JPH04117359A - 3,4―トランス―4―エチル―1―(置換フェニル)―3―(置換フェニル)ピロリジン―2―オン類の製造方法 - Google Patents

3,4―トランス―4―エチル―1―(置換フェニル)―3―(置換フェニル)ピロリジン―2―オン類の製造方法

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JPH04117359A
JPH04117359A JP2235765A JP23576590A JPH04117359A JP H04117359 A JPH04117359 A JP H04117359A JP 2235765 A JP2235765 A JP 2235765A JP 23576590 A JP23576590 A JP 23576590A JP H04117359 A JPH04117359 A JP H04117359A
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substituted phenyl
pyrrolidin
ethyl
trans
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JP2235765A
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Koichi Moriyasu
森安 宏一
Kanji Tomitani
冨谷 完治
Toru Miura
徹 三浦
Kengo Oda
小田 研悟
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、3.4− )ランス−4−エチル−1−(置
換フェニル)−3−(置換フェニル)ピロリジン−2−
オン類の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
ある種のピロリジン−2−オン誘導体が除草活性を有す
ることは特開昭52−89666号公報、特開昭581
54558号公報あるいは特開昭60−58960号公
報等に記載されている。しかしながらこれらの化合物頻
は、除草剤として使用した場合比較的多量の薬量を必要
とし、特にこれらの化合物を水田で用いた場合、一部の
有害雑草に有効な薬量でイネに対して甚大な薬害を及ぼ
す欠点を有している。
〔発明が解決しようとするiJI!り 本発明者らは、水田及び畑作において有用作物に害を与
えず、しかも低薬量で有害雑草に効果を有する化合物を
提供すべく鋭意検討し、第1表に示す一般式(1) (式中、R1は水素原子、フッ素原子または塩素原子を
示し、R2はトルフルオロメチル基、低級ハロアルコキ
シ基、低級ハロアルキルチオ基、低級アルキル基、低級
アルコキシ基またはハロゲン原子を示し、Xは水素原子
、フン素原子、塩素原子、臭素原子、トリフルオロメチ
ル基、低級アルキル基、シアノ基を示し、nは1または
2であって×で表わされる置換基の数を示し、n=2に
おける×は同一であっても異なっていてもよい、)で表
わされる3−エチル−1−(If換フェニル)−3−(
置換フェニル)ピロリジン−2−オン類が、前述の問題
点を解決する化合物であることを見出し、先に出願した
一般式(1)の3−エチル−1−(置換フェニル)−3
(置換フェニル)ピロリジン−2−オン類を有効成分と
して含有する除草剤は、その作用特性として、はとんど
の水田、もしくは畑地で問題となる有害雑草、例えば水
田雑草のノビエ等のイネ科雑草、カヤツリグサ、ホタル
イ等のカヤツリグサ科雑草及びウリカワ等の多年生広葉
雑草、さらに畑地においては、アオビユ、ホトケノザ、
ハコベ等の広葉雑草及びメヒシバ、エンバク等のイネ科
雑草に対して優れた除草効果を有する。一方、有用作物
であるイネ、及びコムギ、トウモロコシ、ダイズ、ワタ
等に対して薬害を示さない。
