JPH04114065U - 熱定着装置 - Google Patents

熱定着装置

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Publication number
JPH04114065U
JPH04114065U JP1842791U JP1842791U JPH04114065U JP H04114065 U JPH04114065 U JP H04114065U JP 1842791 U JP1842791 U JP 1842791U JP 1842791 U JP1842791 U JP 1842791U JP H04114065 U JPH04114065 U JP H04114065U
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JP
Japan
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connector
heater
temperature
fixing device
control
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Pending
Application number
JP1842791U
Other languages
English (en)
Inventor
剛 加藤
Original Assignee
ミノルタカメラ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ミノルタカメラ株式会社 filed Critical ミノルタカメラ株式会社
Priority to JP1842791U priority Critical patent/JPH04114065U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サーミスタと制御装置とを接続するコネクタ
が抜けた場合には、自動的にヒーターへの通電を断つよ
うにする。 【構成】 サーミスタTHからの定着温度を示す検出信
号をコネクタ21を介して制御回路20に入力させるよ
うにする一方、当該検出信号に基づいて当該制御回路2
0から出力される制御信号もこのコネクタ21を介して
ヒーターの駆動回路30に入力させるようにした。 【効果】 コネクタの抜け発生と共にヒーターへの通電
が断たれることとなり、熱定着装置内部の過熱の発生を
自動的かつ確実に防止できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば、複写機やレーザービームプリンターなどの作像装置に設け られている熱定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機やレーザービームプリンター等の作像装置には、記録紙上に形成された トナー像を定着させる定着器が設けられている。この定着器は、常にある一定の 温度に制御される必要があることから、その温度の制御は定着温度制御装置によ って行なっている。なお、この明細書の記載において、熱定着装置は定着器と定 着温度制御装置との総称であるものとする。 一般的に、定着器の温度は、その近傍に配置されたサーミスタによって検出す るようになっている。そのサーミスタからの検出信号は、コネクタを介して定着 温度制御装置に入力される。定着温度制御装置はこの検出信号に基づいて、その 定着器の温度が設定温度に維持されるように、それを加熱するヒーターをオン, オフ制御する。これによって、定着器の温度は規定範囲内に制御される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の熱定着装置にあっては、サーミスタからの検 出信号は、そのサーミスタの交換の便宜を考慮したコネクタを介して定着温度制 御装置に入力されるように構成されているから、例えばサーミスタと制御回路と を接続するコネクタが抜けてしまったときには、定着温度制御装置はその検出信 号を入力することができなくなり、定着器の温度が低い状態であるのか否かの判 断がつかなくなることから、ヒーターは通電されたままとなって定着器の温度制 御が行なえなくなる。 ところで、複写機やプリンター等においては、故障の発生に伴う被害の拡大を 最少限に抑えるようにする要請があるが、このような従来の熱定着装置ではその ような要請に応えることはできない。 本考案は、このような従来の熱定着装置の不具合を解消するために成されたも のであり、サーミスタと制御装置とを接続するコネクタが抜けた場合には、自動 的にヒーターへの通電を断つ機能を持った熱定着装置の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案は、温度検出手段からの定着温度を示す検出 信号をコネクタを介して制御回路に入力し、当該検出信号に基づいて当該制御回 路からヒーターの駆動回路に制御信号を出力し、前記定着温度の制御を行なう熱 定着装置であって、前記制御信号は、前記コネクタを介して前記ヒーターの駆動 回路に出力されるように構成されていることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】
