JPH04115481U - ローマンシエードのリミツト装置 - Google Patents

ローマンシエードのリミツト装置

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JPH04115481U
JPH04115481U JP1984191U JP1984191U JPH04115481U JP H04115481 U JPH04115481 U JP H04115481U JP 1984191 U JP1984191 U JP 1984191U JP 1984191 U JP1984191 U JP 1984191U JP H04115481 U JPH04115481 U JP H04115481U
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JP1984191U
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忠久 栗山
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トーソー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電動ローマンシェードのスクリーン各部の昇降
限度位置をリミットスイッチによって設定する装置にお
いて、リミットスイッチ用配線の移動によるトラブルを
防止すると共に、装置をコンパクトにして設定操作を容
易にする。 【構成】リミットスイッチ17、18を作動させるアクチュ
エータナット29、30をはめたねじ軸21、22を、それを回
転駆動するシャフト12から分離して自由に回転できるよ
うに設け、リミットスイッチ17、18を固定し、ねじ軸2
1、22をシャフト12とは独立に回してアクチュエータナ
ット29、30を移動することにより昇降限度位置を設定す
るようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電動ローマンシェードのスクリーン昇降限度位置を設定するリミット 装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
電動ローマンシェードのスクリ−ンのリミット装置は、電動ロールブラインド と同じものが用いられていた。その装置は、実開昭61−28896号が開示す るように、モータによって回転するねじ軸と、そのねじ軸に回転不能にねじばめ されて軸方向に移動するアクチュエータナットと、そのアクチュエータナットと 係合するリミットスイッチからなり、リミットスイッチは手動により回転させる ことができる別のねじ軸に軸方向移動可能に取付けられ、スクリーンの昇降限度 はリミットスイッチをその配線と共に軸方向に移動して調整していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ローマンシェードはロールブラインドとは異なり、スクリーン昇降限度調整範 囲はスクリーン全長にほぼ等しいから、従来の装置は配線にスクリーン全長に等 しい長さだけ移動できる余長が必要になる。この余分の配線がリミットスイッチ の移動を重くするだけでなく、からんで移動調整を不可能にすることも多かった 。又、従来の装置は上限リミットスイッチと下限リミットスイッチをそれぞれ別 のねじ軸に取付け、各ねじ軸ごとに調整機構を設けていたので、調整機構が複雑 であった。さらに、ねじ軸の長さはスクリーン全長に相応するため、スクリーン の全長が長くなると、装置の全長もかなり大きなものになるという問題があった 。
【0004】 本考案はこれらの問題を解決するためになされたものであり、その目的とする ところは、リミットスイッチの配線に余長を設ける必要がなく、コンパクトで調 整機構も比較的簡単なスクリーン昇降限度設定装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案が採用する手段は、ローマンシェードのモー タによって駆動するシャフトを軸受けするケースを設け、そのケースに2本の平 行なねじ軸をシャフトに平行に軸受けし、各ねじ軸にアクチュエータナットを回 転不能にねじばめし、ケースに各アクチュエータナットと係合してオンオフする リミットスイッチを固定し、シャフトに駆動ギヤを固定し、ケースにアイドルギ ヤを取付け、各ねじ軸に第1位置において駆動ギヤとかみ合い、第2位置におい てアイドルギヤとかみ合う被動ギヤを軸方向移動可能に取付け、ケースに各被動 ギヤを第1及び第2位置の間を移動させるシフタを設けたことにある。駆動ギヤ の歯数を被動ギヤの歯数の2倍程度にしてねじ軸をシャフトに対して減速回転さ せることが望ましい。
