JPH0411394Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0411394Y2 JPH0411394Y2 JP1985049004U JP4900485U JPH0411394Y2 JP H0411394 Y2 JPH0411394 Y2 JP H0411394Y2 JP 1985049004 U JP1985049004 U JP 1985049004U JP 4900485 U JP4900485 U JP 4900485U JP H0411394 Y2 JPH0411394 Y2 JP H0411394Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light receiving
- optical
- resistor
- transistor
- circuit
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 23
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 13
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 4
- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 2
- 101150098161 APD1 gene Proteins 0.000 description 1
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Optical Communication System (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案は光受信回路に関し、特にAPD(アバラ
ンシエホトダイオード)やPINフオトダイオード
等の受光素子と前置増幅器とからなる光受信回路
に関する。
ンシエホトダイオード)やPINフオトダイオード
等の受光素子と前置増幅器とからなる光受信回路
に関する。
従来技術
第3図は従来の光受信回路を示すもので、図に
おいてAPD1のカソードには電圧源6から抵抗
4を通し正の電圧が供給され、またAPD1のカ
ソード出力はコンデンサ5を介して前置増幅器2
への光信号となる。またAPD1のアノードは地
気に接続されており、抵抗3は当該増幅器2の帰
還抵抗である。
おいてAPD1のカソードには電圧源6から抵抗
4を通し正の電圧が供給され、またAPD1のカ
ソード出力はコンデンサ5を介して前置増幅器2
への光信号となる。またAPD1のアノードは地
気に接続されており、抵抗3は当該増幅器2の帰
還抵抗である。
このような光受信回路では、APD1の受光パ
ワーが増加すると増幅器2への入力信号が大きく
なり、増幅器2が飽和し波形が歪むために受光パ
ワーのダイナミツクレンジが狭くなる。したがつ
て、伝送距離が短く受光パワーが大きい場合は
APD1への入力光を光減衰器で減衰することが
必要となり高価になるという欠点があつた。
ワーが増加すると増幅器2への入力信号が大きく
なり、増幅器2が飽和し波形が歪むために受光パ
ワーのダイナミツクレンジが狭くなる。したがつ
て、伝送距離が短く受光パワーが大きい場合は
APD1への入力光を光減衰器で減衰することが
必要となり高価になるという欠点があつた。
また、第4図に示すように、第3図に示す光受
信回路にダイオード14,15で構成されるリミ
ツタ回路を増幅器2の入力に並列に付加した光受
信回路では、このダイオードリツタ回路のリミツ
ト効果により増幅器2への入力信号はダイオード
14,15の順電圧となるが、順電圧の低いシヨ
ツトキーバリア形ダイオードを使用しても増幅器
2の電源電圧が低くかつ増幅器の利得が大きい場
合にはその効果が不十分であつた。
信回路にダイオード14,15で構成されるリミ
ツタ回路を増幅器2の入力に並列に付加した光受
信回路では、このダイオードリツタ回路のリミツ
ト効果により増幅器2への入力信号はダイオード
14,15の順電圧となるが、順電圧の低いシヨ
ツトキーバリア形ダイオードを使用しても増幅器
2の電源電圧が低くかつ増幅器の利得が大きい場
合にはその効果が不十分であつた。
上記説明はAPDについて行つたがAPDをPIN
フオトダイオードに置き換えても同様である。
フオトダイオードに置き換えても同様である。
考案の目的
本考案の目的は、簡単な構成で受光素子の受光
パワーのダイナミツクレンジを拡大するようにし
て、短距離の光伝送に使用しても光減衰器を必要
としないローコストの光受信回路を提供すること
である。
パワーのダイナミツクレンジを拡大するようにし
て、短距離の光伝送に使用しても光減衰器を必要
としないローコストの光受信回路を提供すること
