JPH04116219U - 2輪・4輪駆動切換装置 - Google Patents

2輪・4輪駆動切換装置

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JPH04116219U
JPH04116219U JP2787591U JP2787591U JPH04116219U JP H04116219 U JPH04116219 U JP H04116219U JP 2787591 U JP2787591 U JP 2787591U JP 2787591 U JP2787591 U JP 2787591U JP H04116219 U JPH04116219 U JP H04116219U
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JP
Japan
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wheel
wheel drive
vacuum pipe
engine
pipe
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Pending
Application number
JP2787591U
Other languages
English (en)
Inventor
雅治 神谷
Original Assignee
スズキ株式会社
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Publication date
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Motor Power Transmission Devices (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
  • Braking Systems And Boosters (AREA)
  • Retarders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本考案は、ブレーキブースタ用の第1バキュ
ームパイプとフリーアクスル用の第2バキュームパイプ
との各パイプの配設スペースを小とし、レイアウトの自
由度を大とするとともに、パイプの使用量を小とし、コ
ストを低減することを目的としている。 【構成】 このため、ブレーキペダル26に連絡してブ
レーキブースタ30を設けるとともに、ブレーキブース
タをエンジンの吸気管負圧取出部位に連絡する第1バキ
ュームパイプ34を設け、エンジンのトランスアクスル
18にプロペラシャフト20を介して連絡するデファレ
ンシャルギヤ22を設け、デファレンシャルギヤに2輪
・4輪駆動切換用アクチュエータ36を設け、2輪・4
輪駆動切換用アクチュエータを駆動する第2バキューム
パイプ38を第1バキュームパイプに連絡して設けてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は2輪・4輪駆動切換装置に係り、特にエンジンの吸気管負圧を利用 してパートタイムに2輪駆動状態と4輪駆動状態とを切り換える2輪・4輪駆動 切換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両、例えば4輪駆動車には、4輪駆動状態を連続して維持するフルタイム4 輪駆動装置を搭載するものや、必要に応じて2輪駆動状態から4輪駆動状態へ切 換可能なパートタイム2輪・4輪駆動切換装置を搭載するものがある。
【0003】 また、2輪・4輪駆動切換装置としては、特公平3−2096号公報に開示さ れるものがある。この公報に開示される自動車の2輪、4輪駆動切換装置は、エ ンジンの駆動停止に連動してトランスファクラッチを接続動作させ4輪駆動状態 とする連動手段を設け、寒冷地等で外気温度が下がってトランスファクラッチを 断接動作させるアクチュエータなどが凍結した場合でも、4輪駆動による走行を 確実に果たしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従来の2輪・4輪駆動切換装置においては、ブレーキペダルに連絡 して設けられるブレーキブースタにエンジンの吸気管負圧を作用させるべくブレ ーキブースタ用バキュームパイプが設けられている。
【0005】 また、デファレンシャルギヤに2輪駆動状態と4輪駆動状態とを切り換えるべ く設けられるフリーアクスル用アクチュエータにもエンジンの吸気管負圧を作用 させるべくフリーアクスル用バキュームパイプが設けられている。
