JPH04113275A - 最大値出力回路及び最小値出力回路並びに最大値最小値出力回路 - Google Patents

最大値出力回路及び最小値出力回路並びに最大値最小値出力回路

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JPH04113275A
JPH04113275A JP23251890A JP23251890A JPH04113275A JP H04113275 A JPH04113275 A JP H04113275A JP 23251890 A JP23251890 A JP 23251890A JP 23251890 A JP23251890 A JP 23251890A JP H04113275 A JPH04113275 A JP H04113275A
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transistors
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は、複数の入力信号の中から、信号の最大値を出
力する最大値出力回路、及び信号の最小値を出力する最
小値出力回路、並びに信号の最大値及び最小値を出力す
る最大値最小値出力回路に関するものである。
(発明の背景) 複数の入力信号の中から最大値、最小値を出力する回路
として、例えば第6図に示す回路構成のものが知られて
いる。
第6図において、A1−A4は入力端子、87〜94は
オペアンプ、95〜102はダイオード、103,10
4は電流源、■MAxハ最大値を出力する端子、V M
INは最小値を出力する端子である。
各入力端子A1.A2.A3.A4に印加される電圧を
Vl、V2.V3.V4とし、これらの関係がVl <
V2<V3<V4とすると、端子V MAXには最大値
であるv4の電圧が発生する。
これはオペアンプとダイオードにより理想ダイオードが
構成される為、最も高い電圧が入力されているオペアン
プ90のみがオペアンプとして動作して、該オペアンプ
90の反転、非反転入力端子に対してイマジナリ・ショ
ートが成立ち、他のオペアンプ87,88.89に対し
ては、反転入力端子電圧〉非反転入力端子電圧となり、
ダイオード95,96.97はそれぞれ逆バイアスされ
、端子VMAXへの出力動作に対しては関与しないから
である。
また、端子VMINに関しては上述とダイオードの接続
方向が逆極性になる為、端子VMINには最小値である
vlの電圧が発生する。これは、オペアンプ91のみが
オペアンプとして動作して、該オペアンプ91の反転、
非反転入力端子に対してイマジナリ・ショートが成立ち
、他のオペアンプ92.93.94に対しては、反転入
力端子電圧く非反転入力端子電圧となり、ダイオード1
00101.102はそれぞれ逆バイアスされ、端子V
 MINへの出力動作に対しては関与しないからである
なお、定電流源103,104は単に動作安定化用に設
けられている。
また、複数の入力信号の中から最大値、最小値出力を簡
単な回路にて実現するものとして、第7図に示す構成の
ものが知られている。
第7図において、1〜4.29はnpn トランジスタ
、16〜19.14はpnp トランジスタである。又
、15,30,105,106は定電流源であり、定電
流源15と105の定電流値及び定電流源30と106
の定電流値は同一値に設定しであるものとする。
先程と同様な人力条件を考えると、端子V MAXより
出力される最大電圧(これもV MAXと記す)は VMAX  = V 4− VBE4  + VBE1
4で表される。但し、V BF2はトランジスタ4のベ
ース・エミッタ間電圧、VBE14はトランジスタ14
のベース・エミッタ間電圧である。今、pnp、npn
トランジスタ逆方向飽和電流(工S)が等しく、直流電
流増幅率が十二分に大きい共と考えると、定電流源15
と定電流源105が同一値に設定されているので、VB
E4 =VBE14となり、よってVMAX=V4とな
り最大値が出力される。
トランジスタ1,2.3に関してはベース・エミッタ間
