JPH04113827U - 空気調和機のキヤビネツト - Google Patents
空気調和機のキヤビネツトInfo
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- JPH04113827U JPH04113827U JP1991022163U JP2216391U JPH04113827U JP H04113827 U JPH04113827 U JP H04113827U JP 1991022163 U JP1991022163 U JP 1991022163U JP 2216391 U JP2216391 U JP 2216391U JP H04113827 U JPH04113827 U JP H04113827U
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Landscapes
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 板金製本体2の内外両面にインシュレーショ
ン22b 、22a を設けてなるキャビネットに必要に応じて
開口15を容易、迅速に形成するとともに開口15を形成し
ない場合における開口15の周辺の結露を防止する。 【構成】 予め開口21が穿設された板金製本体2をイン
サート材としてその内外両面にインシュレーション22b
、22a を一体成形し、このインシュレーション22a の
開口21に対応する個所に落し込み部23を同時に成形す
る。
ン22b 、22a を設けてなるキャビネットに必要に応じて
開口15を容易、迅速に形成するとともに開口15を形成し
ない場合における開口15の周辺の結露を防止する。 【構成】 予め開口21が穿設された板金製本体2をイン
サート材としてその内外両面にインシュレーション22b
、22a を一体成形し、このインシュレーション22a の
開口21に対応する個所に落し込み部23を同時に成形す
る。
Description
【0001】
本考案は天井埋込形等の空気調和機のキャビネットに関する。
【0002】
従来のこの種空気調和機の1例が図3及び図4に示されている。
天井1内に埋設されたケース本体2の内部には熱交換器7、ドレンパン10、モ
ータ5、送風機6、導風板12等が内蔵されている。このケース本体2の下部に天
井パネル8が取り付けられ、その中央部には吸込口3が形成され、この吸込口3
に隣接してその外側には吹出口4が形成されている。ケース本体2は板金からな
り、その外面及び内面には防音、断熱及び結露防止のためにインシュレーション
14が張設されている。
【0003】
この空気調和機の運転時、図示しない室外ユニットからの冷媒が熱交換器7を
循環し、モータ5によって送風機6が駆動される。すると、室9内の室内空気が
吸込口3から吸込グリル11、フイルタ13を通り、導風板12に案内されて送風機6
に吸入されて付勢される。そして、熱交換器7を流過する過程で冷却又は加熱さ
れることにより調和空気となって吹出口4から室9内に吹き出される。
【0004】
新鮮な外気を室9内に取り入れる必要ある場合には、ケース本体2の周壁2aに
外気取入口15が形成され、この外気取入口15に対向してケース本体2の内部に外
気導風板16が設置され、ケース本体2の外部には外気導入ダクト18の一端が固定
される。しかして、外気は外気導入ダクト18、外気取入口15、外気導風路17を通
り、ドレンパン10の外側及び導風板12の下を通って送風機6に吸い込まれる。
【0005】
ケース本体2に外気取入口15を形成する際の便宣のため、図5(A)に示すよ
うに、周壁2の所定位置には(C)に示すように所定形状のハーフブランキング
19が予め施され、また、ケース本体2の外面に張設されたインシュレーション14
には(B)に示すように鎖線状の切れ目20が予め施されている。
しかして、外気取入口15を形成する場合には、据付現場でカッターを用いて切
れ目20に沿って外面のインシュレーション14を切断し、次いで、ニッパーを用い
てハーフブランキング19に沿ってケース本体2を切断し、更にカッターを用いて
内面のインシュレーション14を切断していた。
【0006】
上記従来の空気調和機においては、外気取入口15を形成する場合にはニッパー
を用いてハーフブランキング19に沿ってケース本体2を切断しなければならない
ので手数が掛かるという問題があった。
更に、ケース本体2の外面に張設されたインシュレーション14に鎖線状の切れ
目20が形成されているので、この部分の断熱性能が低下してこの部分に結露する
おそれがあった。
【0007】
本考案は上記課題を解決するために提案されたものであって、その要旨とする
ところは、板金製本体の両面にインシュレーションを設けてなるキャビネットに
必要に応じて開口を施工可能に構成してなる空気調和機のキャビネットにおいて
、上記板金製本体の所定位置に予め開口を穿設しておき、この本体をインサート
材としてその両面にインシュレーションを一体成形するとともにこのインシュレ
ーションの上記開口に対応する個所に落し込み部を同時に成形したことを特徴と
する空気調和機のキャビネットにある。
【0008】
本考案は上記構成を具えているため、キャビネットに開口を形成する場合には
、落し込み部に沿ってインシュレーションを切断する。
【0009】
本考案の1実施例が図1及び図2に示されている。
ケース本体2の所定位置に予め開口21を穿設しておき、このケース本体2をイ
ンサート材として射出成形することによってケース本体2の内外両面に発泡スチ
ロール等からなる厚さ15mm程度のインシュレーション22a 、22b が一体成形され
ている。この際、外面のインシュレーション22a の開口21に対応する個所に0.5
〜1mm程度の落し込み部23が同時に成形される。
他の構成は図3及び図4に示す従来のものと同様であり、対応する部材には同
じ符号が付されている。
【0010】
しかして、外気取入口15を形成する場合には、カッターを用いて落し込み部23
