JPH04113882U - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JPH04113882U
JPH04113882U JP1630191U JP1630191U JPH04113882U JP H04113882 U JPH04113882 U JP H04113882U JP 1630191 U JP1630191 U JP 1630191U JP 1630191 U JP1630191 U JP 1630191U JP H04113882 U JPH04113882 U JP H04113882U
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和彦 近藤
勉 原
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三洋電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 断熱材中に埋設されるリード線のコネクタ部
分を貯蔵室側の空間にて被覆するカバーの取付及び取外
し操作が容易に行なえるように構成した冷蔵庫を提供す
ることを目的とする。 【構成】 内箱4に当接するフランジ部51の裏面に形
成され第1の孔46と対をなす第2の爪部52及び第2
の孔47と対をなす第2の爪部53と、内箱に形成した
凹部44を被覆する被覆部54と、フランジ部51に形
成される複数のスリット55と、このスリットに跨るよ
うに形成される溝部56とを備えたカバー50を、内箱
4に固定したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は断熱材中に埋設される電気部品からのリード線を貯蔵室内に導びくコ ネクタを被覆するカバーを備えた冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】
冷蔵庫の貯蔵室冷却にあたり電気部品は必要不可欠なものであり、この電気部 品を貯蔵室若しくは貯蔵室より外側で断熱箱体よりも内側の空間に収納すること が多い。また冷蔵庫の電気部品のリード線は、断熱箱体の断熱材中を経て電源部 まで導びくことが多い。そこで、この断熱材中に埋設されるリード線と前述の電 気部品との接続を行なうリード線コネクタをどこかに収納しなければならない。 この一例として例えば、実開平1−73689号公報がある。
【0003】 この公報にあっては、本体前面開口を閉塞する扉体と、前記本体前面に取り付 けた扉スイッチと、前記扉体内に収容配設した回路基板と、前記扉体前面に取り 付けられ前記回路基板の制御用スイッチ類が前面に露出する硬質樹脂製のパネル と、該パネルと一体に成形され前記扉体前面より側面を渡って扉体裏面に至り該 扉体の閉成時に前記扉スイッチを押圧する押圧部とを具備して成る冷蔵庫が開示 されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この構成によれば、扉スイッチは断熱箱体側に設けられるものであり、この扉 スイッチに直接断熱材が触れないように、樹脂製のカバーにて扉スイッチを被覆 することが多い。しかし、このカバーの取付が非常に煩わしいばかりか、発泡作 業後には取り外せないという不具合いがあった。
【0005】 一方、内箱に凹部を設けこの凹部内にリード線コネクタを収納し、凹所及びコ ネクタをカバーにて庫内側から被覆することがある。この場合カバーの取付方法 として、カバー裏面の爪部を内箱に形成した孔に挿入して、横方向にカバー毎ス ライドさせる方式を採用することが多い。ただし、固定後のカバーのスライド動 作を阻止するように構成されており、カバーの取付け操作が容易であっても、取 り外し操作が行ないづらい不具合いがあった。
【0006】 そこで本考案では、リード線コネクタを被覆するカバーの取り付け及び取り外 し操作を容易に行なえるように構成した冷蔵庫を提供することを目的とするもの である。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、電気部品のリード線コネクタを収納する凹部を内箱に形成した冷蔵 庫において、前記凹部を被覆する被覆部と、内箱に取り付けられるフランジ部と を有するカバーを備え、このカバーと内箱には互いに引掛り合う一対の係合部を 複数組設け、この複数組のうち少なくとも一組の係合部の周囲にはスリットを形 成したものである。