この化合物にはピロリジン環3.4位の置換基がシス配
置の異性体およびトランス配置の異性体の2種の立体異
性体が存在するが、除草活性はトランス異性体がシス異
性体の数倍高活性である。
しかしながら3−エチル−1−(1換フエニル)−3−
(置換フェニル)ピロリジン−2−オン類を通常の方法
で合成するとトランス異性体とシス異性体の混合物とし
て得られる。このため、高活性のトランス異性体を得る
ためにはシス異性体との分離を要し、高い収率でトラン
ス体を得ることができなかった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、高活性を有するトランス異性体を効率良
く製造する方法につき鋭意検討を行い、シス異性体に塩
基を作用させることによりトランス異性体が得られるこ
とを見出し、本発明に到達した。
即ち、本発明は一般式(1) (式中、R1は水素原子、フッ素原子または塩素原子を
示し、R2はトルフルオロメチル基、低級ハロアルコキ
シ基、低級ハロアルキルチオ基、低級アルキル基、低級
アルコキシ基またはハロゲン原子を示し、Xは水素原子
、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、トリフルオロメチ
ル基、低級アルキル基、シアノ基を示し、nは1または
2であってXで表わされる置換基の数を示し、n・2に
おけるXは同一であっても異なっていてもよい。)で表
わされる4−エチル−1−(置換フェニル)−3−(1
換フエニル)ピロリジン−2−オン類のシス体に塩基を
作用させることを特徴とする4−エチル−1−(置換フ
ェニル)−3−(置換フェニル)ピロリジン−2−オン
類のトランス体の製造方法である。
本発明には塩基の使用が不可欠である。使用する塩基と
しては例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水
酸化リチウム等のアルカリ金属水酸化物類、水酸化カル
シウム、水酸化バリウム等のアルカリ土類金属水酸化物
類、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、リン酸ナト
リウム、リン酸水素ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、亜
硫酸水素ナトリウム、亜硝酸ナトリウム、次亜塩素酸ナ
トリウム、青酸ナトリウム、フォスフイン酸ナトリウ五
等の無機酸のナトリウム塩類、炭酸カリウム、炭酸水素
カリウム、リン酸カリウム、リン酸水素カリウム、亜硫
酸カリウム、亜硫酸水素カリウム、亜硝酸カリウム、次
亜塩素酸カリウム、青酸カリウム、フォスフイン酸カリ
ウム等の無機酸のカリウム塩類、無機酸のリチウム塩類
、金属ナトリウム、金属カリウム等のアルカリ金属類、
水素化ナトリウム、水素化ジイソブチルアルミニウム、
水素化アルミニウムリチウム、水素化アルミニウムナト
リウム、水素化ホウ素リチウム、水素化ホウ素ナトリウ
ム等の金属水素化物類、t−ブトキシカリウム、ナトリ
ウムメトキサイド等のアルコラード類、フェノラート類
、アンモニア、酢酸ナトリウム、蟻酸ナトリウム、蓚酸
ナトリウム、安息香酸ナトリウム等のカルボン酸ナトリ
ウム塩類、酢酸カリウム、蟻酸カリウム、蓚酸カリウム
、安息香酸カリウム等のカルボン酸カリウム塩類、メチ
ルアミン、エチルアミン、ジメチルアミン、ジエチルア
ミン、トリエチルアミン等の脂肪族アミン類、アニリン
、N、N−ジメチルアニリン等の芳香族アミン類、ピリ
ジン、ピコリン、キノリン、18−ジアザビシクロ(5
,4,0)ウンデセン−7(DBU)等の有機塩基類、
クラウンエーテル類、塩基性イオン交換樹脂等が挙げら
れる。また、これらを2種以上組み合わせて用いてもよ
い。これらの内では、安価な水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、炭酸カリウムあるいは水素化ナトリウム、1
