JP6156192B2 - キャップセット及び柵設備 - Google Patents
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Description
そして、特許文献1のキャップ体は、キャップ体の挿入部分に雌ネジ部を備えておき、パネルを支持する支持体をボルトを用いて縦支柱に連結するときに、ボルトを挿入部分の雌ネジ部に螺合させることで、キャップ体の挿入部分をタッププレートとして利用できるようになっている。
前記キャップ体は、前記縦支柱に被せるキャップ部分を備え、前記キャップ部分は、当該キャップ部分を前記縦支柱の上端部に被せた装着状態で前記縦支柱の外部に位置する外部部分に、前記パネル体を支持する支持体に備えられた嵌合部が着脱自在に嵌合する被嵌合部を備え、前記支持体は、前記嵌合部、前記パネル体を支持する支持部、及び前記嵌合部と前記支持部とを連結する連結部を備えて、これら前記嵌合部と前記支持部と前記連結部とが一体に形成されると共に、前記支持体は、当該支持体に備えられた嵌合部を前記被嵌合部に嵌合させることで前記キャップ部分に装着自在に構成されている点にある。
また、被嵌合部は、キャップ部分の装着状態で縦支柱の外部に位置する外部部分に備えられているため、キャップ部分を縦支柱に装着する前はもとより、キャップ部分を縦支柱に装着した後でも、支持体をキャップ部分に連結することができる。
そして、支持体が連結されたキャップ部分を縦支柱に装着することで、キャップ部分を介して支持体を縦支柱に連結できる。
図1に示すように、柵設備は、床面F上に立設された縦支柱1と、隣接する一対の縦支柱1の間に設置されるパネル体2と、を備えて構成されている。柵設備は、縦支柱1を適宜立設し、隣接する一対の縦支柱1のパネル体2を設置することで構成される。ちなみに、図1には、一対の縦支柱1とその一対の縦支柱1の間に設置されるパネル体2のみを図示している。
キャップ体5は、縦支柱1の上端に挿入部分12を挿入することで縦支柱1の上端に装着できるように構成されており、このようにキャップ体5を縦支柱1の上端に装着することで縦支柱1の上端に形成されている開口を塞ぐようになっている。
支持体6は、キャップ体5に対して着脱自在に構成されている。縦支柱1の上端にキャップ体5を装着し且つ当該キャップ体5に支持体6を取り付けた状態で、この支持体6にてパネル体2を支持するように構成されている。
パネル体2は、上下方向については縦支柱1の高さに対応した長さ等の必要に応じた長さに切断されており、横幅方向については隣接する一対の縦支柱1の間隔に応じた長さに切断されている。
ちなみに、隣接する一対の縦支柱1は、現場では設備の設置状況等により当初予定していた間隔とは異なる間隔で立設される場合がある。このような場合でも、実際に立設する縦支柱1の間隔を確認した後に、現場で必要な横幅に網状体を切断することでパネル体2を形成することができる。
ちなみに、屈曲形成したパネル体2の上端部2aは、屈曲形成したパネル体2の下端部2bに比べて、パネル体2のパネル前後方向(平面視でパネル横幅方向と直交する方向)に幅広に形成されている。
つまり、パネル体2には、係合部16に対して上方から係合自在な被係合部9を備えており、この被係合部9は、パネル体2の上端部2aがパネル横幅方向視で逆U字状に屈曲形成されることで形成されている。
そして、パネル体2は、上端部2aをキャップ体5の係合部16に係合させた後、パネル体2の上下方向の中間部を連結部材7にて縦支柱1に連結することで設置される。
係合部16は、連結部17の上端からパネル横幅方向に延出しており、パネル横幅方向及びパネル前後方向に沿う板状に形成されている。嵌合部15は、連結部17のパネル前後方向の両端から上方に延出しており、上下方向及びパネル前後方向に沿う板状に形成されている。
連結部17は、上下方向及びパネル前後方向に沿う板状に形成されており、係合部16から連結部17に亘って連続する補強用の凹部18が形成されている。
4つの被嵌合部13の夫々は、支持体6における係合部16を上方から嵌合自在な溝状の嵌合溝13aと、嵌合した支持体6を下方から支持する支持部13cと、が形成されており、この嵌合溝13aは、一対の嵌合部15に対応して一対形成されている。また、一対の嵌合溝13aの間には、被嵌合部13に嵌合部15を嵌合するときに係合部16が上下方向に移動可能な隙間13bが形成されている。
そのため、支持体6の嵌合部15を被嵌合部13に対して上方から嵌合させると、一対の嵌合部15が一対の嵌合溝13aに嵌合し、係合部16が隙間13bからパネル横幅方向のパネル体2を設置する側に突出するようになっている。また、嵌合した支持体6の連結部17を支持部13cにて支持することで、支持体6が被嵌合部13から下方に抜けることが防止されている。
