JP2016069852A - 手摺ブラケット - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造で取付基部1からの調整代の大きな手摺ブラケット、およびこれを使用した手摺の提供を目的とする。
【解決手段】壁面、あるいは手摺支柱等の取付基部1に固定されるブラケット本体2と、
ブラケット本体2の取付基部1への固定部から所定間隔離れた位置で該ブラケット本体2に回転操作可能に連結され、回転中心から適宜間隔離れた位置に手摺笠木3を支持する笠木支持部64を備えた間隔調整部材5とを有する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、手摺ブラケットに関するものである。
手摺支柱、壁面等の手摺取付基部との間隔を調整可能な手摺ブラケットとしては、特許文献1に記載のものが知られている。
この従来例において、手摺ブラケットは、手摺支柱に固定されるブラケット台座30にブラケット本体21bを前後方向スライド操作可能に連結して形成される。
特許第3977789号公報
しかし、上述した従来例において、ブラケット本体のスライド調整可能寸法は、ブラケット台座の連結片挿入部31の深さにより決定され、調整寸法を大きくするためには、連結片挿入部を深くする必要ある。
一方、特許文献1の図11に示されるように、手摺笠木の支持部は連結片挿入部の先端縁からさらに前方に突出した位置に配置されるために、調整寸法を大きくすると、全体の前方への突出寸法が大きくなり、ブラケット本体2を複雑な形状に形成しなければ、調整前の支柱1からの間隔が過大になるという問題がある。
本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであって、簡単な構造で取付基部1からの調整代の大きな手摺ブラケット、およびこれを使用した手摺の提供を目的とする。
本発明によれば上記目的は、
壁面、あるいは手摺支柱等の取付基部1に固定されるブラケット本体2と、
ブラケット本体2の取付基部1への固定部から所定間隔離れた位置で該ブラケット本体2に回転操作可能に連結され、回転中心から適宜間隔離れた位置に手摺笠木3を支持する笠木支持部4を備えた間隔調整部材5とを有する手摺ブラケットを提供することにより達成される。
手摺ブラケットは、壁面、支柱等の取付基部1に固定されるブラケット本体2に間隔調整部材5を連結して形成される。間隔調整部材5は、ブラケット本体2の取付基部1への固定部から所定間隔離れた位置でブラケット本体2に回転操作可能に連結されており、回転操作により間隔調整部材5に形成された笠木支持部4の取付基部1からの間隔を自由に調整することができる。
したがって、本発明において、回転調整部材の回転操作により初期設定位置から接近側方向への調整も可能であり、調整代を大きくすることができる。
また、上記目的を達成するための本発明の他の態様として、
前記ブラケット本体2には取付基部1から所定間隔離れた位置で手摺笠木3を支持する笠木支持部6が設けられ、
前記間隔調整部材5は、前記ブラケット本体2の笠木支持部6を外嵌し、外嵌位置周りに回転操作、および着脱操作可能に連結される手摺ブラケットを構成することができる。
間隔調整部材5がブラケット本体2に対して着脱操作可能で、かつ、ブラケット本体2に笠木支持部6が設けられる本発明において、手摺笠木3の取付基部1からの間隔が予め設定された値である場合には、ブラケット本体2のみを使用して手摺笠木3を支持することができ、手摺笠木3の取付基部1からの設置間隔が設定値から増減する場合には、ブラケット本体2に間隔調整部材5を装着し、該間隔調整部材5に設けられた笠木支持部4により手摺笠木3を支持することができる。
したがって本発明において、手摺笠木3の取付基部1に対する設置位置の調整を要しない場合にはブラケット本体2のみを使用して手摺笠木3を支持することができるために、コスト低減を図ることが可能になる。
また、間隔調整部材5を装着した状態で不要となったブラケット本体2の笠木支持部6は間隔調整部材5により覆い隠されるために、美観を高めることができる。
