JPH04116529U - 物品支持装置 - Google Patents

物品支持装置

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JPH04116529U
JPH04116529U JP4200791U JP4200791U JPH04116529U JP H04116529 U JPH04116529 U JP H04116529U JP 4200791 U JP4200791 U JP 4200791U JP 4200791 U JP4200791 U JP 4200791U JP H04116529 U JPH04116529 U JP H04116529U
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JP
Japan
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metal fitting
support
stopper
fitting
bracket
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JP4200791U
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JPH0716823Y2 (ja
Inventor
基次 佐々木
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有限会社ベスト青梅
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】手摺り等を必要時に引出し、不使用時に格納で
きる物品支持装置を提供する。 【構成】物品を取付けた支受金具20のシャフトに壁面
取付用ブラケット10とストッパー金具30を摺動可能
に枢着し、ブラケット10の側面に設けた複数個の係止
部15,16と支受金具20の側面に設けた係止部27
を対設し、ストッパー金具30と支受金具20に係合部
25を対設すると共に、ストッパー金具30に該係合部
25で支受金具20の軸方向移動をロックする付勢手段
を設けたものである。これによりストリッパー金具を弾
性に抗して回動して支受金具とのロックを解除し、支受
金具を移動してブラケツトとの係止を外す。次いで支受
金具を所望角度回動した後、再び支受金具を前記と逆に
移動すればブラケットと係止すると共に、ストッパー金
具は再び支受金具をロックし、支受金具に取付けた物品
を所望角度位置に、確実堅牢に保持することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、一般住宅、事業所等の建築物内の設置部材、例えば手摺り或いは 物干竿等各種物品を使用状態に応じて格納可能に支受する装置に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
一般住宅、事業所等の建築物、特に高層集合住宅等における階段部分には住居 者の子供や老人の昇降の安全性から手摺りが取付けられている。またこれらの集 合住宅において洗濯物、夜具等を干す場合には、一般にベランダに設置した物干 し台に取付けて行うものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、狭い階段部分に手摺りを取付けることは、階段をさらに狭くし て、引越しの際等の家具、荷物の搬出入の邪魔となるものである。また限られた スペースのベランダに物干し台を常設しておくことは、使用しない時に極めて邪 魔になるものである。 そこで、この考案は上記従来の問題点に鑑み、これを解決したものであって、 不使用時にはコンパクトに格納され、使用時には簡単に引出され、ぐらつくこと なく堅牢確実に支持することのできる物品支持装置を得るにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
これを達成する手段として、この考案は、物品を取付ける支受金具に固設した シャフトを壁面取付用ブラケットとストッパー金具に回動且つ軸方向に摺動自在 に枢着し、ブラケットの側面にはシャフトを中心とする円周上に複数個の係止部 を設け、該係止部と支受金具の側面に設けた係止部を軸方向の接触で係脱し、回 動操作で選択係止するように対設し、さらにストッパー金具と支受金具に回動方 向で係脱する係合部を対設すると共に、該係合部を係合状態に付勢し支受金具の 軸方向移動をロックする付勢手段をストッパー金具に設けたものである。
【0005】
【実施例】
この考案の具体的構成を図面に示す長尺の手摺りに取付けた一実施例について 以下詳細に説明する。 この考案の物品支持装置は、壁面取付用ブラケット10、物品取付用支受金具 20、ストッパー金具30、スプリング40より構成されている。 壁面取付用ブラケット(以下単にブラケットという)10は、壁面取付面11 の両側に側壁面12、12が夫々対向状態に折曲げられ断面コ字状に形成され、 壁面取付面11の上下端部に夫々壁面固定用のボルト孔13、13が穿設されて いる。側壁面12にはシャフト挿通孔14が穿設され、これにシャフト50を摺 動自在で且つ回動自在に挿通する。これにより、該シャフト50は壁面と平行状 態に取付けられる。また一方の側壁面12にはシャフト挿通孔14を中心とした 円周上に複数個、この実施例においては2個の係止部15、16が切込まれてい る。 物品取付用支受金具(以下、単に支受金具という)20は、上記ブラケット1 0の両側壁面12、12の横幅より幅広の前壁面21とその両側を折曲げて側壁 面22、22を対向させ断面コ字伏に形成し、前壁面21の上端を側壁面22よ りく字状に長く突設し、その先端に手摺り60を取付ける取付片23を折曲げ形 成する。一方前壁面21の下端にはストッパー金具30と係脱する係合部25を 側面にもったコ字状切欠き24が穿設されている。また両側壁面22、22には 軸孔26が穿設され、両軸孔26間に上記シャフト50を軸架固設する。さらに 一方の側壁面22には上記ブラケット10の係止部15、16に係脱する段形状 の係止片27が内面側に向って折曲げ形成されている。 ストッパー金具30は基板31の両側にアーム32、32を折曲げ形成し、そ の先端に上記シャフト50を摺動自在で且つ回動自在に挿通する貫通孔33、3 3を設け、また基板31の一端を折曲げ、上記支受金具20の切欠き24に係合 する幅を有し、係合部25に係止する係止側縁35をもつ指掛片34を形成する と共に、基板31の一側に切欠き段部36を形成する。 スプリング40は中央基部41の両端をコ字状に折曲げて支杆部42、42を 形成し、該支杆部42には中央に上記シャフト50を挿通する巻バネ部43が形 成され、先端にストッパー金具30のアーム32に係止する掛鉤部44が形成さ れている。
