JPH041141Y2 - - Google Patents

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JPH041141Y2
JPH041141Y2 JP1987134673U JP13467387U JPH041141Y2 JP H041141 Y2 JPH041141 Y2 JP H041141Y2 JP 1987134673 U JP1987134673 U JP 1987134673U JP 13467387 U JP13467387 U JP 13467387U JP H041141 Y2 JPH041141 Y2 JP H041141Y2
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guide
pallet
toothed belt
toothed
wheels
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JP1987134673U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、パレツトに被加工物または部品を載
置して間欠走行させつつ加工、組付け等の作業を
順次に行う自動組立加工ライン等に使用するトラ
ンスフア装置に関する。
従来の技術 このようなトランスフア装置として、本出願人
は、特公昭50−36313号公報に開示されていると
おりに、組立加工ラインに沿つて、上下に平行に
間隔を空けた第1ガイドと第2ガイドを配置し、
第1ガイドに沿つて配置したパレツト送り機構に
よりパレツトを組立加工ラインに沿つて間欠走行
させつつ加工、組立て等を行い、作業終了後に、
パレツトを、第1ガイドの終端部においてパレツ
ト反転ボツクス機構により第2ガイドの基端部に
移送してパレツト・リターン・コンベア機構によ
り第2ガイドに沿つて走行させ、第2ガイドの終
端部においてパレツト反転ボツクス機構により第
1ガイドの基端部に移送して、組立加工ラインの
基端部に復帰させ、これを繰り返すことによつて
組立て、加工等の作業を自動的に連続して行うよ
うにしたものを発明した。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、この装置では、第1ガイドと第
2ガイドとの間でパレツトを移送する際に、パレ
ツトを、一方のガイドから反転ボツクス機構に移
し換えて、ここで反転させた後に、他方のガイド
に移し換えるようになつていたため、パレツトの
移送サイクルの高速化が難しく、また、パレツト
反転機構及びその駆動機構の構造が複雑となつて
コスト高となることが避けられないという点で改
善の余地があつた。
問題点を解決するための手段 本考案は、上記問題点を解決するための手段と
して、水平方向に間隔を空けて配設した水平軸を
回転中心とする一組の歯付輪に無端状の歯付ベル
トを歯同士を噛み合わせて張架し、その歯付ベル
トの上下の直線走行部の両側にパレツトの両側の
車輪を挟む上下一対のガイドレールを設け、歯付
ベルトの回曲部の両側に、外周面に車輪が嵌合す
る係止溝を有するガイド環を歯付輪に同心に固定
するとともに、回曲部の両側に、ガイド環との間
で車輪を挟む半円形の案内板を設け、パレツトを
歯付ベルトの外周に形成した突起に係合させ、歯
付輪の回転による歯付ベルトの循環走行によつて
パレツトを循環走行させる構成とした。
作 用 本考案は上記構成になり、パレツトが歯付ベル
トの上下の直線走行部にあるときは突起により押
されて車輪がガイドレール上を転動しつつ走行
し、歯付ベルトが回曲部にさしかかると、パレツ
トはその車輪をガイド環の係止溝に嵌合すること
によりその重量をガイド環に支えられて循環走行
する。
効 果 本考案によれば、一組の歯付輪に張架した無端
状の歯付ベルトに係合させたままでパレツトを循
環走行させるようにしたから、パレツトを上下の
直線部の間で移し換える工程が不要となつて、パ
レツトの走行サイクルを高速化することができ、
また、パレツトを移し換えるための機構を別途に
設ける必要がなくなつたことにより構造が簡単と
なつて、コストを低く抑えることができるととも
に、故障が生じ難く、さらに、歯付ベルトにパレ
ツトの重量が作用しないから、歯付ベルトの伸び
が防止され、耐用寿命が長くなる効果がある。
実施例 以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて
説明する。
基台1上に狭い間隔を空けて平行に立設した一
対のフレーム2a,2bの間に、図示しない駆動
装置に連結された水平方向の駆動軸5が回転自由
に支持されて、この駆動軸5に、外周の幅方向の
中央部に係合歯4を形成した歯付輪3が一体回転
し得るように固定されているとともに、この歯付
輪3から水平方向に離間した位置に立設した図示
しないフレームに支持された駆動軸5と平行な従
動軸に、同じく外周に係合歯を形成した歯付輪が
固定されて、両歯付輪3の間に、外周に多数の突
起6を一定間隔で形成した無端状の歯付ベルト8
が、その内周に形成した係合歯9を歯付輪3の係
合歯4に噛み合わせて掛け回され、その上側の直
線部の片側または両側に、加工または組付装置が
所定の間隔を空けて列設されている。
歯付輪3の歯付ベルト8を挟む両側には、外周
に円弧形の係止溝10を円周方向に所定の間隔を
空けて形成した一対のガイド環11,11が歯付
輪3と同心に固定されているとともに、両ガイド