さらに、上記目的を達成するための本発明の他の態様として、
前記間隔調整部材5は、ブラケット本体2の笠木支持部6に形成される笠木支承面7に支承されて止着子8により止着位置周りに回転自在に連結される手摺ブラケットを構成することができる。
間隔調整部材5の連結は適宜手段によることが可能であるが、本発明のように、笠木支承面7により支承して連結すると、間隔調整部材5、および間隔調整部材5に固定される手摺笠木3の荷重負担部材をブラケット本体2に設ける必要がなくなるために、構造が簡単になる。
また、上記目的を達成するための本発明の他の態様として、
前記ブラケット本体2は、支柱状の取付基部1を挟持位置周りに回転位置調整可能に挟持して該取付基部1に連結可能な手摺ブラケットを構成することができる。
ブラケット本体2の取付基部1への取付角度が調整不能な場合、間隔調整部材5への回転操作によりブラケット本体2の固定点を含む平面(手摺設置基準面(S))と間隔調整部材5上の笠木支持部4との間隔を調整することが可能であるが、手摺設置基準面(S)が交差するコーナー部においては、図8(c)に示すように、一方の手摺設置基準面(S)に対する手摺笠木3の設置間隔を変更した場合、他方の手摺設置基準面(S)との間隔は変更値に一致しなくなる。
これに対し、本発明のように、ブラケット本体2の取付基部1に対する回転を可能にすることにより、図8(b)に示すように、2面の手摺設置基準面(S)に対して等間隔に手摺笠木3を配置することが可能になり、さらに、図8(d)に示すように、手摺設置基準面(S)が90゜以外の角度で交差する場合にも、両面から等間隔に手摺笠木3を配置することが可能になる。
したがって、本発明において、例えば、出隅部、あるいは入隅部においても、2面の手摺設置基準面(S)からの間隔を等しく保った状態で手摺笠木3を設置することが可能になる。
さらに、上記手摺ブラケットを使用した手摺は、
コーナー部において所定角度で交差する手摺設置基準面(S)に沿って配置される手摺笠木3をコーナー部に配置されるコーナー連結具9を介して連結した手摺であって、
前記コーナー部において取付基部1に固定され、笠木支持部46において前記コーナー連結具9を連結する請求項1記載の手摺ブラケットを有し、
前記取付基部1に対する手摺ブラケットの回転位置、および間隔調整部材5のブラケット本体2に対する回転位置を調整して両手摺設置基準面(S)に対して等間隔に手摺笠木3を配設して構成することができる。
手摺ブラケットの取付基部1に対する回転位置の調整は、取付基部1が壁面である場合を考慮して、ブラケット本体2を取付基部1に対する固定部材と、間隔調整部材5が連結される部材とを相対回転自在に連結することにより実現することが可能であるが、取付基部1が支柱状に形成される場合には、
前記ブラケット本体2は、前記取付基部1を側方から挟み付けて該取付基部1に回転位置調整可能に固定される手摺を構成すると構造が簡単になる。
本発明によれば、簡単な構造で取付基部からの調整代を大きくすることができる。
本発明の手摺を示す図で、(a)は平面図、(b)は手摺設置基準面を示す説明図である。 本発明の手摺を示す図で、(a)は図1(a)の2A-2A線断面図、(b)は図2(a)の2B部拡大図である。 コーナー部の手摺支柱を示す図で、(a)は手摺ブラケットの正面方向から見た図、(b)は(a)の3B方向矢視図である。 コーナー連結具を示す図で、(a)は図3(b)の4A-4A線断面図、(b)は図4(a)の4B方向矢視図である。 コーナー連結具の動作を示す図である。 手摺ブラケットを示す図で、(a)は図3(a)の6A-6A線断面図、(b)は図3(a)の6B方向矢視図、(c)は図6(b)の6C-6C線断面図である。 手摺ブラケットの調整機能を示す図である。 手摺ブラケットのコーナー部での調整機能を示す説明図である。 中間支持具を示す図で、(a)は図2(a)の9A-9A線断面図、(b)は図2(a)の9B-9B線断面図である。 手摺の変形例を示す図で、(a)は平面図、(b)は図11の10B-10B線断面図である。 図10(a)の11A方向矢視図である。 手摺笠木の変形例を示す図で、(a)は断面図、(b)は斜視図である。