【0008】
【作用】
スリットの形成によって、フランジ部の一部が前後方向に撓ませやすくなり、 そのスリットの根元部分に跨るように溝部を形成することにより、このフランジ 部を更に撓ませやすいものにしている。また、第1の爪部を第1の孔に挿入した 状態で、カバーを横方向にスライド移動させたとき、第2の爪部と第2の孔との 位置が多少ずれた場合でも、フランジ部の可撓性を利用してフランジ部の一部の 後方への撓み量を変えることにより、両者の位置合わせを行ない、爪部の孔への 挿入を行なうことができる。
【0009】
【実施例】
本発明の実施例を図面に基づき説明する。
【0010】 1は冷蔵庫、2は金属製の外箱3と合成樹脂製の内箱4間に発泡ポリウレタン 等の発泡性断熱材を充填して構成され、前方に開口した庫内を形成する断熱箱体 である。
【0011】 断熱箱体2の内部は、区画壁6によって上下に区画されており、区画壁6上方 を凍結温度に冷却される冷凍室7としている。また区画壁6下方の空間は、仕切 板8によって上下2室に仕切られ、上部を冷蔵温度に冷却される冷蔵室10、下 部を野菜室11としており、野菜室11には上方開口の容器(図示せず)が納出 自在に配置される。13,14及び15、前述の各室7,10及び11をそれぞ れ開閉自在に閉塞する断熱性の扉体である。
【0012】 冷凍室7及び冷蔵室10内には、それぞれ回転式の棚21,22が複数段配設 される。棚21,22は円板状をなし、図示しない保持板に回動自在に支持され た複数のローラーにて回動自在に保持される。尚、冷凍及び冷蔵両室7及び10 の最下段の棚21,22は、それぞれ、区画壁6及び仕切板8の直上に配置され ている。このため、各棚21及び22上に載置された物品は、奥方に位置するも のでも、棚を回転させることによって手前側に移動せしめられ、その納出作業が 容易となる。
【0013】 棚22が内箱から離間する冷蔵室10の両側奥隅部には、冷気吹出ダクトと冷 気吸込ダクト(共に図示せず)がそれぞれ外面を棚22の回転軌跡に略沿った形 状となされて配置されている。
【0014】 31,32及び33は、冷蔵室10の扉体14の内面に順に上下に配設された 物品収納部としての扉ポケットであり、それぞれの両側が棚22側へ張り出して おり、各扉ポケットの棚22に対向する一面が棚22の回転軌跡に略沿った円弧 形状とされている。
【0015】 また扉体14の内面は、中央部が前方に前記一面よりも曲率の小さい円弧状に 張り出した形状とされており、デッドスペースとなる棚22の両側前部空間の有 効利用が図れる。しかも、扉ポケットの左右部分の奥行を中央部分の奥行きより も大きくして扉ポケット31,32及び33の容積を確保している。さらに、扉 体14の前面も中央部が前方に円弧状に張り出しており、扉体14の断熱厚みを 確保している。従って扉体14は全体が円弧を成す湾曲形状となっている。
【0016】 尚、本実施例では、扉ポケット31及び32を透明樹脂にて、扉ポケット33 を乳白色樹脂にて成形しており、扉ポケット31には卵等小物を、扉ポケット3 2には小びんを、扉ポケット33には大びんやペットボトルと称される合成樹脂 製容器をそれぞれ収納させるようにしている。
【0017】 冷凍室7の扉体13の内面には、同様に扉ポケット34が配設され、棚21に 対向する面が棚縁部に沿った円弧状とされている。扉体13も扉体14に合わせ て円弧となる湾曲形状とされており、扉ポケット34の容積確保と扉体13の断 熱厚みの確保を行っている。また、野菜室11の扉体15も扉体13及び14と 同様に湾曲形状とされ、冷蔵庫1の扉体13〜15がすべて面一となるようにし ている。
【0018】 図4は断熱箱体を一部切り欠いた状態の概略斜視図を示し、外箱3と内箱4及 び両箱間に充填される発泡断熱材で構成されている。内箱4における野菜室の背 壁を構成する部分には、断熱箱体2の内部即ち庫内に収納されることとなるダン パー装置41、脱臭装置42及び冷蔵室温度センサ(以下Rセンサと称す)43 等の電気部品のリード線R及びコネクタCを収めるための凹部44を形成してい る。
【0019】 この凹部44には、断熱材中に埋設され電気基盤まで延びたリード線(図示せ ず)をこの凹部44へ導びくための、連絡口45が形成してあり、また凹部44 の周囲には後述するカバー50を固定するための第1の孔46及び第2の孔47 が形成してある。また、凹部44の一側にはリード線引き出し口48を形成して いる。