に逆バイアスが印加され、オフ状態となる。
同様な議論により端子VMINよりの最小電圧(これも
VMINと記す)は VMIN = V 1 + VBE16− VBE29
と表されるが、V BE19= V BE29であるか
ら、VMIN=V1となり最小値が出力される。なお、
V BE16はトランジスタ16のベース・エミッタ間
電圧、V BE29はトランジスタ29のベース・エミ
ッタ間電圧である。
トランジスタ17,18.19に関しては、ベース・エ
ミッタ間に逆バイアスが印加され、オフ状態となる。
しかしながら、上記第6図構成の従来例においては、オ
ペアンプ自体が多数のトランジスタにて構成される為、
IC化した場合、チ・ンブ面積の増大を招くという問題
点を有している。
また、第7図構成の従来例においては、トランジスタの
数は少ないものの、入力信号が複数同一値をとった場合
に、適正な最大値、最小値が出てこないという問題点を
有している。これについて以下に詳述する。
今、V3=V4、Vl、V2<V4の関係があるとし、
最大値として2つの入力信号電圧がある状況を考える。
V3=V4よりトランジスタ3゜4に流れる各々のエミ
ッタ電流は定電流15の半分の電流が流れる。トランジ
スタのVBEとエミ・ンタ電流■、(=コレクタ電流)
の間には、kをボルツマン定数、Tを絶対温度、qを電
子電荷量とすると、 の式が成り立ち、エミッタ電流■6が半分になるとベー
ス・エミッタ間電圧VBEが約18mV分小さな値とな
る(約300’Kにおいて)。この時、トランジスタ1
4に流れるエミッタ電流値は先にて設定したままである
ので、概路次の様な関係になる。
VBE3:VBE4 = VBE14−18 m Vゆ
えに VMAX  = V 4− VBE4  + VBE1
4=V4+ 1 8mV となり、正規の最大値入力である電圧■4に対して18
mV分高い値を示すことになる。
また、最小電圧VMINに関しては同様な議論として考
え、V1=V2、Vl<V3.V4の関係があり、最小
値として2つの入力信号電圧がある状況においては V BE16 = VBEI7= V BE29−18
 m Vゆえに VMIN  = V 1 + V BE16− V B
E29=V1−18mV となり、正規の最小値入力である電圧Vl、V2に対し
て18mV分低い値を示すことになる。
(発明の目的) 本発明の目的は、上述した問題点を解決し、IC化する
上でのチップ面積の占有を小さくでき、最大値或は最小
値の出力精度を向上させることのできる最大値出力回路
及び最小値出力回路並びに最大値最小値出力回路を提供
することである。
(発明の特徴) 上記目的を達成するために、本発明は、複数のトランジ
スタそれぞれに対応して接続され、オンしたトランジス
タにより電圧−電流変換された電流値に等しい電流を特
性補償用のトランジスタに流すカレントミラー部を設け
、以て、前記カレントミラー部により、電圧−電流変換
された最大電流値を選択して特性補償用トランジスタに
流すようにしたことを特徴とする。
(発明の実施例) 以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する
第1図は本発明の第1の実施例を示すものであり、この
図において、第7図と同じ部分は同一符号を付しである
第1図において、5〜13はpnp トランジスタ、2
0〜28はnpnトランジスタである。また、各入力端
子A1〜A4はトランジスタ1〜4の各々のベースに接
続され、トランジスタ1〜4のエミッタは共通接続され
、負荷としての定電流源15に接続されると共にトラン
ジスタ14のベースに接続される。トランジスタ1〜4
の各コレクタは、カレントミラー部のトランジスタ5〜
8の各コレクタ、及びトランジスタ9〜12の各ベース
に接続される。トランジスタ5〜8.13のベースは共
通接続されると共に、トランジスタ9〜12のエミッタ
に接続される。トランジスタ5〜8.13のエミッタは
電源に接続される。トランジスタ13のコレクタは端子
V MAX及びトランジスタ14のエミッタに接続され