図1、2に本発明の手摺ブラケット(B)を使用した手摺を示す。
手摺は、取付基部1としての手摺支柱間を結んで構成される手摺設置基準面(S)に沿って上下2段の手摺笠木3を配置して形成される。各手摺笠木3は、図2(b)に示すように、パイプ状芯材3aの周囲に樹脂層3bを設けて形成される。
また、2面の手摺設置基準面(S)は直交して入隅部を構成し、各手摺設置基準面(S)に沿って配置される手摺笠木3は入隅部に配置されるコーナー連結具9を介して相互に連結される。
図3に示すように、各手摺支柱1は、下端が設置床面10に埋設固定されており、上段の手摺笠木3同士を連結するコーナー連結具9は、頭部連結具11を介して手摺支柱1の上端に固定される。
図4(a)に示すように、頭部連結具11は手摺支柱1の中空部に保持ブロック11aを挿入して固定され、保持ブロック11aの下端に固定された鋼製のストッパプレート11bを手摺支柱1の内壁面に圧接させることにより抜け止めされる。
コーナー連結具9は、球体を水平方向に分割した上下半球部9a、9bを分割平面9c同士を重ね合わせて形成され、球体の中心を通り、かつ、分割平面9cに直交して上下半球部9a、9bを貫通するボルト9dを使用して上記頭部連結具11に連結される。ボルト9dの頭部の外部への露出を防止するために、上半球部9aのボルト頭部収容部9eはキャップ12により閉塞される。
頭部連結具11の上面には下半球部9bの球状底面の曲率に一致する曲率を有して下半球部9bを支承する球面状の支承凹面11cが形成されており、コーナー連結具9を頭部連結具11に連結した状態で下半球部9bは球状の底面と支承凹面11cとを摺接面として、上半球部9aは分割平面9cを摺接面としてボルト9d周りに水平回転操作することができる。
また、上下半球部9a、9bには、手摺笠木3の端部を嵌合、固定する笠木嵌合部13aを一端に、反対端部に曲率面からなる嵌合凸部13bを備えた笠木連結部材13が同一高さ位置に連結される。上下半球部9a、9bには、上記笠木連結部材13の嵌合凸部13bが嵌合し、底壁が嵌合凸部13bと同じ曲率面からなる嵌合凹部14が形成されており、笠木連結部材13の上下半球部9a、9bへの連結は、嵌合凸部13bを上下半球部9a、9bに形成される嵌合凹部14に嵌合させた後、ボルト15を嵌合凹部14の底壁にねじ込んで行われる。
嵌合凸部13bのボルト挿通孔13cは縦方向に長い長孔により形成されており、上下半球部9a、9bに連結された笠木連結部材13は、垂直方向に回転操作することができる。
したがって、この実施の形態において、笠木連結部材13、すなわち、笠木連結部材13に連結された手摺笠木3は、図4(b)に示す直線姿勢から、ボルト9d周りに水平回転させて図5(a)、(b)および(c)に示す屈曲姿勢に変化させて入隅、あるいは出隅に対応させ、さらに、図5(d)に示すように、笠木連結部材13の嵌合凸部13bと上下半球部9a、9bの嵌合凹部14の境界に沿って垂直回転させて手摺笠木3の傾斜に対応させることができる。
さらに、下段の手摺笠木3同士を連結するコーナー連結具9は、手摺ブラケット(B)を介して上記コーナー部の手摺支柱1に装着される。
図6に示すように、手摺ブラケット(B)は、手摺支柱1に装着されるブラケット本体2に間隔調整部材5を連結して形成される。ブラケット本体2の手摺支柱1への装着は、ブラケット本体2の一端に形成された半円筒部2aと、カバー片16の半円筒部16aにより手摺支柱1を挟み付けて行われ、カバー片16は、一端に形成される係止部16bをブラケット本体2に係止させた後、係止位置周りに回転させ、反対端を連結ボルト17によりブラケット本体2に締結して行われる。
