JPH03281960A - 触媒の劣化検出装置 - Google Patents
触媒の劣化検出装置Info
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- JPH03281960A JPH03281960A JP2081562A JP8156290A JPH03281960A JP H03281960 A JPH03281960 A JP H03281960A JP 2081562 A JP2081562 A JP 2081562A JP 8156290 A JP8156290 A JP 8156290A JP H03281960 A JPH03281960 A JP H03281960A
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- 230000006866 deterioration Effects 0.000 title claims abstract description 61
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- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims abstract description 15
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- 239000006185 dispersion Substances 0.000 abstract 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 8
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Landscapes
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、空燃比センサにより触媒コンバータの触媒の
劣化を検出する触媒の劣化検出装置に関する。
劣化を検出する触媒の劣化検出装置に関する。
[従来の技術]
近年、エンジンの空燃比フィードバック制御においては
、排気ガスを浄化する触媒の上流側と下流側とに02セ
ンサなどの空燃比センサをそれぞれ設け、上流側02セ
ンサの出力特性のばらつきを下流側02センサにより補
償して単一の02センサの出力特性のばらつきに起因す
るIII御精度の悪化を改善する、いわゆるダブル02
センサシステムが提案されている。
、排気ガスを浄化する触媒の上流側と下流側とに02セ
ンサなどの空燃比センサをそれぞれ設け、上流側02セ
ンサの出力特性のばらつきを下流側02センサにより補
償して単一の02センサの出力特性のばらつきに起因す
るIII御精度の悪化を改善する、いわゆるダブル02
センサシステムが提案されている。
このシステムにおいては、02センサの出力特性から触
媒の劣化を検出し、排気ガス浄化性能の悪化を防止する
ようにしており、例えば、特開昭6.3−97852号
公報には、エンジンが所定運転状態にあるとき、所定時
間当りの第2の空燃比センサ(触媒下流側の空燃比セン
サ)の出力の反転回数により触媒の劣化を検出する技術
が開示されている。
媒の劣化を検出し、排気ガス浄化性能の悪化を防止する
ようにしており、例えば、特開昭6.3−97852号
公報には、エンジンが所定運転状態にあるとき、所定時
間当りの第2の空燃比センサ(触媒下流側の空燃比セン
サ)の出力の反転回数により触媒の劣化を検出する技術
が開示されている。
[発明が解決しようとする課題]
ところで、上記空燃比センサの出力により触媒の劣化を
検出する際には、エンジンが空燃比的に安定しているこ
とが望ましく、従って、触媒の劣化診断は、上記先行技
術に記載されているように、エンジン回転数と負荷とが
所定範囲内にある定常状態において実行される。
検出する際には、エンジンが空燃比的に安定しているこ
とが望ましく、従って、触媒の劣化診断は、上記先行技
術に記載されているように、エンジン回転数と負荷とが
所定範囲内にある定常状態において実行される。
しかしながら、減速時の燃料カット、急加速時の割込み
増量噴射などが実行された直後は、エンジン回転数と負
荷とから定常状態とみなせる状態になった場合であって
も、実際にはしばらく空燃比的に不安定な状態が継続す
ることが多く、この状態で触媒の劣化診断を実行すると
、02センサの出力反転周期が不安定なため誤診断とな
