JPH04116212A - 触媒温度センサ劣化検出装置 - Google Patents

触媒温度センサ劣化検出装置

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JPH04116212A
JPH04116212A JP2236853A JP23685390A JPH04116212A JP H04116212 A JPH04116212 A JP H04116212A JP 2236853 A JP2236853 A JP 2236853A JP 23685390 A JP23685390 A JP 23685390A JP H04116212 A JPH04116212 A JP H04116212A
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、排気系に三元触媒を設けた内燃エンジンにお
いて、触媒の温度を検出する触媒温度センサの劣化を検
出する触媒温度センサ劣化検出装置に関する。
(従来の技術) 従来、排気系に三元触媒を設けた内燃エンジンにおいて
、前記触媒に温度センサを取付け、該温度センサによっ
て触媒の温度を検出し触媒の温度が所定値以上の時に燃
料を増量して触媒の保護をする装置が例えば特開昭62
−223427号公報に開示されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記装置においては、触媒の温度を検出
する触媒温度センサ自体が経年変化等により劣化するこ
とによって正確な温度が検出されなくなり適確な触媒保
護ができなくなるとともに、排ガス特性の悪化がもたら
される。すなわち、触媒温度センサが実際の触媒温度よ
り低い値を示すときは実際の触媒温度が所定値以上に高
温になっても燃料供給量の増量が行われず、触媒の劣化
が生じる恐れがある。
一方、触媒温度センサが実際の触媒温度より高い値を示
すと燃料供給の増量が不要に行なわれて排ガス特性の悪
化をもたらす。
本発明は、このような従来装置の問題点を解決するため
に為されたもので、触媒温度センサの劣化を検出するこ
とにより、劣化した触媒温度センサの不正確な出力値に
基づいて各種制御が行なわれることを防止した触媒温度
センサ劣化検出装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するために、内燃エンジンの排
気ガス中の有害成分を浄化する触媒の温度を検出する触
媒温度センサの劣化を検出する触媒温度センサ劣化検出
装置において、触媒温度検出手段と、該触媒温度検出手
段の出力と前記エンジンの運転状態に応じて設定された
基準値との偏差が所定値を越える時に前記触媒温度検出
手段に劣化が発生していると判別する劣化判別手段とを
具備することを特徴とする触媒温度センサ劣化検出装置
を提供する。
又、前記基準値は吸気温度、エンジン温度、エンジン回
転数、エンジン負荷の少なくとも一つに応じて設定され
ることが望ましい。
更に、前記劣化判別手段は、前記偏差が所定時間に亘っ
て前記所定値を越える時に前記触媒温度検出手段に劣化
が発生していると判別することが好ましい。
(作用〕 触媒温度検出手段が前記触媒の温度を検出し、該検出出
力値と所定のエンジン運転状態に応じて設定された基準
値との偏差が所定値を越えたときに前記触媒が劣化して
いると判定する。
(実施例) 以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
第1図は本発明の触媒温度センサ劣化検出装置を含む燃
料供給制御装置の全体の構成図であり、例えば4気筒か
ら成る内燃エンジン1の吸気管2の途中にはスロットル
ボディ3が設けられ、その内部にはスロットル弁3′が
配されている。スロットル弁3′にはスロットル弁開度
(θ1□)センサ4が連結されており、当該スロットル
弁3′の開度に応じた電気信号を出力して電子コントロ
ールユニット(以下rECUJ という)5に供給する
燃料噴射弁6はエンジン1とスロットル弁3′との間且
つ吸気管2の図示しない吸気弁の少し上流側に各気筒毎
に設けられており、各噴射弁は図示しない燃料ポンプに
接続されていると共にECU3に電気的に接続されて当