である。
考案の構成
本考案による光受信回路は、受光素子による受
光出力を検出してこの受光出力に応じた検出信号
を発生する検出手段と、この検出信号に応じたイ
ンピーダンスが制御される可変インピーダンスを
増幅手段の入力に並列に挿入してなる構成であ
る。
光出力を検出してこの受光出力に応じた検出信号
を発生する検出手段と、この検出信号に応じたイ
ンピーダンスが制御される可変インピーダンスを
増幅手段の入力に並列に挿入してなる構成であ
る。
実施例
次に本考案を図面を参照して詳細に説明する。
第1図は本考案の第1の実施例を示す回路図で
あり、第3,4図と同一部分は同一符号で示しそ
の説明は省略する。図において、トランジスタ7
のコレクタに接続されるコンデンサ9と抵抗10
とで構成される並列回路の他端は地気に接続され
る。また、トランジスタ7のベースにはコンデン
サ8と抵抗11とが接続され、コンデンサ8の他
端は地気に接続され抵抗11の他端はAPD1の
アノードに接続される。APD1のアノードは抵
抗12、コンデンサ13により構成される並列回
路を通り地気に接続される。トランジスタ7のエ
ミツタは増幅器2の入力に接続される。
あり、第3,4図と同一部分は同一符号で示しそ
の説明は省略する。図において、トランジスタ7
のコレクタに接続されるコンデンサ9と抵抗10
とで構成される並列回路の他端は地気に接続され
る。また、トランジスタ7のベースにはコンデン
サ8と抵抗11とが接続され、コンデンサ8の他
端は地気に接続され抵抗11の他端はAPD1の
アノードに接続される。APD1のアノードは抵
抗12、コンデンサ13により構成される並列回
路を通り地気に接続される。トランジスタ7のエ
ミツタは増幅器2の入力に接続される。
トランジスタ7のバイアスは通常使用時以下の
ごとくなるように設定する。トランジスタ7のベ
ース電位はエミツタ電位に比較し同電位あるいは
それ以下の電位とし、トランジスタ7がオフ状態
にあるようにする。また、抵抗12は受光パワー
の増大時抵抗12を流れる電流の増加による電圧
上昇でベース・エミツタ間電圧が約0.7V以上と
なりトランジスタ7がオンするような値を選択す
る。また、抵抗10はコンデンサ9の電荷の放電
経路となるもので十分大きい値とする。
ごとくなるように設定する。トランジスタ7のベ
ース電位はエミツタ電位に比較し同電位あるいは
それ以下の電位とし、トランジスタ7がオフ状態
にあるようにする。また、抵抗12は受光パワー
の増大時抵抗12を流れる電流の増加による電圧
上昇でベース・エミツタ間電圧が約0.7V以上と
なりトランジスタ7がオンするような値を選択す
る。また、抵抗10はコンデンサ9の電荷の放電
経路となるもので十分大きい値とする。
かかる構成において、APD1の受光パワーが
増加するとAPD電流が増加し抵抗12を流れる
電流も増加する。このためAPD1のアノード電
位は上昇しトランジスタ7のエミツタ・ベース間
電圧が約0.7V以上となるとトランジスタ7はオ
ン状態となる。このとき、トランジスタ7のコレ
クタはコンデンサ9に電荷が蓄えられるためエミ
ツタとほぼ同電位となる。この状態ではトランジ
スタ7は飽和状態にあり、またトランジスタ7の
ベースはコンデンサ8により地気に接続されてい
るため、この状態のとき交流的にはエミツタから
トランジスタ7側をみたインピーダンスは小さく
なる。したがつて、増幅器2は過大光入力に対し
入力インピーダンスが減少し増幅器2の飽和を防
止でき受光パワーに対し広いダイナミツクレンジ
が得られるのである。
増加するとAPD電流が増加し抵抗12を流れる
電流も増加する。このためAPD1のアノード電
位は上昇しトランジスタ7のエミツタ・ベース間
電圧が約0.7V以上となるとトランジスタ7はオ
ン状態となる。このとき、トランジスタ7のコレ
クタはコンデンサ9に電荷が蓄えられるためエミ
ツタとほぼ同電位となる。この状態ではトランジ
スタ7は飽和状態にあり、またトランジスタ7の
ベースはコンデンサ8により地気に接続されてい
るため、この状態のとき交流的にはエミツタから
トランジスタ7側をみたインピーダンスは小さく
なる。したがつて、増幅器2は過大光入力に対し
入力インピーダンスが減少し増幅器2の飽和を防
止でき受光パワーに対し広いダイナミツクレンジ
が得られるのである。
第2図は第1図に示す光受信回路から抵抗10
を除いた第2の実施例であるが、第1図に示した
抵抗10はコンデンサ9の放電経路でありうるた
め抵抗10がなくても増幅器の入力インピーダン
スの減少には直接関係がない。したがつて第1図
に示す第1の実施例と同じ機能を有する。
を除いた第2の実施例であるが、第1図に示した
抵抗10はコンデンサ9の放電経路でありうるた
め抵抗10がなくても増幅器の入力インピーダン
スの減少には直接関係がない。したがつて第1図
に示す第1の実施例と同じ機能を有する。