【0006】 そして各部材は図2に示すようにシャフト50を支受金具20の軸孔26、ブ ラケット10の挿通孔14、ストッパー金具30の貫通孔33、スプリング40 の巻バネ部43の順に挿通して、シャフト50を支受金具20の軸孔26に固着 する。またスプリング40は中央基部41をブラケット10の壁面取付面11に 弾接すると共に、支杆部42先端の掛鉤部44をストッパー金具30のアーム3 2に掛止め、ストッパー金具30の指掛片34が支受金具20の切欠き24に嵌 合して、支受金具20の軸方向の移動を阻止するロック状態を保持するように付 勢する。この状態の時、例えば支受金具20の係止片27がブラケット10の係 止部15に係止すれば、支受金具20に取付けた手摺り60は図1および図3に 示すように格納状態に組立てられる。
【0007】 この様な格納状態から手摺り60を引出して使用状態にするには、ストッパー 金具30の指掛片34を図4に示すようにスプリング40の弾性に抗して時計方 向に引起し、ストッパー金具30をシャフト50を中心に回動する。これによっ て指掛片34の係止側縁35は支受金具20の係合部25より離脱して、支受金 具20のロックを解除する。そこで、該支受金具20を図7に示すように左方向 に摺動すれば、切欠き24の係合部25はストッパー金具30の切欠き段部36 に嵌入すると共に、係止片27はブラケット10の係止部15より離脱してフリ ーとなるので、支受金具20を図5に示すようにシャフト50を中心に反時計方 向に回動し、該支受金具20の係止片27をブラケット10の係止部16の側面 に位置させた後、再び支受金具20を上記摺動方向と逆の右方向に摺動させる。 これによって係止片27は係止部16に係止され、これと共に支受金具20の係 合部25はストッパー金具30の切欠き段部36より離脱するため、ストッパー 金具30はスプリング40の弾性によって反時計方向に回動し、その指掛片34 は支受金具20の切欠き24に嵌合して係止側縁35と係合部25とが当接し、 支受金具20の軸方向の移動をロックする。これにより支受金具20に取付けた 手摺り60は図1の鎖線で示す状態および第5図に示す状態の突出した使用状態 に保持される。 また、不使用の際は上記と逆に支受金具20の係止片27をブラケット10の 他方の係止部15に係止するように切換えれば、手摺り60を格納状態とするこ とができる。
【0008】 なお、上記実施例においては階段部の手摺りについて述べたが、これに限らず ベランダに取付けた物干竿に取付けても良く、その他の物品に取付けても良い。 また、支受金具の係止片が係合するブラケットの係止部は2段と限らず、シャ フトを中心とした円周方向に複数個設け、これによって支受金具を所望角度位置 に切換えるようにしても良い。 さらに、支受金具の係止片とブラケットの係止部とを上記実施例の突片と切欠 きに代え凸部と凹部とを対面するように設けても良い。
【0009】
【考案の効果】
以上、実施例について詳述したように、この考案は、ブラケットに対して支受 金具を軸方向に移動した後、回動操作によって支受金具に取付けた各種物品を格 納状態或いは引出し使用状態に切換えられ、その上ストッパー金具によって支受 金具の軸方向の移動がロックされるので、切換えられた状態を確実堅牢に保持す ることができる。これにより不使用時にはコンパクトに格納され、例えば限られ たスペースの住宅等における階段部の手摺りが人や荷物の出入を邪魔することな く或いは狭いベランダに取付けた物干竿が格納されて有効に利用でき、必要時に は引出されて階段部の昇降の安全性を向上し或いは洗濯物の乾燥を容易とするこ とができる等、各種物品の使い勝手を一層便利なものとすることができる優れた 効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案を手摺に使用した実施例の全体の斜視
【図2】同じく分解斜視図
【図3】同じく不使用状態の縦断側面図
【図4】同じく切換操作時の縦断側面図
【図5】同じく使用状態の縦断側面図
【図6】同じく不使用ロック時の一部切欠平面図
【図7】同じくロック解除時の一部切欠平面図
【符号の説明】
10 壁面取付用ブラケット 15 係止部 16 係止部 20 物品取付用支受金具 24 切欠き 25 係合部 27 係止部 30 ストッパー金具 32 アーム 34 指掛片 35 係止側縁 36 切欠き段部 40 スプリング 50 シャフト 60 手摺り

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を取付ける支受金具に固設したシャ
    フトを壁面取付用ブラケットとストッパー金具に回動且
    つ軸方向に摺動自在に枢着し、ブラケットの側面にはシ
    ャフトを中心とする円周上に複数個の係止部を設け、該
    係止部と支受金具の側面に設けた係止部を軸方向の接離
    で係脱し、回動操作で選択係止するように対設し、さら
    にストッパー金具と支受金具に回動方向で係脱する係合
    部を対設すると共に、該係合部を係合状態に付勢し支受
    金具の軸方向移動をロックする付勢手段をストッパー金
    具に設けたことを特徴とする物品支持装置。
JP1991042007U 1991-03-29 1991-03-29 物品支持装置 Expired - Lifetime JPH0716823Y2 (ja)

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