るおそれがある。
増量噴射などが実行された直後は、エンジン回転数と負
荷とから定常状態とみなせる状態になった場合であって
も、実際にはしばらく空燃比的に不安定な状態が継続す
ることが多く、この状態で触媒の劣化診断を実行すると
、02センサの出力反転周期が不安定なため誤診断とな
るおそれがある。
[発明の目的]
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、空燃比セ
ンサの出力から触媒の劣化を検出する際の信頼性を向上
し、確実に触媒の劣化を検出することのできる触媒の劣
化検出装置を提供することを目的としている。
ンサの出力から触媒の劣化を検出する際の信頼性を向上
し、確実に触媒の劣化を検出することのできる触媒の劣
化検出装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段]
上記目的を達成するため本発明による触媒の劣化検出装
置は、第1の空燃比センサを上流側に臨ませるとともに
第2の空燃比センサを下流側に臨ませた触媒コンバータ
の触媒の劣化を検出する触媒の劣化検出装置において、
第1図に示すように、工・ンジンの運転状態が、少なく
とも上記第2の空燃比センサの出力に基づいて上記触媒
の劣化を検出する触媒劣化診断のための設定条件を満足
するか否かを判別する運転状態判別手段M1と、上記運
転状態判別手段M1でエンジンの運転状態が上記触媒劣
化診断のための設定条件を満足すると判別したとき、上
記触媒劣化診断の実行に対して遅延を設定する診断遅延
手段M2とを備えたものである。
置は、第1の空燃比センサを上流側に臨ませるとともに
第2の空燃比センサを下流側に臨ませた触媒コンバータ
の触媒の劣化を検出する触媒の劣化検出装置において、
第1図に示すように、工・ンジンの運転状態が、少なく
とも上記第2の空燃比センサの出力に基づいて上記触媒
の劣化を検出する触媒劣化診断のための設定条件を満足
するか否かを判別する運転状態判別手段M1と、上記運
転状態判別手段M1でエンジンの運転状態が上記触媒劣
化診断のための設定条件を満足すると判別したとき、上
記触媒劣化診断の実行に対して遅延を設定する診断遅延
手段M2とを備えたものである。
[作 用]
上記構成による触媒の劣化検出装置では、エンジンの運
転状態が、少な(とも上記第2の空燃比センサの出力に
基づいて上記触媒の劣化を検出するための触媒劣化診断
のための設定条件を満足するか否かが運転状態判別手段
M1により判別され、設定条件を満足すると判別される
と、診断遅延手段M2により設定された遅延をもって上
記触媒劣化診断が実行され、触媒の劣化が検出される。
転状態が、少な(とも上記第2の空燃比センサの出力に
基づいて上記触媒の劣化を検出するための触媒劣化診断
のための設定条件を満足するか否かが運転状態判別手段
M1により判別され、設定条件を満足すると判別される
と、診断遅延手段M2により設定された遅延をもって上
記触媒劣化診断が実行され、触媒の劣化が検出される。
[発明の実施例]
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第2図以下は本発明の一実施例を示し、第2図はエンジ
ン制御系の概略図、第3図は触媒劣化診断手順を示すフ
ローチャート、第4図は02センサの出力特性を示す説
明図である。
ン制御系の概略図、第3図は触媒劣化診断手順を示すフ
ローチャート、第4図は02センサの出力特性を示す説
明図である。
第2図において、符号1はエンジン本体を示し、図にお
いては水平対向型エンジンを示す。このエンジン本体1
のシリンダヘッド2に、インテークマニホルド3、エキ
ゾーストマニホルド4が各々連設されている。
いては水平対向型エンジンを示す。このエンジン本体1
のシリンダヘッド2に、インテークマニホルド3、エキ
ゾーストマニホルド4が各々連設されている。
また、上記インテークマニホルド3の上流側にスロット
ルチャンバ5が連通され、このスロットルチャンバ5の
上流側が吸入管6を介してエアクリーナ7に連通されて
おり、さらに、上記吸入管6の上記エアクリーナ7の直
上流に吸入空気子センサ(図においてはホットフィルム
式エア70−メータ)8が介装されている。
ルチャンバ5が連通され、このスロットルチャンバ5の
上流側が吸入管6を介してエアクリーナ7に連通されて
おり、さらに、上記吸入管6の上記エアクリーナ7の直
上流に吸入空気子センサ(図においてはホットフィルム