該ECU3からの信号により燃料噴射弁6の開弁時間が
制御される。
方、スロットル弁3′の直ぐ下流には管7を介して吸気
管内絶対圧(PBA)センサ8が設けられており、この
絶対圧センサ8により電気信号に変換された絶対圧信号
は前記ECU3に供給される。
また、その下流には吸気温(TA)センサ9が取付けら
れており、吸気温TAを検出して対応する電気信号を出
力してECU3に供給する。
エンジン1の本体に装着されたエンジン水温(Tw)セ
ンサ10はサーミスタ等から成り、エンジン水温(冷却
水温)Twを検出して対応する温度信号を出力してEC
U3に供給する。エンジン回転数(Ne)センサ11及
び気筒判別(CYL)センサ12はエンジン1の図示し
ないカム軸周囲又はクランク軸周囲に取付けられている
。エンジン回転数センサ11はエンジン1のクランク軸
の180度回転毎に所定のクランク角度位置で信号パル
ス(以下rTDC信号パルス」という)を出力し、気筒
判別センサ12は特定の気筒の所定のクランク角度位置
で信号パルスを出力するものであり、これらの各信号パ
ルスはECU3に供給される。ECU3はTDC信号パ
ルスのパルス間隔に基づいてエンジン回転数Neを算出
する。
三元触媒14はエンジン1の排気管13に配置されてお
り、排気ガス中のHC,CO,NOx等の成分の浄化を
行う。空燃比センサとしての02七ンサ15は排気管1
3の三元触媒14の上流側に装着されており、エンジン
1に供給される混合気の空燃比に対応する排気ガス中の
酸素濃度を検出してその検出値に応じた信号を出力しE
CU3に供給する。
更に、前記三元触媒14には該触媒14の温度を検出す
る触媒温度センサT。AT16が装着されており、その
検出温度に応じた出力電流値TcA□がECU3に供給
される。
尚1本実施例においては、ECU3は触媒温度センサ1
6の劣化判別手段を構成する。ECU3は各種センサか
らの入力信号波形を整形し、電圧レベルを所定レベルに
修正し、アナログ信号値をデジタル信号値に変換する等
の機能を有する入力回路5a、中央演算処理回路(以下
rcPUJという)5b、該CPU5bで実行される各
種演算プログラム及び演算結果等を記憶する記憶手段5
c、前記燃料噴射弁6に駆動信号を供給する出力回路5
d等から構成される。
前記CPU5bは上述の各種エンジンパラメータ信号に
基づいて、排ガス中の酸素濃度に応じたフィードバック
制御運転領域やオーブンループ制御運転領域等の種々の
エンジン運転状態を判別するとともに、エンジン運転状
態に応じ前記TDC信号バルヌに同期する燃料噴射弁6
の燃料噴射時間を演算し、前記燃料噴射弁6を開弁させ
る駆動信号を出力回路5dを介して燃料噴射弁6に供給
する。
尚、上記触媒温度センサ(TcAT)16は三元触媒1
4の温度を検出するもので、この温度が設定値以上のと
きに燃料を増量することにより、三元触媒14の保護を
するものである。
以上のように構成される燃料供給制御装置のCPU5b
で実行される触媒温度センサ(TCA□)16の劣化検
出手順を第2図に示す制御プログラムフローチャートに
基づいて詳述する。本プログラムはTDC信号パルスの
発生毎に実行される。
まずステップ2旧においてエンジン1が始動モードで運
転されているか否かを判別する。この答が肯定(Yes
)ならば、エンジン1が始動モードから通常モードに移
行した後の経過時間を計測するダウンカウンタから成る
触媒温度上昇デイレ−タイマ、即ちt TCATCMX
DLVタイマに三元触媒14が加熱後活性化するのに必
要な時間である所定時間t工。ATCIIKDLY (
例えば10秒)をセットし該タイマをスタートさせ(ス
テップ202) 、更に、三元触媒14の温度T。AT
ADと本来あるべき温度TCATIvLとの偏差が所定
値T CATDFLLMTを越えた状態の継続時間を計
測するt TcArvoN+タイマに所定時間t TC
ATVON+ (例えば10秒)をセントし、該タイマ
をスタートさせ(ステップ2’03) 、次に三元触媒
が正常に作動している時に呈する触媒温度範囲の上限値
TCAT)ILMT及び下限値T CATLLMTを前
記触媒温度センサ出力電流TCATのA/D変換値T。
ATADが夫々越えている状態の継続時間を計測するダ