【0006】
【作用】
モータを回転させてスクリーンを上昇させ、スクリーンが所定の上限に達した ときにモータを停止し、上限用シフタを第1位置から第2位置に移行すると、ね じ軸はモータ駆動シャフトから分離し自由に回転することができる。そこで、ア イドルギヤを指で回して上限用ねじ軸を回転し、そのアクチュエータを上限用リ ミットスイッチに当接させる。次に、シフタを第1位置に戻し、モータを逆転し てスクリーンを下降させ、スクリーンが所定の下限位置に達したときにモータを 停止し、下限用シフタを第2位置に移行して下限用ねじ軸をシャフトから切離す 。そこで、アイドルギヤを回して下限用アクチュエータナットを下限用リミット スイッチに当接させ、それから下限用シフタを元に戻す。このように、リミット スイッチも配線も全く移動せずにスクリーンの昇降限度位置を設定することがで きる。シャフトの回転を減速してねじ軸に伝達したので、ねじ軸の長さは減速し ないものに比べると、減速分だけ短くなる。その結果、装置の軸方向幅は短縮し てコンパクトになる。
【0007】
【実施例】 本考案の装置を図面に示す実施例に基づいて説明する。図1は本考案の装置の 平面図であり、図2及び図3はその装置をローマンシェードのヘッドボックス10 に取付けた状態を示す正面図及び側面図である。図に示すように、ホルダ20はボ ルト11を介してヘッドボックス10に固定され、両側において左右に貫通するシャ フト12を回転自在に軸受けする。ホルダ20はシャフト12に平行な2本のねじ軸21 、22を両側において回転自在に軸受けする。ホルダ20内において駆動ギヤ15をシ ャフト12に固定し、その駆動ギヤにかみ合う被動ギヤ23、24をねじ軸21、22に一 体回転するが軸方向には摺動自在に外嵌する。被動ギヤ23、24は軸方向の第1位 置と第2位置の間を移動可能であり、第1位置にあるときは駆動ギヤ15とかみ合 い、第2位置にあるときはホルダ20に回転自在に軸受けしたアイドルギヤ16とか み合う。アイドルギヤ16はホルダ20の底面に露出し、ヘッドボックス10の底面開 口13から指で回すことができる。
【0008】 被動ギヤ23、24の軸部25、26に周溝を設け、その周溝にはまるクリップ27、28 を備えたシフター31、32をホルダ20に軸方向摺動自在に取付ける。シフター31、 32にノブ33、34を形成し、そのノブをヘッドボックス10の底面開口13から指で出 入可能にする。 ねじ軸21、22にアクチュエータナット29、30をはめ、そのスライダナットにホ ルダ20の底面に接する面を設けて回転を規制する。ねじ軸21、22に平行なプレー ト40をホルダ20に設け、そのプレートにアクチュエータナット29、30と係合して オンオフするリミットスイッチ17、18を固定する。リミットスイッチ17、18の配 線19はヘッドボックス10に沿って延長する。ホルダ20の側板14にギヤカバー44を ボルト37によって固定する。
【0009】 図4に示すように、ギヤカバー36の外面に横断面H字形のスライドガイド37が 突出する。アイドルギヤ16はピン43を介してギヤカバー36に取付ける。側板14か ら突出するねじ軸21、22の半円軸部に被動ギヤ23、24の軸部25、26をはめる。ク リップ27、28を備えたシフタ31、32は角張ったC字形横断面を持ち、前後対称に スライドガイド37の片側にはまり、軸方向に摺動する。クリップ27、28はギヤカ バー36から突出する被動ギヤ23、24の軸部25、26の周溝にはまる。スライドガイ ド37は角柱状の中空部38を有し、その中空部は底が開口する。その中空部38に板 ばね状のストッパ39を挿入し、そのストッパの円弧部を開口から突出させる。円 弧部はシフタ31、32に設けた第1又は第2溝41、42にはまり、シフタ31、32の第 1及び第2位置を規定する。円弧部が第1溝41にはまると、シフタは第1位置と なり、被動ギヤ23、24は駆動ギヤ15とかみ合うが、アイドルギヤ16とはかみ合わ ない。ストップア39が第2溝42にはまると、シフタ31、32は第2位置となり、図 5に示すように、被動ギヤ23、24はアイドルギヤ16とかみ合うが、駆動ギヤ15と はかみ合わない。被動ギヤ23、24の歯数は駆動ギヤ15の歯数の約2倍であり、シ ャフト12の回転はねじ軸21、22に減速して伝達される。