このように構成すると、温度検出手段からの検出信号を制御回路に導くコネク タに万一抜けが生じた場合には、その制御回路からヒーターの駆動回路に向けて 出力される制御信号が断たれることになる。 したがって、コネクターの抜け発生と共にヒーターへの通電が断たれることと なり、熱定着装置内部の過熱の発生を自動的かつ確実に防止することができるよ うになる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本考案に係 る熱定着装置を備えたレーザービームプリンターの概略構成図である。 このレーザービームプリンターのほぼ中央部に位置する感光体ドラム1は、図 中時計回り方向に回転駆動される。この感光体ドラム1の表面は、まず、帯電チ ャージャー2により所定の電位に帯電され、次に画像信号に応じて変調されたプ リントヘッド3からのレーザービームによって露光され、その表面上には静電潜 像が形成される。この静電潜像は、現像装置4を通過することによって潜像とは 逆極性に帯電されたトナーによって現像されることになる。
【0007】 一方、記録紙は、本体下部に着脱自在に設けられた給紙カセット5に積層収容 されており、給紙ローラー6によって1枚づつ送り出されて搬送ローラー対7、 タイミングローラー対8を経て、転写チャージャー9と感光体ドラム4との間の 転写部へと搬送される。転写チャージャー9は、トナーとは逆極性のチャージを 記録紙の背面から与え、これによって、記録紙上には感光体ドラム1よりトナー 像が転写されることになる。トナー像が転写されたシートは、さらに搬送ガイド 10の上面にガイドされ、ヒートローラー11とバックアップローラー12より なる定着器13のニップ部へと搬送される。ヒートローラー11の内部には、ヒ ーターが設けられており、このヒーターによってヒートローラー表面を加熱して 記録紙上のトナーを溶融して定着する。その後、記録紙は搬送ローラー対14, 排紙ローラー対15を介して本体上面のフェースダウントレイ16あるいはフェ ースアップトレイ17に排出される。転写後の感光体ドラム1は、さらに図中時 計回り方向に回転を続け、その表面の残留トナーはクリーナー18によってかき 取られ、再度、帯電チャージャー2によってその表面が帯電される。
【0008】 図2に示す回路は、上記した定着器13の温度制御を行なう回路であり、定着 温度制御装置として機能する回路である。定着器13には、前述したように、ヒ ートローラー11を加熱する熱源であるヒーターH及びヒートローラー11の温 度を検出する温度検出手段としてのサーミスタTHが内蔵されている。また、図 中20はマイクロコンピューターCPU(以下、CPUと記す。)等の制御回路 が実装された基板であり、この制御回路は、レーザービームプリンター各部の動 作の制御を行なう。なお、ここでは定着器13の温度制御に関する部分について のみ図示して説明し、その他の部分についてはその説明は省略することとする。 サーミスタTHの両端は、導電線を介してコネクタ21Aの第1端子25A及 び第2端子26Aに接続されている。さらに、コネクタ21Aは、制御基板20 に設けられたコネクタ21Bに着脱自在に接続されており、これによってサーミ スタTHは、制御基板20上のDC電源Vcc,抵抗器R4と直列に接続される。 抵抗器R4とサーミスタTHとのDC電源Vccの分圧値は、CPU22のアナロ グ入力ポートAPに入力されており、CPU22はこの分圧値の変動によって定 着器13の温度を検出する。
【0009】 CPU20は、検出した温度に基づいて定着器13の温度を所定の温度に保つ ように出力ポートOPからオープンコレクタタイプのインバータICであるIC 1に制御信号を出力する。インバーターIC1の出力は、抵抗器R2を介してト ランジスタQ1のベースに接続されると共にコネクタ21Bの第4端子28Bに 接続される。コネクタ21Bの第4端子28Bに対応するコネクタ21Aの第4 端子28Aは、その第3端子27Aとショートピン29によってショートされて おり、コネクタ21Bの第3端子27Bはプルアップ抵抗器R1を介してDC電 源Vccに接続されている。
【0010】 すなわち、コネクタ21Aとコネクタ21Bとが接続されている状態では、イ ンバーターIC1はプルアップ抵抗器R1を介してDC電源Vccに接続される。 従って、CPU22よりヒーターHのオンを指令するロウレベルの信号が出力さ れるとトランジスタQ1は導通し、ヒーターHのオフを指令するハイレベルの信 号が出力されるとトランジスタQ1は非導通状態となる。また、コネクタ21A がコネクタ21Bから抜けてしまって、インバーターIC1がDC電源Vccと非 接続の状態にある場合には、CPU22の信号のレベルにかかわらずにトランジ スタQ1のベースがプルダウン抵抗器R3を介して接地されることとなり、ヒー ターHのオフの信号出力時と同様にトランジスタQ1は非導通状態となる。 トランジスタQ1のコレクタは、ヒーターHを駆動するためのヒーター駆動回 路が実装された基板30上のフォトトライアックカプラー32及び抵抗器R5を 介してDC電源Vccに接続されている。従って、トランジスタQ1が導通すると フォトトライアックカプラー32も導通状態となり、これに伴ってトライアック 33も導通し、AC電源34よりコネクタ31を介して定着器13のヒーターH に電力が供給される。
