JPH0411788A - 半導体受光装置 - Google Patents

半導体受光装置

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JPH0411788A
JPH0411788A JP2114785A JP11478590A JPH0411788A JP H0411788 A JPH0411788 A JP H0411788A JP 2114785 A JP2114785 A JP 2114785A JP 11478590 A JP11478590 A JP 11478590A JP H0411788 A JPH0411788 A JP H0411788A
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JP
Japan
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layer
region
conductivity type
inp
light absorption
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JP2114785A
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English (en)
Inventor
Misao Hironaka
美佐夫 廣中
Akira Hattori
亮 服部
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、半導体装置に係り、特に暗電流の小さなフ
ォ(・ダイオード(Photo Diode :以下、
PDと略す)に関するものである。
〔従来の技術〕
第2図は従来のI n P G a A sプレーナ型
PDの代表的な構造を示す図で、第2図(a)は平面図
、第2図(b)は、第2図(a)のA−A断面図である
。第2図において、1はn  −InP基板(以下、単
に基板という。その他の符号についても同様とする。)
、2はこの基板1上に、例えば気相成長法などの結晶成
長法で形成され、ドーバノ1−を含まないアンドープ成
長で、キャリア濃度が室温でI X 10 ”〜lXl
0”/am3程度ノn −−I n Pバッファ層、3
はこのバッファ層2上に同様に連続的に形成され、アン
ドープ成長でキャリア濃度N7が1×1015/Cff
13程度以下となるようにコントロールされたn−−I
nGaAs光吸収層、4はこの光吸収層3上に同様に連
続的に形成され、アンドープ成長で、キャリア濃度が1
×101S〜1×1016/Cffl3程度のnInP
窓層、5はこの窓層4側から前記光吸収層3へ約0.5
μm進入するように選択的に、例えばZnなどのアクセ
プタを拡散し、導電型が結晶成長層のn型からp型へ反
転して得られた導電型反転領域、8は前記窓層4および
導電型反転領域5上に形成され、導電型反転領域5上の
一部に形成された電流取り出し領域(コノタフ1−ホー
ル)を除く他の部分に形成された、例えばシリコン窒化
膜などの絶縁体からなる表面保護層、9は前述したコン
タクトホールで、電流を取り出すためのもので、導電型
反転領域5の一部の領域上の前記表面保護層8に部分的
に形成されている。10は前記コノタフ1−ホール9を
介して前記導電型反転領域5に接触するp電極、11は
前記基板1に接触するn電極、51は前記導電型反転領
域5を窓層4側から見た場合の外周線、101は前記p
電極10を前記窓層4側から見た場合の外周線である。
次に動作について説明する。
一般的にInP基板1上に結晶成長され、格子定数がI
nPに合ったInGaAs層のバンドギャップ波長λ、
は、^、≧1.67μmであり、方、InPてはλ8≧
0.93μmであるので、第2図に示したブし−ナ型の
PDの波長感度は、λ≧1.0〜1.6μm帯にある。
そこで、入射光の波長が1.3μmの場合の動作を説明
する。PDは一般的に無バイアスまたは逆バイアス状態
で使用されるので、p電極10は、n電極11に対して
印加電圧セロまたは負電圧(−5〜−10V)が印加さ
れる。したがって、導電型反転領域5は窓層4、光吸収
層3に対して同電位もしくは逆バイアス状態となるため
、導電型反転領域5の周囲のpn接合近傍には空乏層が
形成される。この空乏層の大きさは、pn接合の場合、
一般的にキャリア濃度の低い側へ大きく広がり、光吸収
層3のキャリア濃度N、がlXl0”/am3以下に低
くしであるため、無バイアス状態でも2〜3μm程度の
大きさとなり、表面保護層8を介して導電型反転領域5
へ入射した光は、主に光吸収層3へ吸収され、特に光吸
収層3中の空乏層へ吸収された光は、電子−正孔対を生