【0020】 50はこの凹部44を庫内側から被覆するための合成樹脂製のカバーであり、 内箱4の凹部44周縁部分に当接するフランジ部51と、このフランジ部51の 裏面に形成され第1の孔46と対をなす第1の爪部52及び第2の孔47と対を なす第2の爪部53と、凹部44を被覆する被覆部54とを有する。また、第2 の爪部53が形成されるフランジ部の一部51Bに複数本(本例では2本)のス リット55を形成し、このスリット55の根元部分に跨るように溝部56を形成 して、このフランジ部の一部51Bを前後方向に撓ませやすいものとしている。
【0021】 尚、本実施例を通じて第1の孔46及び第2の孔47を内箱4に、第1の爪部 52及び第2の爪部53をカバー50にそれぞれ形成する例を示したが、孔46 及び47をカバー50に、爪部52及び53を内箱に形成してもよいし、孔46 及び爪部53をカバーに、孔47及び爪部52を内箱に形成するようにしても構 わない。
【0022】 以上の構成に基づき各リード線Rの接続及びカバー50の着脱操作について説 明する。
【0023】 まず、連絡口45から凹部44内に臨んでいるリード線コネクタ(図示せず) に対して、各電気部品のコネクタCを接続し、各リード線Rを凹部44の引き出 し口48から引き出すように配線する。
【0024】 次に、カバー50の第1の爪部52を第1の孔46に挿入し、カバー50を左 方向へスライド移動させる。この操作により、第1の爪部52が第1の孔46に 係止され、カバー50の手前側への移動は規制される(図2参照)。更に、フラ ンジ部の一部51Bを溝部56及びスリット55を利用して後方へ撓ませつつ第 2の爪部53が第2の孔47の位置と対応するようにし、第2の爪部53を第2 の孔47に挿入する。
【0025】 以上の操作により、リード線R及びコネクタCを凹部44内に保持した状態で 、カバー50の横方向への移動を阻止しつつ内箱4にカバー50を固定すること ができる。
【0026】 一方、カバー50を取り外す場合には、上述と逆の手順にて操作を行なえばよ い。
【0027】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案によれば、スリットの形成によってフランジの一部 を前後方向に撓ませやすくすることができ、またこのスリットの根元部分に跨る ように溝部を形成することにより、前述するフランジ部の可撓性を更に向上する ことができ、孔と爪部との位置関係に多少のずれがあっても、確実に第2の爪部 を第2の孔に挿入させることができる。しかも、第2の爪部を第2の孔に挿入す ることで固定後のカバーの横方向への移動を阻止でき、不用意にカバーに物品や 手が触れても、その反動でカバーが外れてしまうことはなく、直接リード線コネ クタに手指が触れて感電する危険が少なく、安全性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の凹部にカバーを取り付ける前の状態の
要部分解斜視図である。
【図2】カバーを内箱に固定した状態の要部横断面図で
ある。
【図3】冷蔵庫の扉体を開けた状態の斜視図である。
【図4】断熱箱体の一部切欠状態の斜視図である。
【図5】カバーの要部拡大断面図である。
【図6】凹部に収納されるコネクタと電気部品との関係
を示す平面図である。
【符号の説明】
1 冷蔵庫 4 内箱 44 凹部 45 連絡口 46 第1の孔 47 第2の孔 50 カバー 51 フランジ部 52 第1の爪部 53 第2の爪部 54 被覆部 55 スリット 56 溝部 C コネクタ R リード線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気部品のリード線コネクタを収納する
    凹部を内箱に形成した冷蔵庫において、前記凹部を被覆
    する被覆部と、内箱に取り付けられるフランジ部とを有
    するカバーを備え、このカバーと内箱には互いに引掛り
    合う一対の係合部を複数組設け、この複数組のうち少な
    くとも一組の係合部の周囲にはスリットを形成してなる
    冷蔵庫。
JP1991016301U 1991-03-19 1991-03-19 冷蔵庫 Expired - Lifetime JP2538468Y2 (ja)

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