JPH063037Y2 - 引越リフト車のラダー受け構造 - Google Patents

引越リフト車のラダー受け構造

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JPH063037Y2
JPH063037Y2 JP11466188U JP11466188U JPH063037Y2 JP H063037 Y2 JPH063037 Y2 JP H063037Y2 JP 11466188 U JP11466188 U JP 11466188U JP 11466188 U JP11466188 U JP 11466188U JP H063037 Y2 JPH063037 Y2 JP H063037Y2
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JP
Japan
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ladder
receiving structure
receiving
rudder
moving lift
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JP11466188U
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Inventor
隆洋 長嶋
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Aichi Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば高層マンション、高層団地、高層オフ
ィスビル等の高層階からの引越貨物等の搬出、搬入作業
を容易に行うことの出来る引越リフト車のラダー受け構
造に関するものである。
〔従来技術〕
従来、高層マンション、高層団地、高層オフィスビル等
の高層階への、例えば引越貨物等の搬出、搬入作業を行
っている引越リフト車のラダー受け構造は、第2図
(a)、(b)、(c)に示す如く、車体10の前方(キャビン
の直後)に立設したラダー受部11でもって、格納状態
にあるラダー12の両側板12a、12aの下面を支持
すべく構成していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上記の構成を採用した引越リフト車のラダー
受け構造は、同図に示した如く、ラダー12の強度的に
は弱い両側板12a、12aの下面をラダー受部11で
持って直接支持する構造であるから、走行時に生じる車
体10の振動がラダー受部11を介してラダー12の両
側板12a、12aを激しく突き上げる。そのために、
ラダー12はこのラダー受部11を境として「へ」の字
状に変形することがしばしば見られ通い箱13の走行状
態が悪くなり、また極端な場合には通い箱13が脱線す
る等の危険性がある。また、ラダー受部11の構造も同
図(b)、(c)に示した如く、左右の受け部材11a、11
aにL字状のものを用いなければラダー12の横揺れを
効果的に防止することができず、しかも左右の受け部材
11a、11aのフラットな支持面11b(同図(c)参
照)に水平取に当接し、ラダー12の傾斜角度にフィッ
トすべく正確に加工した介在駒14を溶接等によって取
り付けなければならず、従ってその分、部品が多くなり
加工作業が面倒であり、コストアップとなる等の問題を
有していた。
〔考案の目的及び課題を解決するための手段〕
本考案は、前述した問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、高層マンション、高層団
地、高層オフィスビル等の高層階からの引越貨物等の搬
出、搬入作業を容易に行うことの出来る引越リフト車の
ラダー受け構造を提供するものであり、そのために車体
上に装備したターンテーブルに基端を枢支し、起伏、伸
縮及び旋回可能となったラダーの起伏シリンダの上端を
支承するクロスメンバーパイプを、前記車体上に立設し
たラダー受部で支持すべく構成する。
〔作用〕
上記のような構成を採用したので、ラダー受部の構成が
非常に簡単となり、しかもラダーにおける最も強度の高
い位置をラダー受部でもって支持するものであるから、
従来の引越リフト車のラダー受け構造のようにラダーを
変形するようなこともなく、しかもラダー受部をラダー
を構成する両側板の内側に位置せしめたので、ラダーの
左右への揺動が確実に防止でき、コストも非常に安価で
ある。
〔実施例〕
以下、第1図(a)、(b)、(c)に基づいて本考案に係る引
越リフト車のラダー受け構造の一実施例を詳細に説明す
る。
同図中、1は本考案に係る引越リフト車のラダー受け構
造を採用したリフト車であり、2は車体1aの後部に装
備したターンテーブル、3は前記ターンテーブル2に基
端を枢支して起伏、伸縮、旋回自在なラダー、4は前記
ラダー3上を昇降する通い箱、5は起伏シリンダ、6は
前記起伏シリンダ5のロッド端を支承したクロスメンバ
ーパイプ、7は前記車体上1aに立設したラダー受であ
る。
ところで、前記ラダー受7の上端には略L字状の受け部
材7aが設けられており、該受け部材7aで前記クロス
メンバーパイプ6の内側、つまり前記ラダー3に設けた
ブラケット3a、3aに位置する左右の2か所を支持
(同図(c)参照)すべく構成されている。8a、8aは
前記クロスメンバーパイプ6を貫通させ、かつ両ブラケ
ット3a、3aの内側所定の位置に設けられた立板であ
り、該立板8a、8aでもって前記両受け部材7aの左
右への移動は規制されるようになっている。
以下、上記の構成に基づいて本考案に係る引越リフト車
のラダー受け構造の作用を説明する。
即ち、本考案に係る引越リフト車のラダー受け構造は、
ラダー3の起伏シリンダ5のロッド端を支承するクロス
メンバーパイプ6をラダー受7の先端に設けた受け部材
7aでもって支承するように構成したので、強度的には
ラダー3の内の最強の位置を支持することとなり、従っ
て、ラダー3の走行時の激しい振動を受けても変形する
ようなことは皆無となり、しかも前記クロスメンバーパ
イプ6を支持する受け部材7aは、立板8a、8aでも
って左右を規制されるべく構成しているので、ラダー3
の左右方向への揺動も効果的に防止され、ラダー受けの
信頼性は著しく向上する。
又、前記受け部材7aはクロスメンバーパイプ6の外周
と略同様の円形状であるため、従来のラダー受けに見ら
れたようにラダー3の傾斜角度に応じて受け部材7aの
支持角度を変えなければならない等の問題は皆無とな
り、受け部材7aの加工が非常に簡単となり、安価に提
供することが可能となる。
〔考案の効果〕
本考案は、以上詳細に説明した如く、車体上に装備した
ターンテーブルに基端を枢支し、起伏、伸縮及び旋回可
能となったラダーの起伏シリンダの上端を支承するクロ
スメンバーパイプを、前記車体上に立設したラダー受部
で支持すべく構成したので、ラダー受部の構成が非常に
簡単となり、しかもラダーにおける最も強度の高い位置
をラダー受部でもって支持するものであるから、従来の
引越リフト車のラダー受け構造のようにラダーを変形す
るようなこともなく、しかもラダー受部をラダーを構成
する両側板の内側に位置せしめたので、ラダーの左右へ
の揺動が確実に防止でき信頼性も向上し、コストも非常
に安価となる等種々の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)、(c)は本考案に係る引越リフト車のラ
ダー受け構造を示す説明図、第2図(a)、(b)、(c)は従
来の引越リフト車のラダー受け構造を示す説明図であ
る。 1…リフト車、1a…車体上、2…ターンテーブル、3
…ラダー、3a…ブラケット、4…通い箱、5…起伏シ
リンダ、6…クロスメンバーパイプ、7…ラダー受、7
a…受け部材、8a…立板。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体上に装備したターンテーブルに基端を
    枢支し、起伏、伸縮及び旋回可能となったラダーの起伏
    シリンダの上端を支承するクロスメンバーパイプを、前
    記車体上に立設したラダー受部で支持するようにしたこ
    とを特徴とする引越リフト車のラダー受け構造。
  2. 【請求項2】前記ラダー受部で支持するクロスメンバー
    パイプの位置はラダーの両側板の内側であるようにした
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    引越リフト車のラダー受け構造。
JP11466188U 1988-08-31 1988-08-31 引越リフト車のラダー受け構造 Expired - Lifetime JPH063037Y2 (ja)

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JPH0237200U JPH0237200U (ja) 1990-03-12
JPH063037Y2 true JPH063037Y2 (ja) 1994-01-26

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