る。トランジスタ14.9〜12のコレクタは接地され
る。
また、入力端子A1〜A4はトランジスタ16〜19の
各々のベースに接続され、トランジスタ16〜19のエ
ミッタは共通接続され、負荷としての定電流源30に接
続されると共にトランジスタ29のベースに接続される
。トランジスタ16〜19の各コレクタはカレントミラ
ー部のトランジスタ20〜23の各コレクタ及びトラン
ジスタ24〜27の各ベースに接続される。トランジス
タ20〜23.28のベースは共通接続されると共に、
トランジスタ24〜27のエミッタに接続される。トラ
ンジスタ24〜27.29のコレクタは電源に接続され
る。トランジスタ28のコレクタは端子VMIN及びト
ランジスタ29のエミッタに接続される。トランジスタ
20〜23゜28のエミッタは接続される。
次に、動作について説明する。
1)1つのみ最大値、最小値がある場合(最大値につい
て) 入力条件をVl、V2.V3<V4とする。
この時、トランジスタ1〜3はOFF状態となり、トラ
ンジスタ4のみ定電流源15(この定電流値を11とす
る)の電流を流す。このトランジスタ4のコレクタ電流
は、カレントミラー部のトランジスタ8のエミッタ電流
に等しく(電流増幅率hfeは十二分に大きいと考え)
なる。すると、カレントミラーの機能により、トランジ
スタ13のエミッタ電流も同一値となり、トランジスタ
14のエミッタ電流も工1の電流が流れる。トランジス
タ4.14のエミッタ電流値が等しいことにより、各ト
ランジスタの発生するベース・エミッタ間電圧は等しく
なり、 VMAX = V 4− VBE4 + VBE14=
 V 4となる。又、この時カレントミラー部には、定
電流値11と同一値の電流がトランジスタ5〜7のベー
ス・エミッタ間に流れるが、トランジスタ1.2.3が
OFF状態である為にトランジスタ12のエミッタ経由
で、その分の電流(11×3)が吸収されることになる
(最小値について) 入力条件をVl<V2.V3.V4とする。
この時、トランジスタ17〜19はOFF状態となり、
トランジスタ16のみ定電流源30(この定電流値をI
2とする(上記11と同じ値でも良い))の電流を流す
。このトランジスタ16のコレクタ電流はカレントミラ
ー部のトランジスタ20のエミッタ電流に等しく(電流
増幅率hfeは十二分に大きいと考え)なる。すると、
カレントミラーの機能により、トランジスタ28のエミ
ッタ電流も同一値となり、トランジスタ29のエミッタ
電流もI2の電流が流れる。トランジスタ16.29の
エミッタ電流値が等しいことにより、各トランジスタの
発生するベース・エミッタ間電圧は等しくなり、 VMIN =V 1 +VBE16−VBE29=V 
1となる。又、この時カレントミラー部には、定電流値
I2と同一値の電流をトランジスタ21〜23のベース
・エミッタ間に流す必要があるが、トランジスタ17〜
19がOFF状態である為にトランジスタ24のエミッ
タ経由でその分の電流(I2 X3)が供給されること
になる。
2)2つの最大値、最小値がある場合 (最大値について) 入力条件をVl、V2<V3=V4とする。
この時、トランジスタ1.2はOFF状態となり、トラ
ンジスタ3,4が電流を流す。トランジスタ3.4のコ
レクタ電流はrl/2XIIJとなり、カレントミラー
部のトランジスタ7.8のエミッタ電流値もそれぞれN
/2XI、Jとなる。カレントミラーの機能により、ト
ランジスタ13のエミッタ電流値も同一値となり、トラ
ンジスタ14のエミッタ電流値もr 1 / 2 X 
I s Jとなる。トランジスタ3.4と14のエミッ
タ電流値が等しいことにより、各トランジスタに発生す
るベース・エミッタ間電圧は等しくなり、V MAX:
V4 (=V3)となる。
又、この時カレントミラー部には、rl/2xItJと
同一の電流値がトランジスタ5.6のベース・エミッタ
間に流れるが、トランジスタ1.2がOFF状態である
為にトランジスタ11もしくは12のエミッタ経由でそ
の分の電流(1/ 2 X I z X 2 = I 
1)が吸収されることになる。
(最小値について) 入力条件をV1=V2<V3.V4とする。
