JPH04114757A - 塗装方法およびその装置 - Google Patents

塗装方法およびその装置

Info

Publication number
JPH04114757A
JPH04114757A JP23539790A JP23539790A JPH04114757A JP H04114757 A JPH04114757 A JP H04114757A JP 23539790 A JP23539790 A JP 23539790A JP 23539790 A JP23539790 A JP 23539790A JP H04114757 A JPH04114757 A JP H04114757A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
coating
zone
painting
coated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP23539790A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3023154B2 (ja
Inventor
Hidenori Suzuki
鈴木 英則
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2235397A priority Critical patent/JP3023154B2/ja
Publication of JPH04114757A publication Critical patent/JPH04114757A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3023154B2 publication Critical patent/JP3023154B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は塗装ラインに沿って搬送される被塗物に対して
、塗装を行なった後に焼付は処理を行なう塗装方法及び
該塗装方法に用いられる塗装装置に関する。
(従来の技術) 塗装ラインに沿って搬送される被塗物に対して塗装を行
なった後に焼付は処理を塗装方法は、下塗り塗装、中塗
り塗装或いは上塗り塗装等その塗装の種類を問わずに広
く採用されており、通常、被塗物を塗装用コンベアによ
り搬送しつつ該被塗物に対して複数回の塗装を行なう・
塗装工程と、該塗装工程で塗装された被塗物を焼付は用
コンベアにより搬送しつつ該被塗物に対して焼付は処理
を行なう焼付は工程とからなっている。
また、上記塗装方法に用いられる塗装装置としては、被
塗物を塗装用コンベアにより搬送しつつ該被塗物に対し
て複数回の塗装を行なう塗装ゾーンと、該塗装ゾーンで
塗装された被塗物を焼付は用コンベヤにより搬送しつつ
焼き付ける焼付はゾーンとを偏えたものが知られており
、塗装ゾーンでは、通常、自動塗装機或いは塗装用ロボ
・ソトを用いて被塗物に霧状の塗料を吹き付けることに
より塗装を行なっている。
そして、塗装ゾーンに配設された自動塗装機、塗装用ロ
ボット或いは塗装用コンベア等に故障が発生した場合に
は、塗装ラインつまり塗装用コンベアとすべての自動塗
装機或いは塗装用ロボットを停止させた後、故障か生じ
た自動塗装機、塗装用ロボット或いは塗装用コンベアを
復旧させ、その後、塗装用コンベアの運転を開始し、被
塗物に対する塗装及び焼付は処理を再開している。
(発明が解決しようとする課8) しかるに、上記のような塗装方法或いは塗装装置におい
て、塗装ラインに上記のような故障が発生した場合に塗
装ライン全体を停止させると、塗装中の被塗物の塗装面
に塗料むらや塗料たれか生じるため、被塗物の品質低下
を招くことになるので、塗装面をサンディング等によっ
て修正しなければならない。
特に、被塗物に対して複数回のクリヤ塗装を行なって該
被塗物の表面に厚膜のクリヤ塗装面を形成する場合に上
記のような故障が発生すると、塗装面の鮮映度が低下す