に沿ってインシュレーション22a 、22b を切断すれば図2に示すように外気取入
口15が形成される。従って、従来のように据付現場でニッパーを用いてケース本
体2を切断する必要がないので、外気取入口15を容易、かつ、迅速に形成するこ
とができる。
また、ケース本体2の内外両面にインシュレーション22a 、22b が一体成形さ
れているので、ケース本体2に予め開口21を穿設しておいてもケース本体2は実
用上十分な強度を有する。そして、インシュレーション22a には従来のように切
れ目が形成されていないので、この部分の断熱性能を損なうことがない。
【0011】
以上本考案を天井埋込形空気調和機に適用した例について説明したが、本考案
は板金製本体の両面にインシュレーションを設けてなるキャビネットを有する空
気調和機に広く適用することができ、また、開口は空気取入口に限らず必要に応
じて形成される開口であれば良い。
【0012】
本考案においては、板金製本体の所定位置に予め開口を穿設しておき、この本
体をインサート材としてその両面にインシュレーションを一体成形するとともに
このインシュレーションの開口に対応する個所に落し込み部を同時に成形したた
め、必要に応じて落し込み部に沿ってインシュレーションを切断することによっ
てキャビネットに容易、かつ、迅速に開口を形成することができる。また、従来
のものと異なりインシュレーションに切れ目がないので、この部分に結露が生じ
ることもない。
【図1】本考案の1実施例を示し、(A)は部分的縦断
面図、(B)は(A)のB矢に沿う矢視図である。
面図、(B)は(A)のB矢に沿う矢視図である。
【図2】上記実施例において開口を形成した状態を示す
部分的縦断面図である。
部分的縦断面図である。
【図3】従来の天井埋込形空気調和機を示す図4のC−
C線に沿う縦断面図である。
C線に沿う縦断面図である。
【図4】図3のD−D線に沿う横断面図である。
【図5】従来のキャビネットの1例を示し、(A)は部
分的縦断面図、(B)はインシュレーションに形成され
た切れ目を示す側面図、(C)は板金製本体に形成され
たハーフブランキングを示す側面図である。
分的縦断面図、(B)はインシュレーションに形成され
た切れ目を示す側面図、(C)は板金製本体に形成され
たハーフブランキングを示す側面図である。
2 板金製本体
22a インシュレーション
22b インシュレーション
21 開口
23 落し込み部
Claims (1)
- 【請求項1】 板金製本体の両面にインシュレーション
を設けてなるキャビネットに必要に応じて開口を施工可
能に構成してなる空気調和機のキャビネットにおいて、
上記板金製本体の所定位置に予め開口を穿設しておき、
この本体をインサート材としてその両面にインシュレー
ションを一体成形するとともにこのインシュレーション
の上記開口に対応する個所に落し込み部を同時に成形し
たことを特徴とする空気調和機のキャビネット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991022163U JP2516789Y2 (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 空気調和機のキャビネット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991022163U JP2516789Y2 (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 空気調和機のキャビネット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04113827U true JPH04113827U (ja) | 1992-10-06 |
JP2516789Y2 JP2516789Y2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=31907716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991022163U Expired - Lifetime JP2516789Y2 (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 空気調和機のキャビネット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2516789Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US12092359B2 (en) | 2020-02-19 | 2024-09-17 | Mitsubishi Electric Corporation | Indoor unit for air-conditioning apparatus and air-conditioning apparatus |
-
1991
- 1991-03-14 JP JP1991022163U patent/JP2516789Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US12092359B2 (en) | 2020-02-19 | 2024-09-17 | Mitsubishi Electric Corporation | Indoor unit for air-conditioning apparatus and air-conditioning apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2516789Y2 (ja) | 1996-11-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960618 |
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