JP3022667U - キャスター - Google Patents

キャスター

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JP3022667U
JP3022667U JP1995009730U JP973095U JP3022667U JP 3022667 U JP3022667 U JP 3022667U JP 1995009730 U JP1995009730 U JP 1995009730U JP 973095 U JP973095 U JP 973095U JP 3022667 U JP3022667 U JP 3022667U
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JP
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bracket
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caster
brackets
roller
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JP1995009730U
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明振 謝
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明振 謝
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ローラを枢支するためのブラケットの耐衝撃
力が強く、ローラを介してブラケットにかかる強い衝撃
に耐え得るようにする。 【解決手段】 略平板状をした取付台(31)と、この
取付台の底面から対向して突出し、かつ互いに離間した
一対のブラケット(32A、32B)と、シャフト(3
5)を介して一対のブラケット(32A、32B)の間
に回転自在に枢支されたローラ(34)と、少なくとも
一方のブラケットをシャフトの軸線方向から支えるリブ
(36)とを備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はトランクなどの荷物の底面に取り付けるキャスターに関し、詳しくは 、ローラを枢支するためのブラケットの耐衝撃力が強く、容易に変形しないキャ スターに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、トランクなどの大きい荷物を移動させる時、省力を図って移動させ るために、荷物の底部にキャスターを取り付けることがある。この種のキャスタ ーとして、図4に示すようなキャスター10が従来より提供されている。このキ ャスター10は、平板状の取付台11と、該取付台11の底面から対向して突出 する互いに離間した一対のブラケット12、12と、シャフト15を介して両ブ ラケット12、12の間に回転自在に枢支したローラ14とからなる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記キャスター10は、トランクの運搬の最中や、トランクを 上げたり下げたりするうちに、即ち、床面上に置く動作を繰り返すうちに、荷重 がかかのみならず、トランクを床に投げつけるように置いた場合には、強い衝撃 を受けるため、ブラケット12、12が変形することが多い。このように、ブラ ケット12、12が変形すると、キャスターとしての機能を得ることが出来なく なる。
【0004】 上記キャスター10のブラケット12、12にかかる衝撃を低減させるために 、トランクの底部と、キャスター10の取付台11の上面との間に、シート状の クッション20を介在させて取り付けるものがある。しかし、このシート状のク ッション20による衝撃力の吸収には限界があるため、上記ブラケット12の変 形を確実に防止する効果は得ることができない。
【0005】 本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、ローラを回転自在に枢支するた めのブラケットの耐衝撃力が強く、ローラを介してブラケットにかかる強い衝撃 に耐え得るキャスターを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、請求項1で、ローラ取付台の底面に、 互いに離間した一対のブラケットを対向させて突設し、これらの間に上記ローラ をシャフトを介して回転自在に枢支してなるキャスターにおいて、上記少なくと も一方のブラケットの側面をシャフトの軸線方向から支えるブラケット補強用の リブを、上記取付台の底面より突設していることを特徴とするキャスターを提供 するものである。
【0007】 上記キャスターによると、少なくとも一方のブラケットに補強用のリブを設け ているため、ブラケットの耐衝撃力を向上させることができる。また、他方側の ブラケットにリブを設けていなくても、ローラを枢支するシャフトを介して他方 側のブラケットも補強される。よって、該キャスターが強い衝撃を受けても、ブ ラケットが簡単に変形することはなく、キャスターの機能を維持し、信頼性を向 上させることができる。
【0008】 請求項2では、上記取付台は金属製で略平板状としていると共に、上記ブラケ ットは上記取付台の底面より下方に向けて山型状に突出し、かつ、上記取付台を 切り起こして上記リブを一対に設け、これらリブを上記ブラケットの山型に傾斜 した両端部に当接あるいは溶接している。
【0009】 請求項3では、上記取付台は金属製で略平板状をしており、かつ、上記リブは 上記取付台とは別体の略矩形状をした金属板より形成し、該金属板を上記ブラケ ットの側面と上記取付台の底面とに、それぞれ溶接して固定している。
【0010】
【考案の実施の形態】 以下、本考案を図面に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。 図1及び図2に示すように、本考案の第1実施形態のキャスター30は、平板 状をした金属製のローラ取付台31と、該取付台31の底面から互いに離間して 対向して突出する一対のブラケット32A、32Bと、シャフト35を介して一 対のブラケット32A、32Bの間に回転自在に枢支されるローラ34と、一方 のブラケット32Bの一側面をシャフト35の軸線方向から支える一対のブラケ ット補強用のリブ36、36とを備えている。