るので、最終回の塗装より前までの塗装工程で形成され
たクリヤ塗装面を全面的にサンディングして削り取り、
複数回のクリヤ塗装を最初からやり直さざるを得ない。
上記に鑑みて、本発明は、塗装ラインで故障が発生して
も、被塗物の塗装面に発生する塗料むらや塗料たれ等を
少なくして、サンディング等によって被塗物の塗装面を
修正する回数を低減させることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、請求項(1)の発明は、最
終回より前までの塗装を行なうための第1の塗装ゾーン
と最終回の塗装を行なう第2の塗装ゾーンとにおいて塗
装用コンベアを分割する一方、第2の塗装ゾーンに設置
される塗装用コンベアを焼付はゾーンに設置される焼付
は用コンベアに連設させておき、第1の塗装ゾーンで故
障が発生した場合には、第1の塗装ゾーンのコンベアの
運転を停止させる一方、第2の塗装ゾーンのコンベアの
運転を継続させることにより、第1の塗装ゾーンで塗装
が完了した被塗物に対しては正常時と同様に最終回の塗
装及び焼付は処理を行なうものである。
具体的に請求項(1)の発明が講じた解決手段は、塗装
用コンベアにより搬送される被塗物に対して複数回の塗
装を行なうための塗装ゾーンと、該塗装ゾーンの搬送方
向前方に設けられ焼付は用コンベアにより搬送される塗
装後の被塗物に対して焼付は処理をするための焼付はゾ
ーンとを備えた塗装装置を対象とし、上記塗装用コンベ
アは、上記塗装ゾーンのうち被塗物に最終回より前まで
の塗装を行なうための第1の塗装ゾーンに配置される第
1のコンベアと、上記塗装ゾーンのうち被塗物に最終回
の塗装を行なうための第2の塗装ゾーンに配置される第
2のコンベアとに分割されており、該第2のコンベアは
、上記焼付は用コンベアに対して第2のコンベアで搬送
されてきた被塗物を引き続き焼付は用コンベアにより搬
送せしめるよう連設されており、上記第1の塗装ゾーン
で故障か発生した際、上記第1のコンベアの運転を停止
する一方、上記第2のコンベアの運転を継続せしめる制
御手段を備えている構成とするものである。
また、請求項(21の発明は、被塗物に対して複数回の
クリヤ塗装を行なう場合、最終回より前までのクリヤ塗
装によって既に形成されているクリヤ塗装面を全面的に
削り取って修正する事態を避けるため、第1の塗装ゾー
ンで故障が発生しても、最終回より前までのクリヤ塗装
が完了している被塗物に対しては正常どおり最終回のク
リヤ塗装及び焼付は処理を行なうものである。
さらに、請求項(3)の発明は、請求項(1)の発明を
用いて行なう塗装方法であって、具体的には、塗装ゾー
ンを搬送される被塗物に対して複数回の塗装を行なう塗
装工程と、上記塗装ゾーンで塗装された後、焼付はゾー
ンを搬送される被塗物に対して焼付は処理を行なう焼付
は工程とを含む塗装方法を対象とし、上記塗装工程は、
被塗物を第1のコンベアで搬送しつつ該被塗物に対して
最終回より前までの塗装を行なう第1の塗装工程と、該
第1の塗装工程で塗装された被塗物を第2のコンベアに
より搬送しつつ該被塗物に対して最終回の塗装を行なう
第2の塗装工程とからなり、上記第1の塗装工程で故障
か発生した際に、上記第1のコンベアの運転を停止する
一方、上記第2のコンベアの運転を継続せしめて上記第
2のコンベアで搬送中の被塗物に対して上記最終回の塗
装及び焼付は処理を行なう構成とするものである。
(作用) 請求項(1)の発明の構成により、塗装用コンベアは第
1の塗装ゾーンに配置される第1のコンベアと第2の塗
装ゾーンに配置される第2のコンベアとに分割され、該
第2のコンベアは、焼付は用コンベアに対して第2のコ
ンベアで搬送されてきた被塗物を引き続き焼付は用コン
ベアにより搬送せしめるよう連設されていると共に、第
1の塗装ゾーンで故障が発生した際、第1のコンベアの
運転を停止する一方第2のコンベアの運転を継続せしめ
る制御手段を備えているため、第1の塗装ゾーンで故障
が発生しても、第1の塗装ゾーンでの塗装作業が完了し
ている被塗物は第2のコンベアにより正常どおり搬送さ