この時、トランジスタ18.19はOFF状態となり、
トランジスタ16,17が電流を流す。
トランジスタ16.17のコレクタ電流は「1/2XI
2Jとなり、カレントミラー部のトランジスタ20.2
1のエミッタ電流値もそれぞれ[1/2XI2Jとなる
。カレントミラーの機能により、トランジスタ28のエ
ミッタ電流値も同一値となり、トランジスタ29のエミ
ッタ電流値もr l / 2 X I 2 Jとなる。
トランジスタ16,17と29のエミッタ電流値が等し
いことにより、各トランジスタに発生するベース・エミ
ッタ間電圧は等しくなり、VMIN =V 1  (=
V2)となる。
又、この時カレントミラー部には、rl/2XI2Jと
同一の電流値をトランジスタ22.23のベース・エミ
ッタ間に流す必要があるが、トランジスタ18.19が
OFF状態である為、トランジスタ24もしくは25の
エミッタ経由でその分の電流(1/2x I2 x2=
I2 )が供給されることになる。
3)3つの最大値、最小値がある場合 (最大値について) 人力条件をV 1<V2=V3=V4とすると、先程と
同様な議論になり、トランジスタ1はOFF状態となり
、トランジスタ2,3.4のエミッタ電流はr 1 /
 3 X I IJとなり、カレントミラーの機能によ
り、トランジスタ14のエミッタ電流もr 1 / 3
 X I I Jとなる。
トランジスタ2,3.4と14のエミッタ電流が等しく
なることにより、各トランジスタに発生するベース・エ
ミッタ間電圧は等しくなり、VMAX =V4 (=V
3=V2)となる。トランジスタ5のベース・エミッタ
間電流はトランジスタ10.11.12により吸収され
る。
(最小値について) 人力条件をV1=V2=V3<V4とすると、トランジ
スタ19はOFF状態となり、トランジスタ16.17
.18のエミッタ電流は「1/3×12」となり、カレ
ントミラーの機能により、トランジスタ29のエミッタ
電流もr 1 / 3 xI2Jとなる。
トランジスタ16,17.18と28のエミッタ電流が
等しくなることにより、各トランジスタに発生するベー
ス・エミッタ間電圧は等しくなり、VMIN =V 1
  (=V2=V3) とな6゜トランジスタ23のベ
ース・エミッタ間電流は、トランジスタ24.25.2
6により供給される。
4)上述においては最大値もしくは最小値として選択さ
れたトランジスタ以外はOFF状態としたが、微妙なO
N状態もあり得、この場合について述べる。
上記1)の例に基づき説明すると、今、入力条件として
Vl、V2<V4、V3+ 18mV=V4のように、
v3とv4に僅かにしか差が無い場合を考えると、トラ
ンジスタ1.2はOFF、トランジスタ3はトランジス
タ4に比し、18mV小さい為に、トランジスタ3のエ
ミッタ電流はトランジスタ4のエミッタ電流(この値を
13とする)の半分の値となる。今、トランジスタ4の
エミッタ電流なI4とすると、次の式が成立つ。
I3 =1/2×■4 11=13+l4 =1/2xl。+l4 =3/2xI4 、°、I4 =2/3XI。
この時、カレントミラー部は、トランジスタ4のコレク
タ電流の方が大きいのでそれに応じたベース・エミッタ
間電圧にトランジスタ8はなる。この時トランジスタ7
のエミッタ電流もI4と等しい値が流れるが、トランジ
スタ7のコレクタ側からはI 3  (= 1. / 
3 X I s )の分しか吸収できないのでr (I
4−I3 )=1/2XI4Jの電流値は、トランジス
タ12のエミッタを通して吸収されることになる。
結局、カレントミラー部が14の値にて決定されるので
、トランジスタ14のエミッタ電流もI4となり、トラ
ンジスタ4.14のベース・エミッタ間電流は等しくな
り、VMAX=V4となる。
上述においては、■3と74間に18mV差を設けたが
、これは差がいくつであって良く、結局カレントミラー
部は一番大きく電流を引っ張る入力により決定されるこ
とになり、最大値V MAXに対し誤差を生じない。
最小値に関しても同様であり、カレントミラー部に対し
て一番電流を流し込もうとする入力により決定されるこ
