例では、取付端子30を面積の広い長手方向両側面に形成した ため、たとえ多量のハンダを使用したり、所望の位置から少しずれた位置にハン ダ付けを行ったとしても他の端子等と導通状態となることがない。 また同様の理由から、マイクロストリップラインも、接続する入出力端子との 間で所望のインピーダンスマッチングを取ることのできる比較的広幅に形成する ことができる。
【0015】 一方、ネジ等を用い、取付端子30を介してダイプレクサを回路基板32に機 械的に固定する。このとき、上述のごとく取付端子30は広幅に形成されている ため、固定箇所の強度が増し、取付端子30部位での破損がなくなり、確実にダ イプレクサを固定できる。さらに、本実施例では、容器10の長手方向両側面の 両端部にそれぞれ取付端子30を設けたため、容器10がその両端部で固定され ることになり、より強度が向上する。
【0016】
【考案の効果】
以上のように、本考案に係るダイプレクサでは、送受信用端子の容器における 取付側面をアンテナ用端子と異なる面にしたため、容器の側面におけるアンテナ 用端子の周囲の空きスペースが大きくなる。従って誘電体共振器に接続された各 端子をマイクロストリップラインにハンダ付きなどにて接続する際に、誤って他 の端子等と導通状態となることがない。また、このように各端子の周囲空間が広 くとれるので、取付作業も簡単になる。 また、このように端子間の距離が広くなるため、マイクロストリップラインの 幅を広くすることができ、接続する入出力端子との間のインピーダンスマッチン グをとりやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るダイプレクサの一実施例を示す一
部破断平面図である。
【図2】図1に示すダイプレクサの使用状態の一例を示
す平面図である
【図3】従来のダイプレクサの使用状態の一例を示す平
面図である。
【符号の説明】
10 容器 12,14,16 誘電体共振器 20,24,26 入出力端子 36,38,40 マイクロストリップライン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器内に複数の誘電体共振器を備え、そ
    の容器の側面にそれら各誘電体共振器に連繋されるアン
    テナ用端子並びに複数の送受信用端子が設けられ、それ
    ら各端子を介して基板上のマイクロストリップラインと
    接続可能なダイプレクサにおいて、前記複数の送受信用
    端子を前記アンテナ用端子と異なる前記容器の側面に設
    けたことを特徴とするダイプレクサ。
JP3065791U 1991-04-05 1991-04-05 ダイプレクサ Pending JPH04119104U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3065791U JPH04119104U (ja) 1991-04-05 1991-04-05 ダイプレクサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3065791U JPH04119104U (ja) 1991-04-05 1991-04-05 ダイプレクサ

Publications (1)

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JPH04119104U true JPH04119104U (ja) 1992-10-26

Family

ID=31914191

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JP3065791U Pending JPH04119104U (ja) 1991-04-05 1991-04-05 ダイプレクサ

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6324702A (ja) * 1986-07-16 1988-02-02 Murata Mfg Co Ltd フイルタ装置
JPS63311801A (ja) * 1987-06-13 1988-12-20 Murata Mfg Co Ltd 誘電体フィルタ装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6324702A (ja) * 1986-07-16 1988-02-02 Murata Mfg Co Ltd フイルタ装置
JPS63311801A (ja) * 1987-06-13 1988-12-20 Murata Mfg Co Ltd 誘電体フィルタ装置

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