.8−ジアザビシクロ(5,4,0)ウンデセン−7(
DBU)等が好ましい。
これら塩基の使用量は塩基の種類によって異なるが、4
−エチル−1−(置換フェニル)−3−(置換フェニル
)ピロリジン−2−オン類1重量部に対シ、通常0.0
01〜1重量部、好ましくは0.旧〜0.5重量部の範
囲である。
塩基を作用する温度は塩基の種類によって異なるが、通
常O〜200°Cの範囲、好ましくは室温〜100°C
の範囲である。
所望に応じ減圧下あるいは加圧下で実施することも可能
であるが、通常そのメリ・7トはなく常圧下で実施する
本発明反応に於いて、通常溶媒が使用される。
溶媒は反応に悪影響を及ぼさない限り特に限定されない
が、例えば、水、メタノール、エタノール、イソプロパ
ツール、エチレングリコール等のアルコール類、ジエチ
ルエーテル、テトラヒドロフラン、エチレングリコール
ジメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエー
テル等のエーテル類、アセトニトリル等のニトリル類、
アセトン等のケトン類、酢酸エチル、酢酸n−ブチル等
のエステル類、n−ヘキサン等の炭化水素類、塩化メチ
レン、クロロホルム、lI2−ジクロロエタン等のハロ
ゲン化炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレン、ク
メン等の芳香族炭化水素類、N、N−ジメチルフォルム
アミド、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、ス
ルホラン、DMS○、DMAc、、HMPA等の非プロ
トン性極性溶媒等が挙げられ、これら溶媒は2種以上を
混合して用いてもよい。
これら溶媒の使用量は、4−エチル、1−(置換フェニ
ル)−3−(置換フェニル)ピロリジン−2−オン類1
重量部に対し、通常0.3〜30重量部、好ましくは1
〜10重量部の範囲である。
4−エチル−1−(置換フェニル)−3−(置換フェニ
ル)ピロリジン−2−オン類は新規化合物であり、■(
2−ブテニル)−N−(置換フェニル)−2−ハロー2
−(置換フェニル)アセタミド類を還元的に環化反応さ
せることにより容易に合成することができる。
この環化反応にを効な環化剤としては、トリブチルチン
ヒドリドに代表されるトリアルキルチンヒドリドが挙げ
られ、−111a的にはベンゼン、トルエン、キシレン
等の芳香族系の溶媒中で反応が行われる。反応温度は5
0〜140°Cが好ましく、より好ましくは60〜90
°Cで、触媒量のα、α−アゾビスイソブチロニトリル
、あるいはペンゾイルバオキサイド等のラジカル発生剤
を反応混液中に加えることで反応が進行する。また、光
を照射するのも有効な手段である。
N−(2−ブテニル)−N−(置換フェニル)−2−ハ
ロー2−(置換フェニル)アセタミド類は、N−(2−
ブテニル)アニリン類とα−ハローフェニル酢酸ハライ
ド類とを反応させ、容易に得ることが出来る。
反応は、無溶媒または不活性溶媒中で行われ、不活性溶
媒としては例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン、ク
ロロベンゼン、ジクロロベンゼン等の芳香族類、塩化メ
チレン、クロロホルム、1.2ジクロロエタン等のハロ
ゲン化炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフ
ラン、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレ
ングリコールジメチルエーテル、ジオキサン等のエーテ
ル類、アセトニトリル等のニトリル類、アセトン等のケ
トン類、酢酸エチル、酢酸n−ブチル等のエステル類、
n−ヘキサン等の炭化水素類、N、N−ジメチルフォル