と、になり、最小値VMINに関しても誤差を生じない
第2図は本発明の第2の実施例を示すものであり、第1
図と同じ部分には同一符号を付しである。
この図において、31〜34はnMOSトランジスタ、
35〜42,44.45はpMOsトランジスタ、47
〜50はpMOSトランジスタ、51〜58,60.6
1はnMOSトランジスタ、43.59はゲート電圧設
定用負荷としての抵抗である。
この第2図は、上記第1図がバイポーラトランジスタで
構成されていたものをMO3I−ランジスタにて構成し
たものであり、動作は同じである。
nMOSトランジスタ31〜34のソース(電極)は共
通接続されると共に、nMOSトランジスタ45のゲー
ト及び定電流源15に接続される。nMOSトランジス
タ31〜34の各トレイン(電極)はカレントミラー部
のpMOSトランジスタ35〜38の各ドレイン(電極
)と、pM○Sトランジスタ39〜42の各ゲートに接
続される。pMOSトランジスタ35〜38.44の各
ゲートと39〜42のソースと抵抗43は共通接続され
る。pMOSトランジスタ35〜38゜44のソースは
電源に接続される。
nMOSトランジスタ47〜50のソース電極は共通接
続されると共に、nMOSトランジスタ61のゲート及
び定電流源30に接続される。pMO3t−ランジスタ
47〜50の各ドレイン電極はカレントミラー部のnM
OSトランジスタ51〜54の各トレイン電極とnMO
Sトランジスタ55〜58の各ゲートに接続される。n
MOSトランジスタ51〜54.60の各ゲートと55
〜58のソースと抵抗59は共通接続される。nMOS
トランジスタ51〜54.60のソースは接地される。
入力信号電圧中、最大値に対応するnMOSトランジス
タ(31〜34のいずれか1つもしくは複数)が定電流
源15に対応した電流を流すと共に、カレントミラー部
(35〜38,44.39〜42)において、最大値に
対応した電流値にてカレントミラーの機能が動作し、ト
ラジスタ44→トランジスタ45とその電流値が流れる
ことにより、両者のゲート・ソース間電圧が一致するこ
とになり、入力信号電圧最大値に対応した出力が端子V
 MAXに得られることになる。
最小値に関しても同様な議論となり、入力信号電圧の最
小値に対応した出力が端子VNINに得られることにな
る。
第3図は本発明の第3の実施例を示すものであり、第1
図及び第2図と同様の部分には同一符号を付しである。
この第3図実施例は、npn、pnpl’ランジスタに
対し、そのベース・エミッタ間電圧のバラツキを抑える
為の抵抗を入れたものであり、63〜72.73〜82
の抵抗は全て同一抵抗値である。また、カレントミラー
部のベース電流吸収供給トランジスタとして、バイポー
ラトランジスタの代わりにMO3I−ランジスタを使用
し、電流増幅率hfeの影響を少なくしたものである。
全体としての動作は第1図実施例と同様である。
今、最大値が1つの入力でトランジスタ4がONし、ト
ランジスタ1,2.3がOFF状態とすると、カレント
ミラー部の動作により、トランジスタ42に定電流源1
5の3倍の電流が流れることになる。第1図の如くトラ
ンジスタがpnp トランジスタにて構成されていると
、このトランジスタに流れる電流の1/hfeがベース
を通して、トランジスタ4のコレクタに流入することに
なり、カレントミラー部のトランジスタ8のコレクタに
伝わる電流に対して誤差を生むことになり、結果として
トランジスタ4を流れるエミッタ電流とトランジスタ1
4を流れるエミッタ電流に差が生し、端子VMAXに対
し、最大入力電圧に対し誤差のある出力を生むことにな
る。その為に該実施例においては、MO3hラントラン
ジスタ成してその電流増幅率hfeの影響を除去し、よ
り確かな出力ができる様にしたものである。
最小値に関しても同様な議論となる。
第4図は本発明の第4の実施例を示すものであり、第1
図と同じ部分には同一符号を付しである。
第4図において、83はダイオード接続されたnpnト
ランジスタ、86はダイオード接続されたpnpトラン
ジスタ、84.85は抵抗である。