ウンカウンタから成る触媒温度センサリミットモニタ継
続時間タイマ、即ちt TCATLM□タイマに所定時
間tTcATLMT(例えば10秒)をセントして該タ
イマをスタートさせ(ステップ204)、本プログラム
を終了する。一方、ステップ2(11の答が否定(No
)ならば前記t TCATCHKDL、tタイマのカウ
ント値が0であるか否かを判別する(ステップ205)
。この答が否定(No)ならば触媒温度センサ16の劣
化検出を行なうには不適切な運転状態であるとして順次
ステップ203,204に進み、一方エンジン1が通常
モードに移行後所定時間t TCATCHKOLYが経
過するとステップ205の答は肯定(Yes)に転じ、
ステップ206へ進む。
ステップ206では触媒温度センサ出カ電流A/D値T
。ATADが触媒温度上ンサHigh側すミット値TC
ATHLMT (例えば200+nA相当値)より大き
いが否かを判別する。この答が肯定(Yes)ならば、
ステップ213へ進んで前記t1oATL、ATタイマ
のカウント値がOであるか否かを判別し、その答が肯定
(Yes)、即ち触媒温度センサ16の出力電流A/ 
D Mi T CA t A DがHigh側リミッす
値T CATIILMTを所定時間T TCATLII
IT継続して越えたならば(第3図1.−14)、前記
触媒温度センサ16に劣化が発生していると判別し、ス
テップ2]2で触媒温度センサ性能NGフラグF−TM
PCATNGを1に設定する。
一方、ステップ2+3の答が否定(NO)ならば前記t
 TCATljON+タイマに所定時間t TCATM
。8.をセットし、該タイマをスタートさせて(ステッ
プ214)、本プログラムを終了する。
ステップ206の答が否定(NO)ならばステップ20
7に進み、触媒温度センサ出力電流A/D値TCATA
Dが触媒温度センサLow側すミット値TCATLLM
T(例えば0.1mA)より小さいか否かを判別する。
この答が肯定(Yes)ならば、ステップ213へ進ん
で前記t TCATLMTタイマのカウント値が0であ
るか否かを判別し、その答が肯定(Yes)、即ち触媒
温度センサ16の出力電流A/D値T CATADがL
ow側リミすト値T CATLLMTを所定時間tTC
・TL&lT継続して越えたならlf (第3図t。
t6)、前記触媒温度センサ16に劣化が発生している
と判別し、ステップ212で触媒温度センサ性能NGフ
ラグF−アMPCATNGを1に設定する。
方、ステップ2】3の答が否定(No)ならば前記t 
TCATVON+タイマに所定時間tTCATVON+
をセットし該タイマをスタートさせて本プログラムを終
了する。
次に、前記ステップ206,207の答がともに否定(
No)、即ち触媒温度センサ16の出力電流A/D値T
CATADがHigb側リミッす値T CAT)ILM
T以下で、Low側リミすト値T CA4LLMT以上
であるならばステップ208へ進み、エンジン運転状態
が所定の運転状態にあるかどうか、すなわち、吸気温度
TA、エンジン水温Tw、エンジン回転数Ne及び吸気
管内絶対圧PBAが所定の範囲内にあるか否かを判別す
る。より具体的には、 1)吸気温度TAが触媒温度センサモニタ吸気温上限値
TATCAT)I (例えば100℃)と同下限値TA
T。ATL(例えば20℃)との範囲内にあるか否か。
U)エンジン水温Twが触媒温度センサモニタ水温上限
値T WTCATH(例えば100℃)と同下限値TW
TCATL (例えば50℃)との範囲内にあるか否か
m)エンジン回転数Neが触媒温度センサモニタNe上
限値NeTcATH(例えば220Or、p、Lll、
)と同下限値NeTcATL(例えば180Or、p、
m、)との範囲内にあるか否か。
■)吸気管内絶対圧PBAが触媒温度センサモニタPB
A上限値PRTCATH(例えば380aunHg)と
閣下限値PBア。ATL (例えば340mmHIりと
の範囲内にあるか否か。
の以上i)から〜)までの判別が行なわれる。
l)から〜)の少なくとも1つが成立しなければ、即ち
ステップ208の答が否定(NO)ならば、エンジン運
転状態は所定の運転状態になく、劣化判別には不適切な
状態であるとしてステップ203.204を経て、本プ