ムアミド、1.3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、
スルホラン、DMSOS DMAcS HMPA等の非
プロトン性極性溶媒等が挙げられる。反応は、任意の温
度で進行し、またトリエチルアミン、ピリジン、N、N
−ジメチルアニリン、水素化ナトリウム、水素化カリウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウ
ム等の塩基の存在下に反応を行ってもよい。
N−(2−ブテニル)アニリン類は、米国特許4,13
2.713等に記載された方法で製造され、α−ハロフ
ェニル酢酸ハライド類は、マンデル酸誘導体またはフェ
ニル酢酸の誘導体などから、公知の方法で製造すること
ができる。
また、4−エチル−1−(置換フェニル)−3−(置換
フェニル)ピロリジン−2−オン類はN−(2−フチニ
ル)−N−(置換フェニル)−2−ハロー2−(置換フ
ェニル)アセタミド類を触媒存在下に環化して得られる
4(α−ハロエチル)−L(置換フェニル)−3−(2
mフェニル)ピロリジン−2−オン類を還元的に脱ハロ
ゲン化することによっても製造することができる。
このようにして得られる4−エチル−1−(置換フェニ
ル)−3−(i&換フェニル)ピロリジン−2−オン類
はピロリジン環3.4位の立体配座がトランスとシスの
混合物である。
本発明は、このシス体あるいはトランス体とシス体の混
合物より高活性なトランス体を効率良く製造する方法を
提供するものである。
本発明に於いて原料として用いる3、4−シス−4エチ
ル−1−(1mフェニル)−3−(置換フェニル)ピロ
リジン−2−オン類は、単離したシス異性体は勿論、シ
ス異性体とトランス異性体の混合物を用いてもよい、更
に、4−エチル−1−(置換フェニル)−3−(置換フ
ェニル)ピロリジン−2−オン類の製造反応マスあるい
は、後処理中に塩基を作用させてもよい。
本発明の方法により得られた3、4−トランス−4エチ
ル−1−(Inフェニル)−3−(置換フェニル)ピロ
リジン−2−オン類は塩基を中和したのち、常法により
取り出すことができる。
〔実施例及び比較例] 本発明の製造方法を具体的に例を挙げて説明する。
実施例1 34−シス−4−エチル−3−(3−フルオロフェニル
)−1−(3−トリフルオロメチルフェニル)ピロリジ
ン−2−オン35.1 g (0,10mole)をメ
タノール30011fに溶解し、冷却しながら50%水
酸化ナトリウム水溶液20111を加え、室温で5時間
放置した。濃塩酸で中和したのち、大部分のメタノール
を減圧下に留去した。残液を水500 dに注ぎ、酢酸
エチル200 dで2回抽出した。飽和食塩水で洗浄し
、無水硫酸ナトリウムで乾燥したのち溶媒を減圧下に留
去して、3.4−トランス−4−エチル−3−(3−フ
ルオロフェニル)−1−(3−)リフルオロメチルフェ
ニル)ピロリジン−2−オンの白色結晶34.6gを得
た。
HPLCによる純度96%であった。
顛、p、98.5’C〜100.0°CNMR(27叶
七、CDC13)   δ、、s : 0.99(3H
,t、J・7.6&)、1.49〜1.60(IH,m
) 、 1.70〜1.81(IH,m)2.41〜2
.56(IH,m)、3.51(IH,d、J・10.
5比)3.60(IH,t、J=9.5七)、4.04
(18,dd、J=7.8七9.5七)、6.97〜7
.07(3L(イ))、7.31〜7.53(3H鞘)
、7.93〜7.96(2)1.噸)IR(KBr) 
 シen−’: 1700実施例2 3.4−シス−4−エチル−3−(4−フルオロフェニ
ル)1−(3−トリフルオロメチルフェニル)ピロリジ
ン−2−オン17.6 g (0,05Tl1ole 
)、3.4− )ランス−4エチル−3−(4−フルオ
ロフェニル)−1−(3−)リフルオロメチルフェニル
)ピロリジン−2−オン17.6 g(0,055ol