この第4図実施例においては、定電流源負荷の代りに抵
抗負荷とすると共に、ベース・エミッタ間電圧(VBE
)補正用として、入力信号に接続されるトランジスタ(
1〜4,16〜19)と同種のトランジスタ(83,8
6)を用い、よりVBHの補正が正確になる様にしたも
のである(−船釣にpnpトランジスタとnpnトラン
ジスタのVBHには差があるので)。
今、1つの最大値入力として、■4がトランジスタ4の
ベースに与えられているとする。この時発生するトラン
ジスタ4のエミッタ電流はカレントミラーの機能により
、ダイオード接続されたトランジスタ83のエミッタ電
流と等しくなる。この時トランジスタ4と83のエミッ
タが共通接続されているので、抵抗84を流れる電流は
「2×1、」となる。
V4=VBE4 +2XRX It: であるから VMAX = VBE83+ 2 x Rx I E=
VBε83+ (V4−VBE4 )= V 4 + 
VBE83− VBE4トランジスタ83と4のエミッ
タ電流は等しいから、VIilAX=V4トなる。
最小値に関しても同様な議論となる。
第5図は本発明の第5の実施例を示すものであり、第1
図と同じ部分には同一符号を付しである。
第5図において、107,108,109はnpnトラ
ンジスタ、111,112,113はpnpトランジス
タ、110,114はオペアンプである。
まず、最大電圧V MAXの出力に関して、カレントミ
ラー部(5〜13.9〜12)にて選択された最大値に
対応する電流が、npnカレントミラー部107〜10
8に流れ、109のダイオード接続されたnpn)ラン
ジスタに流れる。オペアンプ110はその電流値に見合
った出力(=VMAX )を発生する。このことにより
、最大入力電圧に対応した入力トランジスタ(1〜4の
いずれか1つ又は複数)のエミッタ電流と補正用トラン
ジスタ109のエミッタ電流が等しくなることにより、
端子V MAXの出力は最大入力電圧に一致する。
最小値に関しても同様である。
この第5図の実施例においては、後段の補正用トランジ
スタに流す電流ブロックのみをオペアンプ構成とし、前
段はトランジスタ構成とされている為、第1図実施例に
比較して入力毎のオペアンブを必要としないので、IC
化する時の面積でも小さいもので済む。
上記各実施例において、それぞれの実施例におけるカレ
ントミラー部はその動作説明から明らかなように、各カ
レントミラー部に対する入力電流の中から最大の電流を
選択して出力する機能を持っている。即ち、第1図の実
施例を例に取ると、トランジスタ5〜13より成るカレ
ントミラー部へは、トランジスタ1〜4それぞれのシン
ク電流が入力となるが、該シンク電流の中の最大値を選
んでこれをトランジスタ13より流し、又トランジスタ
20−〜28より成るカレントミラー部へは、トランジ
スタ16〜19それぞれのソース電流が入力となるが、
該ソース電流の中の最大値を選んでこれをトランジスタ
28より流す働きを持つ。
このようなカレントミラー部を用いることにより、最大
電流値を選択して補正用トランジスタに最大電流値を流
し、入力信号電圧の最大値又は最小値を出力させること
により、 ■IC化する上で、よりチップ面積の占有が小さくなり
コスト的に有利。
■出力精度が高い(複数同一人力(最大又は最小)時に
も)回路が得られる。
(変形例) 本実施例では、入力信号として4つの入力を考えたが、
熱論これよりも多入力になっても少入力になっても同様
な機能が働くことになる。又、第3図のごとくバイポー
ラトランジスタとMOSトランジスタの組合せ方はこの
例に限らず、トランジスタ1〜4等をMOS)−ランジ
スタとしても良いし、トランジスタ5〜8等のみをMO
I−ランジスタとしても良い。
又、最大、最小出力回路をそれぞれ単独で設けても良い
のは勿論である。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、複数のトランジ
スタそれぞれに対応して接続され、オンしたトランジス
タにより電圧−電流変換された電流値に等しい電流を特
性補償用のトランジスタに流すカレントミラー部を設け