図6に示すように、カバー片16の半円筒部16a、およびブラケット本体2の半円筒部2aは適宜高さ寸法を有し、かつ、手摺笠木3の重力は後述するように、笠木支柱の中心から離れた位置に負荷されるために、ブラケット本体2には図6(a)において反時計回りの回転モーメントが発生する。この結果、ブラケット本体2とカバー片16とにより形成される円筒部の下端(図6(a)における点P)における手摺支柱1への圧接力が大きくなって不用意に下方に降下することがないために、ブラケット本体2とカバー片16により緩やかに手摺支柱1を把持した状態でブラケット本体2の手摺支柱1に対する回転姿勢、および装着高さの双方の調整を容易に行うことができる。
また、上記ブラケット本体2には笠木支持部6が設けられる。笠木支持部6は断面円形に形成され、半円筒部2aに対する反対端からから上方に突出する。この笠木支持部6の上端には球面により形成される凹状の笠木支承面7が形成される。
一方、間隔調整部材5は、一端に上記ブラケット本体2の笠木支持部6に外嵌される嵌合凹部5aを有し、他端に笠木支持部4を有してアーム状に形成される。
本例において間隔調整部材5の笠木支持部4は、ブラケット本体2の笠木支承面7と同一で、かつ、コーナー連結具9の下半球部9bと同一の曲率面により凹状に形成されており、該笠木支持部4にコーナー連結具9がボルト9dを使用して連結される。
また、間隔調整部材5の嵌合凹部5aの天井面は、笠木支承面7の曲率よりやや小寸の曲率を有する凸面として形成されており、凸面をブラケット本体2の笠木支承面7上に支承した状態で、ボルト8を使用して笠木支承面7にネジ止めされる。
ネジ止めされた状態で、間隔調整部材5はネジ止め箇所を中心にブラケット本体2に対して回転操作が可能になる。
したがって、間隔調整部材5の笠木支持部4にコーナー連結具9を固定する本例において、間隔調整部材5を図7(a)に示す位置から図7(b)に示す位置まで回転操作すると、手摺支柱1からの間隔をD0からD1に調整することができる。
また、間隔調整部材5の回転位置を調整することにより、図7(c)に示すように、コーナー連結具9を固定する笠木支持部4を間隔調整部材5の回転中心位置より手摺支柱1寄りに位置させる(間隔D2)こともできる。
図8に、以上のように構成される手摺ブラケット(B)を使用して入隅部に手摺笠木3を固定する場合の手摺設置基準面(S)からの間隔の調整を示す。
まず、図8(a)は、図1(a)に対応しており、手摺設置基準面(S)の交差角(90゜)の二等分線上に間隔調整部材5の回転中心、および間隔調整部材5の笠木支持部4が配置される。
この状態から図8(b)に示すように、ブラケット本体2の手摺支柱1に対する回転位置と、間隔調整部材5のブラケット本体2に対する回転位置とを調整すると、手摺笠木3の設置位置を2面の手摺設置基準面(S)からの間隔を等しくして手摺設置基準面(S)側に接近させることができる。
なお、図8(c)は、ブラケット本体2の手摺支柱1に対する回転位置を変えることなく間隔調整部材5のみを回転操作した場合には、2面の手摺設置基準面(S)からの間隔を等しくできないことを示す説明図である。
さらに、図8(a)、(b)は直交する入隅部における寸法調整を示したが、ブラケット本体2の手摺支柱1に対する回転位置と、間隔調整部材5のブラケット本体2に対する回転位置とを適正に調整すると、図8(d)に示すように、90°以外の交差角で交差するコーナー部においても2面の手摺設置基準面(S)からの間隔を等しくすることができる。
以上のように、入隅部においてコーナー連結具9により相互に連結される手摺笠木3の中間部は、図1(a)、図2(a)に示すように、中間支持具18により支持される。
図9に示すように、中間支持具18は、所定長を有する一対の挟持片18aをボルト18bにより連結して形成され、挟持片18aにより手摺笠木3を挟み付けた後、タッピンスクリュー18cをねじ込むことにより手摺笠木3を固定する。
図9(a)に示すように、上段の手摺笠木3を支持する中間支持具18は、手摺支柱1の上端に連結される頭部連結具11に挟持片18a同士を連結するボルト18bを使用して連結される。
一方、下段の手摺笠木3を支持する中間支持具18は、図9(b)に示すように、手摺支柱1に装着される中間ブラケット19にボルト18bを使用して連結される。中間ブラケット19は、上述したコーナー部のブラケット本体2と同様の構成で手摺支柱1に装着される。