じた場合、空乏層内の空間電荷による電界によってドリ
フト電流となり、p電極10.n電極11を介して外部
回路へ光電流として観測されるため、キャリア濃度N丁
を低くして空乏層を広くすることで、光電変換効率の高
いPDを得ることができる。
次に、暗電流特性に関して述へる。暗電流とは、一般的
に入射光がゼロの場合の特定の逆バイアス電圧における
逆方向電流のことで、要因としては、0表面リーク電流
、■結晶欠陥等による内部リク電流に主に大別されるが
、中でも■の表面リク電流がもっとも多いとされている
。表面リーク電流が大きくなる原因として考えられるも
のは、特に電界の集中するpn接合部分、すなわち、第
2図(a)に示した外周線51での異物付着、可動イオ
ノや不純物付着、結晶欠陥等であり。製造プロセスの無
しん化汚染源排除2結晶成長技術の向上等の改善を行う
ことで対処している。したがって、上述の原因による表
面リーク電流の増大は、PD特性、特にV−I特性の不
安定性を招き、信頼性を悪くする主要な要因とされてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のように構成された従来のゴし−ナ
型PDは、暗電流の増加を起こし、信頼性悪化を招く表
面リーク電流の低減には、上述の通りの対策が考えられ
るが、現実的に完全な表面状態を得ることは困難で、受
光径、すなわち導電型反転領域5の表面保護層8側から
見た面積の大きいPDの場合はどPN接合となる外周線
51の大きさが太き(なるため、表面リーク電流が大き
くなり、暗電流が大きくなるといった問題がある。
この発明は、上述のような問題点を解決するためになさ
れたもので、受光径の大きなPDでも、暗電流の小さい
半導体受光装置を得ることを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る半導体受光装置は、第1の導電型を有す
るInP基板と、このInP基板上に直接もしくは第1
の導電型を有するInPバッファ層を介して積層された
第1の導電型を有する光吸収動作用のInGaAs光吸
収層と、このInGaAs光吸収層上に積層された第1
の導電型を有するInP窓層と、このInP窓層の表面
側から少なくともInGaAs光吸収層に達する深さで
、かつInP窓層の主面の少なくとも一部分の領域に形
成された第2の導電型を有する導電型反転領域と、In
P窓層の表面側から、少な(とも導電型反転領域の深さ
よりも浅い深さで、かつInP窓層の主面上、導電型反
転領域の一部の領域である電流取り出し領域を除く他の
領域に形成された高抵抗領域と、電流取り出し領域を除
く、InP窓層上の他の領域に形成された表面保護膜と
、電流取り出し領域上に直接もしくは第2の導電型を有
するInGaAsもしく(よInGaAsPからなるオ
ーミックコノタクト層を介して電気的に導通する第1の
電極と、InP基板上に電気的に導通する第2の電極と
を備えたものである。
〔作用〕
この発明においては、窓層表面に存在するpn接合とな
る外周線の長さを受光径の大きなPDの場きても小さく
てきることによって、表面リーク電流を小さくでき、し
たがって暗電流が小さ(なる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を第1図について説明する。
第1図(、)   (b)はこの発明の半導体受光装置
の一実施例を示す図で、第1図(a)は平面図、第1図
(b)は、第1図(a)のA−A断面図である。第1図
において、第2図と同一符号は同一部分を示し、6は前
記導電型反転領域5を形成した後、同様な手順で今度は
Fe元素単体もしくはFe元素を含む化合物の拡散を導
電型反転領域5内の一部の領域を除いて、窓層4の表面
側かう浅く、例えば0.2〜0.5μm程度拡散するこ
とによって新たに形成された高抵抗領域、52は第2図
の外周線101と同様にp電極1oの外周線を示すとと
もに、高抵抗領域6の内周線を示す。
上記のようなPDにおいても、従来のものと同様p電極
1oにn電極11に対して印加電圧上口もしくは負電圧
を印加し、1.3μm程度の波長の光を表面保護層8上
から導電型反転領域5に入射すると、光吸収層3に吸収
された光は、キャリアを生し、特に導電型反転領域5と
光吸収層3との界面近辺に発生する空乏層内で生じたキ
ャリアは、空乏層内の電界にょるドリフト電流となり、
外部回路に観測される。
この発明におけるPDは、導電型反転領域5゜窓層4の
一部にFe元素の拡散によって形成された高抵抗領域6
が新たに形成しであるが、入射光は波長が約1.3μm
であり、窓層4のバンドギャップが広<、1.sμmの
波長の光に対しては透明であるため、何ら影響はなく、
受光領域としては従来のPDと変わらず、第1図(、)