れて最終回の塗装及び焼付は処理が行われる。
また、請求項(2の発明の構成により、被塗物に対して
複数回のクリヤ塗装を行なう場合、最終回より前までの
クリヤ塗装が完了している被塗物は、正常どおり最終回
のクリヤ塗装及び焼付は処理が施されるので、最終回よ
り前までの塗装を行なう塗装ゾーンで故障が発生しても
、既に形成されているクリヤ塗装膜を全面的に削り取っ
て修正する事態を避けることができる。
また、請求項(3)の発明の構成により、塗装工程を、
被塗物を第1のコンベアで搬送しつつ最終回より前まで
の塗装を行なう第1の塗装工程と、被塗物を第2のコン
ベアにより搬送しつつ最終回の塗装を行なう第2の塗装
工程とに分割し、第1の塗装工程で故障が発生した際に
、第1のコンベアの運転を停止する一方、第2のコンベ
アの運転を継続せしめて最終回の塗装及び焼付は処理を
行なうため、請求項(1)の発明と同様に、第1の塗装
ゾーンで故障が発生しても、第1の塗装ゾーンでの塗装
作業が完了している被塗物に対しては、正常どおり最終
回の塗装及び焼付は処理が行われる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係る塗装装置の概略図を
示し、該塗装装置は、台車10により第1図の左方から
右方へ搬送される被塗物としての車体に対して最終回よ
り前までの塗装としての第1回目のクリヤ塗装を行なう
第1の塗装ゾーン12と、該第1の塗装ゾーン12の搬
送方向前方に設けられ第1回目のクリヤ塗装が施された
車体に対して最終回の塗装としての第2回目のクリヤ塗
装を行なう第2の塗装ゾーン14と、該第2の塗装ゾー
ン12の搬送方向前方に設けられ第2回目のクリヤ塗装
が施された車体に対して焼付は処理を行なう焼付はゾー
ン16とを備えている。
第1の塗装ゾーン12は走行する台車10の側方に塗装
用ロボット18と第1ミニベル式自動塗装機20とを各
々備えており、該第1塗装ゾーン12より搬送方向後方
の中塗りゾーンで、中塗り塗装を施された車体は、車体
内外のごみをエアブロ−等の清掃手段によって除去され
た後、台車10により第1の塗装ゾーン12に移送され
、該第1の塗装ゾーン12で塗装用ロボット18及び第
1ミニベル式自動塗装機20により第1回目のクリヤ塗
装が施される。この第1回目のクリヤ塗装としては、車
体に対して例えばハイソリッド系のクリヤ塗料を40μ
mの塗膜になるように塗装する方法が採用される。
第2の塗装ゾーン14は走行する台車10の側方に第2
ミニベル式自動塗装機21を備えており、該第2の塗装
ゾーン14ては、上記第1回目のクリヤ塗装か完了した
車体に第2回目のクリヤ塗装が施される。この第2回目
のクリヤ塗装としては、第1塗装ゾーン12と同様に、
ハイソリッド系のクリヤ塗料を40μmの塗膜になるよ
うに塗装する方法が採用され、これらにより、車体の表
面には合計80μmのクリヤ塗膜が形成される。
なお、前記塗装方法に代えて、第1塗装ゾーン12で2
0μmの塗膜を形成し、第2塗装ゾーン14で60μm
の塗膜を形成してもよいし、第1塗装ゾーン12と第2
塗装ゾーン14とて異なる種類の塗料を塗布してもよい
焼付はゾーン16は適当な加熱手段を有するトンネル状
の乾燥炉を備えており、該焼付はゾーンでは、第2回目
のクリヤ塗装が施された車体の塗装面を適当な温度雰囲
気で加熱することにより焼付は処理が施される。
第2図は台車10及び台車10を駆動させる駆動機構の
縦断側面構造を、第3図は台車10及び上記駆動機構の
縦断背面構造を各々示している。
第2図或いは第3図に示すように、ビットの底部におけ
る左右両側には適宜間隔で支柱22が立設されており、
該支柱22はその上端部で搬送方向に延びるレール支持
部材24を介して左右一対のレール26.26を支持し
ている。一方、台車10の両側部における前後部には車
輪28が取り付けられており、該車輪28によって台車
10はレール26上を走行可能である。
台車10の前後両端部には前方支柱34及び後方支柱3
6が各々立設され、車体Bは、前方及び後方支柱34.