【0011】 このように構成した結果、万一、コネクタ21Aがコネクタ21Bから抜けて 制御基板20に実装されている制御回路とサーミスタTHとの接続が断たれ、C PU20がヒートローラー11が低温状態であると誤認してヒーターHのオンを 指令する信号を出力したとしても、インバーターIC1とプルアップ抵抗器R1 との間が断線しているためにトランジスタQ1は非導通状態となって、ヒーター Hには電力は供給されない。
【0012】 図3は、本考案に係る他の実施例を示す回路図である。この実施例では、先の 実施例に代えて、インバーターIC2の出力を、コネクタ21A及びショートピ ン29が接続されているコネクタ21Bを介してトランジスタQ1のベースに入 力するように構成したものである。このような構成においても、コネクタ21A がコネクタ21Bから抜けてしまった場合には、当然のことながらトランジスタ Q1は非導通状態となって、ヒーターHには電力の供給が行われなくなる。 尚、以上の実施例においては、レーザービームプリンターを例示して説明した が、本考案はこれに限られず、電子写真方式の作像装置であれば、例えば複写機 などにおいても適用可能である。
【0013】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、制御回路からヒーターの駆動回路に向けて 出力される制御信号を、検出手段からの検出信号を当該制御回路に導くコネクタ を介して入力するようにしたため、コネクターの抜け発生と共にヒーターへの通 電が断たれることとなり、熱定着装置内部の過熱の発生を自動的かつ確実に防止 することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案に係る熱定着装置を備えたレー
ザービームプリンターの概略構成図である。
【図2】図2は、図1に示した定着器の温度制御を行な
うための回路図である。
【図3】図3は、本考案の他の実施例に係る定着器の温
度制御を行なうための回路図である。
【符号の説明】
11…ヒートローラー 12…バックアップローラー 13…定着器 21,21A,21B…コネクタ 20…制御基板(制御回路が実装される) 25A,25B…第1端子 26A,26B…第2端
子 27A,27B…第3端子 28A,28B…第4端
子 29…ショートピン 30…基板(ヒーターの駆動回
路が実装される) TH…サーミスタ(温度検出手段) H…ヒーター

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】温度検出手段からの定着温度を示す検出信
    号をコネクタを介して制御回路に入力し、当該検出信号
    に基づいて当該制御回路からヒーターの駆動回路に制御
    信号を出力し、前記定着温度の制御を行なう熱定着装置
    であって、前記制御信号は、前記コネクタを介して前記
    ヒーターの駆動回路に出力されるように構成されている
    ことを特徴とする熱定着装置。
JP1842791U 1991-03-26 1991-03-26 熱定着装置 Pending JPH04114065U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1842791U JPH04114065U (ja) 1991-03-26 1991-03-26 熱定着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1842791U JPH04114065U (ja) 1991-03-26 1991-03-26 熱定着装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04114065U true JPH04114065U (ja) 1992-10-07

Family

ID=31904927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1842791U Pending JPH04114065U (ja) 1991-03-26 1991-03-26 熱定着装置

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JP (1) JPH04114065U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019045715A (ja) * 2017-09-04 2019-03-22 キヤノン株式会社 画像形成装置、温度制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019045715A (ja) * 2017-09-04 2019-03-22 キヤノン株式会社 画像形成装置、温度制御装置

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