また、これら中間支持具18は、頭部連結具11、および中間ブラケット19に対してボルト18b周りに垂直回転自在であり、傾斜姿勢で配設された手摺笠木3に対応する。
さらに、図1(a)に示すように、手摺笠木の終端部には、キャップ部材20が装着される。キャップ部材20は、一端が閉塞された筒形状に形成され、上述した中間支持具18と同様にボルト18bを使用して頭部連結具11、あるいは中間ブラケット19に連結される。
なお、以上においては、手摺笠木3の中間部を中間支持具18により支持する場合を示したが、手摺笠木3を上述したコーナー連結具9により相互に連結すると、図11に示す階段手摺のように、縦方向に屈曲する手摺を形成することができる。
この場合、縦方向屈曲部のコーナー連結具9を固定するために、コーナー部で使用される手摺ブラケット(B)から間隔調整部材5を取り外したブラケット本体2が使用され、コーナー連結具9は、図10(b)に示すように、ブラケット本体2の笠木支持部46にボルトを使用して連結される。
したがってこの実施の形態において、コーナー部において使用されるブラケット本体2をそのままコーナー部以外の箇所に使用することができるために、部品点数を減少させることができる。
なお、以上において、手摺笠木3のパイプ状芯材3aは円筒形状に形成する場合を示したが、この他に、図12に示すように、円周方向所定ピッチで補強リブ3cを突設したものを使用することができる。この場合、コーナー連結具9等に止着するためのタッピンスクリュー18cは図12(a)において鎖線で示すように、補強リブ3cを避けた位置にねじ込まれる。
1 取付基部
2 ブラケット本体
3 手摺笠木
4 間隔調整部材の笠木支持部
5 間隔調整部材
6 ブラケット本体の笠木支持部
7 笠木支承面
8 止着子
9 コーナー連結具
S 手摺設置基準面
B 手摺ブラケット

Claims (7)

  1. 壁面、あるいは手摺支柱等の取付基部に固定されるブラケット本体と、
    ブラケット本体の取付基部への固定部から所定間隔離れた位置で該ブラケット本体に回転操作可能に連結され、回転中心から適宜間隔離れた位置に手摺笠木を支持する笠木支持部を備えた間隔調整部材とを有する手摺ブラケット。
  2. 前記ブラケット本体には取付基部から所定間隔離れた位置で手摺笠木を支持する笠木支持部が設けられ、
    前記間隔調整部材は、前記ブラケット本体の笠木支持部を外嵌し、外嵌位置周りに回転操作、および着脱操作可能に連結される請求項1記載の手摺ブラケット。
  3. 前記間隔調整部材は、ブラケット本体の笠木支持部に形成される笠木支承面に支承されて止着子により止着位置周りに回転自在に連結される請求項2記載の手摺ブラケット。
  4. 前記ブラケット本体は、支柱状の取付基部を挟持位置周りに回転位置調整可能に挟持して該取付基部に連結可能な請求項1、2または3記載の手摺ブラケット。
  5. コーナー部において所定角度で交差する手摺設置基準面に沿って配置される手摺笠木をコーナー部に配置されるコーナー連結具を介して連結した手摺であって、
    前記コーナー部において取付基部に固定され、笠木支持部において前記コーナー連結具を連結する請求項1記載の手摺ブラケットを有し、
    前記取付基部に対する手摺ブラケットの回転位置、および間隔調整部材のブラケット本体に対する回転位置を調整して両手摺設置基準面に対して等間隔に手摺笠木を配設した手摺。
  6. 前記取付基部は支柱状に形成されるとともに、
    前記ブラケット本体は、前記取付基部を側方から挟み付けて該取付基部に回転位置調整可能に固定される請求項5記載の手摺。
  7. 前記間隔調整部材は手摺ブラケットに設けた笠木支持部に着脱可能に外嵌されて装着され、
    前記手摺笠木の適数は、前記ブラケット本体の笠木支持部に固定されて取付基部に固定される請求項5または6記載の手摺。
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