36に回転自在に支持された前方保持軸38及び後方保
持軸40を介して回転自在に支持されている。そして、
後方支柱36内の上部に配設された上側垂直ベベルギヤ
42A、上側水平ベベルギヤ42Bと、後方支柱36内
の下部に配設された下側水平ベベルギヤ44Aと、下側
垂直ベベルギヤ44Bと、上側水平ベベルギヤ42Bと
下側垂直ベベルギヤ44Aとを連結する垂直シャフト4
6と、下側垂直ベベルギヤ44Bを固持する水平シャフ
ト50と、水平シャフト50の端部に固定されたスプロ
ケットホイール52と、チェーン収納ボックス54内に
収納されスプロケットホイール52に架設された回転用
無端チェーン56とによって車体回転機構が構成されて
おり、該車体回転機構によって車体Bは搬送方向を中心
軸として回転可能である。この場合、回転用無端チェー
ン56は、車体Bを回転させる必要がある箇所にのろ設
置されており、車体Bに対して通常の塗装では塗料たれ
を生じるような厚膜の塗装を行なう場合に、車体Bの表
面の塗料たれを防止するために車体Bを回転させながら
塗装或いは焼付は処理が施される。
第1図に示すように、本実施例に係る塗装装置の特徴と
して、第1の塗装ゾーン12には第1のコンベア60が
、第2の塗装ゾーン14及び焼付はゾーン16には第2
のコンベア62が、第1のコンベア60と第2のコンベ
ア62との間には乗継用コンベア64が各々配設されて
おり、台車10は、第1の塗装ゾーン12では第1のコ
ンベア60に牽引されて走行し、第2の塗装ゾーン14
及び焼付はゾーン16では第2のコンベア62に牽引さ
れて走行し、第1の塗装ゾーン12と第2の塗装ゾーン
14との間では乗継用コンベア64に牽引されて走行し
、該乗継コンベア64によって第1のコンベア60から
第2のコンベア62に移送される。
第1図〜第3図に示すように、第1のコンベア60は、
搬送方向の前後に配置された一対のスプロケットホイー
ル66と、該一対のスプロケットホイールホイル66間
に架設された無端状の第1の牽引用チェーン68と、該
第1の牽引用チェーン68の適所に取り付けられた一対
のクランプ部材70とからなる。そして、一対のクラン
プ部材70が、台車10前部の車輪28の内側下方に設
けられたコの字状の牽引用係合部材72に係合すると、
台車10は第1の塗装ゾーン12を走行する。
また、第2のコンベア62も第1のコンベア60と同様
の構造を有しており、第2のコンベア62のクランプ部
材(図示は省略している)が台車10の係合部材72に
係合すると、台車10は第2の塗装ゾーン12及び焼付
はゾーン16を走行する。
また、乗継用コンベア64は、搬送方向の前後に配置さ
れた一対のスプロケットホイール72゜72と、該一対
のスプロケットホイール72,72間に架設された無端
状の乗継用チェーン74と、該乗継用チェーン74に取
り付けられた逆り字状の牽引部材76とからなる。そし
て、乗継用牽引部材76が台車lOの前端部下面に突設
されたコの字状の乗継用係合部材78に係合すると、台
車10は乗継ゾーン14を走行する。
この場合、牽引用係合部材72と乗継用係合部材78と
はリンク部材80により連結されており、クランプ部材
70が牽引用係合部材72に係合すると牽引部材76と
乗継用係合部材78との係合が解除され、クランプ部材
70と牽引用係合部材72との係合が解除されると牽引
部材76と乗継用係合部材78とが係合するように構成
されている。これらにより、台車10は、第1の塗装ゾ
ーン12を第1のコンベア60により牽引されて搬送さ
れた後、乗継ゾーン14を乗継用コンベア64に牽引さ
れて搬送され、その後、第2の塗装ゾーン12及び焼付
はゾーン16を第2のコンベア62に牽引されて搬送さ
れる。
再び、第1図において、82は上記第1のコンベア60
の一方のスプロケットホイール66を回転させる第1の
駆動源、84は上記乗継用コンベア64の一方のスプロ
ケットホイール72を回転させる第2の駆動源、86は
上記第2のコンベア62の一方のスプロケットホイール
ホイル88を回転させる第3の駆動源である。
また、第1図において、90は制御手段であって、該制
御手段90は、第1塗装ゾーン12の塗装用ロボット1
8と第1ミニベル式自動塗装機20及び第2塗装ゾーン
14の第2ミニベル式自動塗装機21から、これら各塗
装機1g、  20. 21の作動状態が正常であるこ
とを示す正常信号又は異常であることを示す異常信号を
受け、塗装用ロボット18、第1.第2ミニベル式自動
塗装機20.21及び第1〜第3の駆動源82.84゜
86を各々次のように制御する。
すなわち、制御手段90が塗装用ロボット18、第1.