【0010】 次に、昇降限度の設定について説明する。図示していないが、ローマンシェー ドのスクリーンを多様な形状に開くため、巻上げコード又はテープを巻くプーリ ごとにモータが取付けられ、そのモータごとに本考案の装置を設ける。そのプー リを回転させるシャフトが図示のシャフトである。モータのスイッチを操作して スクリーンを所定の上昇限度に停止する。ついで、ノブ33を指で外方へ押出し、 シフタ31を第1位置から第2位置へ移動する。これによって、ねじ軸21の被動ギ ヤ23は駆動ギヤ15から外れてアイドルギヤ16とかみ合う。次に、アイドルギヤ16 を指で回してねじ軸21を回転し、アクチュエータナット29をリミットスイッチ17 と係合する位置まで移動させる。そこで、ノブ33を元の位置に戻して被動ギヤ23 を再び駆動ギヤ15とかみ合せると、スクリーン上昇位置の設定は完了する。下限 位置の設定は、モータのスイッチを操作してスクリーンを所定の下降位置まで下 げ、ついで、ノブ34を指で押出し、被動ギヤ24を駆動ギヤ15から外してアイドル ギヤ16とかみ合せ、アイドルギヤ16を指で回してねじ軸22を回転し、アクチュエ ータナット30を下降用のリミットスイッチ18に係合させる。そこで、ノブ34を元 の位置に戻して、被動ギヤ24を再び駆動ギヤ15とかみ合せると、スクリーン下限 位置の設定は完了する。
【0011】 装置の軸方向幅はアクチュエータ29、30の移動距離によって決るが、その移動 距離はねじ軸21、22の全回転数によって決る。ねじ軸21、21の全回転数はスクリ ーンを完全に昇降したときにシャフト12から伝達される回転数であるから、駆動 ギヤ15と被動ギヤ23、24の減速比が大きいほど、ねじ軸21、22の全回転数は減少 し、装置は軸方向幅が短くなってコンパクトになる。実施例の減速比は約1/2 であるから、減速しないものに比べると、装置の軸方向幅は半減する。
【0012】
【考案の効果】
上記のとおり、本考案の装置は従来のリミットスイッチを移動させてスクリー ンの停止位置を設定していたものとは異なり、リミットスイッチは固定し、その リミットスイッチを作動させるアクチュエータナットを移動してスクリーン昇降 限度位置を設定する方式であるから、リミットスイッチの配線が移動するために 生ずるトラブルは未然に防止されるという優れた効果を奏する。又、シャフトの 回転をねじ軸に減速伝達するから、ねじ軸の長さが減少して装置はそれだけコン パクトになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の装置を備えたローマンシェ
ードの要部を切欠いて示す正面図、被動ギヤは第1位置
にある。
【図2】図1の装置の側面図、
【図3】図1の装置の平面図、
【図4】図1の装置の要部分解斜視図、
【図5】図1の被動ギヤが第2位置にある状態を示す図
である。
【符号の説明】
10:ヘッドボックス 12:シャフト 15:駆動ギヤ 16:アイドルギヤ 17、18:リミットスイッチ 20:ホルダ 21、22:ねじ軸 23、24:被動ギヤ 29、30:アクチュエータナット 31、32:シフタ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッドボックスに固定されたホルダと、前
    記ホルダに軸受けされてモータの回転駆動を受けるシャ
    フトと、前記シャフトに平行に前記ホルダに回転自在に
    軸受けした2本のねじ軸と、前記シャフトと一体回転す
    る駆動ギヤと、前記ねじ軸に一体回転するように設けら
    れて前記駆動ギヤとかみ合い可能な被動ギヤと、前記ね
    じ軸にそれが回転すると軸方向に移動するようにはめら
    れたアクチュエータナットと、前記アクチュエータナッ
    トに係合するリミットスイッチとを備えたリミット装置
    において、前記被動ギヤを前記ねじ軸に摺動自在に取付
    け、前記ホルダに前記被動ギヤを前記駆動ギヤとかみ合
    う軸方向の第1位置からそのかみ合いが外れる第2位置
    へ及びその逆に移動させるシフタを設け、前記ホルダに
    前記被動ギヤが第2位置にあるときそれとかみ合うアイ
    ドルギヤを設け、前記シフタと前記アイドルギヤを前記
    ホルダから操作可能に露出させたことを特徴とするロー
    マンシェードのリミット装置。
  2. 【請求項2】被動ギヤの歯数を駆動ギヤの歯数よりも多
    くしたことを特徴とする請求項1に記載のローマンシェ
    ードのリミット装置。
JP1984191U 1991-03-29 1991-03-29 ローマンシェードのリミット装置 Expired - Lifetime JP2546414Y2 (ja)

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