、以て、前記カレントミラー部により、電圧−電流変換
された最大電流値を選択して特性補償用トランジスタに
流すようにしたから、IC化する上でのチップ面積の占
有を小さくでき、且つ最大値或は最小値の出力精度を向
上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す回路図、第2図は
本発明の第2の実施例を示す回路図、第3図は本発明の
第3の実施例を示す回路図、第4図は本発明の第4の実
施例を示す回路図、第5図鎚 は本発明の第5の実施例を示す回路図、第6Aは従来の
この種の回路の一例を示す回路図、第7図は従来のこの
種の回路の他の例を示す回路図である。 1〜4,20〜29・・・・・・npnトランジスタ、
5〜14.16〜19・・・・・・pnp トランジス
タ、31〜34.51〜58,60. 61 ・・・・
=nMOSトランジスタ、35〜42,44,45.5
1〜58,60.61・・・・・・nMOsMOSトラ
ンジスタ図 第4図 第5図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の入力信号電圧の内の最大電圧が入力するも
    ののみがオンとなる、前記複数の入力信号に対応して配
    置される複数のトランジスタと、該複数のトランジスタ
    の特性補償用トランジスタと、該特性補償用トランジス
    タに流れる電流により生じる電圧を出力する最大値出力
    端子とを備えた最大値出力回路であって、前記複数のト
    ランジスタそれぞれに対応して接続され、オンしたトラ
    ンジスタにより電圧−電流変換された電流値に等しい電
    流を前記特性補償用のトランジスタに流すカレントミラ
    ー部を設けたことを特徴とする最大値出力回路。
  2. (2)複数の入力信号電圧の内の最小電圧が入力するも
    ののみがオンとなる、前記複数の入力信号に対応して配
    置される複数のトランジスタと、該複数のトランジスタ
    の特性補償用トランジスタと、該特性補償用トランジス
    タに流れる電流により生じる電圧を出力する最小値出力
    端子とを備えた最小値出力回路であって、前記複数のト
    ランジスタそれぞれに対応して接続され、オンしたトラ
    ンジスタにより電圧−電流変換された電流値に等しい電
    流を前記特性補償用のトランジスタに流すカレントミラ
    ー部を設けたことを特徴とする最小値出力回路。
  3. (3)複数の入力信号電圧の内の最大電圧が入力するも
    ののみがオンとなる、前記複数の入力信号に対応して配
    置される複数のトランジスタ、該複数のトランジスタの
    特性補償用トランジスタ、該特性補償用トランジスタに
    流れる電流により生じる電圧を出力する最大値出力端子
    、前記複数のトランジスタそれぞれに対応して接続され
    、オンしたトランジスタにより電圧−電流変換された電
    流値に等しい電流を前記特性補償用トランジスタに流す
    カレントミラー部を具備した最大値出力手段と、複数の
    入力信号電圧の内の最小電圧が入力するもののみがオン
    となる、前記複数の入力信号に対応して配置される複数
    のトランジスタ、該複数のトランジスタの特性補償用ト
    ランジスタ、該特性補償用トランジスタに流れる電流に
    より生じる電圧を出力する最大値出力端子、前記複数の
    トランジスタそれぞれに対応して接続され、オンしたト
    ランジスタにより電圧−電流変換された電流値に等しい
    電流を前記特性補償用トランジスタに流すカレントミラ
    ー部を具備した最小値出力手段とを備えた最大値最小値
    出力回路。
  4. (4)複数の入力端子と、一つの出力端子と、前記複数
    の入力端子に入力される信号電流の中から最大値を選択
    し、前記出力端子へ出力する信号電流選択手段とから成
    るカレントミラー部を構成する最大値出力回路。
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