JPH04113613U - 屋根パネル - Google Patents

屋根パネル

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JPH04113613U
JPH04113613U JP1809391U JP1809391U JPH04113613U JP H04113613 U JPH04113613 U JP H04113613U JP 1809391 U JP1809391 U JP 1809391U JP 1809391 U JP1809391 U JP 1809391U JP H04113613 U JPH04113613 U JP H04113613U
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JP
Japan
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roof
panel body
panel
metal foil
heat
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JP1809391U
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章洋 藤原
充宏 山田
健也 近藤
利昭 住友
Original Assignee
松下電工株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 屋根パネルを通して熱が屋内に侵入すること
を遮断して防ぐ。 【構成】 パネル本体1の上に複数枚の瓦板2を軒棟方
向に並べて取り付けて屋根パネルAを形成した。パネル
本体1の下面には金属箔3が張り付けてある。この金属
箔3によって輻射熱を反射できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複数枚の瓦板を取り付けて形成される屋根パネルに関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
屋根の施工は、母屋の上に垂木を取り付けると共に垂木の上に野地板を張って 屋根下地を施工した後に、野地板の上に瓦板を並べて葺くという作業でおこなわ れているが、高所でおこなわれる屋根下地の施工や多数枚の瓦板を葺くという作 業は非常に煩雑であると共に危険を伴う。
【0003】 そこで、パネル本体1の上に複数枚の瓦板2を取り付けることによって屋根パ ネルAを作成し、この屋根パネルAを屋根構造材の上に図3のように複数枚並べ て取り付けることによって、屋根下地の施工や多数枚の瓦板を葺くという作業を おこなう必要なく、屋根の施工を容易におこなうことができるようにした工法が 本出願人等によって提供されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしこのものにあって、屋根パネルAは屋根下地を設けることなく屋根構造 材の上に直接取り付けられるために、屋根パネルAが太陽熱等で加熱されるとそ の熱が屋内に侵入してくるという問題があった。 本考案は上記の点に鑑みてなされたものであり、屋根パネルを通して熱が屋内 に侵入することを遮断して防ぐことができる屋根パネルを提供することを目的と するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る屋根パネルは、パネル本体1の上に複数枚の瓦板2を軒棟方向に 並べて取り付けると共にパネル本体1の下面に金属箔3を張り付けて成ることを 特徴とするものである。
【0006】
【作用】
パネル本体1の下面に張り付けた金属箔3によって輻射熱を反射して、熱が屋 内に侵入することを防ぐことができる。
【0007】
【実施例】
以下本考案を実施例によって詳述する。 パネル本体1は枠体8の上側に合板などで形成される面板9を張って作成され るものであり、枠体8が垂木としての機能をなし、面板9が野地板としての機能 をなすのである。このパネル本体1の上に図1及び図2(a)のように防水シー ト10を介して複数枚の瓦板2を軒棟方向に並べて取り付けることによって、屋 根パネルAを作成することができるものである。軒棟方向に並べる各瓦板2は、 軒側の瓦板2の棟側端部の上に棟側の瓦板2の軒側端部を重ねることによって階 段状に接続した状態で配置するようにしてある。またパネル本体1の下面にはア ルミニウム箔など表面が金属光沢を有する金属箔3が全面に亘って張って取り付 けてある。この金属箔3はパネル本体1の下面に直接張り付ける他に、図2(b )に示すように化粧板11の上面側に金属箔3を張っておいて、この化粧板11 をパネル本体1に取り付ける際にパネル本体1の下面に張り付けられるようにし てもよい。また図2(c)のようにパネル本体1の枠体8内に発泡スチロール等 の発泡樹脂やガラスウール、ロックウールなどで作成される断熱材12を充填す るようにしてもよい。
【0008】 上記のように作成される屋根パネルAを用いて屋根の施工をおこなうにあたっ ては、図3に示すように、屋根構造材の上に棟や軒に沿って複数枚の屋根パネル Aを並べて載置し、ボルトナット止めなどして固定することによっておこなうこ とができる。そしてこのように施工される屋根にあって、太陽熱で瓦板2が加熱 されること等によって発生する熱は、その輻射熱が図2の実線矢印のように金属 箔3で屋外側へ反射されるために、屋内へ侵入することを防ぐことができるもの である。尚、図2(c)のようにパネル本体1内に断熱材12を設けることによ って、パネル本体1内での熱の伝導を防ぐことができるために、輻射熱と伝導熱 の両方の侵入を防止することができるものである。
【0009】 図4(a)は本考案の他の実施例を示すものであり、このものではパネル本体 1の枠体8の軒側端部の枠材8aと棟側端部の枠材8bにそれぞれ通気孔13a ,13bを開口させて設けてある。また図4(b)の実施例では枠体8に通気孔 13a,13bを設ける他に、パネル本体1の下面に張った金属箔3にも多数の 排気孔14を設けるようにしてある。このように通気孔13a,13bを設けて 形成される屋根パネルAにあって、輻射熱は図4の実線矢印のように金属箔3で 反射して屋内への侵入を防止できると共に、図4の二重線矢印や図5に矢印で示 すように、軒先において空気が通気孔13aを通ってパネル本体1の中空部内に 入り、パネル本体1の中空部内の空気は棟部において通気孔13bを通って排出 される。このようにパネル本体1内の空気が換気されるために、パネル本体1内 に熱気が籠もってこの熱が屋内に侵入するようなことを防ぐことができるもので ある。図4(b)のものでは屋根パネルAの下側の小屋裏の空気が排気孔14を 通ってパネル本体1内に入ると共に通気孔13bから排出されるために、小屋裏 の湿気を排出することもできるものである。尚、軒側の通気孔13aは軒天部に 設けるようにしてもよく、棟側の通気孔13bはパネル木口やパネル天面に設け るようにしてもよい。
【0010】
【考案の効果】
上記のように本考案は、パネル本体の下面に金属箔を張り付けるようにしたの で、この金属箔によって輻射熱を反射して、熱が屋内に侵入することを防ぐこと ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の一部切欠斜視図である。
【図2】本考案の各実施例を示すものであり、(a),
(b),(c)はそれぞれ断面図である。
【図3】屋根パネルの施工状態の概略斜視図である。
【図4】本考案の他の実施例を示すものであり、
(a),(b)はそれぞれ断面図である。
【図5】屋根パネルの施工状態の概略図である。
【符号の説明】
1 パネル本体 2 瓦板 3 金属箔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 住友 利昭 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネル本体の上に複数枚の瓦板を軒棟方
    向に並べて取り付けると共にパネル本体の下面に金属箔
    を張り付けて成る屋根パネル。
JP1991018093U 1991-03-26 1991-03-26 屋根パネル Expired - Fee Related JP2562780Y2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5240500A (en) * 1975-09-26 1977-03-29 Mitsubishi Chem Ind Ltd Process for recovering ammonium sulfate from heavy oil combustion ash
JPS6279314A (ja) * 1985-10-02 1987-04-11 Mitsubishi Electric Corp アナウンスメントメツセ−ジ印字方式
JPS6346575U (ja) * 1986-09-12 1988-03-29

Patent Citations (3)

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JPS6346575U (ja) * 1986-09-12 1988-03-29

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