環11,11の外周側において、ブラケツト12
を介してフレーム2aに固定された一対の案内板
14,14に、歯付輪3と同心の半円形をなす案
内面15,15が、その両端を歯付輪3の回転中
心の真上と真下に位置させて形成されて、この案
内面15がガイド環11の係止溝10の溝底との
間に一定の間隔を空けて対応している。
歯付ベルト8の上側の直線部の両側には、水平
方向の幅がガイド環11の厚さよりも広い一対の
レール板16a,16aが、その対応する内側面
をガイド環11,11の対応する内側面とほぼ同
一面内に位置させ、かつ、上面の案内面17aを
ガイド環11の係止溝10の溝底に対する接線方
向と一致する高さにして、基台1に立設した複数
のブラケツト18により支持され、このレール板
16aの上方に、細長いガイド板20aが、その
下面の案内面21aの両端を案内板14の案内面
15の両端に滑らかに接続させて、レール板16
aに固着した複数のブラケツト22により支持さ
れており、また、歯付ベルト8の下側の直線部に
おいては、上記と同様に、レール板16bがその
下面の案内面17bをガイド環11の係止溝10
の溝底に対する接線方向と一致する高さにしてブ
ラケツト18により支持されて、このレール板1
6bの下方に、上面の案内面21bを案内板14
の案内面15に滑らかに接続させたガイド板20
bが支持されている。レール板16a,16b
は、その両端部がガイド環11に干渉しない近傍
位置に接近した長さとなつていて、その両端部の
外側の肉厚を切削することによりガイド環11と
ほぼ同一の厚さとなつた肉薄部24に、レール板
16a,16bの案内面17a,17bと同一高
さの補助案内面27を有する短い補助レール板2
6が固着されて、その先端部がガイド環11の外
側面に極く接近しつつガイド環11の回転中心の
真上と真下の位置まで延出している。
歯付ベルト8の外周には、その外周の隣り合う
突起6,6間の間隔よりも前後方向の長さが少し
短い多数のパレツト30が、跨ぐように配置され
ており、このパレツト30は、その底面の4箇所
に、レール板16,16の内側面、または、ガイ
ド環11,11の内側面に転動可能に当接するこ
とによりパレツト30の左右方向のがたつきを防
止するための車輪33を、底面と直角な支持軸3
2によつて支持するとともに、左右両側面の前後
に間隔を空けた4箇所に、内側と外側に2個の車
輪35a,35bを並べた二重車輪35を水平な
支持軸36により左右方向に突出して支持したも
のであつて、この二重車輪35が、歯付ベルト8
の上側の直線部においては、ガイド板20aの案
内面21aから僅かに間隔を空けてレール板16
aの案内面17aに転動可能に当接しているとと
もに、下側の直線部においては、レール板16b
の案内面17bから僅かに間隔を空けてガイド板
20bの案内面21bに転動可能に当接し、ま
た、歯付ベルト8が歯付輪3と噛み合う部分にお
いては、ガイド環11の係止溝10と案内板14
の案内面15との間に僅かな間隙を空けて嵌装さ
れており、パレツト30には、平坦な載置面37
に図示しない被加工物または部品の保持用のピン
38が立設されているとともに、一方の側面に、
三角形に切欠することにより、パレツト30を加
工または組付装置に対応する所定の作業位置に位
置決めするための係合溝39が形成されており、
各作業位置に対応する位置には、夫々、上側の一
方のガイド板20aが一定長さだけ切欠されてい
るとともに、上側の一方のレール板16aの外側
面に固定した支持ブロツク40の上面に、鉛直方
向の支持軸41により揺動アーム42が回転自由
に支持されて、その一端に、パレツト30の係合
溝39に係合する係合ローラ43が、鉛直軸44
により回転自由に支持されてガイド板16aの切
欠部に入り込み、揺動アーム42の他端に突成し
た掛止ピン45と、レール板16aに固定したブ
ラケツト46に突成した掛止ピン47との間に装
着された引張りコイルばね48の弾力により、揺
動アーム42が係合ローラ43をパレツト30に
押し付ける方向に付勢されている。
本実施例は上記構成になり、図示しない駆動装
置の駆動により歯付輪3を間欠回転することによ
つて歯付ベルト8が間欠走行すると、その上側の
直線部に配置されて載置面37に被加工物または
部品を載置したパレツト30が、歯付ベルト8の
突起6に後方から押されることにより、側面の二
重車輪35をレール板16aの案内面17aで、
底面の車輪33をレール板16aの内側面で、
夫々、転動させつつ、隣り合う突起6,6の間隔
に等しいピツチで間欠走行し、パレツト30が作
業位置に達すると、揺動アーム42の係合ローラ
43が、第3図に実線で示すように、パレツト3
0の係合溝39に嵌合して、引張りコイルばね4
8による付勢力により、パレツト30が歯付ベル
ト8に対して僅かに移動して所定の作業位置に正
確に位置決めされ、ここで組立てまたは加工の作
業が行われた後に、パレツト30が再び間欠走行
すると、この間に、係合ローラ43が引張りコイ
ルばね48の弾力に抗して、第3図に鎖線で示す
ように、移動することにより、係合溝39から離
脱してパレツト30の側面に回転しながら当接
し、次いで、後続のパレツト30の側面に当接し
て歯付ベルト8の停止とともにその係合溝39に
係合することにより、後続のパレツト30が作業
位置に正確に位置決めされるのであり、パレツト
30が間欠走行しつつ所定の作業位置を順次に経
ることによつて、組付けまたは加工の作業工程が
終了する。