式エア70−メータ)8が介装されている。
また、上記スロットルチャンバ5に設けられたスロット
ルバルブ5aにスロットル開度センサ9aとスロットル
バルブ仝閉を検出するアイドルスイッチ9bとが連設さ
れ、上記インテークマニホルド3の各気筒の燃焼窄に連
通する各吸入ボートの直上流に加圧燃料を噴射するイン
ジェクタ10が配設されている。さらに、上記インテー
クマニホルド3に形成された冷却水通路(図示せず)に
冷却水温センサ11が臨まされている。
ルバルブ5aにスロットル開度センサ9aとスロットル
バルブ仝閉を検出するアイドルスイッチ9bとが連設さ
れ、上記インテークマニホルド3の各気筒の燃焼窄に連
通する各吸入ボートの直上流に加圧燃料を噴射するイン
ジェクタ10が配設されている。さらに、上記インテー
クマニホルド3に形成された冷却水通路(図示せず)に
冷却水温センサ11が臨まされている。
また、上記エンジン本体1のクランクシャフト1bにク
ランクロータ12が固設され、このクランクロータ12
の外周に、基準クランク位置信号を出力するクランク角
センサ13が対設されている。
ランクロータ12が固設され、このクランクロータ12
の外周に、基準クランク位置信号を出力するクランク角
センサ13が対設されている。
また、上記エンジン本体1のエキゾーストマニホルド4
に連通する排気管14に排気ガス浄化のための三元触媒
を収容する触媒コンバータ15が介装され、この触媒コ
ンバータ15の上流側と下流側とに、それぞれ、第1の
空燃比センサ、第2の空燃比センサ(本実施例において
は、それぞれ、第1の02センサ16a、第2の02セ
ンサ16b)が臨まされて排気ガス中の特定成分濃度が
検出される。
に連通する排気管14に排気ガス浄化のための三元触媒
を収容する触媒コンバータ15が介装され、この触媒コ
ンバータ15の上流側と下流側とに、それぞれ、第1の
空燃比センサ、第2の空燃比センサ(本実施例において
は、それぞれ、第1の02センサ16a、第2の02セ
ンサ16b)が臨まされて排気ガス中の特定成分濃度が
検出される。
一方、符号20は、マイクロコンピュータからなる制御
装置であり、CPU21、ROM22、RAM23、及
び、I10インターフェース24、及び、A/D変換器
(ADC)25がパスライン26を介して互いに接続さ
れ、第1の空燃比センサを上流側に臨ませるとともに第
2の空燃比センサを下流側に臨ませた触媒コンバータの
触媒の劣化を検出する劣化検出装置の機能が実現され、
また、空燃比制御などの他の機能が実現される。
装置であり、CPU21、ROM22、RAM23、及
び、I10インターフェース24、及び、A/D変換器
(ADC)25がパスライン26を介して互いに接続さ
れ、第1の空燃比センサを上流側に臨ませるとともに第
2の空燃比センサを下流側に臨ませた触媒コンバータの
触媒の劣化を検出する劣化検出装置の機能が実現され、
また、空燃比制御などの他の機能が実現される。
上記ADC25には、スロットル開度センサ9a、吸入
空気量センサ8、冷却水温センサ11、及び、第1.第
2の02センサ16a、16bなどが接続され、各セン
サからのアナログ信号がデジタル信号へと変換される。
空気量センサ8、冷却水温センサ11、及び、第1.第
2の02センサ16a、16bなどが接続され、各セン
サからのアナログ信号がデジタル信号へと変換される。
また、上記I10インターフェース24の入力ボートに
は、クランク角センサ13などの他のセンサ類が図示し
ない波形整形回路を介して接続されるとともに、アイド
ルスイッチ9bなどのスイッチ類が接続され、一方、上
記I10インターフェース24の出力ポートには、イン
ジェクタ10などのアクチュエータ類が駆動回路27を
介して接続されている。
は、クランク角センサ13などの他のセンサ類が図示し
ない波形整形回路を介して接続されるとともに、アイド
ルスイッチ9bなどのスイッチ類が接続され、一方、上
記I10インターフェース24の出力ポートには、イン
ジェクタ10などのアクチュエータ類が駆動回路27を
介して接続されている。
上記ROM22には制御プログラム及び各種固定データ
が記憶されており、上記RAM23には、各種フラグ類
、上記CPU21による演算処理データなどが格納され
る。
が記憶されており、上記RAM23には、各種フラグ類
、上記CPU21による演算処理データなどが格納され
る。
上記CPU21では、クランク角センサ13からのクラ