e )を無水テトラヒドロフラン300 mに熔解し、
窒素気流下室温で攪拌しながら60%水素化ナトリウム
5.0gを装入し30分保った。次いで1%塩酸水10
00dに注ぎ、酢酸エチル200111で2回抽出し、
飽和食塩水300m1で洗浄した。減圧下に溶媒を留去
して、3.4− )ランス−4−エチル−3−(4−フ
ルオロフェニル)−1−(3−)リフルオロメチルフェ
ニル)ピロリジン−2−オンの白色結晶33.3gを得
た。HPLCによる純度94%であった。
m、p、82.0’c〜84.0°C NMR(100M)(z、CDC13)   δ2□:
 1.00(3)1. t、r・7七)、1.45〜1
.90(2H,m)、2.20〜2.65(IH,m)
3.49(11,d、J=10 Hz)、3.58(1
8,t、J=8七)4.03(111,dd、J=8±
、9七)、6.96〜7.37(4H,蒙)7.40〜
7.60(2)1.m)、7.80〜8.05(2H,
m)IR(KBr)  vcm−’: 1700実施例
3 N−(2−ブテニル)−N−(4−クロロ−3−トリフ
ルオロメチルフェニル)−2−フロモー2−(3−フル
オロフェニル)アセタミド23.2g (0,055o
le)をトルエン200絨に溶解し、80〜90°Cで
攪拌しながらトリフチルチンヒドリド15+d及びα、
α−アゾビスイソブチロニトリル極微量を加え、1時間
加熱攪拌した。室温に冷却したのち、1.8−ジアザビ
シクロ(54,0)ウンデセン−7(DBU)1.0 
dを加え1時間保った。次いで、10%塩酸100 i
tで洗浄したのちトルエンを留去した。これをアセトニ
トリル300 mに溶解し、n−へキサンで充分洗浄し
たのちアセトニトリルを留去して3.4−トランス−4
−エチル−3−(3−フルオロフェニル)−1−(4−
クロロ−3−トリフルオロメチルフェニル)ピロリジン
−2−オンの白色結晶17.0 gを得た。HPLCに
よる純度95%であった。
一1ρ、131.3°C〜133.2°CNMR(27
0M比、CDC13)   δ、、□: 0.96(3
8,t、J・7.5七)、1.48〜1.65(1N、
m)、1.70〜1.85(III、イ)2.40〜2
.55(IH,m)、3.50(1B、d、J−10,
3HzL3.5? (1)1. t+ J・9.1七)
、4.01(IH,t、J=9.1セ)6.95〜7.
09(38,11)、7.31 〜7.39(IFI、
sL7.50(111,d、J=8.9七)、7.90
(Ill、dd、J・8.9Hz2.4七)、8.0O
(1)I、d、J・2,4 七)IR(にBr)  v
cm−’:  1700実施例4 N−(2−ブテニル)−N−(3−トリフルオロメチル
フェニル)−2−ブロモ−2−(3−クロロフェニル)
アセタミド22.3 g (0,05mole)をトル
エン200 dに溶解し、臭化第一銅3.Og、ジ−n
−ブチルアミン3.Odを加え、攪拌しながら、90〜
100″Cで30分間保った0反応混合液を20%塩酸
に注ぎ、トルエンで抽出した。無水硫酸マグネシウムで
乾燥したのち溶媒を留去し、シリカゲルカラムクロマト
グラフィーを行い、4−(1−ブロモエチル)−3−(
3−クロロフェニル)−1−(3−トリフルオロメチル
フェニル)ピロリジン−2−オンの立体異性体混合物1
9.0gを得た0次いで、この全量を塩酸で飽和した酢
酸300dに溶解し、亜鉛粉末100gを加え、90〜
110°Cで5時間攪拌した。不溶物を濾別し、飽和食
塩水に注いだ、トルエンで抽出したのち、飽和食塩水で
充分に洗浄した。ここに1.8−ジアザビシクロ(5,
4,0)ウンデセン−7(D B U)10.OIll
を加え、1時間室温に放置した。希塩酸水で洗浄し、ト
ルエンを留去して3.4− トランス−4−エチル−3
−(3−クロロフェニル)−1−(3−)リフルオロメ
チルフェニル)ピロリジン−2−オンの白色結晶10.