に示した外周線51に囲まれた内側の領域のうち、p電
極10の外周線52に囲まれた内側の領域を除いた領域
となる。一方、暗電流特性を悪化させ、信頼性を悪くす
る原因となる表面リーク電流の主要な発生源である表面
に形成されたpn接合の長さは、従来のPDが第2図(
a)の外周線51であるのに比へ、この発明のPDは第
1図(a)の外周線52であるため、同し受光径を有す
るPDの場合でも、表面に形成されたpn接合の長さを
大幅に小さくすることができる。
なお、上記実施例では、高抵抗領域6の形成方法として
Fe元素の拡散を用いt:場合を説明したが、Fe元i
のイオウ注入や、Fe元素をトーハノトとじた液相や気
相により結晶成長を用いた方法でもよく、同し目的と結
果を与える。また、基板1ばn型として説明したが、p
型でも良く、以下、他の部分の導電型は全て反対導電型
とすることも可能であることはいうまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明は、第1の導電型を有す
るInP基板と、このInP基板上に直接もしくは第1
の導電型を有するInPバッファ層を介して積層された
第1の導電導電型を有する光吸収動作用のI nGaA
s光吸収層と、このInGaAs光吸収層上に積層され
た第1の導電型を有するInP窓層と、乙のInP窓層
の表面側から少なくともInGaAs光吸収層に達する
深さで、かつInP窓層の主面の少なくとも一部分の領
域に形成された第2の導電型を有する導電型反転領域と
、InP窓層の表面側から、少なくとも導電型反転領域
の深さよりも浅い深さで、かつInP窓層の主面上、導
電型反転領域の一部の領域である電流取り出し領域を除
く他の領域に形成された高抵抗領域と、電流取り出し領
域を除く、InP窓層上の他の領域に形成された表面保
護膜と、電流取り出し領域上に直接もしくは第2の導電
型を有するInGaAsもしくはInGaAsPからな
るオーミックコンタクト層を介して電気的に導通する第
1の電極と、InP基板上に電気的に導通する第2の電
極とを備えたので、窓層表面に形成されたpn接合の長
さは、受光径の大きな場合でも大幅に小さくすることが
でき、表面リーク電流の大きさはpn接合の長さに比例
するためZ表面リーク電流を小さくすることができ、暗
電流を減少させ、信頼性を向上させる効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図(a)、(b)はこの発明の一実施例を示す図で
、第1図(a3は半導体受光装置の平面図、第1図(b
)は、第1図(a)の断面図、第2図(a)   (b
)は従来の半導体受光装置を示す図で、第1図(a)、
(b)と同様な平面図および断面図である。 図において、1はn”−InP基板、2はnInPバ、
ソファ層、3はn−−InGaAs光吸収層、4はn−
−InP窓層、5は導電型反転領域、6ば高抵抗領域、
8は表面保護層、9はコラタフ!・ホール、10はp電
極、11はn電極、51.52はそれぞれ外周線である
。 なお、各図中の同一符号は同一または相当部分を示す。 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  第1の導電型を有するInP基板と、このInP基板
    上に直接もしくは第1の導電型を有するInPバッファ
    層を介して積層された第1の導電型を有する光吸収動作
    用のInGaAs光吸収層と、このInGaAs光吸収
    層上に積層された第1の導電型を有するInP窓層と、
    このInP窓層の表面側から少なくとも前記InGaA
    s光吸収層に達する深さで、かつ前記InP窓層の主面
    の少なくとも一部分の領域に形成された第2の導電型を
    有する導電型反転領域と、前記InP窓層の表面側から
    、少なくとも前記導電型反転領域の深さよりも浅い深さ
    で、かつ前記InP窓層の主面上、前記導電型反転領域
    の一部の領域である電流取り出し領域を除く他の領域に
    形成された高抵抗領域と、前記電流取り出し領域を除く
    、前記InP窓層上の他の領域に形成された表面保護膜
    と、前記電流取り出し領域上に直接もしくは第2の導電
    型を有するInGaAsもしくはInGaAsPからな
    るオーミックコンタクト層を介して電気的に導通する第
    1の電極と、前記InP基板上に電気的に導通する第2
    の電極とを備えたことを特徴とする半導体受光装置。
JP2114785A 1990-04-28 1990-04-28 半導体受光装置 Pending JPH0411788A (ja)

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