JPH04117926A - 電気掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は手持ち状態で操作できる小型の電気掃除機に関
する。

従来の技術 従来、この種の電気掃除機は第２図および第３図に示す
ような構成であった。

すなわち本体３３は本体上部３４と本体下部３５とによ
り構成され、かつ、片手で持つことができるように細長
く形成されている。この本体３３の内部の後方には電動
送風機（図示ぜず）が収められ、前方には集塵部３１を
設けている。この集塵部３１は集塵用紙袋（図示せず）
を内蔵し、集塵部カバー３２で覆われている。本体３３
の後端にはとっ手３６が設けられ、このとっ手３６は伸
縮自在に構成され、具体的には本体３３に対し出入する
引出しガイドとなる２本のパイプ３７をもち、ストッパ
３８によって係止される位置まで引き出しできるように
なっている。前記とっ手６を本体３３に接合したときは
掃除機全体が短小となり、ソファ−など身体に近いもの
を掃除するのに便利であり、とっ手６を伸ばしたときは
掃除機全体が長くなって、窓のサツシなと近づけないも
のを清掃するのに便利となるようにしている。なお本体
先端には吸塵用のノズル３９を設けている。

また、集塵部カバー３２には集塵量を示す吸込力メータ
４０が設置されている。

発明が解決しようとする課題 このような従来の電気掃除機は、通常、片手４１でとっ
手３６をにぎり、他方の手４２で本体３３を支えるよう
な使用状態となる。しがし、重い電動送風機が収納され
ている本体は重量が約３〜５ｋｇもあり、手４２で本体
３３を支えていると掃除中に手４２が滑ったりして本体
３３を落下させたり、最悪の場合はノズル３９がら床面
（掃除面）に落下することにより、床面やノズル３９を
損傷させることがあり、確実な本体３３の保持が困難で
あるという課題があった。

本発明はこのような課題を解決するもので、操作中に手
が滑らなくて、取扱い易い小型の電気掃除機を提供する
ことを目的とするものである。

課題を解決するだめの手段 この課題を解決するために本発明は、本体の後端に引出
し自在なとっ手を設けた電気掃除機において、本体の底
部に指かけ用の凹部を形成した構成としたものである。

作用 この構成により、本体底面に設けられた凹部に片方の手
の指をかけることにより、本体の片手支持が確実となり
、掃除中に手が滑ることはない。

実施例 第１図に本発明の一実施例の電気掃除機の構成を示す。

図示のように、本体は上部本体］３と下部本体３とで構
成され、全体として片手で持つことができるように細長
く、かつ小型な形状上している。

前記本体の前端には吸気口８が設けられ、この吸気口８
にノズル７を着脱自在にはめ合せてあり、また吸気口８
には気密にするためのパツキン９を設けている。本体の
内部で、かつ先方部には集塵部６が設けられ、ここに集
塵袋１を収めてあり、この集塵袋１の口芯２は、本体内
の取付リブ５によって保持されるようになっている。そ
して本体には前記集塵袋１に対応して集塵箱蓋４を着脱
自在に設けている。

本体内の中心より後方には電動送風機１ｏと、コード巻
取り装置１４が設けられている。前記電動送風機１０の
吸込側は集塵袋１の後方に位置する隔壁１９に設けた吸
込孔２ｏに対向し、周囲は前部支持ゴム１１で支持され
ている。また、電動送風機１０の後部は後部支持ゴム１
２を介して本体に支持されている。コード巻取り装置１
４は軸部１５をもち、回転自在となっている。本体の後
部にはスイッチ１６が設けられ、またとっ手１７がバイ
ブ１８を介して引出し自在に設けられている。

本実施例の電気掃除機の特徴的な構成は前方凹部２１七
後方凹部２２を本体に設けたこ七にあり、具体的には、
前方凹部２１は本体の前方部の集塵部６の後方下部に設
けられ、後方凹部２２は、本体の後方部に位置する電動
送風機の後方下部に設けられている。そして、前方凹部
２１および後方凹部２２は断面三角状になっており、ま
た縁部にそれぞれ、指がけリブ２３，２４を設けている
。

次に使用状態を説明する。片手２５でとっ手１７を持ち
他方の手の指２６を前方凹部２１または後方凹部２２の
指かけリブ２３または２４にかけて本体３を支持する。

このように指をかけることにより本体の支持が確実とな
り、楽に掃除ができる。また、前方凹部２１と後方凹部
２２は略三角形状の断面を有しており、集塵袋１後方お
よび電動送風機１０の後方のデッドスペースを有効に利
用し本体を大きくせずに初期の目的を達成するようにし
ている。

発明の効果 前記実施例の説明より明らかなように、本発明の電気掃
除機は本体の後部に引出し自在なとっ手をもつ構成であ
って、本体の底面に凹部を設けたため前記凹部に指をか
けて本体の支持が確実となり、楽に掃除が可能となる。

また本体の底面に凹部を設けたため通常の状態では凹部
が見えにくく、したがって外観を損うことがない。

また、凹部は２カ所に設けられ、とっ手を縮めた状態と
伸ばした状態のそれぞれに対応して指をかけて安定に本
体を持つことができる。さらに凹部は集塵袋および電動
送風機の後方に各々設けられており、デッドスペースを
有効活用することで本体を大きくせずに初期の目的が達
成できるとともに、凹部が略三角形状の断面を有してい
るため、集塵袋や電動送風機に凹部の内壁が当接せずさ
らに本体が大きくならなくてすむ効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の電気掃除機の断面図、第２
図および第３図はそれぞれ従来例の電気掃除機の斜視図
である。 １・・・・・・集塵袋、６・・・・・・集悪部、１０・
・・・・・電動送風機、２１・・・・・・前方凹部、２
２・・・・・・後方凹部、２３．２４・・・・・・指か
け部。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）集塵部と電動送風機を内蔵する本体の後方に引出
   し自在なとっ手を設け、前記本体の底面に指かけ用の凹
   部を形成した電気掃除機。
2. （２）本体底面の２カ所に凹部を設けた請求項１記載の
   電気掃除機。
3. （３）凹部の下方は、集塵部の後方下部に、もう一方は
   電動送風機の後方下部に設けた請求項２記載の電気掃除
   機。
4. （４）凹部は略三角状の断面を有する形状に形成され、
   縁に指かけ用リブを有する請求項１記載の電気掃除機。