9 g ヲ得た。HPLCによる純度96%であった。
イ、p、105.9°C〜106.8°CNMR(27
0M±、CDC13)   δpea : 0.99(
3)t、t、J・7.6七)、1.48〜1.65(1
1(、m)、1.70〜1.85(18,覇)2.40
〜2.55(IH,*) 、3.49(IH,d、J=
10.3七)3.60(IH,t、J−9,5Hz)、
4.03(18,dd、J−7,6Hz。
9.5七)、7.10〜7.19(IH,m)、7.2
5〜7.50(5H。
m)、7.92〜7.97(2H,m)IR(KBr)
  シcm−’: 1705比較例1 ト(2−ブテニル)−N−(4−クロロ−3−トリフル
オロメチルフェニル)−2,ブロモ−2,(3−フルオ
ロフェニル)アセタミド23.2g (0,055ol
e)をトルエン200dに溶解し、80〜90°Cで攪
拌しなからトリブチルチンヒドリド15m及びα、α−
アゾビスイソブチロニトリル極微量を加え、1時間加熱
攪拌した。次いでトルエンを留去した。これをアセトニ
トリル300 dに溶解し、n−ヘキサンて充分洗浄し
たのちアセトニトリルを留去して4−エチル−3−(3
−フルオロフェニル)−1−(4−クロロ−3−トリフ
ルオロメチルフェニル)ピロリジン−2−オンの異性体
混合物17.0 gを得た。シリカゲルカラムクロマト
グラフィーを行い、3.4− )ランス−4−エチル−
3−(3−フルオロフェニル)4−(4−クロロ−3−
)+Jフルオロメチルフェニル)ピロリジン−2−オン
9.2g及ヒ3.4−シスー4−エチル−3−(3−フ
ルオロフェニル)−1−(4−クロロ−3−トリフルオ
ロメチルフェニル)ピロリジン−2−オン3.5gを得
た。
比較例2 DBUを加えない以外、実施例−4と同様に反応及び処
理をして4−エチル−3−(3−クロロフェニル)−1
−(3−)リフルオロメチルフェニル)ピロリジン−2
−オンの異性体混合物10.6gを得た。シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーを行い、3.4’−トランス−
4,エチル−3−(3−クロロフェニル)−1−(3−
トリフルオロメチルフェニル)ピロリジン−2−オン6
.8g及び3.4−シス−4−エチル−3−(3−クロ
ロフェニル)’−1−(3−トリフルオロメチルフェニ
ル)ピロリジン−2−オン3.3gを得た。
〔参考例〕
N−(2−ブテニル)−N−(置換フェニル)−2−ハ
ロー2(置換フェニル)アセタミド類、N−(2−ブテ
ニルル)アニリン類及びα−ハローフェニル酢酸ハライ
ド類の合成例を参考例として示す。
参考例I N−(2−ブテニル)−N−(3−)リフルオロメチル
フェニJリー2−ブロモ−2−(3−クロロフェニル)
アセタミドの合成 トルエン40aff中、N2(2−ブテニル)−N−(
3−)リフルオロメチルフェニル)アミン2.2gに、
2−ブロモ−2−(3−クロロフェニル)アセチルクロ
リド3、Ogを、攪拌しながら室温付近で徐々に滴下し
た。更に、20分間攪拌を行ったのち、析出した不溶物
を濾別して、トルエンで希釈した。トルエン溶液を飽和
重曹水及び飽和食塩水で充分に洗浄した。無水硫酸ナト
リウムで乾燥し、溶媒を留去して目的の油状物を定量的
に得た。
参考例2 N−(2−ブテニル)−N−(3−トリフルオロメチル
フェニル)アミンの合成 ジメチルホルムアミド30d中、3−アミノベンシトリ
フルオライド1.6gに、無水炭酸カリウム1.4g及
び1−クロ0.2−ブテン1.Ogを加え、70〜90
°Cで2時間攪拌した。炭酸カリウムを濾別し、飽和食
塩水10抛lを加え、トルエンで抽出した。
無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を留去したのちシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーを行い、目的の化合物
1.4gを得た。
参考例3 2−ブロモ−2−(3−クロロフェニル)アセチルクロ
リドの合成 3−クロロフェニル酢酸17.1gに、塩化チオニル1
4gを加え、攪拌下で加熱還流しながら、臭素18gを