以上、APDを用いた実施例について説明した
が、APDのかわりにPINフオトダイオードを用
いても同様の効果を得ることができることは明白
であり、また、フオトダイオードの受光出力の検
出回路及び可変インピーダンス部の回路構成は、
図示の例に限定されない。
が、APDのかわりにPINフオトダイオードを用
いても同様の効果を得ることができることは明白
であり、また、フオトダイオードの受光出力の検
出回路及び可変インピーダンス部の回路構成は、
図示の例に限定されない。
考案の効果
以上説明したように、本考案によれば、トラン
ジスタ、コンデンサ、抵抗等による簡単な構成で
受光素子の受光パワーのダイナミツクレンジを拡
大する光受信回路を提供することにより、短距離
の光伝送に使用しても光減衰器を必要とせずコス
トを大幅に低減できる効果がある。
ジスタ、コンデンサ、抵抗等による簡単な構成で
受光素子の受光パワーのダイナミツクレンジを拡
大する光受信回路を提供することにより、短距離
の光伝送に使用しても光減衰器を必要とせずコス
トを大幅に低減できる効果がある。
第1図及び第2図は本考案の実施例を夫々示す
回路図、第3図及び第4図は従来の光受信回路の
各回路図である。 主要部分の符号の説明、1……APD、2……
増幅器、7……トランジスタ、11,12……抵
抗。
回路図、第3図及び第4図は従来の光受信回路の
各回路図である。 主要部分の符号の説明、1……APD、2……
増幅器、7……トランジスタ、11,12……抵
抗。
Claims (1)
- 光信号系からの光信号を受光する受光素子と、
この受光素子による受光出力を増幅する増幅手段
とからなる光伝送路における光受信回路であつ
て、前記受光素子に直列接続され受光出力に応じ
た検出電圧を発生する抵抗と、前記検出電圧がベ
ースに直接供給され前記検出電圧の増大に従つて
導通状態となる単一のトランジスタ素子と、この
トランジスタ素子のコレクタと基準電位点との間
に接続された第1のコンデンサと、前記トランジ
スタ素子のベースと前記基準電位点との間に接続
された第2のコンデンサとを有し、このトランジ
スタ素子と前記第1のコンデンサとの直列回路を
前記増幅手段の入力に並列に挿入してなることを
特徴とする光受信回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985049004U JPH0411394Y2 (ja) | 1985-04-02 | 1985-04-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985049004U JPH0411394Y2 (ja) | 1985-04-02 | 1985-04-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61166641U JPS61166641U (ja) | 1986-10-16 |
JPH0411394Y2 true JPH0411394Y2 (ja) | 1992-03-23 |
Family
ID=30565794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985049004U Expired JPH0411394Y2 (ja) | 1985-04-02 | 1985-04-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0411394Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5746544A (en) * | 1980-09-04 | 1982-03-17 | Fujitsu Ltd | Optical agc circuit |
JPS5854744A (ja) * | 1981-09-28 | 1983-03-31 | Hitachi Ltd | 光線受信回路 |
-
1985
- 1985-04-02 JP JP1985049004U patent/JPH0411394Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5746544A (en) * | 1980-09-04 | 1982-03-17 | Fujitsu Ltd | Optical agc circuit |
JPS5854744A (ja) * | 1981-09-28 | 1983-03-31 | Hitachi Ltd | 光線受信回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61166641U (ja) | 1986-10-16 |
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