ログラムを終了する。
一方、ステップ208の上記の条件が全て成立、即ち答
が肯定(Yes)ならば、エンジン運転状態は所定の運
転状態にあり、劣化検出に適切な状態であるとしてステ
ップ209に進む。ステップ209では触媒温度上ンサ
出力電流A/D値T CATAI)と前記ステップ20
8の条件成立時の吸気温度TA、エンジン水温Tw、エ
ンジン回転数Ne、吸気管内絶対圧PBAに応じて設定
きれる触媒温度センサ16が本来出力すべき出力電流値
TCATLVLとの差の絶対値を算出し、該算出値を触
媒温度センサ出力電流レベル変位TCATDELとする
尚、前記出力電流値T。ATLV+、は固定値(例えば
3mA相当値)でもよい。次、ステップ210において
前記触媒温度センサ出力電流レベル変位TCATDEL
が所定の触媒温度センサ出力電流レベル変位上限値T。
ATDFL工T(例えば0.20A相当値)より大きい
か否かを判別する。その答が否定(NO)ならば触媒セ
ンサ16に劣化が生じていないとして、ステップ203
.204を経て本プログラムを終了する。
一方、前記ステップ210の答が肯定(Yes)ならば
ステップ211へ進んで、前記t TCATMON+タ
イマのカウント値が0であるか否かを判別し、その答が
否定(No)ならばステップ204を経て本プログラム
を終了し、その答が肯定(Yes)、即ち前記触媒温度
センサ出力電流レベル変位T CATIIP、Lが所定
時間t TCATM。N1継続して触媒温度センサ出力
電流レベル変位上限値T。ATDEL工、より大きいな
らば(第3図t+t2)、触媒温度センサ16に劣化が
発生していると判別し、ステップ2]2で4 。
触媒温度センサ性能NGフラグF−1,。91N。を1
に設定して本プログラムを終了する。しかして、本装置
は別のプログラムにより前記NGフラグF、□MPCA
TNGが1のときは警報を発生しフェイルセーフ処理を
実施する。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、内燃エンジンの排
気ガス中の有害成分を浄化する触媒の温度を検出する触
媒温度センサの劣化を検出する触媒温度センサ劣化検出
装置において、触媒温度検出手段と、該触媒温度検出手
段の出力と前記エンジンの運転状態に応じて設定された
基準値との偏差が所定値を越える時に前記触媒温度検出
手段に劣化が発生していると判別する劣化判別手段とを
具備するので、触媒温度センサの劣化を確実に検出でき
ると云う優れた効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の触媒温度センサの劣化検出装置を含む
内燃エンジンの燃料供給制御装置の全体構成図、第2図
は第1図に示されるCPU5bで実行される触媒温度セ
ンサの劣化検出手順を示すプログラムフローチャート、
第3図は触媒温度センサの劣化発生を説明する図である
。 1・内燃エンジン、5・電子コントロールユニット(劣
化判別手段)、14・・−三元触媒(触媒)、16・・
触媒温度センサ(触媒温度検出手段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、内燃エンジンの排気ガス中の有害成分を浄化する触
    媒の温度を検出する触媒温度センサの劣化を検出する触
    媒温度センサ劣化検出装置において、触媒温度検出手段
    と、該触媒温度検出手段の出力と前記エンジンの運転状
    態に応じて設定された基準値との偏差が所定値を越える
    時に前記触媒温度検出手段に劣化が発生していると判別
    する劣化判別手段とを具備することを特徴とする触媒温
    度センサ劣化検出装置。 2、前記基準値は、吸気温度、エンジン温度、エンジン
    回転数、エンジン負荷の少なくとも一つに応じて設定さ
    れる請求項1記載の触媒温度センサ劣化検出装置。 3、前記劣化判別手段は、前記偏差が所定時間に亘って
    前記所定値を越える時に前記触媒温度検出手段に劣化が
    発生していると判別する請求項1又は2記載の触媒温度
    センサ劣化検出装置。
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