JPH04119031A - データ通信システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 フレーム同期ハターンヲ含ムフォーマットのフレームに
よってデータ通信を行うデータ通信システムに関し、 同期引き込みの確実性、および、伝送効率を共に低下さ
せることのないようにすることを目的とし、 フレーム同期パターンヲ含ムフォーマットのフレームに
よってデータ通信を行うデータ通信システムにおいて、
受信側においてフレーム同期が確立していないときは、
長いフレーム同期パターンを含むフレームによりデータ
送信を行い、受信側においてフレーム同期が確立してい
るときは、短いフレーム同期パターンを含むフレームに
よりデータ送信を行うように構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、フレーム同期パターンを含むフォーマットの
フレームによってデータ通信を行うデータ通信システム
に関する。

データをフレーム単位で伝送するデータ通信システムに
おいては、受信側においてフレームの位相を正しく認識
するために、各フレームの先頭にフレーム同期パターン
を含んでいる。

このフレーム同期パターンは、同期引き込みの安全性、
確実性の点からは、長いことが望ましく、また、伝送効
率の点からは短いことが望ましい。

〔従来の技術および発明が解決しようとする課題〕第６
図は、従来のフレームフォーマットにおけるフレーム同
期パターンの位置を示すものである。

従来のフレームフォーマットにおいては、初期引き込み
時、同期確立後等、如何なる状態においても、常にフレ
ーム同期パターンの長さは一定であった。

しかしながら、前述のように、フレーム同期パターンは
、同期引き込みの確実性の点からは、長いことが望まし
く、また、伝送効率の点からは短いことが望ましいが、
常にフレーム同期パターンの長さを一定にして、この２
つの条件を同時に両立させることは困難であるた約、同
期引き込みの安全性、確実性の点を重要視してフレーム
同期パターンを長くすれば伝送効率が低下し、また、伝
送効率の点を重要視してフレーム同期パターンを短くす
れば同期引き込みの安全性、確実性が低下して、擬似同
期引き込み等を起こすという問題があった。

本発明は、上記の問題点に鑑み、なされたもので、同期
引き込みの確実性、および、伝送効率を共に低下させる
ことのないデータ通信システムを提供することを目的と
するものである。

〔課題を解決するたｔの手段〕

第１図、本発明のデータ通信システムの送信側における
基本手順を示す図である。

第１図に示されるように、本発明のデータ通信システム
の送信側においては、初期状態１または受信側における
同期はずれ受信状態２′においては、長いフレーム同期
パターンヲ含むフレームによりデータ送信を行い（３）
、受信側から同期引き込み完了の通知を受信（４′）す
ると、短いフレーム同期パターンを含むフレームにより
データ送信を行う（５）。

第２図は、本発明のデータ通信システムの受信側におけ
る基本手順を示す図である。

第２図に示されるように、本発明のデータ通信システム
の受信側においては、初期状態１または同期はずれを検
出した状態２においては（同期はずれを検出した状態２
においては同期はずれ通知を送信側に送信２′　しだ後
）、長いフレーム同期パターンによる同期引き込みを行
い（３’）、同期引き込み完了を検出４すると、同期引
き込み完了の通知を送信側に送信（４’　）して、短い
フレーム同期パターンによるフレーム同期検出によりデ
ータ受信を行う（５′）。

〔作用〕

第３図は、本発明において使用されるフレームフォーマ
ットにおける可変長フレーム同期パターンを示す図であ
る。第３図に示されるように、本発明においては、同期
引き込み完了までは、極端な例としてフレーム全体がフ
レーム同期パターンである場合を含めて、第３図のＡま
たはＡ′に示されるような長いフレーム同期パターンを
用いて同期引き込みを行い、同期引き込み完了後は、第
３図の已に示されるような短いフレーム同期パターン（
例えば、５ビツト）を用いてフレーム同期検出を行う。