ンク角信号によりエンジン回転数Nを算出し、このエン
ジン回転数Nと吸入空気量センサ8からの吸入空気量Q
とに基づいて基本燃料噴射ITpをマツプ検索などによ
り直接あるいは補間計算にて求め、触媒コンバータ15
の上流側と下流側とに臨まされた第1.第2の02セン
サ16a、16bからの出力に基づいて、上記基本燃料
噴射ITpを空燃比フィードバック補正するとともに、
各種運転状態パラメータにより増量補正などを加えて最
終的な燃料噴射量Tiを演算し、また、点火時期θIG
などを演算する。
ンク角信号によりエンジン回転数Nを算出し、このエン
ジン回転数Nと吸入空気量センサ8からの吸入空気量Q
とに基づいて基本燃料噴射ITpをマツプ検索などによ
り直接あるいは補間計算にて求め、触媒コンバータ15
の上流側と下流側とに臨まされた第1.第2の02セン
サ16a、16bからの出力に基づいて、上記基本燃料
噴射ITpを空燃比フィードバック補正するとともに、
各種運転状態パラメータにより増量補正などを加えて最
終的な燃料噴射量Tiを演算し、また、点火時期θIG
などを演算する。
そして、制御タイミング設定用に設けられたカウンタ、
タイマ類に燃料噴射時刻、点火時刻をセットし、演算し
た燃料噴射MTiに相応するインジェクタ10の駆動パ
ルス幅信号、点火時期θIGに対する点火信号を最適な
タイミングで出力する。
タイマ類に燃料噴射時刻、点火時刻をセットし、演算し
た燃料噴射MTiに相応するインジェクタ10の駆動パ
ルス幅信号、点火時期θIGに対する点火信号を最適な
タイミングで出力する。
さらに、上記CPU21では、所定の時間周期毎に上記
第1.第2の02センサ16a、16bからの出力によ
り触媒の劣化診断を実行し、診断の結果、触媒劣化と判
定されると、警告灯などを点灯して触媒コンバータ15
の触媒交換を警告する。
第1.第2の02センサ16a、16bからの出力によ
り触媒の劣化診断を実行し、診断の結果、触媒劣化と判
定されると、警告灯などを点灯して触媒コンバータ15
の触媒交換を警告する。
次に、触媒の劣化診断手順を第3図のフローチャートに
従って説明する。
従って説明する。
このフローチャートに示すプログラムは、所定時間毎に
実行される判定ルーチンであり、ステップ5102で触
媒劣化診断のための診断条件が成立しているか否かを判
定する。
実行される判定ルーチンであり、ステップ5102で触
媒劣化診断のための診断条件が成立しているか否かを判
定する。
すなわち、吸入空気」センサ8、冷却水温センサ11、
クランク角センサ13などから検出される運転状態パラ
メータにより、エンジンの運転状態がアイドル状態、加
減速状態などを除いた定常状態にあり、触媒劣化診断の
ための設定条件が満足されるか否かが判定され、例えば
、冷却水IT−、エンジン回転数N1基本燃料噴射IT
pなどが設定範囲内にあるとき、診断条件成立と判定さ
れる。
クランク角センサ13などから検出される運転状態パラ
メータにより、エンジンの運転状態がアイドル状態、加
減速状態などを除いた定常状態にあり、触媒劣化診断の
ための設定条件が満足されるか否かが判定され、例えば
、冷却水IT−、エンジン回転数N1基本燃料噴射IT
pなどが設定範囲内にあるとき、診断条件成立と判定さ
れる。
上記ステップ5102で触媒劣化診断のため・の条件が
成立しない場合には、ステップ5101でタイマTHを
クリアし、条件が成立した場合、上記ステップ5102
からステップ5103へ進んで上記タイマTHをカウン
トアツプして条件成立後の経過時間を計時する。
成立しない場合には、ステップ5101でタイマTHを
クリアし、条件が成立した場合、上記ステップ5102
からステップ5103へ進んで上記タイマTHをカウン
トアツプして条件成立後の経過時間を計時する。
尚、上記タイマTHによる計時は、カウンタ、タイマ類
などのハードウェアを用いても良く、また、CPU21
の計時機能を利用しても良い。
などのハードウェアを用いても良く、また、CPU21
の計時機能を利用しても良い。
次いで、上記ステップ5103からステップ5104へ
進み、上記タイマTHの計時Tを読出して、予め設定し
た時間TSET <例えば、5sec)に達したか否
かを判別する。そして、T < T SETの場合、上
記ステップ5102へ戻って再び触媒劣化診断のための
条件を判別し、一方、T≧T SETの場合、すなわち
触媒劣化診断のための条件成立後、設定時間T SET
が経過した場合、ステップ5105へ進み、直ちに触媒
劣化診断を実行する。