そして、パレツト30がレール板16aの終端
部に達すると、二重車輪35の内側の車輪35a
がレール板16aの幅の狭くなつた肉薄部24の
案内面17aを、外側の車輪35bが補助レール
板26の補助案内面27を、夫々、転動した後
に、内側の車輪35aがレール板16aの先端か
ら離れて宙に浮くが、この間、外側の車輪35b
が補助案内面27の上を転動し続けることにより
パレツト30が支持されるのであり、外側の車輪
35bが補助案内面27の最端縁から外れると同
時に、内側の車輪35aがガイド環11の係止溝
10内に受け止められるように嵌合することによ
つて、パレツト30がレール板16aからガイド
環11に円滑に載り移るのであり、この後は、底
面の車輪33,33が両ガイド環11,11の内
側面の当接することにより内側の車輪35aがそ
の支持軸36方向にずれて係止溝10から外れる
のが防止された状態で、パレツト30が円弧形に
移動して、途中から内側の車輪35aが係止溝1
0内に嵌合したままで案内板14の案内面15に
触転しつつその下端部に達することによつて上下
反転し、内側の車輪35aが係止溝10から離脱
しつつ案内面15から外れると同時に、その内側
の車輪35aと外側の車輪35bが共に下側のガ
イド板20bの案内面21bに円滑に載り移るの
であつて、パレツト30が第1図の矢線方向に間
欠走行して下側のレール板16bの図示しない終
端部において上記と同様にして反転することによ
り、上側のレール板16aの図示しない基端部に
復帰し、これが繰り返されることにより、パレツ
ト30が間欠的に循環走行する。
なお、上記実施例においては、ガイド環11の
外周に二重車輪35を嵌合するための係止溝10
を形成したが、歯付ベルト8の突起6がパレツト
30の重量を支持し得る十分な強度を有する場合
には、係止溝10を除去してガイド環11の外周
をレール板16の案内面17と滑らかに接する径
の円形にしてもよい。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の一実施例を示し、第1図は
一部切欠斜視図、第2図は断面図、第3図は一部
切欠平面図である。 3……歯付輪、5……駆動軸、6……突起、8
……歯付ベルト、11……ガイド環、14……案
内板、16a,16b……レール板、20a,2
0b……ガイド板、26……補助レール板、30
……パレツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平方向に間隔を空けて配設した水平軸を回転
    中心とする一組の歯付輪に無端状の歯付ベルトを
    歯同士を噛み合わせて張架し、該歯付ベルトの上
    下の直線走行部の両側にパレツトの両側の車輪を
    挟む上下一対のガイドレールを設け、前記歯付ベ
    ルトの回曲部の両側に、外周面に前記車輪が嵌合
    する係止溝を有するガイド環を前記歯付輪に同心
    に固定するとともに、前記回曲部の両側に、前記
    ガイド環との間で前記車輪を挟む半円形の案内板
    を設け、前記パレツトを前記歯付ベルトの外周に
    形成した突起に係合させ、前記歯付輪の回転によ
    る前記歯付ベルトの循環走行によつて前記パレツ
    トを循環走行させる構成としたことを特徴とする
    トランスフア装置。
JP1987134673U 1987-09-03 1987-09-03 Expired JPH041141Y2 (ja)

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JP1987134673U JPH041141Y2 (ja) 1987-09-03 1987-09-03

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JPS6439310U JPS6439310U (ja) 1989-03-09
JPH041141Y2 true JPH041141Y2 (ja) 1992-01-16

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0796177B2 (ja) * 1990-03-15 1995-10-18 株式会社不二コーン製作所 組立ライン用搬送コンベア
JP4202953B2 (ja) * 2004-03-08 2008-12-24 本田技研工業株式会社 同期搬送装置
IT202000005776A1 (it) * 2020-03-18 2020-06-18 Rolle Monica Sistema di guida e trascinamento per un trasportatore di articoli

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS598602A (ja) * 1982-07-02 1984-01-17 エア−・プロダクツ・アンド・ケミカルス・インコ−ポレ−テツド 混合ガスから水素を分離する方法

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JPS598602A (ja) * 1982-07-02 1984-01-17 エア−・プロダクツ・アンド・ケミカルス・インコ−ポレ−テツド 混合ガスから水素を分離する方法

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