したがって、同期引き込み時には、長いフレーム同期パ
ターンを用いることによって同期引き込みを確実に行え
るようにし、同期引き込み完了後は、短いフレーム同期
パターンによって、データ伝送効率を高めることにより
、同期引き込みの確実性、および、伝送効率を共に低下
させることがなくなる。

〔実施例〕

第４図は、本願発明による同期通信システムの実施例の
構成例の概略を示すものである。

第４図において、１０は送信側装置の本願発明に係わる
部分の構成を示し、２０は受信側装置の本願発明に係わ
る部分の構成を示す。

送信側装置１０において、１１はＦ／Ｆ’パターン生成
部、１２は同期状態監視部、また、受信側装置２０にお
いて、２１はＦ／Ｆ’パターン検出部、２２は同期後方
保護部、２３は同期後方保護部、そして、２４は制御信
号用インターフェイスである。

第４図の構成においては、送信側装置１０と受信側装置
２０との間には、少なくとも、送信側装置１０から受信
側装置２０に到る主信号伝送路３０と、受信側装置２０
から送信側装置１０に到る通信制御信号線３１および３
２が設けられているものとする。

送信側装置１０は、上記の通信制御信号線３１および３
２を介して、受信側装置２０から、それぞれ、同期引込
み完了通知、および、同期はずれ通知を受信し、これら
は、同期状態監視部１２に供給される。

同期状態監視部１２は、前記Ｆ／Ｆ’パターン生成部１
１に対して、Ｆ／Ｆ’切替信号を出力し、Ｆ／Ｆ’パタ
ーン生成部１１は、Ｆ／Ｆ’切替信号の状態に応じて、
長いフレーム同期パターン（第３図のフレームＡにおけ
るフレーム同期パターンＦ）　、または、短いフレーム
同期パターン（第３図のフレームＡにおけるフレーム同
期パターンＦ’）を生成して、受信側装置２０に対して
送信する伝送フレームに挿入する。

同期状態監視部１２は、同期引込み完了通知を受信する
と、Ｆ／Ｆ’切替信号の状態を、上記の短いフレーム同
期パターン（Ｆ′パターン）を挿入させるような状態に
して出力し、初期状態、または、同期はずれ通知を受信
したときは、Ｆ／Ｆ’切替信号の状態を、上記の長いフ
レーム同期パターン（Ｆパターン）を挿入させるような
状態にして出力する。こうして、Ｆ／Ｆ’パターン生成
部１１は、送信側装置１０が同期引込み完了通知を受信
した時ｊま、上記の短いフレーム同期パターン（Ｆ’パ
ターン）を生成して、受信側装置２０に対して送信する
伝送フレームに挿入し、初期状態、または、送信側装置
１０が同期はずれ通知を受信した時は、上記の長し）フ
レーム同期パターン（Ｆパターン）を生成して、受信側
装置２０に対して送信する伝送フレームに挿入する。

受信側装置２０のＦ／Ｆ’パターン検出部２１は、初期
状態、または、後述する同期前方保護部２３からの同期
はずれ検出信号を受信したときは、前述の長いフレーム
同期パターン（Ｆパターン）に基づくフレーム同期パタ
ーン検出を行って、フレーム同期パターンが検出される
と、フレーム同期信号を同期後方保護部２２および同期
前方保護部２３に供給し、後述する同期後方保護部２２
からの同期引込み完了信号を受信したときは、前述の短
いフレーム同期パターン（Ｆ′パターン）に基づくフレ
ーム同期パターン検出を行って、フレーム同期パターン
が検出されると、フレーム同期信号を同期後方保護部２
２および同期前方保護部２３に供給する。

同期後方保護部２２は、Ｆ／Ｆ’パターン検出部２１に
おけるフレーム同期検出が所定の回数正しく行われると
同期引込み完了信号を出力し、同期前方保護部２３は、
同期引込み完了状態において、Ｆ／Ｆ’パターン検出部
２１におけるフレーム同期検出が所定の回数続けて正し
く行われなかったときに、同期はずれ検出信号を出力す
る。上記の同期引込み完了信号および同期はずれ検出信
号は、上記のＦ／Ｆ’パターン検出部２１に供給される
と共に、制御信号用インターフェイス２４を介して、そ
れぞれ、前述の同期引込み完了通知および同期はずれ通
知として、送信側装置１０に伝送される。