進み、上記タイマTHの計時Tを読出して、予め設定し
た時間TSET <例えば、5sec)に達したか否
かを判別する。そして、T < T SETの場合、上
記ステップ5102へ戻って再び触媒劣化診断のための
条件を判別し、一方、T≧T SETの場合、すなわち
触媒劣化診断のための条件成立後、設定時間T SET
が経過した場合、ステップ5105へ進み、直ちに触媒
劣化診断を実行する。
第4図に示すように、通常、触媒コンバータ15上流側
の第1の02センサ16aは、下流側の第2の02セン
サ16bに対して応答速度が高く、その出力周波数が高
いが、触媒が劣化すると、酸素ストレージ効果の減少に
より下流側の第2の02センサ16bの出力が上流側の
第1の02センサ16aの出り周波数に近付く。
の第1の02センサ16aは、下流側の第2の02セン
サ16bに対して応答速度が高く、その出力周波数が高
いが、触媒が劣化すると、酸素ストレージ効果の減少に
より下流側の第2の02センサ16bの出力が上流側の
第1の02センサ16aの出り周波数に近付く。
従って、上記第1.第2の02センサ16a。
16bの出力周波数の比較により、あるいは、上記第2
の02センサ16bの出力周波数の変化により、触媒の
劣化度合いを診断することができる。
の02センサ16bの出力周波数の変化により、触媒の
劣化度合いを診断することができる。
この場合、減速時の燃料カットあるいは急加速時の割込
み増量噴射などが実行された直後に触媒劣化診断のため
の条件が成立しても、診断実行に対してデイレイが設け
られているため直ちに診断が実行されず、空燃比的に不
安定な状態から十分安定した状態になった後に触媒の劣
化診断が実行される。
み増量噴射などが実行された直後に触媒劣化診断のため
の条件が成立しても、診断実行に対してデイレイが設け
られているため直ちに診断が実行されず、空燃比的に不
安定な状態から十分安定した状態になった後に触媒の劣
化診断が実行される。
従って、従来のように、運転状態パラメータから判別さ
れる触媒劣化診断のための条件が成立しても、実際には
空燃比的に不安定な状態で第1゜第2の02センサ16
a、16bの出力周波数が安定せず、空燃比リッチ/リ
ーンの反転にゆらぎを生じているような状態での診断を
行うことがなくなり、誤判定が防止されて診断の信頼性
を大幅に向上することができる。
れる触媒劣化診断のための条件が成立しても、実際には
空燃比的に不安定な状態で第1゜第2の02センサ16
a、16bの出力周波数が安定せず、空燃比リッチ/リ
ーンの反転にゆらぎを生じているような状態での診断を
行うことがなくなり、誤判定が防止されて診断の信頼性
を大幅に向上することができる。
尚、触媒劣化診断時のデイレイは、診断条件成立後の経
過時間に限定されず、第1の02センサ16aあるいは
第2の02センサ16bの空燃比リッチ/リーンの繰返
し回数が予め設定した回数に達した後、触媒劣化診断を
実行するようにしても良い。
過時間に限定されず、第1の02センサ16aあるいは
第2の02センサ16bの空燃比リッチ/リーンの繰返
し回数が予め設定した回数に達した後、触媒劣化診断を
実行するようにしても良い。
[発明の効果]
以上説明したように本発明によれば、触媒コンバータの
触媒の劣化を、少なくとも下流側に臨ませた第2の空燃
比センサの出力に基づいて検出する際に、運転状態判別
手段によりエンジンの運転状態が触媒劣化診断のための
設定条件を満足するか否かを判別し、この設定条件を満
足すると判別したとき、診断遅延手段により上記触媒劣
化診断の実行に対して遅延を設定するため、常に、空燃
比が安定した状態で触媒の劣化を検出することができる
。
触媒の劣化を、少なくとも下流側に臨ませた第2の空燃
比センサの出力に基づいて検出する際に、運転状態判別
手段によりエンジンの運転状態が触媒劣化診断のための
設定条件を満足するか否かを判別し、この設定条件を満
足すると判別したとき、診断遅延手段により上記触媒劣
化診断の実行に対して遅延を設定するため、常に、空燃
比が安定した状態で触媒の劣化を検出することができる
。
従って、誤診断が防止されて確実に触媒の劣化を検出す
ることができ、信頼性の向上を図ることができるととも
に、排気ガス浄化性能の悪化を未然に防止することがで
きるなど優れた効果が奏される。
ることができ、信頼性の向上を図ることができるととも
に、排気ガス浄化性能の悪化を未然に防止することがで
きるなど優れた効果が奏される。