4つの被嵌合部13は全て同じ形状に形成されている。また、4つの被嵌合部13の夫々に同時に支持体6を嵌合させることができ、キャップ体5には4つの支持体6を嵌合させることができる。
(1)上記実施形態では、キャップ体5を、キャップ部分11と挿入部分12とを備えて、挿入部分12を縦支柱1に挿入させることでキャップ体5を縦支柱1に装着させたが、キャップ体5のキャップ部分11に、縦支柱1に装着した状態で縦支柱1の側周囲に位置するサイド部分を備えて、サイド部分にて縦支柱1の側周囲を覆うようにしてキャップ体5を縦支柱1に装着させてもよい。ちなみに、このキャップ部分11のサイド部分における側面部分も外部部分に該当し、このサイド部分に被係合部9を備えてもよい。
また、上記実施形態では、被嵌合部13を、キャップ部分11の横側面に備えたが、被嵌合部13を、キャップ部分11の上面に備えてもよい。
2 パネル体
5 キャップ体
6 支持体
9 被係合部
11 キャップ部分
13 被嵌合部
15 嵌合部
16 係合部
Claims (5)
- 一対の縦支柱の間にパネル体が設置される柵設備における前記縦支柱の上端部に装着するキャップ体と、前記パネル体を支持する支持体と、で構成されたキャップセットであって、
前記キャップ体は、前記縦支柱に被せるキャップ部分を備え、
前記キャップ部分は、当該キャップ部分を前記縦支柱の上端部に被せた装着状態で前記縦支柱の外部に位置する外部部分に、前記パネル体を支持する支持体に備えられた嵌合部が着脱自在に嵌合する被嵌合部を備え、
前記支持体は、前記嵌合部、前記パネル体を支持する支持部、及び前記嵌合部と前記支持部とを連結する連結部を備えて、これら前記嵌合部と前記支持部と前記連結部とが一体に形成されると共に、
前記支持体は、当該支持体に備えられた嵌合部を前記被嵌合部に嵌合させることで前記キャップ部分に装着自在に構成されているキャップセット。 - 前記被嵌合部が、前記外部部分の横側面に周方向に沿って複数備えられている請求項1記載のキャップセット。
- 上下方向にみて、一対の前記縦支柱が並ぶ方向をパネル横幅方向とし、前記パネル横幅方向に対して直交する方向をパネル前後方向として、
前記支持体によって前記パネル体を支持した状態において、
前記支持部は、前記連結部の上端から前記パネル横幅方向に延出し、
前記嵌合部は、前記連結部及び前記支持部の前記パネル前後方向の両側に位置し且つ前記連結部の上端より上方に延出する状態で、前記支持体に一対備えられ、
前記被嵌合部は、前記一対の嵌合部を上方から嵌合自在な溝状の嵌合溝を一対備え、一対の前記嵌合溝の間には、前記支持部が上下方向に移動可能な隙間が形成されている請求項1又は2記載のキャップセット。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載のキャップセットが備えられた柵設備であって、
前記支持部は、前記パネル体に対して下方から係合して支持する係合部であり、
前記パネル体が、前記係合部に対して上方から係合自在な被係合部を備えている柵設備。 - 前記被係合部は、前記パネル体の上端部が支柱並び方向視で逆U字状に屈曲形成されることで形成されている請求項4記載の柵設備。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2014037233A JP6156192B2 (ja) | 2014-02-27 | 2014-02-27 | キャップセット及び柵設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014037233A JP6156192B2 (ja) | 2014-02-27 | 2014-02-27 | キャップセット及び柵設備 |
Publications (2)
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JP2015161121A JP2015161121A (ja) | 2015-09-07 |
JP6156192B2 true JP6156192B2 (ja) | 2017-07-05 |
Family
ID=54184415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014037233A Active JP6156192B2 (ja) | 2014-02-27 | 2014-02-27 | キャップセット及び柵設備 |
Country Status (1)
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-
2014
- 2014-02-27 JP JP2014037233A patent/JP6156192B2/ja active Active
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