JPH04115893U - フオークリフトトラツクの騒音防止装置 - Google Patents

フオークリフトトラツクの騒音防止装置

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JPH04115893U
JPH04115893U JP2569191U JP2569191U JPH04115893U JP H04115893 U JPH04115893 U JP H04115893U JP 2569191 U JP2569191 U JP 2569191U JP 2569191 U JP2569191 U JP 2569191U JP H04115893 U JPH04115893 U JP H04115893U
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mast
lift bracket
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実 込山
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小松フオークリフト株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フォークリフトトラックの荷役装置におい
て、マストと昇降体の係合部の騒音を防止する。 【構成】 マスト1に沿って、フォーク2とフィンガバ
ー3とリフトブラケット4とにより構成された昇降体5
が上下移動する荷役装置において、上部がリフトブラケ
ット4の側方に枢支され、下部がリフトブラケット4の
表面に固着される弾性体10を配置し、この弾性体10
の上部がマスト1のマストレール後面8bに弾接するよ
うにした。 【効果】 弾性体によりリフトブラケットの上部ローラ
と下部ローラがマストレールの前面と後面の間で振れる
のを防ぎ、騒音の発生を防止すると共に、この弾性体の
取付け作業がボルトで締付けていくだけなので、容易に
作業を行うことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はフォークリフトトラックの荷役装置におけるマストと昇降体の係合部 の騒音防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のフォークリフトトラックは図4に示すように、車体の前方に左右一対の マスト1を立設し、このマスト1に沿ってローラを介しフォーク2とフィンガバ ー3とリフトブラケット4とによって構成される昇降体5を上下動自在に設けて いる。そして、マスト1と昇降体5との係合部においては、左右一対のマスト1 に前面8a、後面8bからなるマストレール8を形成すると共に、昇降体5の左 右のリフトブラケット4に上部ローラ6と下部ローラ7とをそれぞれ回転自在に 取付けて、この上部ローラ6と下部ローラ7を前記マストレール8に沿って上下 転動自在とすることで、昇降体5を上下動するようにしており、上部ローラ6と 下部ローラ7とが円滑に転動できるよう上部ローラ6、下部ローラ7とマストレ ール8との間にスキマが形成されている。
【0003】 このような構造において、車体に振動が生じた際、スキマにより上部ローラ6 、下部ローラ7がマストレール8の前面8aと後面8bの間で振れて衝突し、騒 音が生じる為に、これを防ぐ手段として、従来、実開平2−64592号公報に 記載されているようにリフトブラケット4にマストレール8の前面8a、後面8 bに弾性する圧接体を設けることで、騒音の発生を防止しているものが知られて いる。この圧接体はマストレール8の前面8aと後面8bの間に位置し、圧縮ば ねにより前面8aと後面8bに弾接するようになったものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の構造であると、マストへ昇降体のリフトブラケットを装着する作業にお いて、リフトブラケットに固着した圧接体を一旦圧縮してから、マストレールの 前面と後面の間に配置するので、そのための作業は容易ではなかった。 本考案は、この問題を解消することを、その課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案はフォークリフトトラックの荷役装置において、上部がリフトブラケッ トの側方に枢支され、下部がリフトブラケットの表面に固着される弾性体を配置 し、この弾性体の上部がマストレールの後面に弾接するようにしたことにより、 リフトブラケットの上部ローラ、下部ローラがマストレールの前面と後面の間で 振れるのを防ぎ、騒音の発生を防止すると共に、この弾性体の取付け作業はボル トを締付けていくことで完了するので、作業が容易に行える。
【0006】
【実 施 例】
本考案によるフォークリフトトラックの騒音防止装置の実施例について、図1 、図2、図3を用いて説明を行う。 従来と同様に左右一対のマスト1に沿ってフォーク2とフィンガバー3とリフ トブラケット4とによって構成される昇降体5が左右のリフトブラケット4に配 された上部ローラ6と下部ローラ7とを介して上下動する荷役装置において、リ フトブラケット4の上部ローラ6と下部ローラ7の中間位置に板状の弾性体10 を設ける。この弾性体10は、左側のリフトブラケット4用のものでは、正面か らみて概略L字状(右側のリフトブラケット4用のものではその線対称)、側面 からみて上方がクランク状をなす部材であって、その上方のクランク状部の一方 の偶角部がピン13によってリフトブラケット4の側方に枢支され、その下方の 水平端はリフトブラケット4の下側表面にスペーサ12を介してボルト11によ って固着されることにより、昇降体5がマスト1に対して配置された時、弾性体 10の上方部がマスト1のマストレール8の後面8bに弾接するようにされる。
【0007】 これにより、リフトブラケット4の上部ローラ6付近においては、上部ローラ 6がマストレール8の前面8aを転動すると共に、弾性体10がマストレール8 の後面8bを摺動するので、上部ローラ6と下部ローラ7とがマストレール8の 前面8aと後面8bの間で振れるのを防止することができる。
【0008】
【考案の効果】
本考案は以上詳述したように、フォークリフトトラックの荷役装置において、 上部がリフトブラケットの側方に枢支され下部がリフトブラケットの表面に固着 される弾性体を配置し、この弾性体の上部がマストのマストレール後面に弾接す るようにしたので、リフトブラケットの上部ローラ、下部ローラがマストレール の前面と後面の間で振れて衝突するのを弾性体で防ぎ、騒音の発生を防止するこ とができる。
【0009】 また、本考案では、弾性体の取付けは弾性体をリフトブラケットのピンに装着 し、この状態でマスト内にリフトブラケットを配置した後に、ボルトを締付ける 過程で、弾性体が徐々にマストレール後面に弾接状態になるので、作業者が容易 に取付け作業を行うことができる。
【0010】 また、弾性体のマストレールへの弾接力は、弾性体のリフトブラケットへの固 着部に介在したスペーサの厚さを変更することで、変化させることも可能となり 、マスト内にリフトブラケットを配置した後でも容易に弾性体の弾接力を調整す ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による一実施例の一部破断側面図。
【図2】図1の一部破断背面図。
【図3】図1の分解斜視図。
【図4】従来の荷役装置の分解斜視図。
【符号の説明】
1 マスト、2 フォーク、3 フィンガバー、4 リ
フトブラケット、5昇降体、6 上部ローラ、7 下部
ローラ、8 マストレール、8a 前面、8b 後面、
10 弾性体、11 ボルト、12 スペーサ、13
ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の前方に立設したマスト1に沿っ
    て、フォーク2とフィンガバー3とリフトブラケット4
    とにより構成された昇降体5が上下移動するフォークリ
    フトトラックの荷役装置において、上部がリフトブラケ
    ット4の側方に枢支され、下部がリフトブラケット4の
    表面に固着される弾性体10を配置し、この弾性体10
    の上部がマスト1のマストレール後面8bに弾接するよ
    うにしたことを特徴とするフォークリフトトラックの騒
    音防止装置。
JP2569191U 1991-03-26 1991-03-26 フォ―クリフトトラックの騒音防止装置 Expired - Fee Related JP2507620Y2 (ja)

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JP2010058930A (ja) * 2008-09-05 2010-03-18 Tcm Corp リーチ式フォークリフト

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4746866B2 (ja) * 2004-11-19 2011-08-10 Tcm株式会社 キャリッジ用ガタ抑制装置

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