第1図は本発明の基本構成を示すブロック図、第2図以
下は本発明の一実施例を示し、第2図はエンジン制御系
の概略図、第3図は触媒劣化診断手順を示すフローチャ
ート、第4図は02の出力特性を示す説明図である。 Ml・・・運転条件判別手段 M2・・・診断遅延手段 センサ 第3図
下は本発明の一実施例を示し、第2図はエンジン制御系
の概略図、第3図は触媒劣化診断手順を示すフローチャ
ート、第4図は02の出力特性を示す説明図である。 Ml・・・運転条件判別手段 M2・・・診断遅延手段 センサ 第3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 第1の空燃比センサを上流側に臨ませるとともに第2の
空燃比センサを下流側に臨ませた触媒コンバータの触媒
の劣化を検出する触媒の劣化検出装置において、 エンジンの運転状態が、少なくとも上記第2の空燃比セ
ンサからの出力に基づいて上記触媒の劣化を検出する触
媒劣化診断のための設定条件を満足するか否かを判別す
る運転状態判別手段と、上記運転状態判別手段でエンジ
ンの運転状態が上記触媒劣化診断のための設定条件を満
足すると判別したとき、上記触媒劣化診断の実行に対し
て遅延を設定する診断遅延手段とを備えたことを特徴と
する触媒の劣化検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2081562A JPH03281960A (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | 触媒の劣化検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2081562A JPH03281960A (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | 触媒の劣化検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03281960A true JPH03281960A (ja) | 1991-12-12 |
Family
ID=13749734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2081562A Pending JPH03281960A (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | 触媒の劣化検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03281960A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05263686A (ja) * | 1992-03-23 | 1993-10-12 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の触媒劣化判別装置 |
JP2008180195A (ja) * | 2007-01-26 | 2008-08-07 | Toyota Motor Corp | 触媒劣化検知センサ、触媒劣化検知方法および触媒交換報知装置 |
JP2011202667A (ja) * | 2011-06-17 | 2011-10-13 | Mitsubishi Electric Corp | 内燃機関の制御装置 |
-
1990
- 1990-03-29 JP JP2081562A patent/JPH03281960A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05263686A (ja) * | 1992-03-23 | 1993-10-12 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の触媒劣化判別装置 |
JP2008180195A (ja) * | 2007-01-26 | 2008-08-07 | Toyota Motor Corp | 触媒劣化検知センサ、触媒劣化検知方法および触媒交換報知装置 |
JP2011202667A (ja) * | 2011-06-17 | 2011-10-13 | Mitsubishi Electric Corp | 内燃機関の制御装置 |
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