滴下した。滴下終了後、30時間加熱還流を続けた。冷
却後、エバポレーターで濃縮し、目的の化合物を定量的
に得た。
本発明に係わる一般式(I)で表わされる化合物の例を
第1表に示す、また、本発明に係わる一般式(1)で表
わされる化合物が優れた除草活性を示すことを参考試験
例をあげて説明する。
参考試験例1 湛水土壌処理試験(発生前処理)115
000アールワグネルボツトに土壌を詰め、タイヌビエ
、ホタルイ、ウリカワ、コナギ、ミズガヤツリの種子、
または塊茎を播種して湛水状態とした。これに予め育苗
しておいた水稲苗(2〜3葉期)2本を1株とし、その
2株を移植して、温室内で生育させた。1日後(雑草発
生前に)、供試化合物の所定量を、粒剤の型で処理し、
30日後に雑草の生育状況、及び水稲に対する薬害状況
を観察調査した。その結果を第2表に示した。
表中、被検植物の被害程度、及び水稲に対する薬害程度
は、植物の生育状態を無処理の場合と比較し、以下の基
準で表示した。
表示 対無処理区風乾重比で示した生育率(χ)5  
  0〜5   (枯死) 4    6〜10(品書) 3     11〜40(中寄) 2    41〜70(小書) 1    71〜90(僅少害) 091〜100(無害) なお、比較化合物A、Bは下記の化合物を表わす。(試
験例2〜3も同様) A : 1−(3−トリフルオロメチルフェニル)−3
−クロロ−4−クロロメチル−2−ピロリジノンB:1
−アリルー3−クロロ−4−クロロメチルピロリジン−
2−チオン また粒剤は以下のようにして調製した。
微粉砕した4−エチル−1−(置換フェニル)−3−(
置換フェニル)ピロリジン−2−オン類;1重量部、ネ
オペレックス(商品名、花王製、ドデシルヘンゼンスル
ホン酸ナトリウム)=2重量部、サンエキスP252 
 (商品名、山陽国策バルブ製;リグニンスルホン酸ナ
トリウム):2重量部、ベントナイトエフ2重量部およ
びタルク:23重量部をよく混合した後、適当量の水を
加えて湿潤させ、次に小型射出成形機で押し出し、造粒
した。これを30〜60°Cで風乾し解砕した後、製粒
機で0.3〜2IIfflに製粒して粒剤を得た。
〔発明の効果] 本発明は、除草剤として有用な3.4− トランス−4
エチル−1−(IIIフェニル)−3−(2mフェニル
)ピロリジン−2−オン類の効率的な製造方法を提供す
るものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1は水素原子、フッ素原子または塩素原子
    を示し、R^2はトルフルオロメチル基、低級ハロアル
    コキシ基、低級ハロアルキルチオ基、低級アルキル基、
    低級アルコキシ基またはハロゲン原子を示し、Xは水素
    原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、トリフルオロ
    メチル基、低級アルキル基、シアノ基を示し、nは1ま
    たは2であってXで表わされる置換基の数を示し、n=
    2におけるXは同一であっても異なっていてもよい。)
    で表わされる4−エチル−1−(置換フェニル)−3−
    (置換フェニル)ピロリジン−2−オン類の3,4−シ
    ス体に塩基を作用させることを特徴とする4−エチル−
    1−(置換フェニル)−3−(置換フェニル)ピロリジ
    ン−2−オン類の3,4−トランス体の製造方法。
  2. (2)4−エチル−1−(置換フェニル)−3−(置換
    フェニル)ピロリジン−2−オン類の3,4−シス体が
    4−エチル−1−(置換フェニル)−3−(置換フェニ
    ル)ピロリジン−2−オン類のトランス体を含む混合物
    である請求項1記載の方法。
JP2235765A 1990-09-07 1990-09-07 3,4―トランス―4―エチル―1―(置換フェニル)―3―(置換フェニル)ピロリジン―2―オン類の製造方法 Pending JPH04117359A (ja)

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