第2ミニベル式自動塗装機20.21のすべてから正常
信号を受けている間は特に問題が無いので、塗装用ロボ
ット18、第1.第2ミニベル式自動塗装機20.’2
1及び第1〜第3の駆動源82,84.86の作動を継
続させる。
また、制御手段90が塗装用ロボット18又は第1ミニ
ベル式自動塗装機20から異常信号を受けると、塗装用
ロボット18、第1ミニベル式自動塗装機20及び第1
の駆動源82の作動を停止させる一方、第2.第3駆動
源84.86及び第2ミニベル式自動塗装機21の作動
を継続させる。
このようにすると、第1塗装ゾーン12に位置する車体
Bに対する塗装作業がすべて停止されるので、異常が発
生した塗装用ロボット18又はミニベル式自動塗装機2
0を修理することができる一方、第1塗装ゾーン12を
通過している車体つまり第1回目のクリヤ塗装が完了し
た車体は乗継用コンベア64及び第2のコンベア62に
よって第2の塗装ゾーン14及び焼付はゾーン16を搬
送され、各々のゾーン14.16で所定の作業か行われ
る。
このため、第1塗装ゾーン12で故障か生じても、第1
塗装ゾーン12での塗装が完了した車体Bは、第2塗装
ゾーン14における第2回目のクリヤ塗装及び焼付はゾ
ーン16における焼付は処理が禰常どおり行われるため
、車体Bの表面に塗料むらや塗料たれが生じることがな
いので、サンディングによって修整する回数が低減する
特に、上記のように、搬送中の車体Bを搬送方向を中心
軸にして回転させながら車体Bの表面に複数回のクリヤ
塗装を行なうことにより、車体の表面に厚膜のクリヤ塗
装面を形成する塗装方法を採用する場合、第1回目のク
リヤ塗装が完了している車体Bに対しては、引き続き第
2回目のクリヤ塗装及び焼付は処理が行われる。このた
め、最終塗装工程(第2回目のクリヤ塗装)を行なう第
2の塗装ゾーン14ゾーンよりも前までの塗装工程(第
1回目のクリヤ塗装)で発生した故障のために、既に形
成されているクリヤ塗装面を全面的に削り取らねばなら
ないという事態が避けられる。
一方、制御手段90が第2ミニベル式自動塗装機21か
ら異常信号を受けると、第2塗装ゾーンで異常が発生し
ているのであるから、塗装用ロホット18、第1.第2
ミニベル式自動塗装機20゜21及び第1〜第3の駆動
源82,84.86の作動を停止させる。
なお、上記実施例では、第1のコンベア60と第2のコ
ンベア62との間に乗継用コンベア64を設けたが、こ
れに代えて、乗継用コンベヤ64を設けることなく車体
Bを第1のコンベヤ60から直接第2のコンベア62に
移送せしめ、該第2のコンベア62によって第2の塗装
ゾーン14及び焼付はゾーン16を搬送されるようにし
てもよい。
また、上記実施例では、車体Bを第2のコンベア62で
第2の塗装ゾーン14及び焼付はゾーン16を搬送させ
るように構成したが、これに代えて、第2のコンベア6
2を第2の塗装ゾーン用コンベアと焼付はゾーン用コン
ベアとに分割し、車体Bを、第2の塗装ゾーン用コンベ
アにより第2の塗装ゾーン14を搬送し、焼付はゾーン
用コンベアにより焼付はゾーン16を各々搬送し、車体
Bを第2の塗装ゾーン用コンベヤから引き続いて焼付は
ゾーン用コンベアで搬送できるようにしてもよい。
(発明の効果) 以上説明したように、請求項(1)の発明によると、塗
装用コンベアは第1の塗装ゾーンに配置される第1のコ
ンベアと第2の塗装ゾーンに配置される第2のコンベア
とに分割され、第1の塗装ゾーンで故障が発生した際、
第1のコンベアの運転を停止する一方第2のコンベア運
転を継続せしめる制御手段を備えているため、第1の塗
装ゾーンで故障が発生しても、第1の塗装ゾーンでの塗
装作業が完了している被塗物は第2のコンベアにより正
常どおり搬送されて最終回の塗装及び焼付は処理が行わ
れるので、塗装ラインで故障が発生した場合でも、被塗
物の塗装面に塗料むらや塗料たれ等が生じる回数が少な
くなるので、サンディング等によって被塗物の塗装面を
修正する回数を著しく低減させることができる。
また、請求項(2)の発明によると、請求項(1)の発
明における塗装ゾーンは、被塗物に対して複数回のクリ
ヤ塗装を行ない該被塗物の表面にクリヤ塗装面を形成す
るためのゾーンであるから、最終回より前までのクリヤ
塗装が完了している被塗物に対しては、正常どおり最終