第５図は、第４図の構成における処理手順を示す図であ
る。

送信側装置１０は、初期状態においては、上記の長いフ
レーム同期パターン（Ｆパターン）をフレーム同期パタ
ーンとして含む伝送フレームを受信側装置２０に対して
送信し、受信側装置２０のＦ／Ｆ’パターン検出部２１
は、上記の長いフレーム同期パターン（Ｆパターン）を
検出することにより、フレーム同期を検出する。次に、
上記の同期後方保護部２２によって、同期引込み完了が
検出されると、上記の同期引込み完了信号および同期引
込み完了通知によって、送信側のＦ／Ｆ’パターン生成
部１１、受信側のＦ／Ｆ’パターン検出部２１は共に、
短いフレーム同期パターン（Ｆ’パターン）側に切替え
られ、以後、同期はずれが検出されるまでは、短いフレ
ーム同期パターン（Ｆ′パターン）を含むフレームの伝
送、オよび、短いフレーム同期パターン（Ｆ’パターン
）によるフレーム同期検出が行われる。

ここで、もし、受信側の同期前方保護部２３において、
同期はずれが検出されると、前記同期はずれ検出信号お
よび同期はずれ通知によって、送信側のＦ／Ｆ’パター
ン生成部１１、受信側のＦ／Ｆ’パターン検出部２１は
共に、長いフレーム同期パターン（Ｆパターン）側に切
替えられ、再び、同期引込みが完了するまでは、長いフ
レーム同期パターン（Ｆパターン）を含むフレームの伝
送、および、長いフレーム同期パターン（Ｆパターン）
によるフレーム同期検出が行われる。

こうして、本願発明によれば、同期引込みに必要なとき
にのみ、長いフレーム同期パターンが使用され、その他
は、短いフレーム同期パターンが使用されるので、同期
引き込みの確実性、および、伝送効率を共に低下させる
ことがない。

尚、上記の送信側装置１０のＦ／Ｆ’パターン生成部１
１、および、受信側装置２０のＦ／Ｆ’パターン検出部
２１における、長い、および、短いフレーム同期パター
ンの長さは、任意の長さに設定することができる。