【0011】 上記ブラケット32Aは、上記取付台31の一端より幅方向にかけて下向きに 屈曲する山型状で、プレス成形により取付台31と一体成形している。上記ブラ ケット32Bは、取付台31とは別体の金属板を取付台底面より下方に向けて山 型状に突出しており、上記ブラケット32Aと間隔をあけて取付台31に溶接し て固定している。尚、上記ブラケット32Aもブラケット32Bと同様に、別体 の金属板を取付台31の端部に溶接して設けても良い。
【0012】 上記リブ36、36は、上記取付台31をプレス成形して底面から所要角度で 切り起こして設け、ブラケット32B側の端面36aを該ブラケット32Bの右 側面32aに当接衝合させている。
【0013】 詳しくは、リブ36、36は、上記ブラケット32Bの上端両側部32c、3 2cがそれぞれ連続端となるように、ローラ取付側と反対に位置する右側面32 aに沿って切り起こして形成している。また、リブ36のブラケット側端面36 aは、ブラケット32Bの山型に傾斜した両端部32b、32bに沿うように屈 折させて当接し、上記シャフト35の軸線方向に沿って、ブラケット32Bを横 方向より突っ張るように支えるようにしている。 尚、上記リブ36の周縁36aと上記ブラケット32の側面32aとの当接面 は、溶接して互いに固定しておくとより好ましい。
【0014】 上記構成のキャスター30によると、一方のブラケット32Bに補強用のリブ 36を設けているため、該ブラケット32Bの耐衝撃力を向上させることができ る。一方、リブ36を設けていないブラケット32Aは、シャフト35を介して 補強される。
【0015】 よって、上記キャスター30をトランク等の荷物に取り付けて、該キャスター 30が、運搬中や、トランクを床面上に置く際に強い衝撃を受けても、ブラケッ ト32A、32Bが簡単に変形することはなく、キャスターの機能を維持するこ とができると共に、その信頼性を向上させることができる。また、リブ36、3 6はプレス成形により設けているため、安価かつ容易に形成することが出来る。
【0016】 図3は第2実施形態のキャスター50を示し、該キャスター50は、略平板状 をしたローラ取付台51と、この取付台51の底面一端縁側より互いに離間して 対向して突出する一対のブラケット52A、52Bと、シャフト55を介して上 記一対のブラケット52A、52Bの間に回転自在に枢支されるローラ54と、 各ブラケット52A、52Bのそれぞれの一側面をシャフト55の軸線方向から 支える各一対のブラケット補強用のリブ56A、56Bとを備えている。
【0017】 上記リブ56A、56Bは、取付台51とは別体の略矩形状をした金属板より なり、各ブラケット52A、52Bと取付台51の底面とが交差する右側の隅部 に、シャフト55の軸線方向に沿って延在するように配置して溶接して固定して いる。
【0018】 詳しくは、上記ブラケット52A側に溶着する一対のリブ56Aは、上記ロー ラ54を枢支する内側の右側面52aに、取付台51の底面に対して直交する方 向に位置決めして溶接している。また、ブラケット52B側に溶着する一対のリ ブ56Bは、ブラケット52Bのローラ取付側と反対の右側面52aの山型に傾 斜した両端部52b、52bに沿うように、取付台51の底面に対してやや傾斜 させて溶接している。
【0019】 上記第2実施形態のキャスター50によると、両ブラケット52A、52Bを それぞれリブ56A、56Bにより補強しており、これらリブ56A、56Bは 溶接して固定しているため、ブラケット52A、52Bの耐衝撃力をより向上さ せることが出来る。
【0020】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案の請求項1に記載のキャスターでは、 取付台の底面に少なくとも一方のブラケットの一側面をシャフトの軸線方向から 支えるように補強用のリブを設けているため、ローラを枢支するシャフトを介し てブラケット全体の耐衝撃力を向上させて補強することができる。よって、トラ ンク等の荷物に取り付けて、運搬中や、床面上に置いた場合に発生する衝撃によ るブラケットの変形を軽減することができ、該ブラケットが簡単に変形すること を防止することができる。
【0021】 請求項2に記載のキャスターでは、リブをプレス成形により取付台と一体に設 けているため、安価かつ容易に形成することができる。 請求項3に記載のキャスターでは、リブを取付台とは別体の金属板を溶接して 設けているため、耐衝撃力をより確実に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の第1実施形態のキャスターを示す斜
視図である。
【図2】 図1示すキャスターのA−A線断面図であ
る。
【図3】 本考案の第2実施形態のキャスターを示す斜
視図である。
【図4】 従来のキャスターを示す斜視図である。
【符号の説明】
30、50 キャスター 31、51 取付台 32A、32B、52A、52B ブラケット 34、54 ローラ 35、55 シャフト 36、56 リブ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローラ取付台の底面に、互いに離間した
    一対のブラケットを対向させて突設し、これらの間に上
    記ローラをシャフトを介して回転自在に枢支してなるキ
    ャスターにおいて、 上記少なくとも一方のブラケットの側面をシャフトの軸
    線方向から支えるブラケット補強用のリブを、上記取付
    台の底面より突設していることを特徴とするキャスタ
    ー。
  2. 【請求項2】 上記取付台は金属製で略平板状としてい
    ると共に、上記ブラケットは上記取付台の底面より下方
    に向けて山型状に突出し、かつ、上記取付台を切り起こ
    して上記リブを一対に設け、これらリブを上記ブラケッ
    トの山型に傾斜した両端部に当接あるいは溶接している
    請求項1に記載のキャスター。
  3. 【請求項3】 上記取付台は金属製で略平板状をしてお
    り、かつ、上記リブは上記取付台とは別体の略矩形状を
    した金属板より形成し、該金属板を上記ブラケットの側
    面と上記取付台の底面とに、それぞれ溶接して固定して
    いることを特徴とする請求項1に記載のキャスター。
JP1995009730U 1995-09-14 1995-09-14 キャスター Expired - Lifetime JP3022667U (ja)

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