回のクリヤ塗装及び焼付は処理が行われるので、第1の
塗装ゾーンで故障が発生しても、既に形成されているク
リヤ塗装面を全面的に削り取って修正する事態を避ける
ことができる。
さらに、請求項(3)の発明によると、塗装工程を、被
塗物を第1のコンベアで搬送しつつ最終回より前までの
塗装を行なう第1の塗装工程と、被塗物を第2のコンベ
アにより搬送しつつ最終回の塗装を行なう第2の塗装工
程とから構成し、第1の塗装工程で故障が発生した際に
、第1のコンベアの運転を停止する一方、第2のコンベ
アの運転を継続せしめて第1回目の塗装が完了している
被塗物に対しては正常どおり最終回の塗装及び焼付は処
理を行なうので、請求項(1)の発明と同様に、塗装ラ
インで故障が発生した場合でも、サンディング等によっ
て被塗物の塗装面を修正する回数を著しく低減させるこ
とかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は請求項(1)の発明の一実施例である
塗装装置を示し、第1図は塗装装置の概略構成図、第2
図は台車及び台車の駆動機構を示す縦断側面図、第3図
は台車及び台車の駆動機構を示す縦断背面図である。 B・・・車体(被塗物) 0・・・台車 2・・・第1の塗装ゾーン 4・・・第2の塗装ゾーン 6・・・焼付はゾーン 0・・・第1のコンベア 62・・・第2のコンベア 64・・・乗継用コンベア 90・・・制御手段 ほか1名

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)塗装用コンベアにより搬送される被塗物に対して
    複数回の塗装を行なうための塗装ゾーンと、該塗装ゾー
    ンの搬送方向前方に設けられ焼付け用コンベアにより搬
    送される塗装後の被塗物に対して焼付け処理を行なうた
    めの焼付けゾーンとを備えた塗装装置であって、 上記塗装用コンベアは、上記塗装ゾーンのうち被塗物に
    最終回より前までの塗装を行なうための第1の塗装ゾー
    ンに配置される第1のコンベアと、上記塗装ゾーンのう
    ち被塗物に最終回の塗装を行なうための第2の塗装ゾー
    ンに配置される第2のコンベアとに分割されており、該
    第2のコンベアは、上記焼付け用コンベアに対して第2
    のコンベアで搬送されてきた被塗物を引き続き焼付け用
    コンベアにより搬送せしめるよう連設されており、 上記第1の塗装ゾーンで故障が発生した際、上記第1の
    コンベアの運転を停止する一方、上記第2のコンベアの
    運転を継続せしめる制御手段を備えていることを特徴と
    する塗装装置。
  2. (2)上記塗装ゾーンは、被塗物に対して複数回のクリ
    ヤ塗装を行なうためのゾーンであることを特徴とする請
    求項(1)に記載の塗装装置。
  3. (3)塗装ゾーンを搬送される被塗物に対して複数回の
    塗装を行なう塗装工程と、上記塗装ゾーンで塗装された
    後、焼付けゾーンを搬送される被塗物に対して焼付け処
    理を行なう焼付け工程とを含む塗装方法であって、 上記塗装工程は、被塗物を第1のコンベアで搬送しつつ
    該被塗物に対して最終回より前までの塗装を行なう第1
    の塗装工程と、該第1の塗装工程で塗装された被塗物を
    第2のコンベアにより搬送しつつ該被塗物に対して最終
    回の塗装を行なう第2の塗装工程とからなり、 上記第1の塗装工程で故障が発生した際に、上記第1の
    コンベアの運転を停止する一方、上記第2のコンベアの
    運転を継続せしめて上記第2のコンベアで搬送中の被塗
    物に対して上記最終回の塗装及び焼付け処理を行なうこ
    とを特徴とする塗装方法。
JP2235397A 1990-09-04 1990-09-04 塗装方法およびその装置 Expired - Fee Related JP3023154B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2235397A JP3023154B2 (ja) 1990-09-04 1990-09-04 塗装方法およびその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2235397A JP3023154B2 (ja) 1990-09-04 1990-09-04 塗装方法およびその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04114757A true JPH04114757A (ja) 1992-04-15