〔発明の効果〕

本発明のデータ通信システムによれば、同期号き込みの
確実性、および、伝送効率を共に低下させることがない
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明のデータ通信システムの送信側におけ
る基本手順を示す図、 第２図は、本発明のデータ通信システムの受信側におけ
る基本手順を示す図、 第３図は、本発明において使用されるフレームフォーマ
ットにおける可変長フレーム同期パターンを示す図、 第４図は、本発明の実施例における送信側および受信側
の概略構成を示す図、 第５図は、本発明の実施例における処理手順を示す図、
そして、 第６図は、従来のフレームフォーマットにおけるフレー
ム同期パターンの位置を示す図である。 〔符号の説明〕 １１・・・Ｆ／Ｆ’パターン生成部、１２・・・同期状
態監視部、２１・・・Ｆ／Ｆ’パターン検出部、２２・
・・同期後方保護部、２３・・・同期後方保護部、２４
・・制御信号用インターフェイス、３０・・・主信号伝
送路、３１．３２・・・通信制御信号線。 における基本手順を示す図 第 図 本発明のデータ通信システムの受信側 における基本手順を示す図 第 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、フレーム同期パターンを含むフォーマットのフレー
   ムによってデータ通信を行うデータ通信システムにおい
   て、 受信側においてフレーム同期が確立していないときは、
   長いフレーム同期パターンを含むフレームによりデータ
   送信を行い、受信側においてフレーム同期が確立してい
   るときは、短いフレーム同期パターンを含むフレームに
   よりデータ送信を行うことを特徴とするデータ通信シス
   テム。 ２、フレーム同期パターンを含むフォーマットのフレー
   ムによってデータ通信を行うデータ通信システムにおい
   て、 送信側においては、初期状態（１）または受信側におけ
   る同期はずれ受信状態（２″）においては、長いフレー
   ム同期パターンを含むフレームによりデータ送信を行い
   （３）、受信側から同期引き込み完了の通知を受信（４
   ″）すると、短いフレーム同期パターンを含むフレーム
   によりデータ送信を行い（５）、 受信側においては、初期状態（１）においては、長いフ
   レーム同期パターンによる同期引き込みを行い（３′）
   、また、同期はずれを検出した状態（２）においては、
   同期はずれ通知を送信側に送信（２′）した後、長いフ
   レーム同期パターンによる同期引き込みを行い（３′）
   、同期引き込み完了を検出（４）すると、同期引き込み
   完了の通知を送信側に送信（４′）して、短いフレーム
   同期パターンによるフレーム同期検出によりデータ受信
   を行う（５′）ことを特徴とするデータ通信システム。 ３、前記送信側から前記受信側に到る主信号伝送路（３
   ０）と、前記受信側から前記送信側に到る通信制御信号
   線（３１、３２）が設けられ、前記送信側においては、
   Ｆ／Ｆ′パターン生成部（１１）と、同期状態監視部（
   １２）とを備え、また、前記受信側において、Ｆ／Ｆ′
   パターン検出部（２１）と、同期後方保護部（２２）と
   、同期後方保護部（２３）とを備え、 前記Ｆ／Ｆ′パターン検出部（２１）は、初期状態、ま
   たは、前記同期前方保護部（２３）から同期はずれ検出
   信号を受信したときは、前記長いフレーム同期パターン
   に基づくフレーム同期パターン検出を行い、前記同期後
   方保護部（２２）から同期引込み完了信号を受信したと
   きは、前記短いフレーム同期パターンに基づくフレーム
   同期パターン検出を行って、それぞれ、フレーム同期パ
   ターンが検出されると、フレーム同期信号を前記同期後
   方保護部（２２）および前記同期前方保護部（２３）に
   供給し、 前記同期後方保護部（２２）は、前記Ｆ／Ｆ′パターン
   検出部（２１）におけるフレーム同期パターンの検出が
   所定の回数正しく行われると同期引込み完了信号を出力
   し、 前記同期前方保護部（２３）は、同期引込み完了状態に
   おいて、前記Ｆ／Ｆ′パターン検出部（２１）における
   フレーム同期パターンの検出が所定の回数続けて正しく
   行われなかったときに、同期はずれ検出信号を出力し、 前記同期引込み完了信号および同期はずれ検出信号は、
   前記Ｆ／Ｆ′パターン検出部（２１）に供給される共に
   、前記通信制御信号線（３１、３２）を介して、それぞ
   れ、同期引込み完了通知および同期はずれ通知として、
   前記同期状態監視部（１２）に伝送され、 前記同期状態監視部（１２）は、前記Ｆ／Ｆ′パターン
   生成部（１１）に対して、Ｆ／Ｆ′切替信号を出力し、 前記Ｆ／Ｆ′パターン生成部（１１）は、該Ｆ／Ｆ′切
   替信号の状態に応じて、前記長いフレーム同期パターン
   、または、前記短いフレーム同期パターンを生成して、
   前記受信側に対して送信する伝送フレームに挿入し、 前記同期状態監視部（１２）は、前記同期引込み完了通
   知を受信すると、前記Ｆ／Ｆ′切替信号の状態を、前記
   短いフレーム同期パターンを挿入させるような状態にし
   て出力し、初期状態、または、前記同期はずれ通知を受
   信したときは、前記Ｆ／Ｆ′切替信号の状態を、前記長
   いフレーム同期パターンを挿入させるような状態にして
   出力する請求項２記載の同期通信システム。