【0006】 しかし、前記ブレーキブースタ用バキュームパイプとフリーアクスル用バキュ ームパイプとは夫々分離すべく、つまり別体に設けられている。
【0007】 この結果、ブレーキブースタ用バキュームパイプとフリーアクスル用バキュー ムパイプとの各パイプの配設スペースが大となり、他の部品のレイアウトに制限 を与える惧れがあり、実用上不利であるという不都合がある。
【0008】 また、各パイプを夫々独立して配設することにより、パイプの使用量が大とな り、コストが大となって経済的に不利であるという不都合がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そこで、この考案は、上述不都合を除去するために、エンジンの吸気管負圧を 利用して2輪駆動状態と4輪駆動状態とをパートタイムに切り換える2輪・4輪 駆動切換装置において、ブレーキペダルに連絡してブレーキブースタを設け、こ のブレーキブースタを前記エンジンの吸気管負圧取出部位に連絡する第1バキュ ームパイプを設け、前記エンジンのトランスアクスルにプロペラシャフトを介し て連絡するデファレンシャルギヤを設け、このデファレンシャルギヤに2輪・4 輪駆動切換用アクチュエータを設け、2輪・4輪駆動切換用アクチュエータを駆 動する第2バキュームパイプを前記第1バキュームパイプに連絡して設けたこと を特徴とする。
【0010】
【作用】
上述の如く考案したことにより、2輪・4輪駆動切換用アクチュエータを駆動 する第2バキュームパイプを第1バキュームパイプに連絡し、2輪駆動状態と4 輪駆動状態とをパートタイムに切り換えるとともに、各パイプの配設スペースを 小とし、レイアウトの自由度を大にでき、しかもコストを低減させている。
【0011】
【実施例】
以下図面に基づいてこの考案の実施例を詳細に説明する。
【0012】 図1〜図4はこの考案の実施例を示すものである。図1において、2は車両、 4は前車輪軸、6は右前車輪、8は左前車輪、10は後車輪軸、12は右後車輪 、14は左後車輪である。
【0013】 前記車両2の後部にエンジン16とトランスアクスル18とを夫々搭載すると ともに、トランスアクスル18にプロペラシャフト20を介してフロント側に配 設されるデファレンシャルギヤ22を設ける。
【0014】 また、前記車両2の前側位置する図示しない運転席の足元部位には、クラッチ ペダル24とブレーキペダル26とアクセルペダル28とを夫々配設する。
【0015】 そして、ブレーキペダル26にブレーキブースタ30を連絡して設け、このブ レーキブースタ30を前記エンジン16の吸気管負圧取出部位、例えば吸気マニ ホルド32に連絡する第1バキュームパイプ34を設ける。
【0016】 前記デファレンシャルギヤ22に2輪・4輪駆動切換用アクチュエータ36を 設け、この2輪・4輪駆動切換用アクチュエータ36を駆動する第2バキューム パイプ38を前記第1バキュームパイプ34に連絡して設ける。
【0017】 前記2輪・4輪駆動切換用アクチュエータ36は、図3に示す如く、デファレ ンシャルギヤ22上部に装着され、前記第2バキュームパイプ38が接続される とともに、一端が大気開放する第3パイプ40も接続され、前記エンジン16か らの吸気管負圧により動作させてフリー状態たる2輪駆動状態とロック状態たる 4輪駆動状態とに切り換えるものである。
【0018】 詳述すれば、前記プロペラシャフト20端部に連絡されるドライブベベルギヤ 42にドリブンベベルギヤ44を噛合させて設け、このドリブンベベルギヤ44 にデフケース46を装着する。
【0019】 このとき、デフケース46内にデファレンシャルギヤ22に連動する連結部材 48を設け、この連結部材48とデフケース46との接続状態を断続し、切断時 にフリー状態とするとともに接続時にはロック状態とするスリーブ50を設ける 。
【0020】 また、このスリーブ50は、前記2輪・4輪駆動切換用アクチュエータ36に 連絡する切換用フォーク52の移動により切換動作されるものである。
【0021】 次に作用について説明する。
【0022】 前記連結部材48が、図2に一点鎖線で示す如き位置、つまり連結部材48と デフケース46との接続状態を切断する位置にある場合には、フリー状態となり 、前記エンジン16からの駆動力が前車輪軸4には伝達されず、2輪駆動状態と している。
【0023】 また、前記アクチュエータ36を吸気管負圧によって動作させてフォーク52 を移動させると、図2に実線に示す如く、フォーク52によってスリーブ50が 移動され、連結部材48とデフケース46とを接続させる。
【0024】 そして、ロック状態とし、前記エンジン16からの駆動力をトランスアクスル 18、プロペラシャフト20、デフケース46、連結部材48を介して前車輪軸 4に伝達され、4輪駆動状態とする。
【0025】 これにより、ブレーキブースタ用の第1バキュームパイプ34とフリーアクス ル用の第2バキュームパイプ38との各パイプの配設スペースを小とすることが でき、レイアウトの自由度が大となり、実用上有利である。
【0026】 また、ブレーキブースタ用の第1バキュームパイプ34にフリーアクスル用の 第2バキュームパイプ38を連絡して設けたことにより、従来のブレーキブース タ用バキュームパイプとフリーアクスル用バキュームパイプとを夫々独立して配 設したものに比しパイプの使用量を小とすることができ、コストを低減し得て、 経済的にも有利である。
【0027】 更に、前記ブレーキブースタ用の第1バキュームパイプ34とフリーアクスル 用の第2バキュームパイプ38とを一体的に形成すれば、接続箇所が3箇所とな り、従来のものに比し接続箇所を減少させることができ、パイプの取付性を向上 させることができるものである。
【0028】
【考案の効果】
以上詳細に説明した如くこの考案によれば、ブレーキペダルに連絡してブレー キブースタを設けるとともに、ブレーキブースタをエンジンの吸気管負圧取出部 位に連絡する第1バキュームパイプを設け、エンジンのトランスアクスルにプロ ペラシャフトを介して連絡するデファレンシャルギヤを設け、デファレンシャル ギヤに2輪・4輪駆動切換用アクチュエータを設け、2輪・4輪駆動切換用アク チュエータを駆動する第2バキュームパイプを第1バキュームパイプに連絡して 設けたので、ブレーキブースタ用の第1バキュームパイプとフリーアクスル用の 第2バキュームパイプとの各パイプの配設スペースを小とすることができ、レイ アウトの自由度が大となり、実用上有利であるとともに、従来のブレーキブース タ用バキュームパイプとフリーアクスル用バキュームパイプとを夫々独立して配 設したものに比しパイプの使用量を小とすることができ、コストを低減し得て、 経済的にも有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す2輪・4輪駆動切換装
置の配設状態の車両の概略平面図である。
【図2】デファレンシャルギヤの要部拡大断面図であ
る。
【図3】デファレンシャルギヤの拡大平面図である。
【図4】切換用フォークの概略拡大図である。
【符号の説明】 2 車両 4 前車輪軸 10 後車輪軸 16 エンジン 18 トランスアクスル 20 プロペラシャフト 22 デファレンシャルギヤ 26 ブレーキペダル 30 ブレーキブースタ 32 吸気マニホルド 34 第1バキュームパイプ 36 2輪・4輪駆動切換用アクチュエータ 38 第2バキュームパイプ 40 第3パイプ 42 ドライブベベルギヤ 44 ドリブンベベルギヤ 46 デフケース 48 連結部材 50 スリーブ 52 切換用フォーク

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの吸気管負圧を利用して2輪駆
    動状態と4輪駆動状態とをパートタイムに切り換える2
    輪・4輪駆動切換装置において、ブレーキペダルに連絡
    してブレーキブースタを設け、このブレーキブースタを
    前記エンジンの吸気管負圧取出部位に連絡する第1バキ
    ュームパイプを設け、前記エンジンのトランスアクスル
    にプロペラシャフトを介して連絡するデファレンシャル
    ギヤを設け、このデファレンシャルギヤに2輪・4輪駆
    動切換用アクチュエータを設け、2輪・4輪駆動切換用
    アクチュエータを駆動する第2バキュームパイプを前記
    第1バキュームパイプに連絡して設けたことを特徴とす
    る2輪・4輪駆動切換装置。
JP2787591U 1991-03-29 1991-03-29 2輪・4輪駆動切換装置 Pending JPH04116219U (ja)

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ID=31912085

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11321370A (ja) * 1998-05-08 1999-11-24 Suzuki Motor Corp フリーホイール装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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