JP3023154B2 JP3023154B2 (ja) 2000-03-21

Family

ID=16985486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2235397A Expired - Fee Related JP3023154B2 (ja) 1990-09-04 1990-09-04 塗装方法およびその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3023154B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0646419A3 (en) * 1993-09-30 1995-09-13 Mazda Motor Coating apparatus.
CN105621038A (zh) * 2015-11-20 2016-06-01 浙江吉利控股集团有限公司 汽车顶盖移动上料机构

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0646419A3 (en) * 1993-09-30 1995-09-13 Mazda Motor Coating apparatus.
US5651820A (en) * 1993-09-30 1997-07-29 Mazda Motor Corporation Product conveying system for coating and treating surfaces
US5743962A (en) * 1993-09-30 1998-04-28 Mazda Motor Corporation Product conveying system for coating and treating surfaces
CN105621038A (zh) * 2015-11-20 2016-06-01 浙江吉利控股集团有限公司 汽车顶盖移动上料机构

Also Published As

Publication number Publication date
JP3023154B2 (ja) 2000-03-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3517959B2 (ja) 塗装装置
JP2002066433A (ja) 塗装設備
US2317675A (en) Conveyer system
US2597914A (en) Apparatus for spray painting vehicle bodies
JPH04114757A (ja) 塗装方法およびその装置
JPH04104873A (ja) 車体のゴミ除去方法
JP3031747B2 (ja) 塗装方法およびその装置
JP3602068B2 (ja) 塗装ライン搬送装置
JP3615876B2 (ja) 塗装設備
JP3615877B2 (ja) 塗装設備
JP2545434B2 (ja) 塗装方法
JPH01310762A (ja) 防錆ワックス塗装装置
JPS6197072A (ja) 自動車の塗装方法
JPS5976570A (ja) 静電塗装方法及びその装置
JP2000093874A (ja) 塗装ブースおよび塗装ブースの伴走作業用床
JP2526231B2 (ja) 塗装方法
JPH07132252A (ja) 塗装ラインにおける搬送台車
JPS63141671A (ja) 塗装ラインにおける車体の搬送方法
JP2686385B2 (ja) 電着塗膜の二次タレ防止装置
JP2559761B2 (ja) 塗装方法
JPS63197584A (ja) 塗装方法
JPH059153B2 (ja)
JPS63197580A (ja) 塗装方法
JPH06238206A (ja) コンベア台車の塗料飛散防止装置
JPH10272396A (ja) 塗装ブース

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees